2024-01-26 31:01

現実はグロテスクか?【GMV925】

私たちのモノの見方はコントロールが効かない。
00:04
おはようございます、グッドモーニングボイスです。
1月26日、金曜日、午前4時57分。
ついでに0度です。寒いですね、今日も。
最低気温が、NINOMIYAにしてもさらに下がってマイナス2度とか書いてあったんですけども、
これは、何だろうな。
Yahooだとこの温度だけど、Appleだともっと低いみたいなのはありますか。
いずれにしても評点下ですね。
私が知る限り、今期で4回目かな。
まあまあ、滅多にないです。
お知らせですね。いよいよ、あさっての日曜日。
グッドバイブス×タスクシュートで、負のループから脱出する、というテーマでやります。
これですね、脱出できない人から見ると、本当に脱出できるのかって思われるだろうなと思っているわけですが、
脱出できるんですけどね、脱出できるんですが、
今回私は久しぶりに、いいタイミングと言いますか、そういうのに着目してるからそういう感覚になるのかわかりませんが、
これを負のループにするのは簡単だっていうのを今、どっぷりそこにはまっているんですね。
それはまもなく出る本の構成作業なんですけど、これを負のループにするのは至って簡単だって思うんですよ。
ということは脱出することはできるはずなんですよね。
なぜならば、私は負のループに入ってないんで、できることとしては多分これを負のループとして説明できるなって思うんですよ。
ということは、負のループと正のループ、正のループってものは、正のループも負のループもないんですけど、
実はループそのものは同じでも、負のループであるか正のループであるかは選べるということになるわけですね。
こう言ってみても、なかなか納得の問題でもあるんですよね。
多少はありますよ、多少は。全然一切ないってことはないです。
例えばこの構成だって、構成していないときの方が楽でしょうね。
だから環境が無関係であるとは言いませんが、ほぼ無関係であるという感覚はあります。
それは解釈とか観点の問題ってよく言われるし、これも全くそうでないとは思わないんですけど、
解釈の問題でないのは、解釈の問題だとするならばそういうこともできますが、
03:02
どっちかというと僕は負のループこそ解釈の問題だって感じはします。
そこに何の解釈も交えずに、それが負だと認識するのは困難ですからね、人間にとってはおそらく。
だからやっぱり負のループっていうものがこの世にあるというならば、それは解釈の問題だって感じがしますね。
さっき途中僕が言いかけましたけれども、実際にはループがあるかどうかが大変疑わしいので、
ループというものがそもそも解釈の問題ですから、私はこれはループじゃないような気がしていますからね。
ループだと見ようとすればそれはできますよっていう話です。
なんかややこしいことを言ってるようなんですけど、
福笑いを見てそれを顔だと思うか、そうではないと思うかってのはですね、ある程度は環境にもよりますよ。
そりゃ目っぽいものと口っぽいものと鼻っぽいものがあるからね。
そして人間の脳は顔の瞬別が早いんですよ。
これはもう有名な話なんですけど、脳はこれを顔だって認識するのがすごい早い。
だからあれですよね、車のCMでも最近やってましたけどね、
三菱の車でしたっけ、顔っぽくしてるじゃないですか。
あれを顔に見立てるのは良いですよね。
良いですが、顔じゃないですよね、車はどう考えたって。
車に鼻も目も口もないわけですよ。
だからそれは解釈の問題なんですね。
ループっていうのはそういうものです。
不というのもそういうものです。
合わせるんだったら特にそういうものです。
だからそれがそこに何にも全くないじゃんとまでは言いませんが、
そこに顔がないものに顔を見るということは起こり得る。
私自身が今やってるやつもそうで、これを負のループに見立てるのは良いである。
だけど見立てないことはできるわけですね。
それをするためにGood Vibesの方が、これは間違いなく有利だなって思うんですよ。
Good Vibesというものを携えて、それを徹底的にフル活用すると多分良いと思います。
タスクシュートでもできないことはない。
これは逆の言葉の方がはるかによく言われてしまうんで、
それもまた解釈なんですけれども、
タスクシュートでループを見るのは非常に簡単なんですよね。
僕は最近その辺の観点をよく考えるんですよ。
タスクシュートの中にループを見るのは至って簡単だと。
何ならサイクルとかルーチンというものも簡単に見つけ出せますが、
それはやっぱり解釈なんですよね。
本当はそこには何もないわけですよ。
これは私はそこに何もないのは当たり前だろうと思うんですけれども、
例えば地球の光点とかってあるじゃないですか。
06:02
地球は太陽の周りを回っている。
でもそれは解釈ですよね。
地球は別に太陽の周りを回っているわけではないんですよ。
先に軌道が決まっているわけじゃないですかね。
あくまでもあれは運動の結果、我々がそこに軌道を見るのであって、
だからその軌道は完璧な何かではないわけですよね。
完璧な式で表せる。
完璧な式で表せようとすると必ずそこが少しずれる。
これが生物だったら僕らはそのことをすぐに理解するんだけど、
物質なんで何かあらかじめ定められた軌道の上を乗っかっているかのような説明もできちゃうと。
でもそれはあらかじめ誰かが軌道を決めるはずがないですよね。
だって超新星の爆発の結果、太陽系の軌道というものは、
結果としてそう動くようになったんであって、
だから原理ずれるんであって、
だから気候変動というものが唐突に起きたり、
氷河期とかが来たりするわけじゃないですか。
それよりもはるかにループになるものは当てにならんものなわけなんだけれども、
僕らはそこにループを見たがると。
でもそれは見ようとしているから見えるものであって、
見ようとしなければ見えなくなって、そして消えてしまう。
という話なんですけれども、
これなりの時間をかけて2人でお伝えしようというものです。
だから今ループにはまって困ってつらいという方は、
ぜひ聞いていただけるといいんではないかなと。
今後ループにはまりそうになった時も、
これもなんていうんですかね、
よくあるじゃないですか。
わかってるのにはまっちゃうみたいなね。
なんかカッパユセみたいなもんですよね。
そういう意味ではね。
そういう観点を取りたいはずはないんだけど、
取っちゃうというようなやつですね。
このまま行くと頭痛くなるなと思いながら、
なんかよくわかんないゲームを続けてしまうみたいな。
そういうのに似てる。
でもやめることはできるんですよ。
難しいか簡単かというのは非常に難しい話ですよね。
やめるのは簡単ですが、だってゲームしなきゃいいんだから。
しかも誰にも強制されてないという前提でですね。
でも難しいってみんな言うじゃないですか。
だったら難しいんでしょうね。
っていうこの説明のややこしさですよね。
なんて言うんでしょうね、これは。
お酒あと一杯みたいなやつで、
別にそれやめるの簡単じゃないですか。
飲まなきゃいいだけなんだから。
うってなってるときにさらにそこに一杯入れる方がエネルギー利用するじゃないですか。
でも僕らそっちを選択することがあると。
私も学生時代結構ひどかったですからね、この種のことが。
簡単なんですよ、それをやめるの。
僕なんか今酒なんか飲まずに済むんで。
むしろ飲まない方が楽なんで。
09:00
簡単なんだけど、でもこの一杯がやめられないんだよ、難しいんだよって言われれば、
まあそうですよね、それはね。
そうともいえ、というような話がここには絡んでいるねっていう部分もあります。
今日はちょっと短めに済ませたいと思っているわけですよ。
背景音も、バックグラウンドの音楽も変えてですね。
週の終わりということもありますし、
そもそもこの空間が寒くて付けたり消したりするこの暖房が嫌だっていうこともあって、
短くしたいというのがあるわけです。
外はとっても綺麗で満月もやたら綺麗なんですけどね。
今日は簡単に済ませようと思うんですけど、
何と言えばいいんでしょうね、これはね。
久しぶりにこの話をしたいんですけれども、
罪悪感って倉園慶三さんならおっしゃるやつですね。
二人いて、夫婦がいて喧嘩するみたいな話もそうなんですけれども、
ああいう時にまさにそういうことが起こるんですけれども、
以前ね、細川てんてんさんという漫画家、今ももちろんいらっしゃるんですけど、
つれがうつになりましてで非常に有名になった方ね。
彼女が事務所、事務員になった時代の話を書いてるんですけど、
電話が取れないと。
この話がですね、時々この番組でも紹介させていただいて、
細川てんてんさんにとってはいい迷惑かもわからんけど、
紹介しているわけですよ。
僕はこの電話が取れないという話は本当にいい話だと
つくつく思っているんですね、精神分析的にって意味で。
精神分析、もちろんこの電話が取れないだけで、
なんか症例とか言い出しちゃダメだと思うんですよ。
これを自己愛だの、ヒステリーだの、そういう話に持ってく前に、
この、なんていうんですかね、現象そのもの。
なんか話が長くなりそうな話してますね、僕ね。
現象そのもの、電話が取れないと。
もちろんね、いろんな理由を考えると思うんですよ。
これを解釈と人は言うんですよ。
例えば電話を出て嫌な思いをしたことがあるとかね。
でもそれはそれとして電話が取れないというのは、
それはそれとして電話が取れないって結構深刻じゃないですか。
深刻じゃなかったんだけど、彼女にとって多分それほど。
でもね、最後のコマでふと電話が取れないことが書いてあった。
別に忘れてしまったって不思議はないわけですよ。
結局取れなくても事務員やってられたんで、
電話を取れずに事務員ができるのかっていうと、
それは職場によるんだなってことがこれでわかるんだけど。
細川さんのそのコミックではさ、ずっと問題になってたのは、
彼女にとっておかしな人。
おかしな人がおかしなことを言ってくる。
例えばなんか知らないけど課長を奪い合ってることになっちゃっていて、
12:01
その課長を細川さんが好きだと思ってるから、
この会社から追い出してほしいという女がいるみたいな話になってるんだけど、
これがね、この人が非常に変な人として描かれているわけですよ。
果たしてこの人は変な人なんだろうかっていう話と、
合わせて電話が取れませんっていう話。
この話は僕はすごくいい話だと思うわけですよね。
これを精神分析というものが何とかするものなのではないだろうかと。
僕は細川てんてんさんが精神分析のカウンセリングを、
それがポスト、つまり精神分析的心理療法だったとしても受けたかどうか、
大変疑わしいと思っていますが、
でも細川さんは最近、
岡田海人さんを引用したり、
リツイートしたりされるわけですよ。
今リツイートと言わないのか、リポストするわけですよ。
これはやっぱりそうだなって思うんですよね。
病気だって話ではないんですよ。
これを病気だとは僕は思わないんですよね。
ただここには精神分析的なものがすごくある。
もう少し分かりやすく言うと、無意識が介在しているって思うんですよね。
電話が取れないっていうのは、
例えば電話が苦手ですって人はこのようにいっぱいいますよね。
僕得意ですって人1に対して苦手ですっていうぐらいだと思ってます。
でもこの9の人のうちの、9を100にした場合、
そのうち99%は電話平気で取るんですよ。
この人たちは、つまりただ苦手だと若干思っている程度で、
何にもそこに介在させている部分が大してないんですね。
少なくとも意識の上の話なんですよ。
ここがすごく大事なんですね。
東京アラート研究会で山崎さんが繰り返し、
繰り返しというか随所でここが大事っていうところにアンコントローラブルって言ったんですよね。
コントロールできないんだよっていう話ですよね。
コントロールできないっていうのが私は無意識の
最大のポイントを捉えるべきかなって最近思うんですね。
意識できないとかその現象が自分の中に全く入ってないというのは、
そういうケースもあるんだけど結構重篤な感じがする。重いなって感じがするんですよ。
いや私それを言った覚えが全くないわみたいな。
それはなんかちょっと危ないなって感じがするんですよ。
私そこ行った覚えが全然ないみたいなね。
いや全然ないってのはおかしくねえかっていうような言ったのに、
無有病かそれはっていう話になっちゃったら怖いなって思うんだけど、
コントロールできないっていうのが僕らの意識が全くできないわけじゃないんだけど、
コントロールがまるで効かない。
例えば僕この、そもそもこのポッドキャストを始める最大のきっかけが心身傷で、
ジンマシンがブワッと出たってやつ喋った。
ジンマシンコントロールできませんよね。
しかしそれによって僕は胃カメラまで飲んだんだけど、
15:02
いやいや体は全然健康抜群ですみたいに言われて、
いよいよ困ったと。
そういう話をしました。
で、クラゾノさんのところに行ってこういう話をすると、
どうしてもね、むしろ帰って逆効果なんじゃないかと思って、
この番組だけに、しかも信じなくていいですからって言っておきますよ。
クラゾノ圭三さんにグッドバイブスの話を聞いていって、
戻ってくるうちにすでに下がっていき、
数日のうちに全部消えたわけですね。
信じなくていいですからね別にね。
信じなくていいけれども、
ここの話の中で僕は一番着目してほしいのは、
グッドバイブスすごいよねって言ってもいいですけれども、
一番僕が注目してほしいのは、
アンコントローラブルっていうふうに山崎孝明さんがキーワードとして挙げてた、
それなんですよ。
僕はジンマシンを出すことも引っ込めることも自分ではできなかったんですね。
これはしかも身体的な病気ではなかったから、
心理的な病気なんですよ。
ここに厄介さがある。
ジンマシンは無意識とは言えないですよね。
目に見えてそこにあるわけですよ。
でも出てくる。
つまりこれはだってコントロールできるくらいなら出しませんからね。
はっきり言って絶対に。
しかもそれは心理的な理由の、
メンタルな理由のみによって出てきているわけですから。
ついでにアトピーもその時治ってしまったという、
これも全くアンコントローラブルです。
全然コントロールできないわけですよ。
自分では。
そういうことが起こるんだっていうのがまさに、
フロイトがあんなに本を書いて、
あんなに一生懸命言って、
あんなに悪評を立てられたのは、
つまり無意識なんですよっていうのは、
コントロールできないんですよと言ってるわけですよ。
例えば性欲とかはね。
大体あの非常に下世話なテーマだったかもしれませんけれども、
ある紳士がですね、
間違いなく愛人と不倫してたわけですよ。
まずこれがそうですよね。
アンコントローラブルじゃなかったら、
しないじゃないですか。
そんな社会的地位が高い人。
結局ややこしいことになることは、
あの時代ですら違いはないわけ。
そしてその紳士は夢を見る。
この夢ももちろん、
我々だってそうですが、
アンコントローラブルなわけですよ。
なんか知らないけども、
殺す夢を見ていた。
で、その辺からフロイトが出てくるんだけどね。
殺す夢ってのはつまり、
愛人と不倫しているんだけれども、
不倫していた。
当然ですよね。
不倫すりゃするよね。
でも不倫って間接的な殺人なんではないですか。
っていう話をしているわけですよ。
それはもちろん、
その事実だけを取り上げれば、
異論百出で、
ずっとディスカッションしなきゃならないかもしれないけど、
そうではなくて、
そういう気持ちになることは、
アンコントローラブルなわけですよ。
こういう話をフロイトは山のように見つけて、
山のように書いて、
めちゃくちゃバッシングされて、
危うく殺されそうになったわけですよ。
ナチスの時代ですからね。
で、この話って、
18:00
さっき何で細川てんてんさんの漫画の話をしたかというと、
彼女が電話を取れないのはアンコントローラブルだと、
僕は思うんですよね。
事務員屋って雇われてるんだから、
コントロールできるぐらいなら電話取るわけですよ。
絶対。
取れません、取れませんよって言って、
本当に取らずにいるっていう人は、
結構立場が厳しくなる。
だから取れるぐらいなら取るわけですよ。
で、我々は嫌だ苦手だ言ってても、
あっさり取ってしまうのは取れるぐらいなら取るからなんですよ。
コントロールできるからなんですよ。
できないから取らなくなっちゃうわけですよね。
つまりアンコントローラブルな領域が、
彼女の仕事の中には、
職場の中には確かにあったという、
あれは一つの大きな、
エポックメイキングまで言ったら言い過ぎかな。
でもそういうところになってるわけ。
で、その課長を奪い合ってることにさせられ、
なんだか知らないけど、
目の前の女の人が、事務員が、
この細かさやめさせろとか、
課長に言ってわけわからんみたいな話をしてるんだけど、
ここにアンコントローラブルがありますよね。
まずその女性の動きを全然制御できない。
これは当然ですね。
その女性もまた、
細かさやめさせるなんてことはできない。
しかもその女性もそうですけれども、
そういうわけわかんないことを、
本当にそうだったのかどうかは私は知りませんよ。
だけれども本当にそうだったとすれば、
それをやめることができない。
自分で細川さんにやめてほしいと思うとか、
課長と不倫してしまうとかも、
やめようと思っても、
おそらくその人はやめられない、
っていう姿がここにはないんですよね。
細川さんはめちゃくちゃイライラする。
当然かもしれないけどイライラする。
このイライラもアンコントローラブルなわけですね。
つまり無意識がどれほど、
ここに激しく滞在しているかという点で見ると、
全く違う光景が僕には見えてくる気がするんですよ。
僕は多分フロイトをあれほど読む前に、
この漫画を読んでいたら、
全く違う漫画に読めてただろうなと思うんですよね。
なぜ細川さんが、
てんてんさんがですね、
あの電話のコマをなんとなく影がさすように
スッと入れているか関係ない話ですからね。
ついに電話が取れるようにならなかったみたいなのを
入れなくていいわけですよ、全然。
入れちゃってるわけですよね。
僕はこれはほとんど、
でも絵を描くのに手間かかるしね、
青山さんコマ割いてるわけだから、
無意識に描くなんてこと考えられないじゃないですか。
でも僕はほとんど無意識に
このコマ入れただろうなって思うんですよ。
一見何の関係もないこの電話が取れないことと、
同僚との人間関係における
ぐちゃぐちゃがですね、
ぐちゃぐちゃなのか知りませんけど、
モニョモニョする動きが
モニョモニョでちょっと済まない感じだったんですけどね。
21:00
僕これは、
もちろんそれは、
いやいやそれは同僚が良くなくて人間関係の問題で、
電話電話で別に考えればいいんだよ
っていう考え方の方が今主流かもしれないけど、
僕にはもうそういう風には絶対見ることができないんですよ。
この一連の動きは全て関係があって、
しかもなんつうんですかね、
世の中一般でよく解釈されるような解釈とは
全然違うところにあるという気がしちゃうんですね。
しちゃうんですよ。
長寿がっていうキーワードは一つ取り出してきてもいいかなと思うんですよね。
追い出したいだの、抜したいだの、イライラするだのというのは
全て本来あるべき姿というものが、
これも無意識で、
アンコントローラブルに頭の中で展開されてしまうんですね。
もっと普通の職場であってほしかった。
もっと穏やかな人間関係であってほしかった。
もっと他長も毅然としてちゃんとした人であってほしかった。
でも現実はそうでもないわけですよ。
ところでもっと電話が鳴らない職場であったり、
そもそも職場に電話がなければいいのに。
こうなってくるとなんかちょっとおかしな形ですよね。
大概の職場には電話があるわけだ。
でも現実にはとにかく電話はあるし、電話は鳴るわけですよ。
どういうふうに会ってほしくても電話は鳴るわけですよ。
僕らはいやいや職場の人間関係が穏やかであるのは求めるべきだ。
電話が鳴らないのは求めるべきではないとか平気で言うんだけども、
果たしてそんなことが僕らが、
つまり僕らの知っている客観的現実というものは、
あるいは僕らが望む客観的現実というものは、
かつて世の中に一度でもあったことがあるんだろうか。
っていうあたりがちょっとここで問いただされたいと思うんですよね。
これを罪悪感って言ってしまえば、
それはだいぶ一気に問題が解決するんだけど、
僕は長寿がの見る理想世界みたいなのをまずちょっとここで仮定しておきたいわけです。
つまり僕らみんなアンコントローラブルにユートピアを夢見るわけですよ。
職場とはこうあるべきだ。
そうでないものがやってくるといきなりイライラしたり、
電話が取れなくなったり、その人を追い出したくなったり、
様々なことが起こるわけですね。
それもそういうのを僕らで解決するにあたって、
グラザの家能さんがグッドワイブスで言ったようには言わないわけですよ。
現実ならなんとかなる。
まずは受け入れようとか許しましょうとか、
絶対そういうふうにはなかなかいかないんですよね。
まずここを正しましょう。
こっちは正さなくていいです。
私の方が頑張りましょうみたいに。
人は考えるんだよね。
そうではないかと思うんですよ。
こういう社員がいちゃいけない。
こういう社員の態度は正すべき。
でも電話は取れるように自分の方を正すべき。
だから正しまくるわけですよね。長寿が的に。
そう僕は言いたいわけですね。
だけれども、そのように正された世界は、
24:00
果たして本当に正しいのか。
一つには。
いや、そもそもその前に、
果たしてそのように現実を正すことが、
かつてこの地球上で、
46億年かけた一瞬でもあったことがあるでしょうか。
っていう問いを立てたいんですね。
ここにね。
僕はなかったと思うんですよ。
このような社員は絶対ずっといて、
このような課長は絶対ずっとそこらへんにいて、
そしてそれが間違ってるわけではない、
現実の見方があって、
それが現実なんだと思うんですよね。
まあこれを多分、
社会化的に見ると、
お前何言ってんだ的になるんだけれども、
それは僕がいろんな話をまだここでは、
今日は急いでるということもありまして、
スキップしてるせいではある。
これをずっと一生懸命、
これについて検討して検討して検討すると、
現実のようなそんなにシンプルなものではなくて、
実はすごい複雑な状況というものがありまして、
それ故にこういう現実が起きていて、
一定したところこことここを正し、
こっちの部分だけは自分を正せば進むっていう風に、
僕らは簡単に考えるんだけど、
そうはいかないと思うんですよね。
もっとずっといろんなことを検討していくと、
そんなに簡単に説明できるようではない話がここにある。
そしてそのすっごく大変な過程、
プロセスを一つ一つ丁寧に踏むと、
多分3年ぐらいかかる。
山崎さんは1年ぐらいですかね、
みたいなことをおっしゃってたんだけど、
僕はもっとかかるんじゃないかなみたいな、
ただ東京大学研究会だから1年とか、
え、1年もかかるんですかみたいな、
みんなはなるから、
いや、みんなはならないですけどね。
普通に聞く人はなっちゃうよね。
そういう問題、3日ぐらいで解決したいと思うのが、
人情ってもんなんだけど、
1年かなみたいな感じのお話をされていて、
僕は5年かなみたいに内心は思ってたんですけれども。
だからそういうことなんですよ。
時間がかかります。
なぜなら複雑だからね。
そしてここにただ、
時短のためじゃないんだけど、
ただやってるだけじゃ、
5年経っても10年経ってもこの問題、
いつもイライラ、いつも追い出したい人、
いつも電話が取れません、
いつも課長は怪しい人ですみたいになってしまうので、
ここに無意識と超自我といったキーワード、
登場人物というのかな、
仮のキャラクターを登場させてみると、
少し見えやすくなるという話なんですよね。
ちなみにこれはもっとすっきりしたように解釈してください
という方もいらっしゃるかもしれないけど、
無理です。
なぜなら情報が不足している。
5年かかる、1年かかる、長くかかるというのは、
もっともっといろんな話を聞いて、
いろんな情報を総合してみると、
あるがままの現実で、
現実というものはあるがままの現実で、
27:01
なんて言えばいいんですかね。
やっぱり倉園さんが言う言葉になりますかね。
許されるべきなんだということかな。
つまりここに夢を追っかぶせなければ、
その現実は決しておかしくはないっていう、
そういうふうにあるっていうのはおかしいですが、
見えるってこの場合ちょっと語弊があるんだけど、
その現実はそのまま受け止めて、
何の差し支えもないものであることが分かる。
分かるだね。
分かるんですが、今言ったような話だと、
そうは絶対聞こえないでしょ。
多分この女の人ダメでしょみたいになるでしょ。
その課長ダメでしょみたいに。
その課長の人は天然さんに何か、
出社して2日目でバラとか送ってきたんだったかな。
すごい数の。
つまりおかしな部分だけをクローズアップすると、
実におかしいわけですよ。
シュールレアリストの描いた変な絵みたいになってしまうわけですよ。
変な絵っていうのは僕に絵心がないから。
でもシュールレアリストが変な絵を描くのは、
実は変じゃないわけじゃないですか。
描いた人の観点を取れば絶対に、
その観点を手に入れるために、
僕みたいな人間は1年はかかると思いますね、僕は。
そしてそのほうが正しい。
だって描いた人の観点のほうが、
絵心ゼロの私が見るより正しいに決まってるじゃないですか。
でも絵心ゼロの私がその絵を見たときは、
やっぱり変にしか見えないわけですよ。
こういうグロテスクな現実っていうふうに、
おっしゃる人がいるじゃないですか。
果たしてその現実はグロテスクなのだろうか。
僕らは頭と脳ですね。
脳、そして目はですね、カメラではないんですよ。
現実をパシャッと映すことは絶対できない。
ここにものすごく脚色をかけてるんですよ。
そして見えないものも見てないものもいっぱいあるわけ。
つまりある部分を徹底的に隠して、
ある部分を徹底的に脚色すれば、
それはグロテスクになります。
ただし本人はそれをしている自覚が全くないんですね。
アンコントローラブルなんです、ここ。
脳が全部自動的にやってくれちゃってるんで、
わからないわけです。
これを無意識と言うんですよ。
でもそこにはちょっとある見えてないところがあったよねっていうのを、
なぜか無意識がフッと伝えてくることがある。
そうして撮れなかった電話の絵に影がかかって、
実にあの絵は上手いと思うんですよね。
入ってくる。スッと差し込まれてしまう。
これを多分精神分析家という人々は、
カウンセラーさん一般でもいいですけど、
捉えるんだと思うんですよね。
どうして電話撮れなかったんでしょうね、
みたいな感じで入ってくるんじゃないかと思うんですよ。
でもこれも下手な入り方をすると、
ペンテンさんにとっては心臭になってしまうんですよね。
インピンジメントになってグサッと来られて、
しばらく心の傷を負うと。
だからこういうことを安易に問いかけるというわけにもいかない。
そこにちょっとこの種の仕事のちょっとでは済まないか、
難しさがおそらくあって、
30:01
そしてこのやっぱり僕はよく思うんですけど、
シャーロック・ホームズのようなんだよな、
どうしてもそう思っちゃうんですよね。
ミステリーを見ているような気がするんですよ。
繋がらない何かが繋がっていく。
私の頭の中で繋がってないですよ。
繋がってないけど、ここにヒントがあること、
大きなヒントがあるということぐらいはわかるようになりました。
それがつまり僕が精神分析を、
みんなは余計かもしれませんが、
でもこの知見を取り入れるというだけで、
私たちが住む現実は一段と住み心地のいいものにはなるんじゃないかなというのが、
今年はタスクシュート協会で、
2024年は頑張る年みたいな、
飛躍の年みたいな話になっているからそっち頑張りますが、
並行して私の仕事としてやっていきたいかなと思っています。
31:01

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