指示待ち社員の問題
皆さん、おはようございます。 中小企業診断士の、オサナイ先生こと、オサナイ和志です。
この放送は、中小企業の社長さんや、そこで働く社員さんが、今日から元気になるために、挑戦するあなたのパートナーとして、日々の仕事に役立つ、ちょっとした気づきと元気をお届けする番組です。
本日は、2025年の9月の4日、木曜日でございます。 今日のテーマでございますけれども、
指示待ち社員が自ら動く組織の秘密、知りたくないですか? というテーマでお送りしたいと思います。
社長が細かく指示しないと、誰も動いてくれないとか、なんで言われたことしかやらないんだろう? というふうに、社員の自主性のなさというか、そういうのに頭を抱えている経営者の方も本当に多いんではないでしょうか。
実はですね、社員が自ら考えて生き生きと行動する、いわゆるその自創する組織というものにはですね、ある共通の秘密が実はあったんですね。
今日は、僕が最近体験した驚きのエピソードを交えながら、 あなたの会社が明日から変わるかもしれない、その秘密を解き明かしていきたいと思います。
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。 西野秋広講演会in 東京都品川区のお知らせでございます。
こちらは9月11日木曜日ですね。 品川区立江原文化センターセンター大ホールにて行われる西野さんの講演会でございます。
会場が18時から開園が19時からとなっておりますので、会社外でも立ち寄ってお話が聞けるという感じでございますが、
実はS席のほうも完売しまして、残りA席のみとなりました。 そしてA席もですね、この放送を収録している時点では残り20席という風になりまして、
もうですね、ここに来て一気にチケットが売れ始めているということでございます。 本当に聞きたい方がいましたら、今すぐでもですね、
概要欄の方のリンクからですねチケットを買っていただければなと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。
アクセスでございますけど東急池上線の茨中上駅から徒歩5分のところにございますので、よろしくお願いします。
主催は尾崎雅一さんが主催ということでございますね。 広崎のこの西野さんの講演会のボラスタもやっていただいている尾崎雅一さんでございますけれども、
ぜひ皆さんね尾崎のことも応援いただければなと思いますのでよろしくお願い致します。 それからもう一つ、僕の主催する西野昭宏講演会、青森県広崎市でございますけれども、おかげさまでチケットの方はもうすでに完売となりました。
キャンセル待ちは現在受付中でございますが、あと残り20名までキャンセル待ちを受付しております。 もうすでに30名がキャンセル待ちをしているという状況でございまして、
できれば早め早めにキャンセル待ちの方登録していただければなと思います。 昨日も言いましたけど、キャンセル待ちで並んでたのにチケットの自分の順番が来たのにチケット買ってない方も何人がいますので、
そうするとその後ろの方にどんどんチケットが回っていくという可能性がありますので、まずキャンセル待ちの方の受付をしていただければなと思います。
あともう一つ、一夜限りのプレミアム交流会スナックニッションでございますが、こちらもねあと数名、本当はあと数名だけギリギリかな、お店の方と打ち合わせしながらあとギリギリちょっともうちょっと何人か行けるかなということで、
今チケットの方販売しておりますので、これはね講演会の方に参加しなくても大丈夫でございますので、ぜひこちらの方もよろしくお願いします。
自創する組織の秘密
ということで今日の本編でございますけれども、今日のテーマは先ほども申し上げました通り支持待ち社員が自ら動く組織の秘密を知りたくないですかというテーマでお送りしたいと思います。
自創する組織というのはですね、これはもうその経営者であったりとか管理者の皆さんにとってはもう本当に永遠のテーマでありまして、
僕もね会社員自体は本当この何とか自創する組織ができないかなというふうに色々考えてみましたし、理想の形なわけですよね。
社員さん一人一人がですね、上からの支持を待つんじゃなくて、自ら会社の目標を理解して自分で考えて、そして自分で行動して成果を上げてくれる。
まあこれができたらですね本当に苦労したいわけなんですけど、でも現実はそう簡単にはいかないと。
じゃあなんでですね多くの組織はこの自創できないんでしょうか。もちろん理由はいろいろありますが、例えばですね仕組みの問題、それから評価制度の問題とかね色々あるんですけども、
僕が一番大きいと感じているのは、その組織の軸になる部分、会社で言えばその経営理念がですね、社員の皆さん一人一人の本当に末端まで心の底から浸透しているかどうか、ここが一番大きいんじゃないかなと思っています。
私たちは何のためにこの仕事をしているのか、この問いに対する答えがですね、社員の中でバラバラだったらやっぱり組織の動きもブレてしまいますよね。
ですから、ここが一番大事なんですけども、もちろんですね働く目的は人それぞれです。生活のためにお金が目的の人もいるでしょうし、仕事そのものに働きがいを求める人もいるでしょうし、
でも、この会社にいる以上はですね、みんなで同じ方向を向いて進んでいこうよというのが理想なわけですね。ですので、100人いたら100人が同じ方向を向くということ。でもね、これが本当に難しいんです。だからこそ、自創する組織作りを一筋縄ではいかないんですよね。
こんな話をね、何で今日したかと言いますと、実は先週土曜日ですね、僕がPTAの副会長を務めている弘前学院生涯中学高等学校、中間一貫校ですからね、中学高等学校で文化祭があったんです。そこでまさにですね、理想の組織を僕は目の当たりにしたというふうな話をちょっとしたいんですね。
僕たちPTAも毎年ですね、模擬店を出しているんですね。今年はまた特に種類が多くてですね、炭火で焼くツクネでしょ、それから温かいお蕎麦、あとは精愛のね、夜勤が入ったお焼き、今川焼きですかね、っていうのもありましたし、あとなんだっけな、カラフルなフルーツジュースとか、それからあとかき氷かな、全部で5種類、5種類も販売したんですよ。
当日のお手伝いに集まってくれた保護者の皆さんがだいたい20名ぐらい。本当にめちゃくちゃありがたかったんですけども、普通ならですね、朝集まった時点で、じゃあ丸々さんはツクネ係お願いしますとかね、なんとかさんはお蕎麦の盛り付けみたいに役割分担をきっちり決めますよね。
一応ですね、事前に先生がですね、会議室の黒板に仮の担当を書いてくれてはいたんですが、当日ちょっと時間の関係もあって、PTAの会長から改めての指示であったりとか説明ってほとんどなかったんですよ。会長もですね、いやーこれ大丈夫かなーみたいな、ちょっと心配していたんですが、蓋を開けてみたらもうびっくりしました。
聖愛のね、保護者の皆さん、本当に素晴らしいんですよ。誰一人文句や戸惑いも見せることなくですね、黒板に書かれたその仮の自分の待ち場についてテキパキと仕事をこなしていくんですね。しかもこれ自然とね、連携プレイが生まれていくんですよ。
例えば会計は一箇所に集約して、そこから各ブースに机で一本入りましたーとかね、お蕎麦いっぱいお願いしますみたいな、そんなね、大きな声で注文を飛ばす係が自然と現れたりとか、お蕎麦の係はお蕎麦の係で、麺を茹でる人、盛り付ける人、お客様に渡す人っていう見事な流れ作業がですね、打ち合わせもしてないように出来上がっていったんですね。
これってね、練習したわけでもなんでもないんですよ。まさにノーサインなわけですよね。世愛は野球部が監督からのサインなしで選手が状況を判断して動くノーサイン野球で有名ですけども、まさかね、PTAまでノーサインになったとはですね、僕は正直びっくりしましたけども。
でもこれですね、会社組織で考えたらとんでもなくすごいことだと思いませんか。僕もね、いろんなその中小企業の組織見てきていますが、ノーサインでですね、ここまでスムーズに業務が回るなんてことはまずないですね。しかも一番驚いたのは、このPTAという組織はですね、利益を追求しているわけではないということなんですよ。
もちろん売上はですね、子どもたちのために使われますが、営業利益、営利企業のようにですね、利益を最大化するぞっていう目標で動いているわけではないんです。それなのに、それだからこそなのかもしれませんけど、この教育的なチームワークが生まれたんですよね。
なんでかなと思ってて、夜に打ち上げあったんですけども、保護者の皆さんが口々にこうおっしゃったんですよ。やっぱり子どもたちの喜ぶ顔が見たいからね。その一心ですよって。これを聞いて僕はなるほどってやっぱり膝を打ちましたね。これなんですよ。これこそが自創する組織の秘密なんですよ。
組織の目的の重要性
彼らを動かしていたのは、会長からの指示でも売上目標でもない。子どもたちを喜ばせたいというそのたった一つで全員が共有していた強烈な目的なんですね。この目的があるからどうすればもっと効率よく提供できるかとか、どうすれば子どもたちが喜んでくれるかをですね、一人一人が自ら考えて自然と行動に移すことができたと。
これってですね、よくよく考えると会社経営も全く同じなわけですよ。
聖母子野球部はね、do for others、つまり他社貢献という理念のもとに一致団結して農作業ができているようにですね、会社も私たちはこの事業を通じてお客様や社会にどんな価値を提供したいのかという明確な目的、つまり経営理念を全員で共有することができれば組織は劇的に変わるはずなんです。
利益であったりとか売上目標はもちろん大切なんですが、でもそれはですね、あくまでも目的を達成するための結果や手段であって目的そのものではないわけですよね。その順番を間違えちゃいけないんじゃないかなと僕は思います。
なんで私たちは、僕たちはここにいるのか。この問いに対する答えがですね、社員一人一人の心に深く根付いた時に組織は始めて、支持がなくてもですね、自ら走り出す、持続する組織へと生まれ変わるんだなと文化祭の模擬展から改めて気づかされたというふうなお話でございました。
今日のお話をしたですね、目的の共有ということに関して、ぜひ皆さんにご紹介したい一冊があります。それはサイモン・シネックさんが書いたですね、ホワイから始めよう、インスパイア型リーダーはここが違うという本です。これはですね、この本の中では、アップルであったりとかね、スターバックスといった成功した企業であったりとか、あるいはキング牧師のみたいな偉大なリーダーがですね、いかにして人々を引き付けて行動を促すか、
というのをこの本の中で分析しているんですけども、その答えこそがホワッと何を、じゃあとかですね、どうやってからじゃなくて、ホワイですね、なぜから始めることだというふうにサイモン・シネックさんがおっしゃっているんですね。
まさに今日の話の核心のですね、なぜこの会社は存在するのかとか、なぜこの仕事をするのかという根源的なですね、問いを明確にしまして、それを組織全体で共有することの重要性が多くの事例とともに非常に分かりやすく解説されております。自社の経営理念を見つめ直したいとかですね、社員のエンゲージメントを高めて自律的な組織を作りたい、そう願う全ての経営者、リーダーの方に、
必続の一冊でございますので、ぜひですね、手に取ってみてはいかがかなと思います。概要欄の方にリンクを貼っておきますので、そちらからAmazonのサイトの方に飛びますので、よろしくお願いします。それではですね、今日のまとめでございますけども、まずは多くの経営者がですね、自創する組織、これはですね、これ実現する鍵というのはやっぱり組織の軸、つまり経営理念の浸透にありますよということです。
それから、僕が体験したPTAの模擬店ではね、子供たちの喜ぶ感を見たいという、そういう強烈な共通目的が支持のない状況でも、メンバーの自律的な行動と、そして見事なチームワークを生み出していきました。それから、これはね、企業の経営も同じだということで、利益であったりとか売り上げといった目標だけじゃなくてですね、社員全員がですね、心から共感できるホワイト、なぜこの仕事をするのかという目的を共有することが何より重要だということですね。
それから最後に明確な目的という同じベクトルを共有できた時に、組織は初めて支持待ちではなく、自ら考えて行動する、自創する組織へと変化、進化するということでございます。
はい、ということで今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
いやー、なんかね、PTAの活動からまさかここまでね、深い経営のヒントを得られるとは思ってもみませんでしたね。
学びというのはですね、本当にどこにでもあるんだなというふうに改めて実感した一日でございました。
皆さんの組織のホワイは何でしょうか。一度社員の皆さんと語り合ってみてはいかがかなというふうに思います。
今回の放送の感想であったりとか、こんなテーマで話してほしいといったリクエストがあればですね、ぜひスタンドFMの方にコメントをお寄せください。週末、土曜日、日曜日ですね、コメントを読ませていただきます。
ということで今日は、支持待ち社員が自ら動く組織の秘密、知りたくないですか?というテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。Don't worry. Be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。今日も元気に。いってらっしゃい。
すいません。最後にご報告でございます。
性愛高校野球日に書籍を寄贈するプロジェクトでございますけど、現在また集まっている冊子が124冊となりました。
残り36冊でございます。
こちらのプロジェクトでございますけども、鴨頭よしひとさんの名著でございます。
これをですね、あと36冊ご支援いただきまして、性愛高校野球日に届けたいというものでございます。
現在まで集まっている冊数、現在までご支援いただいた皆さんのお名前を読み上げさせていただきます。
まずは、コミュニケーション大全黒金バージョンを80冊もご支援いただきました。
それから11冊ですね、ご支援いただきました。
それから以前行ったクラウドファンディングで3冊1セットでご支援いただいた皆様のお名前です。
宮城翔さん、伊藤かな子さん、西田賢治さんです。ありがとうございます。
それから4冊ご支援いただいた皆様のお名前です。
それから2冊ご支援いただいた方のお名前です。
それから1冊ご支援いただいた方のお名前です。
それから3冊ご支援いただいた皆様のお名前です。
ありがとうございます。
皆様のおかげで124冊の本が集まっております。
残り36冊、引き続き皆様からのあったかいご支援をお待ちしておりますので、ぜひよろしくお願いします。
概要欄の方にですね、ベースショップのリンク貼っておきますので、そちらからご応援ができますので、よろしくお願いいたします。