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84|パリ五輪フェンシング「銅」福島史帆実さん、大野城市職員に 「古里の福岡でアスリート経験を生かしたい」
2026-06-01 15:08

84|パリ五輪フェンシング「銅」福島史帆実さん、大野城市職員に 「古里の福岡でアスリート経験を生かしたい」

記者生活の大半をスポーツの現場で過ごしてきた大窪正一記者が、アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話しする「西日本新聞スポーツ余聞」。今回は、パリ五輪フェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得した福島史帆実さん(30)が、大野城市の職員に採用されたニュースを取り上げます。宗像市出身の福島さんは、小学4年時に福岡県の「タレント発掘事業」を機にフェンシングへ転向。福岡魁誠高、法政大を経て東京五輪で団体5位、パリ五輪では女子サーブルとして日本初の五輪メダルに輝きました。2024年秋の国民スポーツ大会を最後に現役を退いた福島さんは「地元の福岡で競技経験を生かして役立ちたい」と決断し、大野城市初のトップアスリートアドバイザーに就任。市教育委員会スポーツ課で、フェンシング体験授業の企画や将来的な地域クラブ設立を見据えます。「競技時代を人生のピークにしてはいけない。アスリートの選択肢を広げることにつながれば」と語る福島さんの挑戦を、大窪記者が伝えます。

◆出演:大窪正一(スポーツ記者/宗像支局長)、中富一史(MC/販売部)、音声編集:中富一史、映像編集:井上知哉(ビジネスマーケティング部)

◆収録日:2026年4月23日

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#スポーツ余聞 #福島史帆実 #フェンシング #パリ五輪 #セカンドキャリア #大野城市 #西日本新聞mePodcast

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サマリー

パリ五輪フェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得した福島史帆実さんが、大野城市の職員として新たなキャリアをスタートさせた。陸上からフェンシングに転向し、オリンピックメダル獲得に至るまでの道のりを経て、現役引退後は自身の経験を地元福岡で活かすことを決意。小中学校でのフェンシング体験授業や普及活動を通じて、子どもたちに夢や目標を持つことの大切さを伝えている。福島さんの挑戦は、多くのアスリートにとってセカンドキャリアの新たなロールモデルとなる可能性を秘めている。

福島史帆実選手、大野城市職員に
西日本新聞ポッドキャスト 西日本新聞スポーツ余聞
この番組は記者生活の大半をスポーツの現場で過ごしてきた 大久保さんがアスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話をします
こんにちは、西日本新聞社の中富です。 西日本新聞社の大久保です。よろしくお願いします。引き続きまた2人でやっていきましょう。
今日も寂しい感じですね。 今回は、オリンピアン、オリンピックに出た選手が行政マンになる、非常に珍しい天真をなさった方のお話をしたいということで、今日紹介いたします。
今回お話しするのがですね、パリオリンピック、パリ五輪、2024年にあったんですね。 パリオリンピックのフェンシングの女子サーブルっていう競技があるんですけど、サーブル団体で銅メダルを取ったそのメンバーの一員です。
一員の福島しほみさん。映像を見ている方は一番左端、メダルを掲げている方ですね。が福島さんなんですけど、福島しほみさんという方がいらっしゃるんですけど、この彼女が福岡県大城市という福岡市よりちょっと南側にある市の職員として
4月1日付けで採用されましたよというお話なんですね。いわゆるですね、トップアスリートですよね。オリンピックでメダル。トップアスリートの経験を生かして、小中学校、市内のですね、小中学校でその経験を話す授業とか、あとフェンシングの普及活動、そういったものに取り組むそうです。
いわゆる日本スポーツ界というのはですね、各競技、どの競技も、引退後の進路に悩む選手も結構多いんですよね。ここまではこの競技だけを考えて、勝つことだけを考えてきたけど、そこがプツッと終わったら、その後あれ?ってなる方もいらっしゃる中で、
こういう行政を舞台にした福島さんの転身ですね。これはまあそのアスリートのセカンドキャリアの新たなロールモデルになるのではないかとして、注目になるということです。みんながみんなその競技のコーチやったり、監督やったりっていうのではないからね。そう、それが違う、本当に全然違うことをね、仕事にする人もいればって感じですよね。そうですね。
いわゆる、プロ野球とかでもそうですけども、プロ野球の場合だと、引退って自分自身で決められずに、いわゆる戦力外という形でね、いわゆる追い出されるという形になっちゃうと、どうしようっていう方もいらっしゃると思うんですけども、そういう中で、こういう行政の道っていうのもあるんだなっていうことが。
確かにね、珍しいですよね。
福島選手の経歴とフェンシングへの転向
そうですね、異例と言える転身だと思いますし、面白い転身だと思います。福島さん自身をちょっと紹介したいんですけども、福島さんは福岡県室方市の出身で、小学校の頃は陸上競技に取り組んでいただいたんですけども、以前にこのスポーツ予聞で紹介した、タレント発掘の事業。
はいはい、覚えてます。覚えてるし、うちの息子もチャレンジして、結果的には難しかったですけど、すごい良い企画ですよね。
そうです。実際、今やっている競技以外の適性をチェックするみたいな事業があるんですけど、その事業で陸上からフェンシングに転向して開花したという方なんですけど、福岡開成高校、そして東京の法政大学で力をつけて、2021年の東京オリンピックにまず出て、
こちらで団体で5位入賞のメンバーになりました。そして先ほど冒頭でお伝えした、24年のパリオリンピックでは表彰台になりましたよというお話なんですけどもですね。
この方は、2024年、夏のパリオリンピックで表彰台に立った後にですね、佐賀県で昔で言う国体、国民スポーツ大会に出て、これを最後に現役引退なさったんですけども、引退なさった後は、そこ所属していた東京の企業なんですけども、ここで正社員として働いていらっしゃったんです。
ただ、いわゆるオリンピックみたいな世界最高峰の勝負の舞台ですよね。
その舞台でピリピリした時を過ごしていた自分から、環境が大きな変化じゃないですか。一般企業で何時から何時までお仕事をすると、それが良い悪いとかではなくてですね。
そういった環境変化に対して、選手時代のような明確な目標を失って、自分を見つめ直す時期があったと思うんですよ。
その時に東京のクラブ、フェンシングのクラブチームからコーチの誘いもあったそうなんですけど、その時に、自分はタレント発掘事業で福岡で才能を見出されたなと。
であったら、自分の競技経験を地元の福岡で活かしたいというふうに考えて、いろんな方に相談する中で、スポーツ振興に力を入れている自治体の一つが福岡県大野城市だったらしくて。
面談と書類選考というものを受けて、トップアスリートアドバイザーという方で、第1号らしいんですけども。
そうなんですね。ちょっと勘違いしたのが、大野城市にこういう仕事をしませんかって言われて来たんじゃなくて、自分で自ら面談とか書類選考を受けて入ったんですね。
大野城市自体もスポーツ振興に力を入れているので、そういった受け皿みたいな土壌があったということなんですね。
特定任期付き職員という形で、市の教育委員会のスポーツ課に所属なさっているということです。
大野城市での新たな挑戦と目標
先日取材でお会いしに行ったんですけども、すごくイキイキなさっていらっしゃって、フェンシングの体験授業などの企画もして準備してますよというようなお話を聞いたり、
子どもたちにはそういう夢とか目標を持つこと、苦しい場面に直面したときの打ち合い方、それは競技でありますよね。
そういうのを自分の競技経験を交えて子どもたちに伝えたいということを話してました。
子どもたちからすると、オリンピックのメダリストからフェンシングを教えてもらう。めちゃくちゃ嬉しいですね。
めちゃくちゃ嬉しいと思いますし、やっぱり私自身そんなことが周りにはいなかった。
私も野球やったりだったりしましたけど、本当おっしゃる通りそういう方がいると熱の入り方が変わると思うんですよね。
発言の聞き方も違うし、場所も違いますよね。
確かに。
言うことをそのままやったらあれになる。僕ももしかしたらオリンピック選手になれるかも思うかもしれませんしね。
そういう形で普及活動を含めやってきて、あとフェンシングってとはいえマイナー競技じゃないですか、実際のところ。
なので知ってもらうことが大切だということで、将来的な目標に、今部活動の地域展開で中学校の部活動が地域に移行するような動きがあるんですけど、
そこを見据えてですね、フェンシングの地域クラブ設立、そんなんも目標にしていきましょう。
僕なんか子供の頃は、スポーツやるって言ったら野球の少年団、野球のチームはあったりサッカーのチームもあります。
今の子だったらバスケとかもあるのかな、なんですけどフェンシングってあんまりないと思います。
なかなか知ってる人いかないですね。
福島さん自身もタレント発掘事業で触れたということですので、それがもっと小さいうちに最初から触れられたら、
それもオリンピックのメダリストが関わってくださるんだったら、より裾野が広がるチャンスでもあるのかなと思います。
アスリートのセカンドキャリアと社会貢献
市のスポーツ家、実際の上司の方もですね、こう言ってました。
競技時代にですね、重圧とか負けられない、勝たないといけないという、そういう重圧の中でやってきた決断力だとか実行力だとか、
そういうのを社会に通じる価値ですよ。
なのでセカンドキャリアでも活かしてほしいですねって期待してましたし、
福島さん自身も、これすごく僕の心に響きましたけど、競技時代を人生のピークにしてはいけないと。
これすごくいい言葉ですね。
で、私自身が大野上司でやることが、アスリートの選択肢、こういう道もあるんだよってことを示して、
他の自治体も、じゃあ村方だったら村方市出身のスポーツで有名な人を職員で採用したら、
こんな地域活性化につながるみたいなことになるかもしれない。
自分自身もやることは結構責任があると思ってらっしゃる。
使命感に燃えてらっしゃいました。
すごくこう、僕の中ではさっき繰り返しますけど、競技人生を人生のピークにしてはいけない。
これすごく響きますね。
結構響きますね。
スポーツ選手で自分がスポーツ選手でした。
で、オリンピックに戦いました。
で、メダル取りました。
これ多分人生の絶頂期だと思うと思うんじゃない。
でもそうじゃないよって。
めちゃくちゃいい言葉があったし、
これってスポーツに限らず、我々の生き方にもつながるのかなと。
我々も自分の人生を変えり見て、この時代がいい気がしてなと思うけど、
それがピークじゃないと思えば、
また今から自分のピークに持っていけることは何かあるかなとか考えるきっかけにもなるのかなと思う。
すごくこの言葉いいなと思いました。
福島選手の講演活動とアスリートへのメッセージ
そうだし、引退後って人生流しているような感じになってしまうから、
そうじゃないよって、もう一回また波が山を作りたいという気持ちも出てますよね。
これはすごく、当然またオリンピックに出てとか、そういう意味のピークではないんですけども、
充実した日々を送れるチャンスというか、
競技選手の中には引退した後、ちょっと抜け殻みたいになるような方も、
実際僕取材していて、そういう方もいらっしゃいます。
だけど、こういう福島さんのような考え方って大事だと思うし、
もう一歩踏み込めば、社会が、
スポーツ選手はスポーツが終わったら、この人終了ではなくて、
その、さっき上司の方が言ってくださった、
スポーツで培った力っていうのは、社会にも貢献できる能力なんですよっていうふうに、
みんなが思えば、うちに来てくれ、うちでちょっとやってくれとか、
いろんな可能性が広がる。すごく勉強のある取材でした。
それこそ、10月の中の決断とかって、スポーツ選手ってメンタルも強いと思うんですよ。
そのメンタルって絶対生かされるというか、勉強にもなるし、周りから、すごくいいですよね。
中止さん、すごく今の言葉で思い出しましたけど、
福島さんも実際、講演活動をして、
講演活動では、自分の競技の生き方とか、こんなに直面したときに乗り越えたみたいな、
競技のことを話しただけなのに、アンケートみたいな感想では、
私の中学生だったので、受験で今苦しんでるけど、
それを乗り越えるヒントをもらえましたみたいな、
そういう感想をいただいたというようなことを言ってましたので、
まさに笠手さんの言ってることだと思います。
なので、ぜひ今日このお話させていただいたのは、
アスリートっていうのは、アスリートの競技生活が終わったから終了ではないし、
その後の人生のほうも、非常に価値あるものを築いていく方がいっぱいいらっしゃるということを知ってもらいたいと思います。
エンディングと番組告知
めちゃくちゃいい話でした。
私もすごく取材してて、なるほどと思いました。
分かりました。ありがとうございます。
それではエンディングです。
番組へのメッセージをお寄せください。
番組でメッセージが紹介された方から、抽選で毎月3名様に、
移動販売のお豆腐屋さん東吉郎の900円分のギフト券をプレゼントします。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
大久保さんのスポーツ余分は、西日本新聞とスマホアプリ西日本新聞MEで好評連載中です。
ぜひご購読をお願いいたします。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
15:08

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