部下が考えない理由
おはようございます。挑戦する経営者のパートナー、中小企業診断士の オサナイ先生こと、オサナイ和志です。
普段は、AIを使って経営者さんと作戦会議をしたり、挑戦する人を応援するイベントを開いたりしています。
本日は、2025年の8月の20日、水曜日でございます。 朝のスタートに、皆さんの心にちょっとだけ気づきと元気をお届けしていきたいと思います。
早速でございますが、今日のテーマはこちらでございます。
なぜ、あなたの部下は自分で考えないのか、というテーマでお送りしていきたいと思います。
皆さん、人材育成と聞きますと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
大変そうだなぁとか、時間がかかるんだろうなぁとか、そう感じる方が多いかもしれないんですけども、
僕も会社員時代に、管理職として20年近く人材育成に携わってきましたけども、
人の財産と書いている人材を育てるということの難しさは、本当に痛感しているんですね。
特に多くのリーダーが抱える悩みは、なんでうちの部下は自分で考えて動いてくれないんだろう、ということじゃないかなと思うんです。
僕も管理職自体はそういうことをずっと思っていました。
先日、僕が地元の高校野球の試合を観戦していた時に、この長年の問いに対する非常に本質的で力強い答えのヒントを見つけてきました。
今日はその講義から僕が学んだ考える組織の作り方について、皆さんの職場にも通じる話をしていきたいなと思っております。
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。西巻広講演会in青森県弘前市が開催されます。
9月22日月曜日です。祝前日になりますけれども、弘前市民文化交流館ホール、広野4階にございますが、こちらで行われます。
弘前駅から徒歩3分ということで、非常にアクセスが良い場所になっています。
会場が17時から開園が18時からとなっておりますので、ぜひ当日こちらの方にお越しいただければと思います。
チケットは自由席3000円税込みで販売しております。PTXで販売しておりますので、概要欄にリンクを貼っておきます。
ぜひこちらからご購入ください。もう100席切っておりますので、ぜひ早めにご購入をお願いいたします。
本題に戻りたいと思いますが、なぜあなたの部下は自分で考えないのかということなんですが、
先日、昨日、おとといかな、夏の甲子園に出演しました、地元の弘前学院生愛高校野球部のですね、
秋の新人戦をちょっと見てきたんですけども、早いでしょ。今まだ甲子園やってるじゃないですか。
でももう負けるとすぐ地元に帰ってきて、もう3年生が引退して1年生2年生だけで構成された全く新しいチームで、今度は新人戦秋の秋季大会を
開催されるということなんですけども、僕が見に行った試合はですね21対0という本当に圧勝だったんですね。
スコアだけ見れば、甲子園に行ったチームですから当たり前でしょうっていうふうに思いますよね。
でも実はその前日はね、彼ら別の高校に5対6で1点差で負けてるんですよ。
以前、生愛高校の原田監督がこうおっしゃってたことがありまして、夏の大会が終わるとまたゼロからやり直しですって。
うちの選手自身が考えてプレーするノーサイン野球をいきなり新チームにやらせると最初はボロ負けするんですよってですね。
たまたま僕が見に行った試合は逆にボロ勝ちしてましたけども、でもね、だからこそ原田監督はたとえ21対0で対処している試合でもですね、一切指導の手は緩めないんですね。
僕が見たのはその人材育成のですね、本当に生々しい現場でしたね。
僕がね特にすごいなって思った場面があるんですけども、相手チームのバッターが三塁側のスタンドに入る大きなファールフライを打ち上げたんです。
サードの選手がねそれを必死に追いかけて行ったんですよ。しかしどう見てもフェンスを超えてスタンドに入ってしまう打球だったんですね。
そしたらそのファールになった瞬間にですね原田監督がサードの選手じゃなくてキャッチャーの選手に
こう言ったんです。なんで今お前が指示を出さないんだって。 なぜだかわかります?これ野球やっている方はわかるかと思うんですけども
キャッチャーはねグラウンド全体を見渡せる唯一のポジションなんですよ。 ですからあの打球がスタンドに入るかどうか一番よくわかっていたはずなんです。
にも関わらずキャッチャーがもう追わなくてもいいっていうね指示を、ジェスチャーを出さなかったためにサードの選手は無駄に全力疾走してしまったと。
このたった一つのプレーが選手の体力を無駄に消耗させて次のプレー、非では試合全体の勝敗に影響するかもしれない。
だからお前がそこで指示を押しなきゃいけないだろうっていうふうに原田監督はですねそこで話したんですね。
お客さんも何人がいますけどもやっぱりあの甲子園と違って声が響くんですよですからもう
相手のベンチにも全部それ聞こえてるんですけども、なんでお前がそこで指示出さないんだってですね
やっぱりそこで言うんですね。そこで教育をするんですよ。 なのでそれで別に
そのキャッチャーだけではなくてバッターにももちろんランナーにもですね同じように一人一人ですね
ベンチに帰ってきた選手に対してなんでそのプレーを選択したのかその理由をですね徹底的に聞いてたんですね。
そういうことなんですよ。あの青藍高校の強さの秘密であるその選手自身がですね
考えてプレーする農産野球っていうのは生まれつきの才能であったりとかセンスで出来上がっているわけではないんですね。
監督はこうして一つ一つのプレーに対してなぜを問い続けて選手に考えさせて膨大な時間をかけてですね
思考の癖つまり判断基準を体に叩き込んでいくんです。その地道なですね積み重ねの先にしか本当の意味での考える組織は生まれないんだなというふうに
僕は改めて思いましたね。これって会社の組織作りにおいても全く同じことが言えるんじゃないかなと僕は思うんです。
人材育成の重要性
うちの社員はなかなか自分で考えて動いてくれないとかねそう嘆くまいんですよ。リーダーはですね彼らに考えるための基準と考える機会をどれだけ与えているだろうかということなんですよ。
例えばなんですけども部下がミスをした時にですねあのまあ我々ついですねなんでこんなこともできないんだっていうふうに結果だけを攻めてしまいがちじゃないですか。
でも原田監督がやっているのは結果ではなくそのプロセスを問うことなんですね。
なんで君はこのやり方を選んだんだいとかねその判断の根拠は何だったのっていうふうにそう問いかけることで部下はね
初めて自分の思考のプロセスを振り返って次に何を改善すべきかっていうのを自分で考えるようになるわけですよね。
まあこうしてみるとですね人材育成っていうのは本当に一丁一石ではできないなというふうに改めて思いますね。
ベテランの原田監督ですらですねチームが大変わりすればまたゼロから根気よくですね同じことを教え続けるっていうその姿にですね僕は人材育成の本当の覚悟を見たような気がしました。
はいということで今日のお話でございますけど一言でまとめますとこちらになります。
人材育成とは答えを教えることではなく相手が自ら考えるための基準と機会を与え続けるということである。
私たちはですねつい良かれと思って部下であったりとか後輩にですねすぐに正解を教えたくなってしまうじゃないですか。
でもそれだと人はしじまし人間になってしまうんですね。
なんでそうすべきなのかその背景にある考え方や判断基準を根気よくですね何度も伝え続けるその地道な積み重ねこそが人を人材つまり人の宝財産へと変えていく唯一の道なんじゃないかなと思います。
もちろんですねこのやり方時間があればいいんですけども時間がなかったりとか数が限られていたりとかそういうことになるとですね全てが全てこのやり方が正しいとは言いませんけどもでもこの人材育成の王道というのは今言ったようなことなんじゃないかなと僕は思っております。
プロジェクトの進行
はいということで小さな築きから大きな一歩が始まるんじゃないかなと思いますということで今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
いやー原田監督の指導本当に勉強になるんですよね。皆さんの職場でどんな人材育成の工夫をされているでしょうか。
もしよろしければですねぜひスタンドFMのコメントの方で教えて頂ければなと思います。
ということで今日はなぜあなたの部下は自分で考えないのかというテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。Don't worry, be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。今日も元気にいってらっしゃい。
すいません最後にご報告でございます。
西愛高校野球部に書籍を寄贈するプロジェクトでございますけれども現在まで集まっている冊が113冊になっております。
160冊を目指して今プロジェクト進行中でございます。残り47冊でございます。
ぜひこちらの音声配信聞いた方概要欄の方にベースショップのリンクを貼っておきますので1冊からでも全然結構でございます。
ご支援の方いただければなと思います。
こちらのプロジェクトでございますが鴨頭義人さんのちんやげねやげインバウンド、コミュニケーション大全、そして夢と金が9割。
この3冊を1セットにして西愛高校野球部にまさに考えさせるための本かなというふうに僕は思っております。
ちんやげねやげインバウンド、そしてコミュニケーション大全の方は西愛高校野球部の方に届けております。
残るは夢と金が9割、こちらあと47冊集まりますと西愛高校野球部の方に届けることができるということになっておりますのでぜひ皆様からの温かいご支援の方お待ちしております。
これまでにこの3冊をご支援いただいた方のお名前を読み上げさせていただきます。
まずはコミュニケーション大全黒金バージョンをなんと80冊もご支援いただきました。
神谷さんこと神村圭一さんです。ありがとうございます。
それからクラウドバンディングの方で3冊1セットご支援いただいた方のお名前です。
宮田光さん、谷畑雅門さん、宮城翔さん、伊藤かな子さん、西田健二さんの皆さんです。ありがとうございます。
それから4冊1セットでご支援いただいた方のお名前です。
奥水梅香さん、黒田浩平さん、三上悠希さんありがとうございます。
それから2冊ご支援いただいた方のお名前です。大中美香さんありがとうございます。
それから1冊ご支援いただいた方のお名前です。
堀井誠さん、原美希さん、田中雄介さん、松島亮さん、福田康原さん、山松久美さん、後藤健太郎さん、辻後仁さん、小沢ゆきげさん、中原和春さん、越田健一さん以上の皆様の方でございます。ありがとうございます。
以上の皆様のご支援でもって今まで113冊集まっております。
ぜひ皆様引き続きこちらの方、あと47冊集まるまでこちらの方頑張ってプロジェクト進めて参りますのでよろしくお願いいたします。