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  2. #654 学校を休んで学ぶ新制度..
2025-10-20 15:08

#654 学校を休んで学ぶ新制度。それって家庭格差が広がるだけ?

「ラーケーション」は学校を休んで平日にも学べる新制度。
でも「それって家庭格差が広がるだけじゃ?」 と不安に思いませんか?
今日はその「正論」に答えます。
本質は豪華な旅行ではなく、親子での「計画」と「対話」。
お金をかけずに子どもの「生きる力」を育むヒントと、中小企業の「働き方改革」 にもつながる視点をお届けします。

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#ラーケーション
#教育格差
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サマリー

新しい制度であるラーケーションは、学校を休んで親子での体験学習を促進しますが、家庭間の格差が拡大する懸念があります。この制度の具体的な価値や意義を掘り下げ、体験から得られる学びの重要性を考察します。ラーケーションは、学校を休んで学ぶことで子供の未来の選択肢を広げることを目指していますが、家庭格差を広げる可能性に加え、中小企業にも影響を与えることが重要です。

00:05
みなさーん、おはようございまーす。
2026年1月に株式会社アスナロブリッジを設立する予定の中小企業診断士のオサナイ先生こと、オサナイ和志です。
本日は2025年の10月の20日、月曜日でございます。新しい一週間がね、また始まったというところで、今週も一週間皆さん頑張っていきましょう。
僕はですね、昨日、青森の広崎にあるんですけど、スナックキャンディー青森というところで、近国の西野明宏さんのサロンメンバーの皆様方とお付き合いをしたんですよ。
これがね、めちゃくちゃ良くて、本当にね、最高だった一日だったんですよ。
詳しくはね、僕のインスタのリール見たりとか、フェイスブックで昨日ライブやってましたけども、最後ね、僕も9時で帰らなきゃいけなかったんで途中抜けたんですけども、その9時ちょっと前にね、みんなでオーシャンゼリゼを歌って、その後ね、星野歌を歌ったんですよ。
星野歌って皆さんご存知ですか?えんどつ町のプペルのミュージカル、今年8月にありましたけども、ここで歌ったブルーノの曲、歌なんですけども、これがね、最高で、みんなでね、コップ、杯を持って揺らしながらね、海賊の歌みたいな感じですよ。
あれをね、みんなで歌えたっていうのはね、僕は本当に素敵で、このね、めちゃくちゃ良かったなと思うんですけども、まあこの話はね、また明日させて、詳しくね、させていただきたいなというふうに思っております。
ラーケーションの導入
さて今日はですね、学校を休んで学ぶ新生と、それって家庭拡散が広がるだけというテーマでちょっとお送りしたいなと思っております。
リスナーの皆さんの中にはですね、ラーケーションっていう言葉を聞いたことがある方はいらっしゃいますでしょうか?ラーケーション、あまり聞き慣れない言葉なんですけども、ラーニング、つまり学習ですね、これとバケーション、休暇、これを組み合わせた造語なんですけども、これがですね、今全国の自治体で非常に注目をされています。
先日ですね、僕の地元であります青森県の、僕の地元の隣ですね、青森市の方でですね、青森県内で初めてこのラーケーションを試験的に導入するというですね、新聞記事がありましたので、これをちょっと基にしながらちょっと今日はお話しさせていただきたいなと思うんですけども、これってですね、子どもが保護者と一緒にですね、平日に学校を休んで、そして郊外で体験学習ができるようになっています。
郊外で体験学習ができるという制度なんですね。これは愛知県が一番最初に始めまして、もうすでに愛知県の方ではラーケーションの日という形で導入されているものなんですね。平日にですね、親子で例えば水族館のバックヤードに参加したりとか、あと農家さんで収穫体験をしたりとかね、学校ではできないような学びができる、本当に素晴らしい取り組みだというふうに思うんです。
なんですが、こういう新しい制度が出てくると、必ず聞こえてくる声があります。それって結局平日に仕事を休めて、旅行とか体験にお金を出せる裕福な家庭だけが得するんじゃないの?とかですね、むしろ経済的な事情で利用できない家庭との体験拡散が広がって、教育の機会が不公平になるんじゃない?というふうなこの指摘ですね、非常に正論に聞こえるんですよ。
で、今日はですね、この一見すると正論な懸念に対して、一応中小企業信頼区の視点としてですね、それを交えながら、この制度の本当の価値はどこにあるのか、そしてビジネスとしての視点、会社として企業としてこのラーケーションというものをどう捉えればいいのかということを含めてですね、ちょっと深掘りしていきたいなというふうに思っております。
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。聖愛高校野球部に書籍を寄贈するプロジェクトでございますけれども、現在まで127冊が集まっています。あと33冊となりました。今月末で締め切りにしたいと思っております。ぜひですね、皆様ラストスパートをかけたいと思っておりますので、温かいご支援、おいしい支援も結構でございますので、よろしくお願いしたいと思います。これまでご支援していただいた方のお名前です。
上村圭一さん、後藤健太郎さん、奥水梅加さん、黒田浩平さん、三上悠木さん、宮田光さん、谷畑政門さん、宮城翔さん、伊藤かな子さん、西田賢治さん、大中美香さん、奈良浩介さん、堀井真子さん、原美希さん、田中雄介さん、松島涼さん、福田康原さん、山松久美さん、辻浩人さん、小澤幸恵さん、中原和晴さん、越田健一さん、本田圭也さんの皆様です。
皆様の温かいご支援で127冊も集まっています。こちらの方は鴨頭吉人さんの名著であります「夢と金が9割」これを西愛高校野球部に届けようということで、ご支援いただいた冊数分だけ西愛高校野球部から感想が届くという仕組みになっておりますので、ぜひこちらの方、皆さん温かいご支援よろしくお願いします。
概要欄の方にペースショップのリンクを貼っておきますので、そちらからご支援いただきます。よろしくお願いいたします。
すみません、まだ鼻がグズグズで。一回鼻噛んでいいですか、すみません。
いやー、なんかね、まだ全然ダメですね、本当に。
もう少しね、完全復帰するまでもう少しだと思いますので、少々お待ちいただければなというふうに思います。
はい、気を取り直しまして、本日のテーマでございますけれども、学校を休んで学ぶ新制度、それって家庭格差が広がるだけというテーマでございますけれども、先ほども触れましたけれども、ラーケーションというのはですね、子どもが保護者と一緒に平日に学校で体験的な学びを行う日のことをラーケーションというふうに言います。
青森市の場合は年に3日まで、確か愛知県も年に3日だと思ってましたけれども、年に3日まで連続して休暇を取ることもできますし、バラバラに取ることもできるんですけれども、学校に1週間くらいだったかな、届け出ることで欠席扱いならずに休むことができるというこういう制度なんですね。
本題の家庭格差が広がるじゃないかという懸念なんですけれども、これはまさにその通りだというふうに思われる方も多いかもしれません。ネット上でもですね、経済面だけではなく仕事も休めない家庭の差が生まれるといった声は確かにあるんです。
しかしですね、僕はこの懸念というのはですね、ラーケーションの本質を見余っている可能性があるんじゃないかなというふうに考えています。いきなり今日の結論からお話ししますと、ラーケーションの価値というのはですね、体験の豪華さであったりとか、かけた費用では決まらないんですね。
その本質は何かというと、親子が一緒になって計画して、そして対話をして、日常とは違う環境で何かを発見するプロセスそのものにあるんです。そしてこのプロセスこそが子どもの将来にとって最も大切な生きる力を育む土壌となるんです。
体験学習の価値
なんでこういうことを言えるかということをですね、今日は3つポイントでお話ししたいと思うんですけども、1つ目のポイントとしては目的はですね、消費じゃなくて体験にあるということなんです。
ラーケーションって聞くとですね、ついテーマパークに行くとか旅行に行くといったお金のかかる消費をイメージしがちなんですけども、しかし愛知県の方で紹介している活動事例を見てみますと全く違う側面が見えてくるんですね。
例えば自宅でチラシ寿司を作りましたとかね、酢飯から具材の準備からそれから盛り付けまでお母さんと一緒に行いましたみたいなね。
それから近所の老人会の行事に参加してボランティア活動で合唱とかね、そういったものを行いましたとか、あと裁判所を傍聴するために地方裁判所に行きましたとかね、家庭科の授業で学んだことを活かして料理に挑戦しましょうとか、こういうのどうでしょうか。
ほとんどお金かかってませんよね。豪華な旅行に行かなくても平日の地方裁判所という非日常の空間で感じた空気であったりとか、あるいはおじいちゃんとかおばあちゃんと一緒に歌った経験というのは子どもの心に強烈な現体験として残るわけですよ。
ラーケーションというのはどこかへ行くことが目的ではなくて、何を学ぶかを親子で考えること自体が重要なんだということなんですね。
2つ目ですけども、これは計画する力と対話する機会の創出ということなんです。
ラーケーションの大きな特徴は、自ら考え、そして企画して、そして実行するという点にあるんです。
愛知県のこの事例にはですね、科学館へお母さんと一緒に行きました。行く前に塩梨を作りましたというものがあるんですね。
次のラーケーションは何をする?それを知るためにどこに行けばいい?塩梨を作るには何が必要かなという、こういった対話を重ねる中で、子どもというのはですね、自ら目標を設定して段取りを考えて実行するという、まさにビジネスの基本と言えるようなプロジェクトマネジメントだわけですよ。
この処方を学べるわけですよね。親はですね、子どもの興味関心を知る絶好な機会にもなりますしね。
子どもは自分の意見が尊重される経験を通して自己肯定感も育まれるわけですよ。こういったですね、濃密なコミュニケーションの価値っていうのはお金じゃ決して買うことができないんじゃないかなというふうに僕は思います。
最後3つ目ですけども、これは今日の結論にもなるんですけども、子どもの頃からね、外の環境に触れることがその子の資産を高めるということになるという点なんですね。
ここでいうその外の環境というのは何も海外であったりとかね、遠い観光地のことだけを指すわけではなくて、普段の生活圏から一歩踏み出していつもと違う時間であったりとか、それからいつもと違う人々に触れることを、そういうことのすべてを指すわけですよ。
先ほどの裁判の傍聴もそうですし、あとね消防が大好きで平日の消防訓練見学したというそういった事例もありました。
平日の市役所どんな様子かとかね、銀行はどんな人が働いているとか、そうした社会との生々しい接点を持つことで子どもたちはですね、自分たちが生きる社会の改造度というのを上げていけるわけですね。
ラーケーションの本質
自分とは違う価値観であったりとか仕事に触れることで、こんな生き方もあるんだという選択肢が広がって将来の夢を描くキャンパスが広がっていく、これこそが資産が高まるということの本質なんですよ。
ですからよくね、ユーチューバーになりたいとかもちろんそれは全然悪くないんですよね。
それって自分の周りの環境、スマホがあるからそういう環境でしか見えてないじゃないですか。
そうじゃなくてちょっと一歩離れて違う体験をしてみるという、これで資産が高まっていくという、そういったことが本質なんじゃないかなというふうに思うんですね。
豪華な体験が子供の視野を広げるんじゃなくて、多様な現実との出会いというものがこの世界を広げていくんじゃないかなと、僕はそういうふうに思います。
この話をすると子供だけの話かと思うんですけども、これって中小企業にも直結してまして、愛知県がこの制度を始めた理由の一つとして、
土日に働いている方が約45%、そして日曜日に働いている方が約30%おられて、休みの日に子供と一緒に過ごすことが難しいご家庭のためにということで、そういったラーケーションという制度ができたという側面があるんですね。
これってサービス業であったりとか製造業とか、土日稼働が多い中小企業にとっても他人事ではなくて、
社員がお子さんのラーケーションのために気兼ねなく平日休暇を取れるような職場環境というのは、
子育ての世代の優秀な人材を引きつけて、そして定着させるための強力な武器になると僕は思うんですよ。
また体験から学ぶという視点は、ちょっと角度を変えてみますと、社員研修であったりとか人材育成であったりとか、
そういった本質を考える上でも僕はすごく主催に飛んでいるなと思うんです。
何も高い研修プラグラムを導入するだけじゃなくて、例えば他社さんへの出向であったりとか、地域活動に参加するとかで、
そういった越境学習という機会を提供することが社員の資産を高めて、そしてその企業のイノベーションを生むきっかけになるかもしれないわけですよ。
ラーケーションというのは単なる休みではないんです。それは未来への投資なわけです。
そしてその投資はお金の多い少ないで価値が決まるものではないということを経営者の皆さんであったりとか、働く大人がまずは理解する必要があるんじゃないかなというふうに思います。
ということで今日のまとめでございますけれども、ラーケーションは家庭格差を広げるだけというとに対して、
その本質を理解することで新しい価値が見えてくるという今日はお話をさせていただきました。ポイントは以下の通りでございました。
中小企業への影響
ラーケーションの本質は体験の豪華さではなくて、親子での計画と会話というプロセスそのものにあるということでしたね。
それからもう一つは目的は消費ではなくて体験。事例にあるようにお金をかけなくても工夫次第で子どもの知的好奇心に火をつけることは可能ですよということでした。
3つ目、普段と違う環境。例えば平日の裁判所であったりとか消防訓練とかそういったもので人に触れる非日常体験が子どもの社会に対する改造度を上げていって将来の選択肢を広げる高い膝を育むということでした。
最後4つ目はこの考え方は中小企業にもおける人材育成、例えば人材確保ですね。
例えば働きやすい環境づくりであったりとかそういった社員の膝を高める人材育成のヒントにもつながりますよということを今日はお話しさせていただきました。
豪華な体験よりも対話に満ちたそういった体験をですね、それが未来への最高の投資になるんじゃないかなという僕は思います。
はい、ということで今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
ラケーションって本当に僕は良い生徒だと思うんですよ。
私も子どもが小さかったら絶対に利用したかったなというふうに思いますし、ついついどこか良いところに連れていかないとというふうに気負ってしまいがちなんですけども、
今日お話ししたような事例を見てもですね、家で知らし寿司を作るとか老人会で合唱するとかそういうことでいいんだと。
むしろそれがいいんだっていうふうに気づかれ、僕自身も気づかされました。
はい、ですね、ぜひこのラケーションどんどん皆さんの地域でも広がっていくことをね期待したいなというふうに思っております。
ということで今日の放送の感想であったりとかこんなテーマで話してほしいといったリクエストがあればぜひサンドFMの方へコメントをお寄せください。
週末、土曜日、日曜日ですねコメントを読ませていただきます。
ということで今日は学校を休んで学ぶ新制度、それって家庭格差が広がるだけ?というテーマでお送りしました。
朝鮮が人生だ。Don't worry, be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気にいってらっしゃい。
15:08

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