大きな前振りをさせていただきました。そういうすごく天才といわれる那須川天心選手と戦った方が、今言った福岡出身の方なんですけども、有松智さんおっしゃいます。
今34歳で、今年で35歳になられる方なんですけども、もともと小学校1年生から中学校3年生までサッカーやってるらしいですね。お話を聞かせていただきました。
サッカーをやっていて、サッカーで日本代表みたいなことを考えていらっしゃった。
やっぱりスポーツが好きなのは間違いなかった。
だけど15歳、中学3年の夏ぐらいですね。サッカーに燃え尽きたではないけど、ちょっと意欲の方が落ちたらしいんですね。
そこで出会ったのが、キックボクシング行ったらしいです。
西陣のあたりにあった道場に行かれたということをお聞きしましたですね。
その実際にキックボクシングされるとセンス抜くんで、もう15歳でプロデビューなさるというような形で。
ほとんど15歳から始めてるもんですね。
そうですね。中学3年生ですから15歳の年ですね。で、18歳でプロデビューですね。
18歳でプロデビュー。
プロデビューが18歳なので、3年ぐらいでそういうプロで戦えるだけの力をつけたという。
有松さんも非常に素晴らしい選手。それは間違いないですね。素晴らしい選手です。
サッカーで養われた足でキックボクシングをされるということなんですかね。
多分そういうことだと思います。キックの方も強かったそうなのがですね。
とにかくそういう形で。福岡を拠点にはなさってたんですけど、プロボクサーという形になってランキングがそういうふうに上がっていくと東京でも試合をなさることがあったりして、そういう試合をするようになっていったそうなんですね。
で、舞い込んだチャンスみたいな形だったのが、この実はナスカー選手との試合だったんです。
というのはですね、格闘技っていろんな格闘技があると思うんですけど、立ち技の格闘技。要は寝っ転がって柔道のように寝技で、そういうのがない立ち技の格闘技のライズというイベントがあるんですね。
アルファベットでR.I.S.E.四角。こちらの節目の100回大会の出場オファーがありましたところに、まず来たわけです。
で、来て、やっぱりキックボクシングでプロでも素晴らしいことですけども、やはりプロ野球とか、するとやっぱり大観衆の前でプレーするっていうことはまずないわけですよね。
となると、というところで、この100回大会ってことは大観衆でやれるチャンスだって、アニマルさんは思ったそうなんですね。
で、相手のことは実はその時分からなかったそうなんです。それがナスカワ選手だったんですけど、とにかく成り物入りの選手だったことはだったそうなんです。このナスカワさんが。
すごい。 その時でもやっぱすごいって言われてあったんでしょうね。
すごい選手だっていうふうには言われていて、なんか断る選手もいたそうです。要は自分の経歴に傷がつく。
負けたくないから断る。
そういう声もあったそうなんですけど、先ほど言ったようにアニマルさんはまずナスカワさんのことあんまり知らないし、とにかくそういう大観衆の前でやれるチャンスだっていうのをそこが大きくて、試合の方にオファーを応じたそうなんです。
その時点でアニマルさんはキックボクシングで20試合やってたそうで、要は相手はデビュー戦。分からせてやろうと。
そうですね。
今だったらもうありがとう、転身さんみたいな感じ、転身君ですね。
当時はショックだったでしょうしね。
そうですね。当時はもちろん格闘技の世界で生きていて、そこで辞めるわけではないので、ものすごく悔しかったから、だからこそ3位まで出たということだと思うんですね。
本当にリベンジの機会まではちょっと届かなかったけど、すごくそういう思いになった。
力をつけていって、自分なりの納得いくラインまでいって、2019年の7月に現役をこの方引退させたんです。
なぜ今日このお話をしたかったと言いますと、そういう敗戦があって、自分の中でキックボクシングの本気で打ち込んだことによって、
キックボクシングが好きだってこと、自分自身がこのスポーツが好きだっていう格闘技が好きだってことが自分で分かれたんですね。
だからこそその好きなことで街を元気にしたい、そういう思いになられて、今SBHキック&ボディメイクジムという福岡市の役員の方にジムの方を設立なさって、オーナーとして活躍なさっていらっしゃいます。
フィットネスとか、フィットネス目的の方とか、もちろんプロ選手、そういうのを幅広く指導なさっていて、ご本人はナスカー選手みたいな選手、そしてそれを超えるような選手、そういうのを育てたいなというような思いもあるそうです。
やはりそういう配線が自分の中に、自分を強くしたという部分が終わりなんですね。またもちろんそれだけじゃなくて、そういういろんな人にキックボクシングの魅力みたいなものを伝えていきたいというフィールドを変えてもですね。
今、ナスカー選手はそういうキックボクシングからボクシングにフィールドを変えましたけど、アニマスさんはアニマスさんで、キックボクシングというフィールドからこういう今のジムオーナーとしてのフィールドを変えたんですけど、フィールドを変えたという点ではお互い同じですし、そこの中でまた自分自身できることをやっていくと。
別にナスカー選手はどうこうとかではないですけども、そういう経験自体が自分にとってプラスになっているということはすごくおっしゃってて、それを聞いたときに人っていうのは勝ち続ける。もちろんナスカー選手は勝ち続けてるんですけど、あの大谷翔平さん選手でも甲子園に高校3年の夏は出れてないんですよね。
だから誰でもどんなスーパースターでも一回は負けたりする。でも負けたときにどう思って何をするかということで人生の道が変わっていくんだなというふうにちょっとこのアニマスさんのお話を聞いてですね、非常に思ったところで。
このアニマスさんの懐が深いところがですね、ナスカー選手に対しては今はもう現役引退してるから、いわゆる神道、神の藁は神道と言われていたんだから、このまま神の道、神道を行ってほしいというエールも送られましたですね。
自分は自分でもちろんやっていくということをおっしゃってて、非常にアスリートっていうのは格闘技、いろんな世界それぞれ勝ち負け絶対につくんですけど、その中で勝ったからやった終わりではなく負けたからクソ残念で終わるんじゃなくて、そこで何かを学んで何かをする。
たとえばさっき大谷翔平選手の名前を出しましたけど、大谷翔平選手、去年はスライディングで失敗してナスカーを外れたということをして、今度は手をつかないようなスライディング練習になっちゃってますよね。
スーパースターでもやっぱり自分の足りないところをやっていく。だからやっぱり負けても勝っても道をどう考えていくかっていうのが大事なんだなっていうのを今回有松選手の、選手ではもうないですね。有松さんのお話で学びました。それをぜひ伝えたいなと思いました。
中止さん今日はどうでございました?
すごい。横浜さんもやってみてください。
横浜 戦った?
戦ってない。普段シャドウとか。
横浜 シャドウ。それでもきついんですか?
めちゃくちゃきつい。3分動くだけでもきついですよ。
横浜 それをじゃあ相手いて戦うなんて。
そのしでもないです。
横浜 と思いました。
すごいことをやってらっしゃるんですよね。
横浜 何でもできるようになった。ありがとうございました。
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