変わるべきものと変えないものの識別
おはようございます。挑戦する経営者のパートナー、中小企業診断士のオサナイ先生こと、オサナイ和志です。
普段は、AIを使って経営者さんと作戦会議をしたり、挑戦する人を応援するイベントを開いたりしています。
本日は、2025年の6月20日、金曜日でございます。
花禁でございますね。今週も平日ラストということで、最後まで駆け抜けていきましょう。
早速でございますけども、今日の本題でございますけど、今日のテーマはこちらです。
変えるべきものと変えてはならないものの見極め方、としてお送りいたします。
皆さんはですね、仕事であったりとか会社員ですね、これはずっと昔からこうだからという理由だけで続いている監修であったりとかね、
時代は変わったんだから、もっとこうすればいいのにっていう風に感じるルールってありませんか?
変化の激しい時代の中で、我々は常に変えるべきか変えざるべきかみたいな、そういった問いに直面しているわけなんですね。
でも、その見極めっていうのがですね、非常に難しいわけなんですね。
伝統であったりとか本質を守ろうとしすぎて時代遅れになったりとか、あるいは逆にですね、
何でも新しくしようとして大事なものを見失ってしまったりとかですね。
神社の宮司の経営感覚
今日はですね、先日お話を伺ったある神社の宮司さんの言葉からですね、この普遍的なテーマ、変えるべきものとそれから変えてはならないものをどう見極めるかというそのヒントを探っていきたいなと思っております。
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。
西巻広講演会、青森県弘前市が開催されます。
ということで、9月の22日月曜日、祝前日になりますが、17時から開場、19時開演で行います。
場所は弘前市民文化交流館ホールです。
弘前駅から徒歩3分、商業施設の広路4階にございます。
少し早く来ても2階が蔦屋とスターバックスコーヒーがありますし、1階にもいろんなお店が入っておりますので、
ぜひそちらの方もブラブラしながら、17時開場になりますので、ぜひお越しいただければなと思います。
チケットの方でございますが、いよいよあさって6月22日日曜日、朝10時から販売開始となります。
今回も西戸さんの公演会、弘前では一般の公演会2年ぶりの開催となりますので、ぜひ皆さん楽しみにしていただければなと思います。
今回もまた楽しいというか、すごいめちゃくちゃためになるお話になるんじゃないかなというふうに僕は思ってますので、
300席限定となってますので、良い席というか早めにお申し込みください。
前回も2年前もギリギリになってお席ないんですかというふうな問い合わせがあったんですけど、
本当に会場のキャパで300以上増やせないというふうになっておりますので、どうしてもこれ以上は増やせませんので、
ぜひ絶対に行きたいという方は早めにチケットを6月22日朝10時にPTXのサイト、概要欄の方にリンク貼っておきますので、
ぜひそちらの方、今からログインしておいていただければなと思います。
それから、ボラスターの皆様の参加券でございますけど、5000円ですでにこちらの方は今回のボラスターリーダー本郷和彦さん、本ちゃんのベースショップで販売しております。
5000円で自由席最高列がついております。すでに17名のボラスターに参加していただいております。本当に皆さんありがとうございます。
あと残り3名ということになってますので、どうしようかなというふうに悩んでいる方がいらっしゃれば、ぜひ今回はめちゃくちゃ素晴らしいボランティアスタッフがたくさんいらっしゃいますので、
初めての方も大歓迎でございますので、ぜひこちらの方もよろしくお願いいたします。
ということで今日の本題に入っていきたいと思いますけども、先日ですね、1000年以上の歴史を持つですね、
ある神社の青森県にある神社なんですけども、その神社のぐうじさんのお話を伺う機会があったんですね。
その神社では数百年途絶えていたおみこしのお祭りをですね、数年前に復活させたそうなんですよ。
ただ昔と全く同じ形で復活させたわけではなかったんですね。
ぐうじさんはまだ若いんですよ。実は23歳でぐうじになって、多分史上最年少とか言ってましたから、めちゃくちゃ若いんですね。
お父様が救出されまして、それでそこを継ぐ形で戻って来られたということなんですけども、
本当にお話聞いてても、お若いのに素晴らしいなというふうに僕はね、すごい経営感覚を持っている方だなと思いました。
ぐうじさんって神社を司る方なんですけども、その経営感覚を持たれているっていうのは僕すごく共感しまして、
ちょっと今日お話しさせていただくんですけども、ぐうじさんはお祭りを復活させるにあたってこう考えたそうです。
変えてはならない本質と、それから時代に合わせて変えるべき形、これを徹底的に見極めたっていうふうにおっしゃったんですね。
この考え方は僕素晴らしいなと思って。神社にとって変えてはならない本質は何だったのかということなんですけど、それは祈りそのものなんですね。
お祭りって単なるイベントではないんですね。地域の安定であったりとか、人々の幸せを願う祈りがその中心になければならないと。
この祭りの本質は絶対にブレてはいけないんだと。一方で時代に合わせて変えるべき形もあった。
例えばおみこしの運営方法であったりとか、告知の仕方であったりとか、それから担ぎ手の募集方法とか、
昔ながらのやり方に固執するんじゃなくて、現代の地域社会にあった持続可能な形で運営できるように形は柔軟に変えていったそうなんですよ。
この話を聞いて僕はハッとしたんですよ。これって企業経営においても全く同じことが言えるなと。
企業経営への適用
会社にとって変えてはならない本質っていうのは経営理念であったりとか、お客様への約束であったりとか、
それからは大切にしている価値観とか、そういうものは変えてはならない本質だと僕は思うんですね。
逆に変えるべき形というものは、例えば事業内容であったりとか、働き方が使っているツール、
あとはマーケティング手法とか、そういったものは変えるべき形かなと僕は思うんですね。
多くの企業さんが陥りがちな失敗っていうのは、この2つを変えてはならない本質と変える形、この2つを混同してしまうことなんですよ。
例えば理念であったりとか、お客様の思いといった本質まで変えてしまってお客さんが離れていってしまったりとか、
あるいは古いやり方であったりとか、過去の成功体験という形に固執するあまりですね、
時代の変化に取り残されていってしまったりとかですね、この2つを混同することってあるあるなんですね。
グイージさんこうおっしゃってました。神社の経営も時代によってやり方は変わってきたと。
でも祈りという本質は変えてこなかった。だからこそ1000年以上続いてきたんだっていう、このバランス感覚こそがですね、
長く続く組織の秘訣なんじゃないかなって深く学ばせていただきました。いかがですか。
100年経過はすごいなっていうふうに思ってますけど、神社で1000年ですよ。1000年続いて経営をしている会社って聞いたことないですよね。
僕はグイージさんのお話でまだ若いんですけど聞いて、素晴らしいこのバランス感覚を持ちたなというふうに思いました。
今日のお話の中で、自社の変えてはならない本質ってなんだろうっていうふうに考え始めた方にぜひ読んでいただきたい一冊があります。
ビジョナリーカンパニー2秘訣の法則ってこれね、これ名著ですね。
ジム・コリンチさんの名著でございますけども、この本はですね、偉大な企業、つまり良い企業から偉大な企業へ秘訣を遂げた会社にはどんな共通点があるのかっていうのをですね、徹底的にデータ分析に基づいて解き明かした、これも名著ですね。
企業の本質を見極める
その中でね、この本の中でジム・コリンチさんがおっしゃっているのが、ハリネズミの概念っていう非常に面白い考え方を提示しているんですけども、これちょっと簡単に何かというと、偉大な企業っていうのは狐みたいにあれこれ手を出さないで、ハリネズミみたいにたった一つのこと、つまり円を3つ想像してほしいんですけども、一つ目の円が自社が世界一になれること、二つ目の円が情熱を持って取り組めること、三つ目の円が経済的な原動力になること、
この3つの円がですね、重なる部分に徹底的に集中するっていうふうな考え方なんですね。これがですね、まさに会社にとってですね、変えてはならない本質を見極めるための強力なフレームワークになるんですね。
今日の神社の話であれば、祈りという本質がまさにこの3つの円の重なる部分になったのかもしれません。
自社のハリネズミ、つまり変えてはならない本質は何なのかという、それを考える上で、これ以上ないヒントを与えてくれる一冊でございます。興味がある方はね、ぜひ概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひそちらからご覧ください。
さあ、それでは今日の話を一言でまとめますと、
変えてはならない本質と変えるべき形を常に見極めるのが持続可能な成長への第一歩になる。
あなたの会社にとってですね、絶対に譲れない本質って何でしょうか。
そして、その本質を守ってですね、さらに輝かせるために今すぐ変えるべき形って何でしょうかね。
これはですね、会社の経営者だけの話ではないんですね。
我々一人一人のお仕事においてもですね、この仕事の目的、つまり本質って何だろうとかね、
その目的を達成するためにもっとより良い形ですね、やり方はないだろうかとかね、
常に見極める視点を持つことが大事かなというふうに思います。
その小さい問いかけがですね、あなたとそしてあなたの会社をですね、より良い未来へと導いてくれるはずです。
小さな築きからですね、大きな一歩が始まるんじゃないかなと思います。
寄贈プロジェクトの進捗
ということで今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
神社のぐうじさんからね、本当に深い経営哲学を学ばせていただきました。
皆さんが思うですね、ご自身の会社の変えてはならない本質、もしよろしければ、
ぜひスタンドFMのコメントで教えていただければ、
明日、明後日、土曜日、日曜日ですね、またコメント返しをさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
ということで今日はですね、変えるべきものと変えてはならないものの見極め方というテーマでお送りいたしました。
Don't worry, be happy!
それではまた明日、この時間にお会いしましょう。
今日も元気にいってらっしゃい!
すいません、最後に少しご報告でございます。
聖愛高校野球部に書籍を寄贈する件でございますけれども、
今日現在で集まっている冊数が24冊になりました。
ありがとうございます。
トータルで160冊を集めるということで支援を募っておりますけれども、
24冊ということであと136冊ですね、となりました。
こちらは聖愛高校野球部に鴨頭吉祖さん、鴨さんの書籍、コミュニケーション大全、それから夢と金が9割、この2冊ですね、を寄贈すると。
すでにちんあげねあげインバウンドに関しましては、鴨さんの弘前公演会のスポンサーの皆様、そしてご支援いただいた皆様のおかげで、
無事80冊を原田監督のもとに届けさせていただいたということでございます。
この残りの2冊の本につきまして、皆様と一緒に寄贈したいなという風に考えています。
1冊からでも結構でございます。2冊寄贈していただいている方もおりますし、
この前もフェイスブックでもいろいろなSNSでも発信しましたけれども、とにかく皆さんと一緒に、
これは僕一人のプロジェクトではありませんから、皆さんと一緒にやりたいという風な思いはもちろんあります。
1冊でも結構でございますけれども、全然複数冊でも全然結構、例えば10冊とか20冊でも全然結構でございます。
その分、青山高校野球部の皆さんのたくさんの高校球児の感想文が皆さんに届きますので、
ぜひ、また複数、1回ご支援いただいた方も多い支援も全然歓迎でございますので、
ぜひこちらの方、何冊でも結構でございますので、ご支援いただければなという風に思いますので、
引き続き皆様からの温かい応援をお待ちしております。
概要欄の方にこちらのほう、ベースショップで販売しておりますので、リンクを貼っておきますので、
ぜひこちらからよろしくお願いいたします。