『罪人たち』の紹介
特殊カルチャープログラム、NOIZ NOIZ NOIZ FM、CINEMA 3x3をお送りしております。ここから、第2コーナーに入りまして、今月の課題作についてお話ししていきたいと思うんですけれども、今月の課題作はですね、これはあれですよね、住人たちでいいんですよね、読み方としては。そうですね、罪人たちではなく。
になります。こちら、海外ではかなり大ヒットっていう話なんですけれども、結構な緊急公開で、公開規模もあまり大きくない感じで、ちょっともったいない感じがあるんですけれども、クリードとかブラックパンサーのシリーズで知られるライアン・クーブラー監督のオリジナル新作という、なるわけですけれども、デビュー作のフルート・オブ・エレキからずっとタッグを組んでいる
マイケル・B・ジョーダンが、ポスターでも大フィーチャーされてますけれども、あれですね、こちら、でも実際見てみると、主人公はマイケル・B・ジョーダンではなく、別な人なわけなんですけれども、ちょっと先にあらすじみたいなものをご紹介していきますと、
主人公が黒人の少年で、南部の田舎の町で農場で綿花を摘む仕事をしながら、ブルースシンガーになるべくギターを日々練習しているんだけれども、お父さんが、経験なんていうか、牧師さんで、そんな悪魔の音楽をやるなみたいなことを言われて、
それでも、こっちも真面目に仕事はやってるんだからいいじゃないかみたいなことを言いながら、日々ギターを練習していると。そんなところに、主人公のサミーのいとこで、これは、このいとこっていうのがマイケル・B・ジョーダンが一人二役やってるんですけれども、
いとこなんだけども、いわゆるギャングで、シカゴに出稼ぎに行って、大金を稼いで帰ってきたと。この人たちが、映画の中では字幕で、酒場っていうふうに出てたと思うんですけども、ジューク・ジョイントっていうですね、
特に南部にある、ブルース酒場みたいなものを始めると。この頃っていうのは、そもそも、黒人が集まって騒いでるっていうだけでも、ちょっと問題になるような時代だったので、すごい闇営業みたいな。かつあれですもんね、まだ、金書法の頃でもあるので、すごい闇営業で始めようとしているわけなんですけれども。
で、双子が昔の仲間の元を訪ねて、開店準備をするっていう、そこもすごい良かったと思うんですけど。開店準備をして、いとこのサミーにもデビューライブの御前立てもしてやったりみたいな感じで、酒場の開店を迎える。
決定的なことが起こる1日を描いた映画っていう意味では、フルートベル駅でとも、ちょっと似た構成の映画ではあるわけですけども、で、ちょっとこの映画も、何をもってネタバレとするか問題っていうのがいつもあるんですけども、これもさすがにみんな知ってるからいいだろうと思いますが、
途中からガラッとジャンルが変わるわけなんですよね。で、その酒場が開店しまして、ベテランのブルースマンが場を温めたところで、じゃあお前歌えみたいな感じで、そのサミーがデビューライブをやって、これが大変盛り上がるわけなんですけども、
ひとしきり盛り上がった後で、白人の吸血鬼がやってくると。で、後半はその吸血鬼たちが大量に襲ってくるところと戦うサバイバルホラーみたいな展開になっていくっていう映画なわけなので、知らずに見た人は相当変な映画だと思ったんじゃないかなという気はするわけなんですけども。
だからその後半がガラッと変わるみたいなのも含めてよく、フロム・ダスク・ヒルゾーンということがよく言われている映画ではあるんですけれども。前半がわりと回転するまでと、それから回転してから音楽を中心したミュージカル的な映画になって、
で、さらにその後サバイバルホラーになり、再問法でまたちょっとジャンルが変わるみたいな、一本の映画の中でいろんなジャンルが出てくる映画でもあり、
音楽と社会的テーマ
このライアン・クーグラー監督っていうのは基本的にその人種とかに関する社会的な意識とかっていうのはありつつ、もう結構やっぱりジャンルAが好きな人なんだろうなっていう感じもする映画だったなと思うんですけども。
はい、こちら、そうですね。兄さんはいかがでしたでしょうか。これは確か2回見に行ったって伺ってますけども。
そうなんです。ライアン・クーグラー監督自体がまずすごい好きで、このフルートベール駅も、フルートベール駅でいいんですよね。
フルートベール駅。
フルートベール駅で、たまたまDVDとか借りて、多分コロナ禍ぐらいの時ですかね、自分のバンドが止まって新しくやるのはちょっとそういうR&Bみたいなことやりたいなとか思った時に、
なんかちょうどBLM運動とかもあったし、なんかもうちょっと勉強したいなと思って、それでそっちの映画をいっぱい見たいと思って、で、見た中の1本で、なんかすごいいいなって思ってたら、ブラックパンサーもなるしみたいな、あれブラックパンサー何年でしたっけ、ブラックパンサーの後に見たのかな、2018年でしたっけね、ブラックパンサーは。
そのくらい、2018です。
2018年ですよね、だからコロナの前だ、ブラックパンサーが入りだ、そうだ、ブラックパンサーを見て面白かったと思って、それでフルートベール駅でも見て、すげえいい監督だなと思ってたところに、勉強とかちょっとなんとなくし始めてみたいな感じで、そしたらこういい感じのタイミングで新作が出るので、毎回楽しみにしているみたいな感じの監督団で、今回も普通に楽しみにしてたんですけど、
もう最高傑作だと思いました、このライアン・クーグラー監督の、ずっとそのマイケル・ビー・ジョーダンもそうなんですけど、ルドイゴ・ゴランソンっていうフィンラン、スウェーデン人か、スウェーデン人の音楽監督もずっと3人で結構作ってるというようなイメージが、クリードもやってるし、
そうなんですよね、ブラックパンサーももちろんやってるしって人なんですけど、もともとチャイリッシュ・ガンビードのThis is Americaって曲あったじゃないですか、あれの仕事で結構知られた人らしいんですよね、このルドイゴ・ゴランソンさんって人は、
音楽のプロデューサーでも普通のポップミュージックのプロデューサーでもあるし、映画音楽もやってるみたいな感じの人で、だからブラックパンサーもそのサントラ、劇班のサントラとイメソン集みたいな、ここでちょっとかかる、ちょっとした曲みたいなのが全部サントラみたいな感じで、2枚出るんですよ。
今回も2枚出てるんです、その劇班と、サミーたちが歌ってるような曲とか、吸血鬼たちが歌ってる歌とか、お姉さんがこうやって、なんとかペールムーン、ペールムーン、なんとかみたいな感じのタイトルの、サミーがちょっとナンパしたお姉さんが歌うじゃない、あの曲とかも入ってたりするサントラと、
その劇班乗って2種類出てて、音楽もだから毎回すごい楽しみにしてるんですけど、
まあすごい面白かったし、これはその、なんかやっぱコスターもちょっと軍人、戦争ものっぽいじゃないですか、なんかそう、軍人の格好するの超最後なのに、ずっとビシッとスーツ決めてるのに、ずっと最後の最後で、実は軍人でーした、みたいな感じのところの方が抜かれちゃってるから、
どちらかっていうと、なんか乱暴みたいな、クリードの、ボクシングの次は乱暴ですか、みたいな感じの雰囲気にすら見えてしまうというか、やっぱ卒中系を期待した人はほんとマジでなんじゃこりゃっていうふうに思うと思うんですけど、
なんで私音楽とかにやってる友達とかにもうめちゃくちゃ勧めてて、これはもう音楽映画っていう側面もめちゃくちゃあるし、人種差別っていう問題もめちゃくちゃあるし、あとやっぱその私の大好きなその継承ものっていうか、その最後の大落ちもめちゃくちゃ泣けるっていうか、
バツバツの二次創作じゃん、これと思うっていうか、もしバツバツさんが、あのブルースの巨匠が実は過去、吸血鬼に襲われてたら?みたいな感じの落ちとも取れるので、ファンタジー二次創作もの、ブルースマン二次創作ものでも見れるし、
そういう意味でもすごい面白かった、私は大変満足で、そのアイマックスで見ないと意味がないみたいな記事とか、人からのコメントとかも見て、そうなんだと思って、でもアイマックスで確かに見てみたいなと思って見て、やっぱサミーがわーって歌うシーンとかは何回でも見たいって思うくらいだったんで、
あと、吸血鬼の吸血鬼ソングもめっちゃ良かったと思うし、あれもやっぱちょうど、アイルランド人じゃないですか、アイリッシュフォークをやっているので、やっぱその私、ボビー・ギルスピー先生のインタビューをしたときに、その辺の歴史をちょっと一回、ちょっと勉強して直したりとかしてたんで、
すぐわかったみたいな、これはアイリッシュフォークだし、そうかそうか、なるほどなるほどってすごい思ったんですけど、その歴史とかもううっすらとでもわかってないと、なんだこりゃになると思うんですよ、あのシーンも、吸血鬼あんま怖くなくない?とかなる人とかもいると思うし、
ちょっとなんか、やっぱりこの間のノスペラというのもそうですけど、いわゆる生めかしい吸血鬼ではないから、泥臭吸血鬼なんで、感想とかでゾンビって言ってる人とかもいて、あんなにヴァンパイアって言ってるのにゾンビだと思われてる。
そのぐらいのなんか荒さとかももしかしたらあるのかなとは思ったりもしたんですけど、でも私はもう大ファンとしてライアンクーがしかも同世代なので、すごい応援していくぞ、これからも頑張ってね、みたいな気持ちになって課金してしまいました。
あとパンフレットが欲しかったんですけど、全然売ってない、すぐ売り切れて、たぶん舐めてたんだと思うんですよね、そんなに。私もう再販もたぶんされないんじゃないかなと思って、ちょっと解説とか読めたかったなーってすごい思っているんですけど。
サントラの解説みたいなのがあるみたいな話を聞いたので欲しかったなーって思いましたが、そこが残念。
PDFとかでいいから売ってくれないかしらとか思ってるんですけど。
そうですよね、ちょっとこれをご覧の関係者の方、なんかいっぱい言ってればもしかしたら買いましてやるかになるかもしれないから。
結構ね、これに限らず最近はパンフレット売り切れ問題はなんかよく聞きますよね。
わりと興味パンフもそんなにすれないんだろうなとは思うんですけど。
でも頑張って作ってますよね、パンフレット。デザインとかすごい可愛いのも多いし。
私は好きなんでパンフレット文化が好きなので、つい買って余韻に浸るために買っちゃうんですけど。
この積み人たちはパンフ買う気満々だったんですけどね。
公開してだって、私すぐ見に行ったんですよ、わりと。
そうですよね、たぶん2日3日ぐらいしか経ってなかったと思うんですよ。
それで新宿行ったら売り切れですって言われて、これは思いのほかたぶん吐けたんだろうなと思って。
次行っても売ってなかった。
公開翌週くらい立川で見たんですけど、やっぱり見なかったですね。
あんま吸ってないんでしょうね、きっと。
たぶんね。公開規模も小さいしみたいなところなんでしょうが。
まあでもやっぱり国内で公開規模の割には工業収益はかなりいいみたいな話も聞いたので。
よかったです。
ひょっとしたら公開規模もこれからちょっと広がるみたいなこともあるかもなとは思うんですけど。
そしたらパンフレットもぜひ買いに行くついでにもう1回3回目見てやるからよ。買ってくれよ、買ったしてくれよ。
そうですよね、ほんと公開すらネトフリでいいんじゃんぐらいの感じだったって言いますもんね最初は。
やっぱり向こうでヒットしたのがそもそも意外だったのかもしれないですね。
それで慌ててやることにしたみたいな感じなのかも。
最近ワーナーは本当に配信スルーが多いんですよ。
向こうでヒットした作品ですら、コンパニオンっていうホラー映画がもう向こうで結構スマッシュヒットしたんですけど、
日本語にるっと配信だけ入ってとか。
本当に今映画館が多分多摩数多すぎて、てんやわんやっていうことももちろん影響してると思うんですけど。
だからそのワーナーは小築系の映画館にまずズドンみたいに入れられちゃう。
多分急遽ブッキングが決まったのではないかと予想。
本気で急ピッチでやったんでしょうね。
かなり急遽だったみたいな話はいろんなところで聞きますね。
そうなんだよかったどうもありがとう公開してくれて。
やってくれただけでもよかった。
ずっと楽しみにしてたんだジオウと思って。
そういうぐらい楽しみだったので私は大変満足いたしましたし3回目も見に行きたいぐらいです。
ありがとうございます。
そして注目のひろしにこふさん今回はいかがでしたでしょうか。
どうだったかな。
面白かったです。
ついに。
面白かったです。
なんで嫌そうなんだっていう。
昔のスケボー選手スノーボード選手。
反省してますっていう人ですね。
あれと同じトーンです。
たまにあのギャグまだ言ってしまう時があります。
あれいいですよね。
反省してますっていう。
ただですね。
国語だ国語。
国語です。
ただ同時にやっぱりちょっと諸手を上げてではない。
映画の構成とアクションシーンの分析
聞きたい聞きたい聞きたい聞きたい。
本当にあのね一番初めに奥保さんがおっしゃった構成の部分ですよね。
前半があって。
でそっからまあヴァンパイアバトルの後半。
そっからエピローグ2発じゃないですか。
っていうね構成なんですけどこの映画。
前半最高素晴らしい。
しかもあのやっぱり撮り方とかも含めて。
ここのこの長回しとかやっぱり素晴らしい。
もうライアンクーグラー映画のことよくわかっとるわとかね。
もうどういう意味かわかんないですけど。
本当にもう思っちゃったぐらい。
やっぱりあの多分もう映画としてのピークの長回しがやっぱあったわけですよね。
素晴らしい。
そこからの次のこの本来だったらそっからさらに上がっていい吸血鬼戦が。
あれみたいな。
この盛り上がらなさは一体なんだっていうね。
そこはまず自分の中ではある。
そうですよね。
やっぱりあの人はアクションとか撮り方が本当にうまくない。
そう思うんですよ。
ブラックパンサーもそれが超ドン臭くて。
で私がそのもともとそのそういうのあんま関心がないっちゃ関心ないんで。
そのドン臭さが愛おしくなってしまうタイプなんで。
これは仕方なく入れてるんだなっていうか。
真面目だから一生懸命撮ってるけど真面目だからこそドン臭くなってしまうみたいな。
そこがなんかめっちゃ愛おしくて。
そこにさらにうわーっていったら完成度はねもっと高かったとは思うんですけど。
まっすぐ言ってしまった。
一方でその後のエピローグ2発っていうのが僕はそこの真ん中のへこみ。
僕の中ではへこみだと思う。
そこをまくり通すぐらい良かった。
本当に最後の前半のぶち上がりもあったんですけど。
そこから僕の中ではあれぐらいになって。
いやーつまんねーこれはつまんねーと思ってたら最後の方でガンガンみたいな。
エンドロールが終わった後に。
あれもいいわけで。
もうねこうなるともう、はい参りましたみたいな気持ちになる。
一方でですよ。僕は真ん中へこんだと思ったんですけど。
へこみの理由も分かるっちゃ分かるんですよね。
アクションのカタルシス。
エピローグ的カタルシスってどうやって生まれるかって言ったら、やっぱり明確な善玉と悪玉がいて。
そのところにおいてジャッジメントが下されるっていうね。
爽快にやっつけるとか。
そういうところっていうのはどう考えてもある。
つまり玉虫色の決着っていうのが一番カタルシスに伴わないものであって。
それはやっぱり悪いやつに悪いやつの事情があるよね。
じゃあそれをバーンとぶっ潰したところでしこりが残りますが、みたいな。
そういうカタルシスの欠如っていうのがあって。
僕はそういうの嫌いではない部分はありつつも、やっぱり今回の中盤のへこみで、
一つはやっぱり先ほど話したような、アクション演出の下手さだったりとか、盛り上がらなさっていうところがあった。
アイルランド系吸血鬼と文化の絡み
ただ明確に人間対吸血鬼の対立構成。
言ってしまうと黒人対吸血鬼なわけですよね。
ここのところで、やっぱり吸血鬼が白人であるっていう話が多くごさんもおっしゃってて。
アイルランド系であるっていうところですけど。
やっぱり彼らが吸血をすることによって、それを吸血された対象の持ってる知識や技能って出ていく。
これは分かりやすく言ったら文化の略種。
本当にでもそれだけの分かりやすい前打幕玉の軸があったら、カタルシスを伴う結末に至れるかもしれないんですけど。
必ずしもそうじゃないじゃないですか。
これってミソの部分で。
そうなると、そういう削撃にした以上カタルシスを伴わないっていうのは、消化不良的になるっていうのは、
実はもう付き物であって、そこの折り合いをどうつけるかっていうね。
戦いだと思うんですよね。
そしたら、その後にちゃんとカタルシスを別展開で用意しますっていう。
そこはクレバーな作りだと思ったし。
本当にだから、そういう構成のところに関しては僕はもう素晴らしいなと。
今、ヴァンパイアさんやり終わったなっていうふうに思う。
ただね、そういう細かいところで言ったら、やっぱりじゃあなんでアイルランド系なのかみたいなところとか。
それは、ヴァンパイアがどれくらい生きてるかとか、そういうことにももちろんよるんですけど。
そうですね。どのあたりでやってきたのか。
ジャガイモなんとかの時ですね。
そうですよね。
アイルランドの時から。
アイルランド系が本国よりもアメリカの方が多いらしいですよね。
アイルランド系って。
そのぐらいガーって移住して、その中で生き延びた。
ミンストレル賞とかを最初にやってたのも、アイルランド系の人たちだったからっていうのも。
それで、タップダンスとかもすごいしてたのとかも、後そうなっていくっていうこととかのあいでもあるし。
っていうか、白人が黒人のこれを盗んでこうやって、また素晴らしい音楽っていうのがロックンロールなわけじゃないですか。
その後ロックンロールが誕生していくから、だから良かったじゃないか。
吸血鬼にそれをやられたから、もっといい文化のこういうこう順な文化がそれによって生まれたんだから良かったじゃないですかっていうふうには、
絶対にしてたまるもんかみたいな感じが、その意思がすごい感じられるというか。
それがすごいなんかすごくいいなと思って。
そう混ざってもっと良くなったんだからいいじゃないっていう、なんていうか文脈みたいな、そういうのもあったりするし。
私もそういうもんだと、やっぱ何年か前までは思ってたと思うので、ロックが好きなもんですから。
みんないろいろあったけど、いいんじゃない飲むぐらいの風にしか思ってなかったなと思って。
やっぱここを何年かで勉強して、そういう簡単な話じゃなかった。
文化作詞の文化等、文化東洋的な、なんかそういうのとか、その人種のどうこうって話とかってそんな簡単な話じゃなかったなっていうふうに思ったし。
この映画の中でもその、やっぱ最後の方に向かって、やっぱり長生きしたその片っぽの双子の片っぽの方が、なんかこれはこれで幸せだったかもしれないっていうか、
文化の融合と表現の多様性
これはこれで幸せで生かしてもらったわけであって、そのお兄ちゃんに生かしてもらって生きた弟が、
でも最後の最後にこれだけ長く生きても、こんだけイケイケでやってても、最後の1日、あの1日が人生で最も生きてる中で最も自由な日だったっていう風なこと、
これが一番のカタルシスですよね。だからね、もうここで死んじゃうよっていうサミーも、もうすぐ死んじゃうよのサミーもずっと生きていられる吸血鬼も、
やっぱりあの日を超える日はなかったっていう風に終わるっていうのが、そのドンクサアクションシーンをも、なんか意味があるような気がする。
そのカタルシスがあってたまるもんかみたいな感じがあるような感じっていう風に自分は超ポジティブに捉えたんですけど。
いやまさにそれは思って、やっぱり日が暮れるまでは人生最高の日だった。
うーん、そうそうそうでしょ。
あれってまさにこの映画のパンチラインで、まさにあそこがピークっていう、本当にその映画としても。
そうそう、準備してるところのなんかワクワク感みたいなのが映ってるじゃないですか。
あれはしかもちょっと生々しくしてやるっていうか、ホームビデオみたいな感じにちょっとしてやったりとかして、なんかあーみたいな。
あーって、おーっていう風な気持ちには。
そうですね。
上手。
僕は一方でやっぱり黒人文化史とか音楽史っていうのは全然詳しくないんですよ。
すごいジャック・エミドリアンであって。
一方でですね、やっぱりあの吸血鬼っていう存在。
彼らも単純な抑圧者としてもちろん描かれているというところは僕の中であって。
なぜかというと、あの人々がアイルランド系ってことは、もちろんなんでアイルランドかって言ったら、
吸血鬼ドラキュラのブラムスとかもちろんアイルランド人からの文脈もあると思うんですけど、
あの吸血鬼が1930年代、もっと前から生きてた人で仮定したら、やっぱりアイルランドっていう国がイギリス併合に伴って圧倒的弾圧がもちろんあったわけで。
そうなるとやっぱり彼らもマツロワの民なんだよね。
一緒なんだよね、そういうアフリカ系と。
そうなんですよ。
やっぱりアメリカの中においても、白人の中にも結構やっぱり階級というかね、ルーツによって差別がどうしてもあって、
アイリッシュっていうのはやっぱりアメリカの白人の中では非差別民族の方に属するわけなので、
そこがやっぱりちょっとこれをこの映画にいい意味で複雑さをもたらしているようだなとは思うんですよね。
単純にその悪い白人が吸血鬼みたいなことではないというか。
そうなんですよね。
そうなんですよね。だから結構僕は吸血鬼側の理屈っていうのも正直わかるみたいな。
そうですよね。
白人側の知識が欠落してるから。
彼らが吸血鬼がっていうものを文化史で紐解くと、彼らが超越的存在であるっていうことを検証してる説っていうのももちろんあるんですよ。
これの詳細は忘れてしまったのであれですけれども、彼らは概念としての超越者であるっていうのが一個ありまして。
ただそんな中でやっぱりあの映画において明確に吸血鬼っていうものはやっぱり俺たちは自由だよ不死だよって言いながら、あらゆる制約の中で生きている存在である。
極めてそこは明確に描かれてるわけです。
もちろんそのレットミーインの法則ですよね。いわゆる。
入れていただかないとそこに入る。
結構彼らも俺たちは自由だ、自由な世界に行こうよって言いながらも全く自由な存在ではない。
このアンビバレントの部分っていう描かれ方だったりとか。
一方でやっぱりじゃあ吸血鬼にみんななったらやっぱりそこは人種関係なくみんなタップダンスして。
時にはソウルも歌い、タップダンスをし、フォークをしみたいな。狂撃とかも入ってくるよみたいな。
やっぱりあの結構僕は愛着を持ってしまったのが、まず入れてもらわないといけない。いろんな手を使う。
俺たちは、俺たちも音楽が好きなんだって。
かわいい、かわいい。
あそこの段階で結構僕はアイルランド系なのでございます。
でも彼らは文化の投与とかっていうよりも、まずそれを手段としてガンガン得て。
結構そこのところのフラットさみたいなところっていうのは、僕がいろんなことを考えたりする上でも大事。
なんか憎めない部分、単純ではないよねっていう部分とかもあって。
一方でやっぱり僕が理解の欠如による、ライアン・クーグラーの投与に対して、略奪、散奪、投与ですよね。
怒りっていう部分はたぶん理解十分できてない。もちろんあるんです。
なんかその、いろいろインタビューとか読んでみると、やっぱ自分らの世代もやっぱり、
やっぱスパイクリーぐらいガンガンに怒りの表現みたいにするほどの何かの言い方はしてないというか、
やっぱり自分も、自分の子供も仕事でアイリッシュ民謡とかをいろいろいっぱい聞いてたら、
もう本当すごいよくてみたいな、僕も息子もアイリッシュフォークに夢中だよみたいなことを言ってて。
だからその激怒スパイクリー激怒プンプン丸の、あれのこともちゃんと引き入れながら、
まだ怒ってる、締めるとこは締めないといけないけど、そういったものに対する窓口っていうか、
この世代ぐらいからちょっとその辺、ちゃんと勉強お互いしあって、やってかないみたいな感じの、
どう?みたいな感じの柔らかさみたいなものはあるかなとも思ったんですけど、
それプラス、すごい奥の方でボコボコにしてたりとか、
国全側の人たちも、リンチイカ様野郎を捌くときに、ものすごい無言で奥の方でボコンボコンってすごいリンチしてたりとか、
3種類のセックス描写っていうか、
だから、セックス&バイオレンスっていうものも、ちゃんと入れてるところも偉いなと思って、
偉いなっていうのも何目線なのって感じなんですけど、
クリーンな、かっこよくってクリーンな黒人みたいな感じじゃなくて、
黒人側にもセックス神話どうこうっていうのは置いといて、
なんというかそういう、不とも違うんだよな、
なんかそういうちょっと闇の部分っていうんですかね、
そういった部分もちゃんと画面の中に入れてるっていうか、
それがすごいちょっと女性別姿的だったりとか、そういったこととかも入れてる、
あの年代だしっていうのもそうだし、
映画のレイヤーとキャラクター
そのちょっとゴリッとした過不調性みたいなものだったりとか、
そういったものも割と意図して入れてるような気がして、
そのめくばせの仕方とかもめっちゃいいなと思ったりとかして、
私もベタ揉め、ベタ揉めなんで、一生ベタ揉めしてるんですけど。
ある種、どう考えても複雑なレイヤーの映画であるっていうことは間違い、
当たり前ではなくて、やっぱりそういったところの中で、
ヴァンパイアバトルをじゃあ入れますっていう、
どこに正気をこの人は見出したのかって、やっぱ疑問僕のやつはあるんですよ。
面白そうだったなって思ったんですけどね。
その後にね、やっぱりわかりやすい、完全懲悪って言い方は安いけど、
でもそれはあるわけで、人物のお手みたいなものですからね、そういうのやられるやつらは。
僕は勝手に今、MDCのコラとかを作ってますからね、シナーズの。
何ですかそれ。
ミリオン・ゴブ・デッド・コップスと。
MDC、パンク・ハードコア・バンドがありまして、
それのネット語が片っぽが弾圧するレイシスト的な警察、片っぽがKKK。
なるほど、なるほど、なるほど。
僕は片っぽをKKKにして、片っぽKKKのままで、シナーズ。
ブルース音楽と文化
いいな、コラ。コラみたい。
でも、直盗族っていうのも出てくるし、
バンパイアハンターとして直盗族が出てきたりとか、
中国、中華系の人も出てくるっていうところも結構お味噌だなと思ったし。
バンパイアハンターかっこよかった。
直盗族、もうちょっと出してほしかったなって。
確かに、あそこで、僕って、
もうちょっと。
吸血鬼戦のところで、第三勢力としてガンと来る。
出てくるのかなって思いましたよね。
帰ったまんまかい。
泳がしとくかぐらいの感じなんですかね。
家落ちて出るんですね。
あそこはもういいかって。勝手に滅びろやって。
もともとは俺らの土地やねって思ってたかもしれない。
知らんわ、もうみたいな。
スピンオフ系出てほしいぐらいの感じですよね。
前日短みたいなものも作るんじゃないかみたいな。
双子がシカゴで何をしてたのかみたいな。
そういうのも作られるのではないかとか。
でもめっちゃ大変だったと思うんで、一人二役。
そう、そう、そう。
ヒットしたからもう一回やろうって言ったら、
マジっすかーって自分が泣いてる状態になる。
マジっすかーってなる。
でもやっぱあれ上手いなと思うのは、
初めは分かりやすくビジュアルで赤と青で分けてる。
でも見てるうちに性格の違いとか分かってくるから、
赤青外しても絶対になしみたいな。
超すごい、あれも。
演じ分けはすごいなっていう。
ねー、ほんとええ男やなーと思ってほんと。
ええ男だぞ、これはみたいな。
華奢だわ、マイケル・ヴィジュアルの。
ほんとね、さっき言ってたビジュアルの話になりますけど、
ヴィジュアルの軍人。
あれも素晴らしい、かっこいい。ほんとかっこいいっすわ。
やっぱね、僕は本当は脳が弱ってるから、
途中にやっぱああいうの見たら上がるんですよ。
かっけーみたいな。
かっけー系ね、かっけー系。
かっけーからやっぱ銃とかもっと持ったほうがいい男持ってたら、
もうマッシュピッチのごとく。
ドドドドドド。
草場からこうやってやっててね。
そうやんと思って。
あの人、殺されるっていうか、
悪いKKKのあの人たちもミュージシャンなんですって。
へー。
だから徹底してるらしい。
なんかその辺も小ネタじゃないですけど。
なんですって。
だから面白いなと思って。
小ネタで言えばね。
小ネタと言えば、最後のほうでそのライブシーンがありますけど、
バックバンドのね、現役のブルースギタリストの
クリストーン・キングフィッシュイングラムという人が
バックバンドのメンバーとして、すごい太ったギター手ですけど。
横にいた人ですよね。
あの人、わりと若手を代表するブルースギタリストなんですけど。
へー。
お!ってなるんですよね、やっぱ。
大久保さん的にも。
あとそのブルースとホラーみたいな
心の相性なんですけど。
これは僕がね、徹底的に詳しくない部分。
でもやっぱり一番わかりやすいのってあれじゃないですか、ロバート・ジョンソンとか。
なんかあれはロバート・ジョンソンが27歳で死ななかった世界戦なのとか。
そういう部分。悪魔じゃなくて吸血鬼と。
なんかでもあれってなんかあるんですかね。
僕は単純にこれは聞きたくて。
なんですか、大久保さん。
ブルースと悪魔ですか。
悪魔の音楽っていうのは本当にずっと
ブルースっていうのは言われ続けてきた話で。
一つにはやっぱりね、
アメリカのキリスト教は特にプロテストなんで、すごい厳格なので。
音楽とかやるっていうこと自体も
賛美歌の合唱以外はダメみたいなカルチャーですから。
そこへ来てブルースマンたちっていうのはそれこそ
セックスのこととかを明け助けに歌ったりするわけなので。
もう本当にこんなものは許されないみたいな感じっていうのはずっと
結構本当に最近まで
例えばそのゴスペルを歌ってた人が
ポピュラーミュージックを歌うみたいなのって
すごい転向っていう
すごい勇気のいることだったみたいな。
アレサ・フランクリンとかも確かそうだったはずなんですけど。
そうですよね。
それもあの人もピアノ弾きながら歌う
トゥルッティ・フルッティの名前が
リトル・リチャードも自責の念に駆られすぎて
クリスチャーになったりとかするじゃないですか。
リトル・リチャードはそれこそ
逆になった自罰みたいな
ゲイだけど奥さんとも結婚して自分が間違ってましたみたいな
軽々なクリスチャーになったんでゲイ治りましたみたいな
だから入れてくださいみたいな
助けてくださいみたいな感じになって聖書を売る人になったりとか
してるっていうか
今のカルチャーというか
60年代とかに悪魔の音楽みたいなのが
悪魔ってなんかかっこいいみたいな感じになっちゃったから
ピクション的にもそういう風になっていくと思うんですけど
本当にその30年代のとき
悪魔の音楽ってガチの悪口っていうか
そういう感じだと思います
ロマンチックな要素は多分何もない
ただの罵倒用だったんで
ガチ差別みたいな感じ
それがどんどんロックとかになって白人もやり始めて
白人の子供たちも悪魔のコスチュームしたりとか
十字架がどうのみたいなことも平気でやり始めたから
向こうからしてみればマジ悪魔みたいな
マジ邪悪みたいな風になってる
60年代にはそれこそ
ポカルト的なものがカウンターカルチャーになったり
みたいなこともあるから
そのあたりで結構
悪魔感が変わったところはあると思うんですけど
そうなのかなって
改めて思いました
聖書の吸血鬼の方も
俺たちだって嫌いだけどさ
聖書なんて
キリスト教が入ってきて
自分たちをめちゃめちゃにしやがった
でも一説とか説には
言葉にはすごい慰められていいもんだよな
お前んちも教会なんだろ
悪くねえよなみたいなことを言ったりする
面白いなと思いましたね
ここにゴーンってやられて
みんなで痛いとか言ってて
あれもちょっと可愛かった
あんなことしてるからゾンビとか言われちゃうのかな
スリラーみたいに見えちゃう
そうですね
やっぱり今回吸血鬼
具体的には吸血鬼ですけど
これは包括というかニアの概念として
本国のキャッチ
それをそのまま落として
ダンス・ウィズ・ザ・デビル
デビルなんですよね
ダンス・ウィズ・ザ・ヴァンパイアでは決してなく
ロバート・ジョンソンの
クロス・ヴィレスが頭をよぎるので
そのあたりより明確に深掘っていったら
面白いのかしらとか
悪魔
悪魔とはみたいな
って感じですよね
罪人の意味
なんか
悪魔の音楽と音楽の悪魔って
ちょっと違うじゃないですか
あれは全体的に音楽ってやっぱ悪魔だよね
みたいな
うまく言えないんですけどね
音楽の悪魔が
お前を食べちゃいたいって言ってくるわけじゃないですか
だから本来的には
音楽っていうものはそういう性質を持ってるみたいな
略奪したり植民地にしたり
それが良い悪いとかそういうことは
ちょっと超えたものがやっぱりどうしても
音楽ってことになっちゃうよね
悪魔的だねっていう感じ
感覚的にはすごく
すごい良いとこ
良い感じだなと思うんですけど
言葉にするのがなかなか難しいですね
そうですね
この悪魔っていう概念
言葉とかの大きさっていうところを考えて
今回のこの映画の
ピナーズっていうタイトル
緩やかに連結していく
これはじゃあ
罪人って誰のことですか
みんな
みんなですよね
We are family
吸血鬼たちでもあり
ブルースマンたちのことでもあり
ってことだよねと思って
具体的に紐解いていくと
彼らの何が罪なんでしょうかとかね
でも結構ね
そこのところの含みを持たせたなと思うんですけど
逆にシナーズってタイトルは
持たせすぎじゃんとか
黒人vsヴァンパイア
それで良くない
最後ジュラシックパークみたいに
シナーズ
最初のシーンとかも
良かったなと思って
本当の音楽をやる人たちが世界各国に
あれがちょっとおとぎ話
みたいに書いてあるとか
またもう1回その話が出てきて
最後にシナーズ出てくる
あれが最初に入るのもいいですよね
割と今までのとはちょっと違った感じの
盛り上がりを見せている
大久保さんはどうですか
すごい良かったと思います
年間ベストクラスというか
神ハンキー
ミステリアススキンかなと思ってたんですけど
シナーズかもしれないですね
競ってますね
シナーズとミステリアススキンが
良かった年間ベスト出ました
年間ベスト候補人
そうですね
吸血鬼続きましたね
吸血鬼続きましたね
今週くらいからの
ヴァンパイア
めっちゃCMしてるやつ
リップベストも吸血鬼映画もやるっていうのも
話題になってますし
いろいろ
一時期のゾンビ映画並みに吸血鬼付いてるな
っていう感じがありますけどね
どうしちゃったんだろう吸血鬼ちゃんだろう
世相と何か関係があるのか
関係があるのか
ちょっと気になるところですけど
面白かった
まだまだ頑張ってほしいです
公開規模の拡大とかもしてくれるといいな
パンフ欲しいです
店売とかから買いたくないです
今店売とか出回ってそうですよね
嫌だ絶対嫌だ
だから再販してください
願っている
やっぱり解説読みたいな
分からなかった難しいという意見に対しては
僕はうんとも思う
分かりやすい
極めて分かりやすい
どこが分かんないのあれ
根節丁寧にって感じですよね
見て分かるっていう感じの作りだと思いますけど
分からないっていうのは
これきっと民族的なこととか分からないと
分かったとか言っちゃいけないやつみたいなガシャンって
そこで理解を閉じちゃうんですかね
そうかもですよね
無知ゆえに分かんない部分すら分かってない可能性が
極めて大きい
ただね
そのまま学名通りに受け取って
いい作りしてんじゃん
なんか
お金を
農園でしか使わないお金を
出してくるとか
おまじないのお店とか
あれもすごい面白いなと思って
自分はその辺は知らないっていうか
本当にこういうまじないの人とかって
労働歌と文化の歴史
こんな感じだったのかなみたいな
あれなんか面白いですよね
ジプシーの鬼闘士とか
愛国人の鬼闘士とか
ブードゥの人たちみたいな
めっちゃ面白そうと思って
途中で
トラックで通りかかったところで
労働歌を歌いながら作業してるところで
あれで
まもなきもののフォークフェスで
出てきたやつだと思いながら
なんかいましたよね
作業しながらね
コーランドレスポンスで歌うやつ
そういうものなんだなみたいな
ああいうのも結局
黒人って特に奴隷時代は
そもそも歌ったり踊ったりすること
禁じられてたわけなんですけど
歌いながらやると
作業が進むみたいなことを
白人の方も発見して
それでああいう労働歌は許されたみたいな
そういうのもあったみたいなんですけどね
残酷やな
残酷だけど良かったねというか
残酷だなというか
労働が辛いってことを歌ってるわけなんですけど
でもなんか調子がいいなって
悪くないなみたいな
やっぱりそうですよね
本当に繰り返しになっちゃいますけど
やっぱりあらゆる迫害だったりとか
作種の歴史があったり
つぶがれてきたものをぬるっと切っちゃって
消滅にするぜっていう感覚に切れるっていうところはね
できあがって
連綿と脈絡とつぶがれてきた中で
あそこで一回ブルースに切ったけど
未来からロックで
あってなってるっていうのが
すごい素晴らしいですけど
あそこもう号泣ですね
完全にあそこがクライマックスですよね
そうですよね
すごい曲もかっこいいし
なんか絶妙に臭くない
あれギターとかマジのギャーンとかだったら
しょぼいと思うんですよ
わざとちょっとペラペラな音に全体的にしてあって
彼の声が結構ぶっとい
二十歳とは思えぬぶっとい声が
わーってなって
上がって全部燃えて
家が燃えて
イメージシーンで家が燃えて
そこでワッシャイワッシャイってやってるのを
いいなーって吸血鬼が見てるっていうのが
たまらんたまらんって
なんかたまらんってすごい思いましたね
そうなんですよね
やっぱりいいなーって外部の人間が見てるっていうのは
でも実は本当に悲惨な
あのね、海の中にあったのと
男の子の子を見たのと
雪の中で紡がれてきたのが
今ここの輝きなんです
なんですよっていうね
でもやっぱりこの
視点をぐるっと描いてみたらいいなーって見てる吸血鬼の方にも
すごく
ところもあるので
そうですね。でもみんなであのぐるぐる回ってるところに普通にあの吸血鬼側のスパイラルダンスっていうみたいなぐるぐる踊りながらちゃんかちゃんかやってるところの中に結構そのブルースマンタッチってかその黒人の人たちとかマイケル・B・ジョーダンが混ざってニコニコぐるぐる踊ってるっていうのも絵として結構強烈だなっていうか
そうなんかあれ地味に見たことがない感じ だして黒人側からじゃないと描けないかもしれないこれはと思って
確かに。そうそうちょっといろいろありすぎて 白人の監督がこの絵はちょっと撮るのは厳しいと
そうか。なんか思うかもしれないと思う。なんか見たことないなこんなのと思って。なんですね。やっぱりあれを本当に文化の散脱搾取とかいうふうに見えないんですよね。どうしても。そうそうそうそうそうそう
やっぱりあれがすごくペライものとして映ってしまったら本当にわかりやすいティピカルな悪役になる。本当にあれはもしかしたらこっちのほうが自由でいいのかもしれないと思わせるっていうの。
魔晄館の後ろにもあるっていう。そうそうそうそう。やったーみたいな。わーみたいな。いいじゃんとか思って。そうそうそう。あれがそれが本当にミソなんですよね。本当。と思いました。これ何がいけないんだろうみたいなふうに思っちゃう感じっていうかそして実際そっちの方が何ぼかましだったって思いながら残された弟はやっぱりやっぱりお兄ちゃんこっちに来た方が良かったじゃんって思いながら生きてたんだろうなーみたいな
なんか思ったりして。やっぱりそのエピローグその2がオンリーラバーズレフトアライブをやったんですね。これはもうもう誰もが歌うと思ったから。そうなんですよ。フィルムダスク・ティルドーンもそうだしオンリーラバーズレフトアライブもだし。乱暴挟んでね。乱暴挟んで。
なんか良かった。良かったですね。良かったです。良かった。良かったですということで第2部の今月の課題作についてはここまでとしたいと思います。この後第3部の今回の罪人たちと合わせて見たい映画について話していきますので引き続きご覧いただければと思います。ではここで一旦終わります。
映画と文化の関係
ありがとうございました。