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  2. 3ヶ月チャレンジ!はなんの役..
2024-12-06 50:41

3ヶ月チャレンジ!はなんの役に立つ?

一つの夢を二人で見る作業とは。
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おはようございます。働くメンタルを取り戻す精神分析的ポッドキャスト第1102回をオープンします。12月6日金曜日午後、金曜日ですね、7時36分です。
いよいよ冬本番感が出てきました。紅葉も、なんか1ヶ月以上遅れてる気がしますが、色づいてはきましたね。
関東の話ですけどね。お知らせです。12月14日のタスクシュート総決算、第1回ですからね。
2024はタスクシュートですね。実にいろんなことがあった。ある意味、タスクシュート元年っていつなんだよって感じもしますけれども、最も重要な年の一つになるだろうみたいな、英語的に言うとそんな表現できるかなと思います。
タスクシュートクラウド2も正式に出ましたし、タスクシュート手帳というものもですね、まだ公式のものをお持ちの方は関係者のごく一部に限られますが、間もなく私どもの方で郵送いたしますので、お手元に届く方が100名以上にはなると。
150名以上にはなるといった感じで、そういった諸々の出来事が、タスクシュートクラウドライトってものもベータ版ですが、現在配布されておりますし、いろいろございました。
なのでその集大成みたいなお祭りで、私が話すことは今日ちょっと話すことに絡めてですね、タスクシュートというのは、私だったらもうこう使う、こう使えば少なくとも一定程度の機能と効果は絶対に確保できるみたいな話をさせてもらおうと思っておりますが、
その他ですね、大橋一夫さんと元祖タスクシュート開発者というか創発者というか、オリジナルですね、彼とJマスザキさんと、彼はちょっと遠隔からの参加ですけど、でも遠隔から10時間以上おそらく彼は参加してくださるので、こういう会も滅多にあるもんじゃないと思いますので、ぜひですね、遊びに来ていただければと思います。
で、その話なんですが、私3ヶ月チャレンジで一体何をやっているのかという話を最近しておりますが、これはなぜかというとですね、全然伝わりにくいだろうとは思っているからなんですね。
最近改めてですね、今までちょっとないオグデンという、トーマス・オグデンという人の本をですね、上田克久さんという、これも先進分析界隈では知られた方なんですが、と言っても私は別に個人的に知っているとか一切ないんですけれども、著名な方の役による本で、これは面白いなぁとやっぱ思うんですよ。
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ツクツク面白いなと思います。思いますから紹介しておりますが、この生を取り戻すというオグデンの本に、大体私が3ヶ月チャレンジでやろうとしてやりたがっていることはここに書いてあります。まあ、そうは言ってもここに書いてありますって読めばわかるのかというと、読むとますますわけわかんなくなるんじゃないかという、なんかですね、不思議なんですよ。
そんなに難解なことをやってるわけでは決してないんですね。これは参加されている方は皆さんご存知で、人によってはあれなんか役に立つわけって、拝見の方も残念ながら申し訳ないながらいらっしゃったかもしれない。でもなんかの役には立ったんじゃないかと思うんですね。なぜならば、一つこれはですね、何ら僕が話を盛らなくても、この回すごいんだよって言わなくてもですね、この回はとてもユニークであることは確実なんです。
なんせ説明できにくくなってるんで。だから多分ですね、私はかなりラッキーな人間なんですよ。ある意味では。アンラッキーなところもありますが。何が言いたいかというと、私は精神分析家でもなければ臨床心理師でも公認心理師でもおよそ正式な、あまり役に立たなさそうななんとかしの資格すら一切持ってないんですよ。
ナラティブなセラピストでもなんでもない。コーチでもない。コーチングすらできない。何もないんですよ。私にも。タスク修道認定トレーナーですらないですから。教会理事ですからね。教会理事は認定トレーナーではない。つまりなんとかなーではないんですよ。
このなんとかなーではない人間がですね、しかしこれをやっていても多分本来なら一人も参加者いないか、参加者がいらっしゃったとしても親父の友達とかね、そのレベルしか興味を持ってくれないであろうようなサービスにこんなに人に来ていただいてやっていただいてるというのはユニークになっちゃうじゃないですか。普通だったらここまでユニークなものにしないでしょ。
僕がめちゃくちゃ流し入れてる人間なら話は別なんですけれども、そういうわけでもない。テレビに出まくってるとかなら佐々木療法とかでもいいと思うんですよ。佐々木コーチングとかでもいいと思うんだけど、そうもいかない。佐々木カウンセリングとかね。そういう森田療法的なことは僕はできないわけですよ。知名度からしても。
一方で、何をやってるのかの説明をじゃあすっごくこれだったら聞いてるだけでも聞きそうだと。例えばなんかね、スーパーPDCAみたいな。知らんけど。そういう名前のもので、世に普通に出回っているもののすごいバージョンをたまたま佐々木が発見したんです。いやいや嘘くさいですけど、ていうか嘘ですけど。そういうことを言えば集まる可能性はありますよね。
それすらないんですよ。スーパーPDCAなら説明せずともだいたいなんだか想像がつくじゃないですか。あの超仕事時間術みたいなことを言えば、なんかよくわかんないですけど、実体不明ですか。でもだいたい想像がつくじゃないですか。そこで言うこともですね、1分単位どころか1秒単位でね。
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あらゆる秒をかき集めれば、実はなんかちょっとミハイレンドの桃みたいになってきましてね。2万秒があなたに入るんですみたいな話ならば、まあ実はこれ何の説明もしてないんだけど、これなら通ると思うんですよ。やるようによっては。でも私が言ってるのはそういうのすら一切ないんですよ。よくこれで人が来てるよね。しかも1回500円とかならまあ別に無駄になってもいいかっていう金額になりますけど。
少なくともこれまで継続でも5万円以上はいただいてますからね。3ヶ月ですけれども。となってくるとですね、一体全体これが何なのかの説明がもっといるだろうと思うんですよね。ところがこれが全然簡単ではない。
オグデンの本に書いてありますと言ってオグデンの本読んでみても全然簡単ではないと。そこには夢思考とかがいっぱい出てきて、夢思考ってそもそもなんだよというね、大学で一度も聞いたことがないそんな思考法ね。なんか超生理思考とかなら話はまだ分かるような、分からんけれども思考って難しいですよね。
思考の生理学みたいな本も飛ぶように売れた時代がありましたが、思考ってなんだかよく分かんないのに夢思考ですから。夢ってあの夜寝てる時に見る夢ね。なぜ夢思考だろう。今日はその話を軽く。夢思考が大事だってオグデンは言ってるわけですよ。
対になる言葉がこれもまた非常に怪しい言葉ですが魔術的思考なんですよ。これ万能空想のこと言ってるんですがそもそも万能空想ってなんだよっていう話になるじゃないですか。万能空想というのは我々が普通にやってる空想です。
例えばこれにその言うことを言っちゃいけないのかもしれませんがここ難しいところもあるんですけどね。でも非常に簡単に言うと天性も載ってあるじゃないですか。私勇者様になりました。これが万能空想です。ただ漫画になってしまうと単なる空想とは言えない作品になってますから絵に書いてありますからただの空想じゃないんだけどあれ頭の中でやってたら万能空想です。
万能空想というのはどういうことかというとルールがない空想なんですよ。何とでもできるらしいで完璧に自由背景というものがないってことつまり現実に何にも根拠を求めないということです。
何にでもなれるじゃないですか。勇者になりました。魔王になりました。王様になりました。女性になりました。何にでもなれますね。これはすごいことなんですよ。人間の空想の一つの勝利なんだけどこれにはただ現実的に自分を変化させるとか成長させるとか心理的な病から復帰するとか欲打つ状態から回復するとかいった機能一切持たない。
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ある意味テストで点が取れるとかすらない。何もないんですね。魔術思考というのは何なるそういうことにしましたというものを言っていくことしかできないというただしこれには重大な機能が私は一つはある。それは俗に言う自己肯定感の役に立ちます。
たぶん。つまりこれによって現実の過酷なもし過酷な現実があるとすればね。に直面せずにおいて時間を稼げます。魔術思考をやることで。すっごい辛い授業とかの時にこれ僕は頻繁にやってました。それをやるからテストの点が悪化するわけですよ。
それをやるから人の話を聞けないわけですよ。そういうデメリットが多々あれど大事なことはとはいえ自分の心を守って時間を稼ぐというのの役に立ちます。これを最初に赤ちゃんはやります。だから赤ちゃんはこれができるようにならないとまずいんです。まずいんですよ。ここ大事なんだと僕は思うんですね。赤ちゃん女には辛いことがたくさんあります。
なぜなら先行きが全然わかってないから。お腹が空いたらこのままお母さんがいなくなって死んでしまうんではないかっていうのは困ったことじゃないですか。そこで空想に浸ると。これが万能空想ですね。魔術的思考です。きっとどこからおっぱいが降ってきて私はお腹がいっぱいにしてくれるに違いないという空想をします。
そうすると実際そういうことが起こるわけです。おっぱいがどこから降ってきて自分はお腹がいっぱいになりました。めでたしめでたしみたいなすごい物語ができちゃうわけです。魔術的思考は多くの場合自分中心自分が世界のど真ん中ですね。世界には自分しかいませんという世界に近いです。
だって天聖者ってそうじゃないですか。私魔王になりました。全然意味がわかんないんだけど、なんかそこには自分を中心に置いてすごく自分にとって都合が良く、実はそこから実に都合の悪い物語を作ってしまうと欲打つっぽくなるんだと僕は思うんですけどね。その話は一旦置いておいて、まずは自分に酷く都合の良い物語ができちゃうわけです。できちゃうわけですよ。いくらでも作れる。
意識的にする空想が魔術的思考です。じゃあ無意識的にするとどうなるのか。夢思考になるんだと僕は思うんですね。無意識はルールを持っていて、現実の存在というか現実にこうしていて、勝手な空想ができるようでできない。夢ってまさにそうですよね。夢は無意識がするもんだけど勝手に私の意識の自由自在にはならない。夢ってだって恐ろしい夢って見るじゃないですか。
好んであんな恐ろしい夢見る人いないと思うんですよね。相当恐ろしい夢見るじゃないですか。私は時々あったのが、お前は何か重大な犯罪を犯したから全国の警察から追われてるみたいな。こんなものを悪心を持ってすっげえ恐ろしいって誰がそんなものを好んで見ないのかと。
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これは自意識の自由にならないからこそこんな夢を見させられてるんですよ。まさに。夢思考とは自分の自由にはならない。そこにはなんかよくわかんないんだけどルールがある。そのルールから簡単にはみ出すことは許されないわけです。
だから、なりたいと思ったから魔王になったとか、なりたいと思ったから勇者になったとか、なりたいと思ったから女性になったってことはできないんですよ。気がついたら、私は生まれてきて気がついたら男性になってるじゃないですか。これが夢思考。なんでそれは現実じゃんって言われるかもしれないけどそんなことはないです。
だってジェンダーっていう問題はそういうじゃないことを指し示してるわけですよね。肉体は男性だが私は女性だ。あれは多分事実を言ってるんですよ。事実を言ってるというのはどういうことかというとそれは夢思考だということです。自分の自由になるんだったらそうは考えない。だって不便だから。
もちろん自分の自由にやってるって人もいらっしゃるかもしれないけど完全に自分の自由ではないと思うんですよね。性自認っていうのは性選択ではないですよね。私は好き好んで俺は男になるぞって思ってだいたいそういうふうに思った時期に思いっきり失敗したんですけど男に全然慣れてないんですよね。自分は男っぽくも男らしくもなんともないと思うんですよ。
だけども性は自認するものであって選択するものではないのでいやもう男になりたかったからねあの生まれる前にそう決めといたんだよではないです。気がついたらなっちゃってるっていう話なわけですよ。だから性自認というのは夢思考なんですね。自由になるわけではない思考なんですよ。
2×2は4ってのは夢思考なんですよ。ここが非常に言葉の分かりにくさもあるんですけど2×2は4っていうのはいや俺好みとしては偶数嫌いなんで2×2は7にしますとかって。
あ、例によって途切れてますね。で、えーなんだっけ。そう、だから自由自在にならないですね。夢思考というものは。自由自在にならないから意味があるわけ。
無意識が制御してしまってるというか作り出してしまってるというか無意識がしてくれる思考なんですよ。えーとそれ自意識でやった方がいいんじゃないのと思う人もなんとなくいらっしゃるかもしれないけど絶対そうではないですよ。
これを全部意識的にやるということになったら大変なことが起きるじゃないですか。ほとんど無意識にやっておいてくれるから我々はほんのちょっと考えるだけでも思考が結構進むわけですよ。
いちいち空の色は今日何色にするかとかやっていたら大変なことになるわけですよ。そして少なくとも共通認識というものはできなくなりますよね。だって空って青色とかオレンジ色になってるわけじゃないんで。
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青色とかオレンジ色にしているのは私たちの脳の中にある気候なんで。青色に見えるときは青色に見えるわけだけど空の色が青なわけじゃないんですよ。これは光しか空にはないわけですから。だから空っていうのは何色にでも結構なるじゃないですか。
黒くは当然なるし、白くもなりますし、オレンジにもなりますし、ピンクにもなりますし、いろいろなるわけですよね。このいろんな色になるってことはやろうと思えばね、たぶん脳がやろうと思えば青に見えるべきときにまず真っピンクに見えることも可能だと思うんですよ。
たぶんそういうような障害ってあるんじゃないかなと思うんですよ。なぜこれ障害というかというと、他の人もみんな青に見ているときに一人だけピンクに見ると都合が悪いからですよね。これは結局、自由自在にやろうとすると魔術的になってしまうんだけれども、私たちは無意識がですね、現実に対応して勝手な自分ルールに変えることを許していないから、
他の人と同じように、全く同じじゃないんだけど、同じように見るっていうことができるようになってるわけですよね。ここに共通の夢を見る努力ってのがあるんですよ、実は。
これがなぜかうまく機能しなかった人に向けて共通の夢を見るルールというか、トレーニングをするのが精神分析なんですよ。だから2人で一つの夢を共同で見るみたいな言い方、共に見るみたいな言い方が出てくるわけですね。
で、私もかなりの部分3ヶ月チャレンジではこれをやってるんですよ。セッションしている方とともに2人で一つの夢を見るという努力をしてるわけですよ。これの最大の妨げになるのがさっきから繰り返してる魔術的思考ってやつなんですね。
僕らは魔術的思考と夢思考の両方を持っていて、よく言う話と同じで、PSポジションとDポジション、あーよく言うって言ってる話飛ばしてますが、PSポジションとDポジション、ポジションなんで。両方とも取れるんで、僕らどっちのポジションも取れるんで、いつでも。卒業することはないってやつなんで。
夢思考と魔術的思考も同じで、私たちは魔術的思考を廃棄したことはないんですよ。いつも持っちゃってるんですね。いつでも魔術的思考はやれるんです。やれますよね。やってるじゃないですか、私たちは。間違いなくやってると思うんですよ。退屈になってくると、勝手な夢を見始める。勝手な夢というのはつまり魔術的思考なんですね。意識的に夢を見始める。意識的に空想し始めるんですね。
夢は意識的には見られない。だから夢とは無意識の領域に属する、無意識のコントロール下にあるからこそ夢思考なわけです。意識水準の空想は魔術的思考になっちゃうわけですよ。万能空想になってしまうわけです。万能空想というのは、やってダメなものではないんだけど、自分の心を現実から遮断して、そうですよね、自分の空想に浸るとか吹けるとかって言うじゃないですか。
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あれは意識的にやることですよね。今は、私が昔、彼女が全然できなかった時に、今できないから、空想の彼女とエッチしようっていう、これは意識的な行動、意識的な空想ですよね。だから自分に都合のいい女の子を作り出しちゃいますよね。当たり前なんですけど。
そこでわざわざ都合の悪い女の子に作り出して、ビシビシ攻撃されてたら、それは多分僕がただ魔女なだけで、そういうことは僕はしなかったんで。意識的なんですよ、この場合の空想。これが魔術的思考。現実を遮蔽して、自分にとって都合が悪すぎる現実から逃避するために、この意識的な空想をするんです。
でも夢はそういうことは許さない。夢思考というのは、起きていても私たちは夢思考にあるわけです。だから私たちは正気を保つことができるわけです。他の人と共通の夢認識をするように、極力ね、完全じゃないけど共通の夢認識をするように、夕日で空が真っ赤だという時は、空は真っ赤なんですよ。
いやいや、実はね、この空は真っ青なんだよっていうのはダメなわけですよ。でもその真っ赤な空はダメだ、自分にとってはとても都合が悪いっていう人は、目を閉じて真っ青な空を空想するかもしれない。こっちは魔術的ですよね。何の脈絡もない。別に時間帯が夕日の時刻であろうと、何であろうと構わない。だから空は青にしてしまうんだ。何故なら俺は今青い空が見たいからだってことができるわけ。
これは心を守るためにやる空想なんですよ。そしていつでもやれます。んで私たちはですね、現実をこの魔術的思考に寄せてねじ曲げたくなる時があるわけですよ。
っていうかいっぱいあるわけですね。この時魔術的思考をすることにすっかりなりきっていると、だんだんだんだん他の人が知っている他の人との共通認識からずれていく。この状態を元に戻すというか、微調整をかけるというのが精神分析というものでやっぱりやっていることだろうなと思います。
私も基本的には同じ目標をやっているわけですよ。何故働くメンタルというものは取り戻すものなのかというと、他の人との共通認識を、他の人との共通現実認識を持つことができれば、おそらく働くというのは自然な行為になるだろうというのが私の感覚なんですね。
それは間違ってるのだっていう人もいるかもしれないんだけど、私はそうは思わないよっていう話なんです。でも働くメンタルというものは自然の他の人と、つまり夢思考において働くメンタルは取り戻されるはずだと僕は思うんですが、だから働くかとか、だから稼ぐかっていうのはまた別の問題です。
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私は心のありようのことだけを問題にしているのであって、それによって結果として本当に働き出したとか、結果として月収少なくとも30万は手に入れられるようになりましたというのは素直に喜ぶべきだと思うけれども、別にそうならなくても少しも構わないというふうに私は思うんですよ。
働くことができないというメンタルになってなければ、あるいは自分が働くなんて許せないというメンタルになってなければそれでいいというような話なんですよ。そのために自分が働くことは許されない。
でも毎月100万ずつ支給されるべきだっていうのは魔術的思考っぽさがあるんですよ。それは何の脈絡もないじゃないですか。なぜそう必然的になるのかという必然性がどこにもないんだけど、いきなりそうなりました。
あるいはもう少しわかりにくいところで、私は会社に行けないんですという時にはすごく万能空想が邪魔をしている可能性があるというふうに私は思うんですね。
さっき途中で、最初の方で言いかけた魔術的思考は基本的には心を守るために開発されたというか、編み出されたものだと思うので、基本的に自分に都合のいいことばっかり考えるはずなんだけど、ここで都合の悪いことを考えるのをやめられなくなるという、何ていうんですか、副反応みたいなものがあると思うんですね。
例えば私がよく知る、私たちがよく知る魔術的思考に、鍵が開いているかもしれないという魔術的思考があるんだと思うんですよ。脅迫神経とオカルト思考っていうのはよくセットで現れるんだけど、僕らが一番日常的によく知ってるやつだと思うんですね。
確かに鍵をかけたはずなんだけど開いてるかもしれない。これおかしいじゃないですか。何度も言いますけどもね。確かに火元は消したんだけれども火がついてるかもしれない。実に魔術的ですよね。脈絡が全然ない。火はいきなりはつかないですよね。
このようにして私たちは魔術的思考を繰り返している副反応をもらっちゃうんですよ。自分が不安になり、意識の上でですね、辛さが出てきたっていう時に思考が勝手に働き始めて、つまり無意識のルールというものを無視して、現実のルールというものに対応しないで、いきなり何の脈絡もなく火がボッとつくわけです。誰もいない。
あるいは小人がつけるとかね。小人とかいないのにとかそういうのが許されなくなる。そういうことができなくなってしまう。つまり現実に対応した無意識の思考のルールというものを無視する。私魔王になりましたと同じ。私女性になりました。私男性になりました。子供ができましたっていうのと同じなんですよ。
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都合に合わせて現実というものを無視するというその習慣が根深くなってくると、現実に思考が対応してなければいけないというルールはないので、自意識の上ではね。無意識にはあるんだけど、自意識にはないので、勝手な思考がそこで働くと。勝手な思考を働かせることを一旦許してしまえばですね、何でもできてしまうわけです。
鍵は閉めたんだけど開きました。火は消したんだけど点きました。ということができてしまうわけですよ。使い切ったんだけど銀行にまたお金が入ってましたっていうことを許すんだったらそういうことになるじゃないですか。背景がいらないんだから何でもできるんだから考えただけでそれが実現するんだから。これが考えただけで実現するっていうことが最初に脅迫神経症と呼ばれるものになりやすいということと関係があると思うんですよ。
だから僕は思考を現実に優先していくという習慣は、なるべく手放した方がより安心な生き方ができるというか、より健全な生き方ができるような気がするわけですね。
僕らの時代ってそうでなくても、思考を現実に優先させて優先させてやっていくことができる時代になりつつありますので、この点に気を配っておく必要があるだろうと。
ましてやネガティブな万能空想は、万能空想の匂いがする、魔術的思考の匂いがするんだったら極力やめておかなければいけないと思うんですね。
すごく最近働いているから体調を崩すみたいな空想はやめた方がいいと思うんですよ。
必然性を一見持っているようだけれども、全然必然性がないかもしれないじゃないですか。
そもそも本当にそんなに疲れているのかもわからない。そもそも本当に体を動かすと体調が崩れるのかもわからないのに、勝手にそういうことが起きることを思考の上で、しかもそれは意識的に思考しちゃってるじゃないですか。
無意識とは到底言えないですよね。そのような現実が背景にあるかどうかというものが十分に吟味されてもいないのに、どんどんどんどん思考だけは、これをやればいくらでも何とでも言えるようになるわけですよ。
まあ何度も繰り返しますけど、私王様になりましたから。いくらでも何とでも言える。私神様になりましたから。
都合がいいうちはまだいいんだけど、都合がいいことだけをやっていくのは難しいわけですね。現実は無視していいってことになればですね。
ですよ。歯を削れば歯は痛くなるんですよ。でも痛くならない方がいいなという空想が魔術というものによって実現する。
このように私たちは、現実というものを極力、現実に対して魔術的な思考というものを優先するように作り変えてきてますから、
やっぱりこう生き物を殺してものを食べるんだけれども、それは残酷だしそういうのには直面したくないなと思っているうちに、ハムやソーセージが食卓に並ぶようになったわけですよ。
すごく魔法のようなわけですね。私たちが生きている現実ってのは結構、そこそこのお金を持って先進国に生きていれば、今必ずしもそうじゃないのかもしれない。世界のどこでもこうなのかもしれない。
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そうすると私たちはどんどんどんどん、なるべくこうであったらいいなぁに寄せてものを上書きしていくことができると思うんですね。
これをちょっとしたミスによってネガティブな方に簡単にやるようにするといろんなことが起きちゃうじゃないですか。
ちょっとしたミスがさらされて、SNSで炎上したら生きていけなくなるみたいなことを考えるだけで良くなっちゃうわけですよ。
もうそうならないという保障が自分の頭の中では構築できなくなるんです。
頭が十分いいようでいてそうなんですよ。いかに僕らが本当は無意識に頼って生きているかということなんですよ。
無意識はそういうルール無用の勝手な空想を許さないんで、そういう勝手にどんどんどんどんSNSで私がちょっとしたミスをばらされて炎上するようなことは認めないんですよ。
だからこういうことをやればみんなにバッシングされてひどい目に遭うみたいなことを簡単には心は想像しないように本当はできているんだけど、それができなくなってしまうんですね。
魔術的思考というものになりきってしまうとですね。だから一歩間違うとつまり何でも可能になっていくわけです。
実はこのウェブカメラだと思っていたものは日本政府のスパイみたいなものがここにあるよ民間の闇なんとかのスパイみたいなものが向こうから監視していて、
自分がこう別になんてことないと思うんですけど、マスターベーションしているところも全部取られていて、それが今からXにどんどん流れていくんだみたいな、ここまでいくと妄想分裂気味なんですけれども、これもつまり魔術的思考の副反応なんですよ。
赤ちゃんは悪いおっぱいでものを作り出してしまうわけです。心の中でですよ。
なぜなら赤ちゃんはまだ魔術的思考しかないから、夢思考が非常に劣勢なのでね、優勢なのが魔術的思考なので、
なんかお腹が空いているっていうか、それもお腹が空いてるってのすらわかんないで、なんか辛くなってきた、悪いおっぱいが僕を攻撃しているっていう、こういう発想になってしまうわけですよ。
これは完全に魔術的ですよね。実際には悪いおっぱいってないから。悪いおっぱいを攻撃したという事実もないから。
ただそれはあなたが飲んだミルクを消化しただけだから、こんな難しい話はわかんないのでね。
だから悪いおっぱいが攻撃する空想というもの、それがですね、騎士・墓神みたいな鬼みたいな母親がガブガブ噛んでくるみたいな恐ろしい空想、これは恐ろしいですよね。
それが事実でないと知らない赤ちゃんにとっては大変恐ろしいです。そういう魔術的思考に赤ちゃんは生きてるわけです。
そこでお母さんが出てくる必要があるわけですよ。あなたはお腹が空いている。
まずその前に赤ちゃんがグオーって泣いて、悪いおっぱいに迫害されていてグオーって泣いていて、すごいじゃないですか赤ちゃんって。
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必死に泣いてるじゃないですか。そこまで必死にならんでもいいのにっていうくらい必死になりますよね。
なぜなら命がかかってるんで。彼らにしてみれば命がかかってるというより悪い事態は。
命というものを知らない彼らにしてみるとこれほどひどい事態はない。
そこでお母さんはまずこれをこの赤ちゃんの魔術的思考による苦しみを見て、ほって、でこれを夢思考に変えていくわけですよ。
これはお母さんは無意識にやるわけ。半分以上は。全部自意識でやってたら困ったもんじゃない。無意識は知ってるわけですよ。
この場合、暑いか寒いかお腹が空いているか眠いかであるっていうのを無意識は知ってるわけですよ。
これまでの経験と判断が無意識には蓄積されているので、おそらく人類史みたいな流れの中で、もっといくと霊長類史みたいなものの流れの中であるのかもしれないですね。
他のことなんか考えつかないようになってるじゃないですか。
赤ちゃんはもしかして宇宙からの攻撃を食らってるのかもしれないって考えるようによってあり得るわけだけど、無意識はそういう非現実的なことは許さないわけですよ。
いくらお母さんがSF大好き人間とかラブクラフトばっかり愛読していても、これはクトゥルフの魔術によるものだとかは考えないわけですよ。無意識は。
自意識はもしかすると考えちゃうかもしれないけど、無意識はそんなことは考えないわけです。
赤ちゃんはもしかしてこの鳴き声がFacebookでさらされるのをやがってるのかもしれないって意識的に考える人はこれだけ人類がいればいそうなもんですが、無意識はそういうことは考えない。
お腹空いてるんだろうって考える。
こっちに従ってる限り大外しはしない。小外しはしますよ。
暑いのにもかかわらずミルクあげちゃうみたいなことはあるんだけど、それは大きくは外してないんですよ。
やっぱり抱きかかえてあげて、なんかちょっと快適にしてあげるみたいなことはする。
これが赤ちゃんが想像している魔術的思考をお母さんの夢思考の中で下毒って言うんですけど、下毒して赤ちゃんに差し戻してあげると。
赤ちゃんが自分がお腹がいっぱいになるとですね、安らかになれると。
これがですね、この一連の流れがつまり夢思考の重要性なわけです。
無意識の思考というものが現実に対応していることの大事さなんですよ。
これを大人になってやるために精神分析というものがいるんです。
だから育て直しみたいに言われるんだけど、そうじゃないんですよ。これは育て直しじゃないんですよ。
我々は魔術的思考に絡めとられることはいくらもあるんで、自分だけでは魔術的思考から脱することができなくなった時に救援隊を呼ぶみたいな話なんですよ。
だからそういうことはいくらもあっていいわけです。
自分一人じゃ出られなくなったら大人はダメなんですってことは別にないんですよ。
実際にそういうことは起こるんで。
で、魔術的思考の中でもとびきりありそうなのがですね、人を理想像として見るとか、つまりそれは自分にとってすごい都合のいい存在として見る。
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あるじゃないですか。恋愛中とか、この人は運命の人だみたいな。
これは魔術的思考。運命の人っていかにも魔術的じゃないですか。
まるで何か背景を一切必要としない。
それにその人についてちゃんと考えたり調べたりする必要すらない。
この人は私にとって最高の人なんだと。
善意の人で誠実で、ついでにイケメンでみたいな、全部自分一人の都合の話をしてますよね。
裏で実は金をかすめとってやろうと腹黒いことを考えているのかもしれないんですよ。
そういう現実は無視する。都合が悪い。
非常に魔術的なんです。
魔術的思考っていうのはとても表層的で、自分の心を守るっていう機能が基本にあるので、
それの目的さえ果たせれば、むしろ現実の都合の悪い部分は全部捨ててしまう。
極力捨ててしまう。
だから現実には、例えばカウンセラーとか精神分析家だって別に人格者だとか精神軍師だってことではないので、
私のことを傷つけるかもしれないとか、私にとって都合の悪いことを言い出すかもしれない。
大体言い出すんですけど、そういうことは無視するわけです。
あなたこそ私のことを何でもわかってくれる真に優秀なカウンセラーなんだ。
なぜならその方が私に都合がいいからですよ。
この手の魔術的思考に絡め取られている人は、人間関係において大体同じようなパターンを繰り返すことになりますよね。
まず自分にとって都合のいいところ。
佐々木さんはこういうことで資格ないとか言うけど本当にいい先生になれる人ですからということにしておいた方が自分にとっては絶対都合がいいわけですよ。
で、少々都合の悪そうな、例えばフォトキャストで意味不明なことを口走るとかは基本無視するか、上手い具合に変形しちゃうわけです。
交渉なことを喋ってるからなかなか理解が難しいとかね。
できるじゃないですか、そんなことはいくらでも。
ただし忘れちゃいけないのは、それは基本意識的にやっている思考がそこに必ず相当部分含まれていると。
もちろん私が人間に見えているとか日本人に見えているという意味では正気なんですけれども、私が相当自分にとって都合をよく見えているという部分ではかなり精神病状態に近づいてしまっているっていう面も否定できないわけですよ。
これで一生懸命、本来存在していないササキ像というものがどんどんどんどんその人の中で活性化していき、活発になっていき、
例えば私がセッションしていても、これが精神分析でよく起こることなんですけど、言ってはいけないことを言っちゃうわけですよ。
その人にとって言ってはいけないこと、昔ギャグ漫画みたいな少女漫画にあったじゃないですか。
アイドルはうんこをしないみたいな、うんこをする部分は無視されるわけですよ。
でもするでしょ、人間なんだから。
だからこのように都合のいい部分だけを切り取ってみる。
アイドルってそういうものなんですけれども、実際には。
36:00
あれはつまり魔術的思考が実現した人のパフォーマンスを我々は、私は見ないんだけど、パフォーマンスを見て楽しむためのものなんですけれども。
だから背景は見えなくなるべきなわけですね。
夢思考というのはそれを許さないわけです。
生きてるんだからそれは物も食べるし、利品なことも喋るでしょうっていうのが夢思考としてあるわけです。
無意識はそういうことを無視することはできないので、ルールにのっとるので、夢というのはですね。
でも夢は、ここが大事なんですけど、夢なんですよ。
事実ではないんですね。
一見ルールにのっとっていて、空が青く見える時は青く見えるから事実だって思うかもしれないけど、空は青くはないんです。
これがすごい大事なんですよ。
夢思考というものは、夢思考というものの方が現実とか真実に迫っていくことはできますが、
つまりオグデンに言わせると、人間には真実を愛するニードがある、ニーズじゃないですよ。
ニードがあるって言うんですが、だけれども真実を愛しているからといって真実を知ることができるとは言ってないんですよ。
空は青くはない。だって赤くもなるじゃないですか。青くはないんです。
ただ他の人が赤く見ている時は赤く見えるべきだし、他の人が青く見えている時は青く見えるべきなんですよ。
ここにあのウィニコットの言うところの可能性空間とか意向対象とか言った話が出てくるわけですよ。
私たちは夢を見ているのであって、現実を見ているわけじゃないんですよ。
私たちは現実そのものを見て生きていけるようにはできていない。
途中申し上げたじゃないですか。
生き物を結構殺して残酷にやっているのが食事ってものかもしれないけれども、
私たちは食事というものをきれいなお皿とか彩りのいい皿だとか、いろんなことをやって脚色するんですよ。
この脚色が夢思考なんですよ。魔術じゃないですよね。
生き物を殺しているってことは僕ら知ってますよね。
ハムとかチーズとかもある種の取られている側の動物にとってはなかなか厳しいことですが、
しかしそればっかり意識して生きていくようには僕らできてないんですよ。
だからここには彩りとか美しさとか食事する楽しさみたいなものが機能するように夢思考するんですね。
だから私たちは食事の時間をそういうものとして楽しむことができますよね。
でもそれは例えば生き物殺さずにこれ食べてますとか、そういうことを考え出すためのものじゃん。
それだと万能空想になってしまう。一歩間違うと魔術的思考になっちゃうわけですよね。
一歩間違うとそれをやりますよね、僕らはね。
お肉そっくりの味がする椎茸のなんとかとかね、そういうことをやるじゃないですか。確かに。
だから魔術的思考ってものはどこまでもついて回るけど、同時にやっぱり僕らは夢思考に生きてるわけですよ。
現実に何らかの形で対応するような解釈とか空想、つまり空想の使い方が現実というものに制約を受けているっていう状態を受け入れるってこと。
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受け入れないと魔術的思考になっちゃいます。
思考は現実じゃないんで空に色をつけるのは我々の勝手なやり方なんだけど、
でもその色の付け方にはルールがあるので他の人と極端にずれた、いや空は実は金ピカですみたいなことにはならないケースが普通なわけですよ。
僕が一番だからこれがわかりやすいのがやっぱりスポーツ中継見てる時だなって思うんですよね。
昔私テニスはルールはわかってたんだけど面白くもなんともなかったんですよ。
だけどテニスをするようになってめちゃくちゃ面白くなったんですね。
これが夢思考が機能するっていうことなんだと思う。
魔術思考このものだとテニスのルールなんて知ったことじゃないんですよ。
とにかくただ応援してる方が勝ちゃあいいみたいな。
時々子供が野球見てたりすると相当ルール無視してるけどどっちが優勢なのかはわかってるみたいなそういうのってあるじゃないですか。
たぶん魔術的思考ってそういう感じなんだけど、夢思考になってくると今この2-3で2アウトだから走者一斉にスタートとかやりだすわけですよ。
今の全然わかんなかったよっていう人はいらっしゃると思うんですけど、これがもう無意識レベルでわかってるわけですよ。
野球にのめり込んでる人。だから面白いんですよ。
夢思考ってものが機能していないとたぶんスポーツなんて見てても面白くはなんともないと思う。
そして一斉にみんなが歓声あげるじゃないですか。
同じ夢を見てるからそういうことができるわけですよね。
同じ夢を見ていないとなんかワーって言ったらあれなんでみんなワーって言ってるんだってことになるじゃないですか。
で、現に知らない人はそうだと思うんですよ。
そしてその人がじゃあ同じものを見ていないかっていうと同じものを見てはいるんですよ。
ただ同じ解釈ができてない。
この解釈が夢なんですね。
で、夢というのはつまり解釈であり、空想であり、思考なんだけれども、勝手なものであるんだけれども、でも自分勝手なものではないんですよね。
これを3ヶ月チャレンジというところでは少なくとも2人以上でやりますと。
最低でも2人です。
多い人数で成立したほうがいいんだけれども、難しいという状態にある人に3人、4人、5人は難しいので、まずは2人、2人でやっていくと。
で、長くなってきたんですけどね。
タスクシュートっていうものはですね、私はようやくここの話にきたな。
タスクシュートっていうものは、現実を夢思考するためのサポートツールだと思ってるんですよ。
私たちは特に時間に関してはすぐ魔術的思考に走るんですよ。
それを許さないためのツールであれば。
あれにのっとってると時間の使い方がうまくなるというのは、他の人と時間に関する共通の夢認識に入ることが得やすくなるから。
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約束の時間に間に合うというのはまさにそういうことですよね。
他の人と、だって時間というのは夢じゃないですか。
現実にそんなものはないわけですから。
時刻なんてものは、人間が勝手に作り出したものです。
でも約束を守るってことは、現実に必要なことですよね。
夢を、これを完全に魔術的に、いやもうダメだ、間に合わないから3時間前に、なんかのび太くんがそういうのやってましたけども、
ドラえもんみたいにああいう魔術を使って3時間前に戻っちゃうってことができてしまうと、つまり何の意味もなくなるわけです。
あれをいくら重ねていても、現実には時間ルーズになり、約束を破る人になってしまうわけですよ。
ここを何とかするためには、夢思考というものをちゃんと現実に合わせて使っていかなければならないわけです。
そうすると約束を守るってことができるようになるわけですよ。
他の人と共通の夢認識に立つことができるから。
これをやるために、私たちはタスクシュートっていうのを使っている。
私は少なくとも使っている。
そうすると、時間に関しては特に夢思考が優勢になることができるわけですね。
で、時々、例えばですね、これは3ヶ月チャレンジ以前にやった話なんですけど、
あるクレーム、まあそんなことになーっていう感じなんですけどね、将来もう少しちゃんとやろうと思ってるんですけど、
クレームにすっごく、要するにクレーム対応のオペレーションの人が私相談を受けたことがあるんですね。
まあ非常に辛いと、割り込みばっかりだと、そりゃそうですよね。
割り込まれるのが仕事みたいなもんなんで。
で、そういうのをタスクシュートでどうたらこうたらっていう話を受けた時にですね、
またその方が、この人がクレーム対応?みたいな。
本当にね、昔僕が本当に真にひもてだった頃に、ぜひ彼女にしたいような、あれんな感じの方なんですよ。
いわいわしーって感じのですね、いわゆる守ってあげたくなる感じ。
この人がクレーム対応?みたいな。
そんななんかすげー、しかもなんかクレジットカードの超過に関するクレームに対応するみたいな。
絶対無理な感じがするじゃないですか。
もうなんかこう、心が鋼でできてないといけない感じがするのに。
もうなんかすぐ崩れる豆腐よりも柔らかそうな感じの人だったんですよ。
で、まあしょうがないので記録を取るみたいな。
でもタスクシュートで頭から記録を取るって言っても、早々に電話がかかってくる職場でそういうのは現実的じゃないので、
まず電話の記録を何時にかかってきた電話ではこういう話をした。
これはこれで記録をしていくってことで、この人には難しいだろうなと思いながらもですね、
心ってのはそういうのにパターン認識対応みたいなことは確かにできるんで、
ましてそういうのってどうせ似たようなパターンの電話ばっかりなんですよ。
私昔ドゴモサービスに勤めてたんでよくわかるんですね。
超過について人が文句をつけてきたときに言うことって大体決まってるんですよ。
っていうことの話をしてたんですよね。
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それですごい昔の僕だったらサズ喜んだであろうというぐらい、
どんどん泣かんばかりに感謝されて、そんなに感謝されても事態改善されるかこれでって思ってたんですけど、
そこは私の予想というか懸念通りになりまして、全然改善されないわけですよ。
そりゃそうだろうなと思うわけですよ。
もう少しなんか適材ってものがあるでしょうって話ですよね。
対応策を考えることができても、策で対応できる話と、
つまり私が例えば重量上げの選手になろうとすると、
そりゃトレーニングはできるでしょうけど、基本的にはいい成績は残んないですよね。
私にバーベルとか上げる能力は低いわけですからっていう感じがしたんですけど、
ことはそんなに簡単じゃなかったんですよね。
あるときですね、やっぱり言われたんですよ。
これで結果出ると思ってます?みたいな。
そのときのコアネが、なんていうのかな。
要するに一種の別人格なんですよね。
で、喋ってるうちにヒートアップするじゃないですか、そういう話って。
だからね、この効果は出ると思いますよみたいなことを、
言い訳がましくしか聞こえないわけですよね、無効にしてみればもう。
だからさ、無理だから。
こう言われたんですよ。
大橋哲を呼んでよって。
これって何を意味してるのか。
私はそのときは全く気づかなかったんですけれども、
これは東映同一課なんですよね。
まあ天意と言ってもいいです。
この人がいつも言われているセリフなんですよ。
これこそ、上司だぜってやつですよね。
まあ大橋哲さんは私の上司ではないんですけども。
なんならあれですよ、そうは言われませんですけど、
上司だぜよってことですよ。
そう言われても出せませんからね。
出せませんっていう。
これがまさにその女の人がいつも言わされてるセリフですよね。
こういうことが起きるんですよ。
これが魔術的思考なんですね。
夢思考に全然なっていない。
なんでもできてしまう。
いつも言われている私がこういうひどい目にあってる職場というものが、
そのままこの職場にしてやるっていう、
その人の都合がいいんだか都合が悪いんだかわからないような、
意識的な思考がそのまま叩き込まれてるわけですよ。
その人はこういう文句ばっかり言われてるのじゃなくて、
文句を言う側になったらいいのにって思ったことは何度もあるでしょうね。
そしてまさに慣れてるわけですよ。
魔術が実現しちゃうわけ。
これが魔術的思考の困ったところなんですよ。
だからこそこういうセッションではそういうものを引き起こして、
これが魔術的思考なんだ、
これを夢思考に変える方法を2人で考えていきましょうねというのがセッションですよ。
僕はその時うまくできるはずはないし、
うまくできなきゃいけないわけじゃないですよ。
僕は精神分析家じゃないんで、
当時カウンセラーやってたわけでもないんで、
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ただ仕事の相談を受けてただけなんで。
答えに急して、
当然急しますわね。
急させることが狙いなんで。
でも何か直感したんですよ。
この人が言われてることはまさにこういうことだと。
全然違うんです。
可憐な女の子はどこ行ったっていうくらい、
何かもう本当にその道の人みたいなものすごいコアネなんですよ。
ついでに言いますと、
このものすごいコアネで自分を責めるから欲物的になるんですね。
そこには2人の人がいるんです。
2人以上いますけどね。
で、「魔術を出せ!」みたいな感じで、
えー!?みたいな感じで、
あの弱々しくてなんか泣かんばかりに
僕に感謝していた人はどこ行ったのって感じだったんだけど、
分かりましたって言ったんですよ。
つまり何が分かったかというと、
あなたがどんな目に当てたか分かりましたってことなんですよ。
僕が唯一言えたことはですね。
でも何かそれで落ち着かれて、
ごめんなさい、すいません、
私別にそんなこと言いたかったわけじゃないんですって言われたんですよ。
戻った感じはあったんですよ。
それだけじゃ十分じゃないですけどね。
ただ、僕がこの時思ったのは、
まあこれが私の体験した
私の佐々木の理想化と佐々木の脱価値化、
どっちも彼女の心の中にあるものであり、
本体の私の10分の1以下の私しかそこにはもういないんですよ。
10分の9の私は、
だってその人にとっての私は上司でもなければ
クレームの客でもなければオペレーターでもないわけで、
大橋哲夫さんはもちろん私の上司ではない。
社長でもない。
社長ですけど、私の会社の社長ではない。
というか私は彼の会社に属していない。
こういう現実は一切無視されるわけですね。
魔術的思考なんて。
ただただ、こいつは私の状況を改善するという顔をしておきながら、
そんな顔はしてないんだけど、
一切それができない無能な奴だと。
まあそうなんですけど。
でも、彼女が考えている有能無能の範疇の外に僕はいたわけです。
それが彼女にとって当然許せなかった。
当然許せなかったわけですね。
これが魔術的思考と夢思考の違いなんですよ。
夢思考に何とか戻りましょうと。
その時僕は何の手ずるもなかったから、
ただ分かりましたって言っただけだけど、
それでも少しマシだったんですよ。
二人でもっとマシな夢を作りましょうと。
その魔術の万能空想のど真ん中にいて、
人に対して凄みの聞かせる声で喋っていても、
多分あなたの時代は何も改善されません。
そうしないのが魔術的思考の厄介なところなんですよ。
自分を守ることはできてもですね。
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