資金繰りの危険性
皆さん、おはようございます。中小企業診断士の、オサナイ先生ごと、オサナイカズ氏です。
この放送は、中小企業の社長さんや、そこで働く社員さんが、今日から元気になるために挑戦する、あなたのパートナーとして、日々の仕事に役立つ、ちょっとした気づきと元気をお届けする番組です。
本日は、2025年の9月9日、火曜日でございます。さて、本日のテーマでございますが、
まだ大丈夫が危ない、会社の資金繰り、本当に把握できてますか?というテーマで、今日はお送りしたいと思います。
社長さん向けかなという感じがしますが、社長様、うちの会社は利益が出ているから大丈夫、いざとなったらなんとかなる、なんて心のどこかで思っていませんでしょうか?
実はですね、そのまだ大丈夫という油断がですね、気づいた時には手遅れという事態を招きかねません。
いわゆる黒字倒産という言葉があるようにですね、利益が出ていても手元の現金がなくなれば会社は立ち行かなくなってしまいます。
今日はですね、そうなる前に社長が今すぐやるべきこと、そして会社の血液であるお金の流れ、こちらをね、正しく把握して未来の安心を手に入れるための具体的なお話をしていきます。
社長さんももちろんそうなんですけども、むしろ従業員さんがね、これをきちんと理解しておくと社長の助けになるんじゃないかなというふうに思います。
はい、ということで本題に入る前に少しお知らせをさせてください。西の秋広講演会、青森県弘前市でございますけど、おかげさまでですね、本当に満席でございまして、今ね、キャンセル待ちが本当にどんどん増えている状況なんですね。
で、えーと、今現在ちょっと見てみましょうか。キャンセル待ちだけでどのぐらいの方がいらっしゃるかと言いますと、えーとですね、ちょっとお待ちくださいね。
結構いるんですよ、もう。あるキャンセルもですね、何名かは出てきてはいるんですが、今キャンセル待ちだけで実は44名ほどおります。
早めの行動の重要性
で、えーと、これ多分ですね、もう全ての皆さんをこの講演会に参加させることはかなり難しいかなと思います。ただ諦めないでください。キャンセル待ちをしていても、そのキャンセル待ちを辞退する方も出てますんで、順にね、繰り上がっていく可能性もありますんで、まだチャンスは諦めないで、最後まで何が起きるかわかりませんから、最後まで希望を持っていただければなと思いますのでよろしくお願いします。
それからですね、一夜限りのプレミアム講演会スナック日誌でございますけれども、もうそろそろ、明日、明後日ぐらいには、ちょっとね、お密の関係もありますんで、2週間切りましたんで、ちょっと締め切ろうかなというふうに思ってます。これがラストチャンスでございます。何件かね、ちょっと質問もいただいておりましたんで、はい、あのー、えーとですね、場所どこですかっていうふうな質問をよく受けるんですけども、場所はですね、これ教えちゃうと、そこにファンが殺到しちゃうとね、日誌のファンが殺到しちゃうとまずいんで、
これはあの、あの、この権利をね、購入してくれた方だけに、メールで具体的な場所を教えしております。それから時間もですね、何時からですかっていうような質問もありますが、こちらも同じく参加チケットをね、買ってくれた方には具体的な時間の方も教えしております。
まあ、講演会がね、終わった後っていうのは間違いないんですけども、講演会もね、何時に終わるか、一応8時半終了ですけども、7時半終了ですけども、何時になるかちょっとまだわかりませんから、はい、えーと、もしね、そういった方いらっしゃれば是非、あの、ご購入いただければなと思います。あの、駅の周辺であることには間違いございません。えーと、弘前駅から東方で10分から15分圏内のところでは開催します。
アクセスはね、割と悪いところではないんで、はい、そこだけはお伝えしておきたいなと思います。ですから、どこでやるかわからないと思った方は、今の今日の放送を聞いてね、えーと、こちらの方でちょっと、えー、じゃあ、駅周辺だったら行ってみようかなという方もいらっしゃればですね、是非、購入していただければなと思いますので、よろしくお願いします。概要欄の方にリンクを貼っておきますので、是非、よろしくお願いいたします。
それでは本編でございますけれども、今日のテーマは、「まだ大丈夫が危ない。会社の資金繰り本当に把握できてますか?」でございます。えー、会社の経営においてですね、売上とか利益はもちろん大切です。これはもう皆さんね、誰でもお分かりかと思います。しかしですね、それ以上に生命線という風になるのが資金繰り。
つまり、会社のお金の流れ、キャッシュフローとも言いますけどね、会社のお金の流れになるわけですね。どれだけですね、長期上で利益が出ていても、支払いのタイミングでですね、現金がなければ、仕入れ先への支払いができませんし、もちろん社員さんへね、お給料も払うことができないわけですよ。会社はそこで止まってしまいます。ゲームオーバーということになるんですね。
で、なんでその資金繰りの問題っていうのが、その早め早めの行動が大切、大切さ大切さって皆さん言うんですよ。それ何でかっていうことをちょっとね、3つ大きく分けて理由があるんで、ちょっとお話ししていきたいんですけども、一つ目はですね、打てる手の数が全く違うんですよ。
どういうことかというと、資金がね、ショートするギリッギリの状態で、例えば金費官に駆け込んでも、いやもっと早く来てくださいよっていうふうに言われてしまいますし、融資の審査も厳しくなります。これはもう僕がお金をね、保証する立場だったんで、めちゃくちゃ分かるんですけども、本当にね、来週再来週にもう資金ショートするんですけど、どうにかなりませんかってくるんですけど、いやそれだったらなんでもっと早く来なかったんですかっていうですね。
まあまあいろいろ対処はしますけども、結局打ち手が減っちゃうんですよ。持ってるカードがね、トランプでいうと切り札がどんどん無くなってしまってるんですよ。だからもう切る手がほとんどないんです。そういった状況になってしまいます。
ところが、数ヶ月先にですね、その資金が厳しくなりそうだっていうふうに予測できていればですね、事前に相談することで金融機関も親民になってくれますし、融資の選択肢も広がります。プロパー融資、金融機関さんが単独で勝つプロパー融資が難しくても、例えばその保証協会付き融資であったりとかね、制度融資とかありますから、時間があれば様々な手を打つことができるんです。
ですからこれがね、打てる手が全く違うっていうのが一つ理由です。2つ目の理由としては社長の精神的な余裕が生まれるからなんですね。来月の支払いどうしようとかね、毎日ですね、お金の心配ばかりしていると、やっぱり本業である事業のこと、未来の戦略を考える余裕がなくなってしまうんですね。
この精神的な負担というのが、本当に経営判断を誤らせる原因にもなります。僕もそういった人をたくさん見てきました。なので、お金の流れを先々まで見通せるという安心感はですね、社長が前向きな経営に集中するための土台なんですね。これが2つ目の理由です。
最後3つ目の理由ですけど、これは取引先や社員からの信頼を失わないためなんですね。支払いの遅れっていうのは、会社の信用を一瞬で失意させてしまいます。1回失った信用を取り戻すのはめちゃくちゃ困難です。早めに対策を講じることで、やっぱりこうしたね、最悪の事態を未然に防ぐことができます。
具体的な対策
じゃあ、具体的に早めの行動とは何をすればいいのかということなんですけども、今日からできることを3つのステップでお伝えしていきたいなと思います。ステップ1、まずは現状把握を徹底するということですね。これは基本中の基本なんですけども、意外とできていない会社さんが多いです。
最低でも3ヶ月先、できれば6ヶ月先までの資金繰り表を作成してほしいなと思います。いついくら入ってきてお金が出ていくのか、このお金の流れを予測するんですよ。難しく考える必要はなくて、例えばExcelで簡単な表を作ることからで大丈夫なんです。
これは小さい頃お小遣いをつけた方はわかると思います。いくらお金がお小遣いをもらっていくら使ったかって本当にそれだけなんですよ。それを過去のものをつけていくと未来が予測しやすくなってくるんですね。毎月10日にはこの日から支払いがあるとか、毎月25日給料日だからこれだけ出ていくとか、いろんなキャッシュが出てくることを予測できるわけですよね。
ですからそういった形でまずは現状を把握徹底するということがステップ1です。ステップ2ですけれども資金繰り悪化のサインを見逃さないということです。資金繰りが厳しくなる前には必ず予兆、つまりサインが現れます。
例えば売り縁が急に落ち込んだとか、売りかけ金の回収が遅れがちになっているとか、棚卸し産、財庫が急に増えちゃったとか、金融機関が追加の融資に軟縮を示し始めたとか、こういった際に気づいたらなんとかなるだろうというふうに楽観視せずにすぐに対策を考え始めることが大切です。
それからステップ3。すぐに誰かに相談するです。ステップ1とステップ2で現状を把握して少しでも不安を感じたらですね、一人で絶対抱え込まずにすぐに相談してください。相談する相手っていうのはまずコモンのゼリーさんであったりとかメインバンクの担当者さんです。
そして我々のような中小企業診断士も資金繰りの改善計画であったりとか金融機関との交渉サポートができますので、客観的な第三者の視点が入ることで自分では気づかなかった解決策が見つかることも少なくありません。
相談は事態が深刻化する前にすればするほど有効な手を打てる可能性が高まります。
今日の結論ですけどもやはり早め早めの行動が大切ということでございます。資金繰りの問題は病気と一緒なんですよ。早期発見早期治療が何よりも肝心なんです。
ですから今日の放送を聞いてドキッとした社長さんであったりとか、あれ?うちの会社もしかしたら資金繰り危ないかと思った従業員さん、社員さん、ぜひ今日から資金繰り表の作成に着手してみてはいかがでしょうか。
今日のテーマである資金繰り、お金全般についてもっと深く学びたいという方にお勧めの一冊をご紹介したいと思います。
こちらでございますが、ワニタツヤさんという方が書いた本なんですけども、世界一受けたいお金の授業という本でございます。これもだいぶ古い2009年ぐらいの本だと思ってましたけども。
この本は資金繰りだとかキャッシュフローだとかといったちょっととっつきにくいテーマをめちゃくちゃわかりやすい言葉とそれから物語で解説してくれているんですけども、
教育力難しい専門用語を使わないでね、会社の利益で手元のお金がなぜずれるのかであったりとかですね、いろいろ面白い話をしてくれるこの本はしてるんですよ。
例えばそのお金の流れっていうのはね、日本の国家財政でも日本のお金の流れ、家計も会社も国家財産もすべて同じだとかね、そういったものであったりとか、
あとはですね、なんだろう、面白いの結構あるんですよ。なんで大人は決算書を勉強するのかとかですね、10分でスタバの決算書を読めるみたいな、そういう物語も書いておりますので、ぜひですね、こちらの方お手に取ってみてはいかがかなと思います。
この本を読むことでですね、実際の資金繰り表をただの数字の裏列ではなくて、未来を読み解く地図として活用できるようになりますので、経営者としてお金のセンスを磨く最初の一冊して非常にお勧めでございます。
概要欄の方にリンク貼っておきますので、ぜひそちらからね、Amazonのサイトからポチッとしてみてはいかがでしょうか。
資金繰りを安定させるために
ということで今日のまとめでございますけれども、手遅れになる前に会社の資金繰りをですね、安定させるために大切なことは以下の3つでございました。
まず1番目、資金繰り表を作成して最低でも3ヶ月先の未来のお金の流れを把握すること。
2つ目、売上減少や在庫の増加とか、資金繰り圧巻の差異を見逃さないということですね。早期に危険を察知すること。
最後3つ目、一人で掲げ込まず少しでも不安があればすぐに金融機関や専門家に相談することでございます。
何より大切なのはですね、まだ大丈夫という気持ちに潜む危険に気づいて今日から行動を起こすことでございます。
ということで今日も聞いていただきましてありがとうございました。
資金繰りの話っていうのはですね、ちょっと耳が痛い、重たいテーマだったかもしれませんけども、
ですが、この問題から目を逸らさずに先手先手で対策を打っていくことこそがですね、
会社と社員さん、そして社長自身を守る一番の近道でございますので、
ぜひ今日の放送をきっかけに自社のお金の流れを改めて見つめ直してみてはいかがでしょうか。
今回の放送や感想、そしてこんなテーマを話してほしいというリクエストがあれば、
ぜひサンドFMのコメント欄をやってお寄せください。週末、土曜日、日曜日にコメントの配信をさせていただきたいと思います。
ということで今日は、まだ大丈夫が危ない会社の資金繰り、本当にできてますか?というテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。Don't worry, be happy.
それではまたこの時間に、あ、それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気に。いってらっしゃい。神々だな今日は。
すいません。少し最後にお知らせでございます。
性愛高校野球部に書籍を寄贈するプロジェクトでございますけど、現在まで集まっている冊数が125冊でございます。
160冊を目指しておりますので、残り35冊となっています。
これまでご支援いただいた方々のお名前を読み上げさせていただきます。
まずは80冊ご支援いただきました。
神村圭一さんです。ありがとうございます。
それから11冊ご支援いただいた方のお名前です。
後藤健太郎さんです。ありがとうございます。
それから4冊ご支援いただいた方のお名前です。
奥水美香さん、黒田孝平さん、三上悠幸さんです。ありがとうございます。
それから以前行ったクラウドファンディングで3冊1セットでご支援いただいた方々のお名前です。
宮田光さん、谷畑雅人さん、宮城翔さん、伊藤かな子さん、西田健一さんです。ありがとうございます。
それから2冊支援していただいた方のお名前です。
小中美香さん、ありがとうございます。
それから1冊支援いただいた方のお名前です。
堀井誠さん、原美希さん、田中雄介さん、松島涼さん、福田康原さん、山松久美さん、辻浩二さん、小沢ゆけいさん、中原和原さん、小下健一さん、本田賢也さんでございます。
皆様ありがとうございます。
皆様のおかげで125冊の本が集まっています。
残り35冊。夢と金が9割ですね。
鎌頭義人さんの名著でございます。
こちらの方、あと35冊ご支援をお願いしております。
引き続き皆様からの温かい応援をお待ちしております。
概要欄の方にベースショップのリンクを貼っておきますので、ぜひそちらからご支援の方よろしくお願いいたします。