賃上げ応援奨励金制度の紹介
この放送は、鴨頭良義人出版記念講演会 in 大分県別府市を応援している
ことけん先輩こと、ことけん太郎さんの提供でお送りしています。
ことけん先輩、ありがとうございます。
ということで、みなさん、おはようございます。
2026年1月に、株式会社アスナロブリッジを設立する予定の
中小企業診断士の、オサナイ先生こと、オサナイ和志です。
本日は、2025年の11月の6日、木曜日でございます。
ということで、今日も元気にやっていきましょう。
ということで、まずはスポンサー様のご紹介でございます。
今月のマンスリースポンサー様は、ことけん先輩こと、ことけん太郎さんでございます。
ことけん先輩、ありがとうございます。
ことけん先輩が応援されているのは、11月8日土曜日19時から
大分県別府市にあります、別府ビーコンプラザで行われる
鴨頭良人最強会社員出版記念講演会in 大分県別府市2025with他社貢献です。
こちらのイベントでございますが、炎のYouTube講演会、鴨頭良人さんの講演会となります。
主催は、大分県大分市にあります、足場解体工事の和工組、高橋坂広社長でございます。
こちらですが、来年販売予定の書籍プロ会社員をベースとした講演会となります。
まだ出版前の書籍の内容を聞くことができる貴重な講演会となっておりますので、
ぜひ皆様、お越しいただければなと思います。
今週の土曜日ということで、残りあと2日になりましたので、
概要欄の方にPTXのリンクを貼っておきますので、そちらから皆さんご参加いただければなと思いますので、よろしくお願いします。
今月のマンセルスポンサーは、ことけん先輩ことことけん太郎さんでございました。
ことけん先輩、ありがとうございます。
ということで、今日のテーマはですね、
賃上げは負担?それとも未来への投資?というテーマでございます。
物価高が続いておりますけれども、従業員の給料を上げたいけど正直厳しいっていう、そう感じている経営者の方が多いんじゃないでしょうか。
そんな中ですね、我が地元の青森県弘前市でですね、青森県内初めての賃上げ応援奨励金というものを発表したんですね。
こちらは最大100万円の支援ということで、100万円支援があればですね、賃上げへの一歩を踏み出せるかもしれないなというふうに思います。
今日はですね、この制度を活用して人を大切にする経営を実現する方法についてお話しいたします。
賃上げの必要性と現状
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。
青藍高校野球部員書籍を寄贈するプロジェクトでございますけれども、今週金曜日、いよいよ明日の23時59分までになりました。
現在集まっている冊は131冊でございます。残り29冊となっておりますが、皆様からの引き続き温かい応援をお待ちしております。
これまでご支援していただいた方のお名前です。
以上の皆様でございます。皆様のおかげで131冊まで集まっております。
これからもう一つでございますが、僕のスタンドFMのスポンサーになってくださいというお願いでございます。
こちらでございますけれども、今月は後藤健太郎さんにスポンサーになっていただいております。
来月12月分、そして新年一発目、2026年1月のプレミアムスポンサー枠を応募しております。
心を込めて1分から2分ほどスポンサー行動させていただきますので、よろしくお願いします。
また誰かの夢を応援したいという他社交付金の方も大歓迎でございます。ぜひこのチャンスをおつかみください。
詳細、お申し込みにつきましては、概要欄のほうに貼っておきますので、ぜひそちらからよろしくお願いいたします。
さて今日はですね、賃上げは負担、それとも未来への投資というテーマでお送りしたいと思うんですけれども、
我が地元の青森県弘前市でですね、青森県内では初めてとなる賃上げ応援奨励金制度というものを10月20日ですかね、発表しました。
これは何かと言いますと、市内に本社がある中小企業などがですね、従業員を増やして賃金を上げますということを実施した場合に最大で100万円を支給するという、
これはなかなか画期的な制度だなと僕は思ったんですけれども、対象期間が2025年4月、今年の4月から来年の2026年2月までというふうになります。
雇用保険の非対象者数を増やして、かつ賃上げを行った企業、これがポイントなんですね。これが対象となるということなんですね。
で、なんで今このタイミングでっていうふうに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これ背景にはですね、全国的に物価が高騰しているということと、
あと一つ大きいのは、深刻的な人手不足というのがあるんですね。青森県の最低賃金なんですけれども、昨年時間額が953円が適用されていたんですね。
2024年10月5日からですか。時間額が953円が適用されていました。今後もね、物価動向に応じた引き上げが続くというふうに見込まれていますし、
来月にはですね、11月21日には1029円に改定されるというふうな予定になっているんですね。
この中小企業の経営者にとってはですね、この賃上げっていうのはやらなきゃいけないことだっていうのが皆さんわかっているんですよ。
ただ、正直負担が大きいっていうのが本音なわけですよね。でもちょっと考えてほしいんですが、賃上げをしなければ人材は確保できません。
これね、鴨頭よしそさんもよくおっしゃってますが、賃上げしてそして値上げもしなければいけないんだということをよくおっしゃってますから、まさにその通りで、賃上げしなければ、値上げしなければ人材確保できないわけですよ。
今いる従業員もより良い条件の会社があれば、これは今の時代は転職っていうのを考えるかもしれないわけですよね。
人手不足っていうのは、そうなるとますます深刻化して事業の継続そのものが危うくなってくるっていう、これが今多くの中小企業の皆様が直面している現実なんですね。
制度の活用と未来への投資
そんな中、弘前市ではですね、市民の暮らしを守るというそういう明確な目的の下で、行政として中小企業の賃上げを応援するという姿勢を示したということなんですね。
ここで診断士としてこの制度をどう活用すべきかということをお話ししたいんですけども、
これは弘前市の方に限定になるかもしれませんが、多分これ他の自治体でも、これ国の予算を使ってやってますから、他の自治体でもこれから広がっていくと思うので、
弘前のお話ですけども、全国的にもこのリスナーの皆さんにもお伝えしておきたいと思って、今日お話しさせていただくんですが、
この奨励金を受け取るにはまず2つの条件がある。
1つ目は雇用保険の非保険者数の増加、つまり新しく人を採用するか、もしくは既存のパートさんであったりとかね、
アルバイトの方の労働時間を増やして雇用保険に加入させる必要があるんです。これが1つ目。
2つ目は賃上げです。つまり人を増やしてさらに給料を上げる。これが条件なんですね。
両方というふうに思われるかもしれません。でもこれは僕は実はチャンスだと思うんですよ。
なぜなら人を増やすことと賃上げを同時に進めることで職場環境が大きく改善すると僕は思うんですね。
人手不足で一人一人の負担が重くなっているというふうに皆さん職場はそう思っていませんか?
ですから新しい人材を迎え入れてさらに賃金を上げるということで、
賃上げの重要性
従業員のモチベーションは僕は上がると思います。定着率も向上して求人員の応募も増えるというこういう好循環が生まれるんじゃないかなというふうに思うんですね。
そしてここが大事なポイントなんですけれども、賃上げはコストではなく投資だということなんです。
従業員がこの会社で働き続けたいというふうに思える環境を作ればですね、経験とそれからスキルこれが蓄積されていきますのでサービスの質が向上していくと。
そうするとお客様の満足度が上がって売上を伸びると。結果として企業の競争力が高まるというこういうロジックなわけですよ。
特に弘前みたいな地方都市だと若者の流出が大きな課題になるわけです。
ですので地元で働きたいけども給料がっていうふうに思って東京であったりとかね仙台に行くっていうふうな若者をたくさん僕も見てきました。
でも賃上げすることによって弘前で働き続ける環境が整えば若者の流出を食い止めることができるんじゃないかなと。
これは地域の持続可能性に直結する重要な取り組みだと僕は思っています。
ただし注意点もあります。これあくまでも奨励金ですので、奨励金頼りすぎて、奨励金が終わった後に賃金水準を維持できなくなるリスクなんですよ。
ですから一時的な施策で終わらず、これ持続可能賃上げ体質への転換が必要になってくるということなんですね。
そのためにはどうすればいいのと。賃上げと同時に進めるべきことがあるんですけど、それが生産性の向上なんですね。
IT導入補助金であったりとか省力化投資補助金であったりとかこういったものを活用して業務のデジタル化であったりとか自動化を進めると。
少ない人数でも高い成果を出せる体質に転換していくということで、賃上げで従業員に還元しつつ利益率を維持・向上させていくということができるんですね。
例えば請求書の作成自動化するとか、あと在庫管理をシステム化するとか、顧客の管理をクラウド一元化するとか、こうした小さなDXの積み重ねというのが大きな効率が繋がっていくんじゃないかなというふうに思っています。
弘前市の賃上げ応援奨励金というのは青森県内で初の取り組みです。つまり弘前市内の企業は先行者利益を享受できるチャンスがあるということなんですよ。
この機会をぜひ弘前の企業の皆さん、逃さず積極的に活用していただきたいと思いますし、また全国的に波及していく可能性がありますので、
ぜひ弘前市の取り組み、皆さんの各地域でも見ていただいて、もし地元の企業で、地元の自治体で取り組みをするということがあれば積極的に応募してみてはいかがかなというふうに思います。
こちらの賃上げ応援奨励金でございますけれども、昨日11月4日から受付が始まっておりまして、先着80社ということになっていますので、
11月4日火曜日から始まっておりますので、ぜひ弘前市のホームページで確認できます。
自社が対象になるかどうかということで、ぜひチェックしてみてはいかがかなというふうに思います。
ということで、今日も聞いていただきましてありがとうございました。
賃上げって確かに負担に感じるというふうなこともあると思うんです。
でも従業員を大切にする企業こそが地域の未来を作ると僕は思います。
弘前市のこの取り組みはまさにそれを後押しするものだというふうに僕は感じました。
ということで、今回の放送の感想であったりとか、こんなテーマで話してほしいといったリクエストがあれば、
ぜひスタントFMへコメントを寄せてください。
週末、土曜日、日曜日にコメントを読ませていただきます。
ということで今日は、賃上げや負担、それとも未来への投資というテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。Don't worry, be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気にいってらっしゃい。