2025-01-22 30:35

#213 科学/未来

日本科学未来館に遊びに行きました。

子連れでちょうどいい出掛け先を探した感じだった割には、色々考えてしまいました。


■参考リンク

日本科学未来館 (Miraikan)
https://www.miraikan.jst.go.jp/


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あずま
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鉄塔
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サマリー

科学未来館についてのエピソードでは、訪問のきっかけや展示に対する印象が紹介されています。特にインターネットの物理モデルや宇宙ステーションの展示が取り上げられ、科学の魅力や子供たちの反応について深く掘り下げられています。科学と技術の展示について、子供たちの興味を引く大切さや、AIの活用による未来への期待と不安が議論されています。また、ロボットとのコミュニケーションを通じて、子供たちの思考や学びの可能性が広がっている様子も描かれています。このエピソードでは、ロボットと人間の関係や、技術の進歩に伴う懸念について語られています。リスナーは、時代に取り残されることへの恐怖を感じつつ、ロボットが日常生活に浸透していることを認識しています。

科学未来館への訪問
科学未来、Image Cast。
いやー、行きましたね。科学未来館。
そうですね。そんな大げさなことではないけど、普通に。
ただ行っただけ。
そうですね。あのー、急にあずまくんから朝にメールがあって、
科学未来館に来ませんか?食べ物で、みたいなメッセージが来て。
祝日だったんですよね。月曜の朝祝日で起きて、科学未来館行くかってなったんで、
テッドーさんに連絡をした次第ですね。突然。
こちらも、どっか行かなきゃいけないなーと思いながら、
どこに行くっていうのがなかったから。
あー、ちょうど同じ状況だったんでしょうね。
あー、渡りに船みたいな感じでしたね。
ちょっとどこにも行かないまま過ごすのも、ちょっと子供的にもなーっていう。
そうなんですよね。
うん。
前日、あんまり出かけてなかったんで、
あー。
今日は出かける日っていうことだけ決まっていて、
はいはいはい。
あー、めちゃめちゃちょうどよかった。
ちょうどよかったね。
どっかしらね、行くところが決まれば、もうそれで行くかってなりますからね。
そうですね。
でも、ところでというか、科学未来館に行こうと思った理由というか、なんかあったんですか?
いや、それがないんですよね。
あ、ない?
もう、なんで行こうとなったのか覚えてない。
そのぐらいの無さ。
そう、そのぐらいの無さですね。
すごいなー。
子供がまあ電車好きだから、なんだっけ、ロマンスカーっていう、なんだ、小田急ロマンスカーか。
ちょっとリッチな電車があるんですけど、
はいはいはい。
それ乗ってみたいねっていう話もしてたんですけど、
それはなんか調べてみたら結構普通に高い。
あー。
ということで、行き帰りでなんかみんなで行ったら1万円とかかかっちゃうぞってなって。
はぁはぁ、もう旅行ですね。
展示の体験
そうですね。ちょっとそれはなとなって、東京に我々住んでるんで、科学未来館って意外と安いですね。
国立でしたっけ?
あ、そうなんだっけ。わかんないけど、多分そうなんだろうな。
儲けるぞっていう感じではなくて、
大人600円台で、子供は未就学児無料で。
なんか不思議だったのが、未就学児無料だけど、無料の人用のチケットがちゃんとあって、
それを持っていくっていう。
そうでしたね。
で、持っていくと、チケットを持ってない未就学児の子が普通にすっとこう入ってたりして、
あれ、あれ、あれは、
なんだったんだ。
人数カウントかなぐらい。
あー、かな。
まあ、でもなんか不思議な仕組みでしたけど。
まあね、僕、中学の修学旅行ぶりだったかもしれないですね。
あー。
あの、科学未来館。
あ、行ってたんですね。
そうなんですよ。
あの、科学未来館、展示見たのがそれぶりで、
はい。
1年前ぐらいにVRの展示、あの、体験できるやつがあって、
それだけ特別展でも企画展でもない、何かみたいなやつで体験しました。
それに行ったんですけど、その時は、あの、もう夜だったんで、
普通の展示は何にもやってなくて、
なんで、あの、正当な科学未来館体験はもう中学生ぶりでしたね。
なるほど、覚えてました?
あの、僕、中学校の、あの、修学旅行の科学未来館で、
もうハマりすぎて、
はい。
あの、気がついたら、周り誰もいなくなってて、
全員、あの、僕以外全員バスに乗ってたっていうことがあって、
そうなんだ。
それぐらい集中して見てたっていう記憶はあって、
へー。
その時にあったような展示がなかったかもしれないですね。
あー、まあ、さすがに結構20年以上前ってこと?
うん。磁石が浮いてて触れるみたいなやつだったんですけど、
超伝導状態になってるのかわかんないですけど、
なんか磁石がこう、3センチか5センチぐらい宙に浮いてるやつを、
こうツンツン触ったりできるっていうやつに、僕は夢中になってましたね。
うわー浮いてるっていう、浮いてることに対する感動でずっといました。
浮いてたら科学ですよね。
そうか。
浮いてるのと、でかい球体は科学。
あー、そうですね。
そっか、じゃあ科学未来館入ったら、やっぱあのでかい地球の球体が、
はい。
ディスプレイになってるやつが浮いてるのは、あれはもうまっすぐ科学なんですね。
科学館って大体でかい球体をモチーフにしがちじゃないですか。
広島も、あれプランチャリームだけど、なんかやたら球を。
広島にもあんだ、そういうの。
あと名古屋とかも、名古屋市科学館っていうのがあって、
一瞬富士テレビかなって思ったら、富士テレビよりも何倍もでかい球体みたいなのが。
そうなんだ。
どーんって。
名古屋にはそんなのあんだ。
日本の科学館の中で一番でかい球体は名古屋じゃないかな。
そっか。
テッドさんやっぱ科学館博士ですね。
割と言ってるかもしれないですね。
科学館には通ってますね。
科学館の仕事が多いっていうのもあるけどね。
何が一番すごかったですか。今回の科学未来館は。
何回も見たやつだけど、インターネットの物理モデル。
あれね。
あれはやっぱ好きかな。
2バイトの情報が。
そうそうそうそう。
コロコロコロコロコロがってやり取りされるやつ。
見た目はマーブルマシンっていうんですかね。
球体がコロコロ転がっていく、レールの上を転がっていくのを眺めるマシン。
ありますね。
みたいな感じなんですけど、その一個一個が白と黒の球でデータを表しているという。
ビリヤードのボールぐらいの大きさのね。
結構でかいですよね。
結構でかいですね。
それを自分で白黒白黒っていうパターンを意味が通じるように並べて、
それでGOっていってガラガラガラって流すと、
そのデータが中継サーバーを通して宛先にたどり着くまでいろんなサーバーとラインをガラガラ通って、
最終的にAターミナルで送信したものがCターミナルに一文字届くみたいな。
一文字っていうのが1バイトのデータを持っていて、白黒が8個あって、
その8個がどのパターンかによってアルファベットに対応しているっていう感じのコンテンツですね。
そうですね。すごく大枠でいうインターネットの仕組みみたいなものを、
物理的な球体が転がる仕組みだけで再現するというか。
すごいですよね。
宇宙ステーションの生活
そうですね。
めっちゃでかかったし。
あれはちょっと感動ものでしたね。
これずっと前からあるから、たぶん10年以上は置いてあると思うんですけど。
そうなんだ。
でもね、子供がさ、これ欲しいって言ったのちょっと困ったね。
家に入らないよって。
でけえ。欲望がでけえ。さすがテッドさんとこの子供ですよ。
とりあえず欲しいって言ってみるみたいな。
欲望のスケールがでかい。
欲しいって思えるのすごいなと確かに思ったけどね。
欲しいって思えるのすげえなって思いますね、それは。
でもちょっとやってみたかったのが、ちょっとね、順番待ちがすごい長いからできなかったけど、
未定義のアドレスに送信したらどこに行くのか知りたかった。
そんなことできるんですかね。
いや、仕組み的にはできてしまうんだけど。
で、ターミナルが自分以外4つでしたっけ。
宛先は4ビットの情報で決まるんでしたっけ。
そうですね。4ビットの情報でABCDEぐらいまであって、
自分に割り当てた時にどうなるかとかっていうのもどういう。
ローカルホストで。
そうそう、ローカルホストという概念があるかとか、
中継サーバーに行ってすぐ戻るのか、何かどこかに行って戻ってくるのかとか、
これちょっと見たかったな。
本当になんかスケスケのレールの中をひたすらボールが転がっていくっていう仕組みで、
ボールが隠れるところがないんで。
ないですね。
行き先を失ったボールとかがあった場合、どこに向かうのかとか、
ちょっと挙動が気になりますね。
いやー、聞いてみればよかったな。ちょっと次行ったら聞いてみましょう。
そうですね。
いやー、でもそういう、なんていうか、
いやでもね、科学だなと思ったのが、
白と黒を、どっちが1でどっちが0ですかって聞いてみたんですよ。
あー。
聞いたら、それはですねって、ちょっと若干嬉しそうな感じで話し始めて、
いやー、そういうのはいいんだよな。
そうそう、正論理と不論理っていうのがあるんですよってなって。
知らない言葉。
そう。あ、でも確かに電圧が高いところを1にするのか、低いところを1にするのかっていうのは解釈の問題っていうのがちょっとあるから、
その解釈によってこれは0にも1にもなるんですみたいな。
へー。
そこを適当に、白が1で黒が0と思ってくださいとか、パッて言うんじゃなくて、
なんか、結構展示ってさ、文字数の制限とかあって、深いところまでなかなか書けなかったりすると思うけど、
人間に聞くと、一歩深い情報が頼んでない方向から飛んでくるみたいな。
確かにね。
そこがいいですね。
そこに人間が立ってる意味がちゃんとある感じが。
ありましたねー。
いいですね、そういうの。
なるほどーって思って、なんかそこをわかりやすさでガッと適当に振るんじゃなくて、
ちゃんと読み解こうとした人に、読み解いた嬉しさがあるっていう展示だったなーと思って。
うーん。
まあ、良いなーと思いましたね。
いやー、いいですね。
じゃあ、あずまくんは?
いやー、僕なんかいろいろてくいものはあったっちゃあったんですけど。
そうですね。
なんだかんだ一番個人的に今グッときたのは、結構最後らへんの片隅に、
はい。
宇宙ステーションの部屋みたいなのがあって。
あー、はいはいはい。
行きました?あれ。
一応チラッと見えましたが、あの宇宙食とかがいろいろ展示されてるやつ。
あ、そうですね。
あの、宇宙ステーションの部屋ではこんな生活をしていますみたいな。
はい。
部屋の中の棚の形だったりとか、そういうのが全部再現されてあって。
で、ちょっと映像が流れたりとかして、こういう風に生活してるんです、みたいなテキストがあったりとか、物があったりとか。
外側には歴代の科学未来館を訪れた宇宙飛行士たちのサインが並んでたりとかね。
そういうのがちょっと渋いやつが個人的にはちょっとグッときましたね。
で、グッときたポイントが一番強かったのが、奥の方に宇宙飛行士の個室みたいなブースがあって。
へー。
多分その宇宙ステーションの中で生活してる時の寝たりする個室、スペースはこんなですよっていう展示なんですけど、むちゃくちゃ狭いんですよ。
そりゃそうでしょうね。
そりゃそうだろうなって、そんななんか広い部屋をあてがうようなスペースに対する余裕はないだろうなっていう感じなのと、あと縦とか横とかが多分ないから、別に縦に詰め込んでいても別にこう不快ではないのかもしれないけど。
普通だと人間横にさせてほしいけど、縦に寝るための寝袋が壁に貼り付いてるんですよ。
あー、そうかそうか。
そうそう。なんか腕と首を出して、なんかぶら下がる体勢で寝れるみたいな。
身の虫の感じの。狭いクローゼットぐらいの広さのスペース、なんかもうクローゼットより狭いんじゃないかぐらいのスペースに立つところと座る椅子があるぐらいみたいなところに立って寝るための寝袋と、で机の上になんか書物となんかCDプレイヤーとかあって。
あ、CDプレイヤーあるんだ。
科学と技術の展示
そうなんですよ。CDプレイヤーがあって、で窓のなんか丸い穴が開いてて、その窓からは外の地球だったりとかが遠くから見えてる、まぁ映像が流れてるんですけど。
過酷だし孤独だし、でもなんかこういう空間いいなって思って。
へー。
なんか人間が一番小さく完結できる空間というか。
あー。
このもう孤独もいいとこじゃないですか。あらゆる60億人の人間から一番離れた場所にいるみたいな感じじゃないですか。
そうですね。
で、地球の直径から見たら別にそんな大した距離じゃないかもしれないですけど、浮いてる距離も。
ちょっと待って、えっと。
でも気持ち的にはかなり確立された空間で、移動中でってなんかこう、絵的には夜行バスの窓から眺めてるような一人ぼっちで見てる夜景にもちょっと似てて。
なんかそこで僕はちょっと、なんか自分が一人で東京来る時と同じような感覚というか、共通点みたいなのをちょっと感じました。
あー、なるほど。こう知ってる人がいないっていう状態と人がいないっていう状態は、なんていうか、宇宙空間にいる感覚に、まぁもしかしたら似てるかもしれないってことですよね。
そう、そうかもしれないですね。
いやでも宇宙かーみたいな、ちょっと漠然としたエモさを感じましたね。そこが、なんか一番、今33歳の自分が刺さるポイントでした。
いいですね、その刺さり方というか。
いやちょっとあの科学館って、あの子供に興味をこう引くものを置こうとしすぎて。
あー、やっぱね、どうしても。
ギミックで見せる系がね。
っていうものがちょっと、まぁ多いなって思う時もあるけど、まぁそういうのと、なんていうか古き良き、古き良きっていうのかな。
そうね。
あの、ちゃんと科学の生の姿っていうか、まぁ科学というよりは技術なんじゃないかなみたいなこと思う時もあるけど、まぁまぁそれは置いといて、
科学と技術を素手で触らせてくれる場所っていう感じはちゃんと残ってて、やっぱいいなと思いますね。
確かにね。
やっぱ他のコンテンツに比べたら全くくるまれてない感じの科学ではありますしね、それでも。
そうですね。
まぁ子供の頃は僕もギミックとかその大好きだったから、子供の時にもっと近くにこういうところがあったらいけ地団だろうなっていう感じはしますね。
はいはい。
広島の科学館にはあんまり行ってなかったですかね。
いやそんなあるんですか。
あるよあるよ、バスセンターのすぐ近くに。
えー、あ、そうなんだ。
広島市に縁がなかったからなぁ。
遊び場みたいな雰囲気にちょっとなっちゃってる感じはあるかな。
あーなるほど。
入場料かかんなかったりはするんですけど。
あーいいですね。
なんか巨大な立体迷路があって、科学とは関係ないけどとりあえず子供は楽しめるみたいな感じだったりとか、
なるほど。
電子回路の実際試せるやつとかがあって、
あーすごい。
今度は急に難しすぎて、大人でも配線をこうミノム式クリップでつないでみましょうって言って、
ほとんどの組み合わせで何も起きないから大体諦めていくんですよ。
甘口か激辛しかやってないカレー屋みたいな。
それで僕はわかるから、コンデンサーの余裕が小さすぎて電球が光らないっていうことを言おうとしてるんだなとか、
それで声を繋ぎ換えてこうすると電球が光るんだな、あ、光った光ったみたいな。
いやー難しいですね、科学コミュニケーションって。
かなり難しいやつもあって。
やっぱそういうところをね、橋渡しというかブリッジとして科学コミュニケーターという仕事は必要とされるんでしょうかね。
今回結構チャットGPTに質問とかしながら見てた時もあるんですけど、
えーそうなんだ、それはいいですね。
そうすると、
写真撮って見せてってこと?
それやってもよかったけど、普通に言葉で、
例えばスーパー神岡んでの展示があったと思うけど、
ニュートリノを検出してって言ってるけど、ニュートリノ以外の粒子が来た時にどうやって見分けているのとか、
みたいなことをよく考えたらあんまり知らないんですよね。
そうですね。
そういうのを聞いていくと、こういう工夫でほぼ除外できているみたいな話とか出てきて、なるほどみたいな。
確かにそういうのって展示のところに書いて貼るにはあまりに膨大するじゃないですか。
全部は書けないから。
そんな細かいことまで。
まあでもそういうことを一個一個、なんていうか気になった瞬間に気になったことを聞くっていうのが、
なんか教育的っていうか、一番興味ある時に興味ある情報が来るっていうのは最高だなって思いましたね。
人間の興味を引き出すというか、パーソナル家庭教師みたいな存在というか。
そうですね。
いい使い方ですね、そういうのは。
すぐそこに図書館が併設されてて、すぐ見に行けたら、まあでもそれでもなかなか足が伸びないと思うけど、
そこでちょうどいい入り口、科学館が入り口になってそこから広がっていけるツールになるなあと思いましたね。
いいですね。
で、あの子供はどうでしたかね。子供は何が一番楽しかったか。
子供何が一番ウケてたんだろうなあ。やっぱ最後のレゴで、レゴをくっつけて動かせるゾーンじゃないですかね。
あー確かに。レゴとなんかモーターのユニット、モジュールみたいなのがあって、くっつけたらなんか動くみたいな。
はいはいはいはい。そういうのが体験できるよっていう。
あのあたり行った絵なんか企業協賛ブースみたいな雰囲気でしたね。
あーそうだったのか。
うん、丸ごと。
そうだったのか。確かに車とかあったね。
そうですね。僕はなんかそのブースの周りに貼ってあった、なんかAIで生成された未来の街のイラストがベタベタ貼って、なんか賑やかしみたいになっているのがめっちゃ嫌でムカついてました。
あー嫌だったんだ。
そう、あの前のねAIムカつくの話の続きみたいな感じになっちゃってあれですけど、未来っぽい雰囲気のそういうクリシェの再生産みたいなことに子供を付き合わせていることへのムカつきみたいなのが。
あー自分で未来のこと考えてない感じはするかもな。
そうそう。でなんか調べたら、それもなんか子供にこうAIで絵を描く体験をさせてみようみたいなやつで。
はいはいはいはい。
それでなんかそのAIを会社に取り込んでいい感じにしようぜんかみたいな会社の人がやってきて、いいAIのイラストを出すためのプロンプトを子供たちに教えたりとかするっていうことをやってたらしいんですけど、その結果物みたいな感じでこうベタベタいっぱい貼ってあったんですけど、なんかもうそのこともなんかすごい嫌でしたね。
全く本質的じゃないというか、未来だったりとか科学だったりとか想像力だったりということに対して、ただなんかそれっぽいイメージをこう再生産し続けてるだけの、なんかやりました予感しかない営みにこう子供を巻き込ませてるっていうのがすげえ嫌でしたね。
子供とロボットのコミュニケーション
まあ分かる。でもそこまで言わなくてもと思うけど。
まあね。
分かる分かるけど。
これは個人的にただ嫌だったっていう。
なるほどね。
うん。
いやーでもまあそういうことが可能なんだよってことを知ってもらうにはまあちょうどいいやり方かもしれないけどね。
まあね。まあまあまあそうかもね。
まあ一旦使ってみるっていうところまで行くことすら意外とハードルが高いから。
まあね。まあ確かに。大体の人はそれが一周目だから。
ね。まあその一周目を一旦触らせてあげるっていう意味では、まあありかなとは思います。
なのかな。
僕がなぜか用語派になってる。
貢献してる気がしないんだけどな。
貢献ね。なんかちょっとAIの話になっちゃいますけど、これを使って未来をどうするっていう話を前に、まず何ていうか悪用されないことで精一杯な部分がちょっとあるなと思っていて。
まあね。
この前ニュースのニュースキャスターが普通に喋ってるニュース番組の一部でAIが喋ってるコーナーがあったんですよ。
はい。
匿名の男性の声で淡々と読み上げる。で、AIで読み上げていますみたいなことを書いていて。
それは人権費でも削減って意味でもなく、なんか合理性でもなくて、AIは一旦ここまでできるようになってるからみんな注意しようねっていうメッセージなんじゃないかなと思って。
これぐらいはできるんだからねって。
で、じゃないとパッと聞いて違和感がないぐらいは流暢だったから、そのぐらいがいけるんだぞっていうことを知らないと自衛手段がなくなるっていうか、信じちゃうよなと思って。
一旦みんな、とりあえず使いこなそうじゃなくて、何が起きているか一旦知っといてっていう。
知ろう、知ろうの。
フェーズなんかなと思って。
知ろうがめっちゃ必要に確かになってんなとは思いますね。
そうですよね。
世の中の大半の人がどれぐらいのことが今できるようになってるかっていうのをあまり知っていない状態なのが、それがどんどん先鋭化されてるというか。
そうですよね。そこが不安ですよね。
っていうのはあるから、まあ確かに触れるというのは絶対必要ではあるなと思いますね。
そうですよね。まあっていう意味では、なんかやっておくべきことではあるなとは思う。
でもそれがAI教育とか、根本的に未来について考えることに何か繋がっているのかっていうことは、俺は疑問だね。
おっしゃる通り。
でも、AIのことを面白がろうと思ったら、逆に言うと何したらいいと思う?
どっから入ったらいいんだろうな。
それこそインターネットの物理模型、さっきの玉転がしで、そっからアルゴリズムってすごいみたいなことに本能的に気づく人もいるから、
そこで、そこをきっかけでコンピューターに興味を持っていくっていうのは、めちゃめちゃ生のものとしてあると思うし。
確かに、その点で言うと、そんなに科学未来館全体、AI、AIしてなかったな、という思ったほどは、というのは逆にありますね。
今、AIのことを話すのは難しすぎるんじゃないですかね。
あー、ちょっと触れない、今みたいな。変化も激しすぎてるし、どう大人がこう見たらいいんだよっていう風な見方をそもそも示せないみたいなのはあるかもしれないですね。
ロボットの展示は結構あったから、このまま行くとAIっていうのはロボットのことだと思うかもしれないですね。
なんかモフモフなロボットとか、いろんなロボットが展示されてるコーナーありましたよね。
ありましたね。動物系ロボット大集合みたいな。
あれが、うちの子はそこがすごいハマってた。
気に入ってた。
うん。だけど、もう本気で可愛がりに行くというか、本当に生き物を優しくこう手懐けるかのようにそーっと慣れて、よしよしみたいな。
慈しんでた?
そうそうそうそう。ずっと離れないんですよね。
すごいな。ロボットリテラシーというか、これを生き物と同じとみなす能力が既に備わってるって感じなんですかね。
なんか、うちの子がたまたま育ったっていうよりも、周り見てても結構子どもがコミュニケーションをすごい取ろうとしているのが見えて、
大人がこれはどういう仕組みなんだろうみたいなこととか、どこにセンサーついてるんだろうみたいな、そういう見方をどうしてもしちゃうじゃないですか。
で、ほほをよくできてるみたいな。
そうですね。なんかアイボとか触りながら、こんなに動く部分がいっぱいあるんだとか。
ね。
なんか、これでまあ27万円か。うん、なるほど。確かに大量生産してるからこれぐらい安くして生きてるんだろうなーみたいな。
そう、そういう感じがするよね。
AIの未来への影響
でもなんか、そういうのすっ飛ばして直接慈しみの対象として、なんていうか、すっとこう入っていっているのが。
いや、その方がリテラシーと言うとなんかあってかわかんないですけど、あるなっていう。
あるような気もするけど。
感じがする。
ちょっと自分がついていけてなくて、ちょっと怖い感じはしたんですよね。
あー、怖さ。
うん。なんだろう、可愛がること自体は全然いいと思うし、なんだったら、その、まあ今すぐは買わないと思うけど、
なんかアイボだったりとか、ラボットとか、いいなと思うものを一個選んで買うっていうか、買うというか。
家に招き入れてもいいなとは思ってるんですよ。
えー。
で、そうしないと、普通にロボットと生活していて、まあ生活の一部というか家族になっている人がたくさんいるじゃないですか。
そうですね。
で、その人たちを違う世界の人のように見えている状態が怖い。
あー。
でも、むしろそっちの方が多数派になっていくし、なんかなんだったら、お互いに傷つけてしまう可能性が結構あるなと思うんですよ。
はいはいはい。
こういう、お互いが分からないから。
で、なんでそんなにロボットにひどいことするんだろうって思う人もいれば、なんでそんなロボットに時間をかけて、なんか時間がもったいないぐらいに思う人もいるかもしれないし、
そこにはすごい溝があると思うんですけど。
はいはいはい。
で、その溝を正確に認識しておきたいなっていう。
うーん。
じゃないと危ないような気がするんですよね。
危ないというのは。
なんか、自分がそのロボットと暮らす人を傷つけてしまうかもしれないっていう。
はいはいはいはい。
のもあるし、傷つけてしまうかもしれないっていうのは、こちらが敵になってしまうだとしたら、危ないじゃないですか。
まあね。
あいつは何も分からん老人だと。
それも怖い。
はいはいはい。
で、どっちにしても、すごくガラッと変わろうとしているけど、ついていけてないものがそこにあるなと思って。
はいはい。
怖いっていうのは、そのついていけなさが怖いのかもしれない。
技術の進歩への懸念
うーん。
だから、ロボットを家に導入するとか。
そうですね。ちょっともう少し経ってからかなと思うけど、まあ考えたほうがいいなというのはちょっと思いましたね。
ああ、なるほどね。
もうなんかもう子供の方がネイティブじゃないですか、あらゆるものに対して。
そうなんですよ。
AIもそうだし、ロボットもそうだし。
うん。
なんだっけ、その人間は自分があの20歳だか30歳だかそれぐらいの時に周りにあったものを自然なものと感じて、それ以降に出てきたものを不自然で異質なものという風に感じるみたいな格言的なやつありますよね。
ああ。
子供からしたら、そのロボットもAIももう常に生まれた時から身近にあるインターネットもそうだし、当然の自然みたいな感じですよね。
そうですよね。
多分。
それを、まあロボット異質なものだと思って、あと70年生きる、まあ僕は100歳以上生きようとしてるんで。
あ、すごい。
うん。なんか100歳以上生きようとすると、ほとんど老後になってしまうんじゃないかと思って。
いやもう、年の話はいいじゃん。
確かにね。
うん。
いやでもなんか怖いものが来てるなというのをすごい感じましたね。
その残りの30年40年とか、そういうレベルの時間を、こう時代に取り残された人として生きるしかないのかみたいな。
そう。
そういう恐怖ですよね。
うーん、まあ取り残されるというか、自分自身は必要ないかもしれないけど、それを必要としているたくさんの人たちと一緒に生きていかなければならないことの怖さかな。
いやでも今の時代にその、例えば一人暮らしの老人だったとして、ツタヤでビデオ借りるのももう人間じゃなくて、なんか機械の使い方がわからないと借りれなくなっちゃったりとかしてて。
うんうん。
で、レジもセリフレジになったりとかしてて。で、なんかその社会全体がこう自分に側方向いている感覚というか。
はい。
なんかその孤独感みたいなすごい想像することあるんですけど。
あー。
なんかだいぶ辛いなと思いますね。
うーん、そうですよね。そうなってしまうんですよね。
人はいずれ。
世の中的にも全員に対して優しくあれっていう方が無理だし、優しくというか使いやすいとか。駅とか券売機とかは何とか優しくあり続けようとするかもしれないけど、全部がそうは絶対無理ですよね。
そこでロボットとどうしてもコミュニケーション取らなきゃいけないっていう時に、ロボットに対して心の底から敬意を払うことができないことによってコミュニケーション障害が発生して。
はいはいはいはい。
それで、なんていうか、自分は気づかないけど取り残されているってこともある。
あー、なんかもう映画になりそうですね、そういうの。
もうなってるかもね。
あるかもしれない。
自分の娘がロボットと結婚することになってそれを受け入れられるかみたいな。
そう。もうありそうだよね。
ありそうだね。
100個ぐらいありそうだよ。なんだろうな。それを異質なものとして受け入れるっていうのと、そうだよね、分かるって思えるかどうかっていうのはすごい距離があるけど、分かる方に行きたい。行けるなら。
行けるなら。できるだけってことね。
そうですね。行けるんじゃないかなとも思ってる。今なら。
まあ僕も特に根拠はないけど行けるんじゃねっていう気だけはしてますけど。
とにかく全乗っかりしていかないと、ロボットっていうのが未来の話じゃなくてもう現在の話になってるなっていう、そういう印象が強かったっていう感じですね。
なるほど。
ちょっとなんか冗長な感じになったけど、まあとりあえずロボット怖い。
怖いっていうか。
ロボット怖い。
今までは未来の話だと思ってたから、なんか急に現実の話に見えたっていう怖さっていう話でした。
でしたね。
まあまあまあそんな感じで、科学未来館に行ったよという話でございました。
ちょっとアクセスが悪いんですけど。
まあね。
どっから行くにしても1時間ぐらいかかるみたいな。
そんな感じありますね。
感じの場所にはありますけども、行ける機会がある人は行ってみてもいいんじゃないでしょうか。
はい。
いい感じですね。
じゃあ終わります。
はい。さよなら。
さよなら。
30:35

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