当時の中国の文明、軍事力と日本と比べれば、
それはひとたまりもないとは思うでしょうからね。
山城っていうのは視野を広げると、
いわゆる今言った檜山で大野城だけでなくて、
全国各地にもやっぱりあるんですか?
そうですね。この古代山城というんですけど、
この古代山城というのは近年でいきますと、
去年とかで広島県東広島市で長寿山城というのが発見、
おそらくそうだろうと確認された場所がありまして、
それを含めると25ヵ所とされています。
山城って山のお城で、
山城山城って僕言い方するけど山城って呼ぶんですね。
そうですね。古代山城と呼ぶそうでございまして、
特に場所はここにいる九州北部、中部と、
あと瀬戸内海沿いというところに分布してまして、
特に九州北部あたりはかなり古代山城が
いくつものに築かれている状態でございます。
それこそ九州北部はわかるわけですよ。
それこそ中国である朝鮮から攻めてくるぞといったら、
それは当然津島に渡り、
駅に渡り、福岡の博多の港にやってきて、
というところまで、だからそれこそ当時は
太宰府政調があった、いわゆる政調を守るために、
ちょうどそれこそこの大野城っていうのは博多からいくと、
港である博多に仮に大陸からの兵隊さんたちがやってきたとして、
まずはじゃあ太宰府政調を攻めようかっていうと、
ちょうどその間に大野城、いわゆる山があるんですよね、結局。
だからそこが守れると。
だからそこに城を築いて守ろうかと。
さっき言った水城っていうのはちょうど山がない部分なので、
そこに奴隷を築いて、
そこからそれこそ入って今後としようというところまでは分かるんですけど、
広島とかはそこでいうと優先順位で守らないといけない場所になっていくんですか?
おそらくですけども、いわゆる日本の当時の中心、
大和朝廷とかも、奈良とか京都とかあちらの方だったので、
そこに至る大きい動線で考えれば、
内海の瀬戸内海が穏やかですので、
そこから京に昇っていくという、
おそらく国内のルーツルートから考えてもそこ沿いに作っていって、
最終的に大和朝廷全体を含めた防衛という意味で作ったのではないかと考えられています。
そういうことですね。
まずは言ったら福岡だけど、
その後京都まで奈良まで昇っていくというと、
当然中国地方であり瀬戸内海というのは重要な場所ということになるので、
その辺りにも同じように古代山城が作られた。
25箇所ぐらいあったんじゃないかと。
やはりスケールが大きい分謎がかなり多くて、
実際名称とかで日本書紀とか、
書句日本儀とかに残されてはいるんですけど、
詳しい機能とかってよくわからない部分が多々ありまして、
共通点としては国府、現在という省庁とか、
あと政治経済の中心地である場所がそれぞれ、
今でいう太宰府も太宰府省庁がありますし、
その国府の比較的近郊に古代山城というのは築かれているのが多い形でございます。
近郊といっても国府から5キロ10キロ離れているケースも一般的に全体的に多いんですが、
使い方という部分でも、
いわゆる日本の史上で言う矢倉があって、
局地的な戦闘というよりかは、
もうちょっとスケールが大きい戦い方みたいな形で、
朝鮮半島ではよく敵国が攻め込んできたら、
向こうにも古代山城みたいな形態の城がたくさんあるんですけど、
そこに兵や人民たちが一回、おそらく何万人かも知れないですけど逃げ込んで、
それで敵国が牢城をしている間に、
敵国と城への平坦の補給ラインが伸びていくわけなんですが、
その横を攻撃していくというスタイルが朝鮮半島とかではよくあったそうでございます。
いわゆる当時の戦争のスタイルとして。
古代山城、いわゆる逃げ城というか、
逃げ込んでカウンター攻撃をしているみたいな形でありまして、
そういう使い方で日本に各地に作られたのではないかという考え方もあるそうです。
そうなんですね。ありがとうございます。
鹿野先生、何か言いたいことあるか。
大陸の方だと城壁都市みたいな、建築地層で作られる街を、
壁だったり堀だったりできていこうという建築地層がありますけど、
それに似たようなものを感じますね。
そうですね。一見そういうイメージもすごくあるんですが、
この古代山城25箇所それぞれもそうなんですけど、
大農場自体もそうなんですけど、
中は平坦地とか町とかがあったという感じはなくて、
そうなんです。倉庫とかがあっただろうという場所、
ありがとうございました。
ぼちぼちエンディングにしようかなと思うんですけど、
その前にですね、
それこそまだ番組開始から数回しかあれしてないんですけど、
結構聞かれおりましてですね。
ありがとうございます。
西日本新聞ではいくつも番組を作ってるんですけど、
トップクラスです。
一番後発組の戦国、今のところですね、
戦国山城ポッドキャストが一番後発組なんですよ。
他の番組は大体去年の10月ぐらいからスタートした番組が多いんですけど、
もう今3月4月じゃないですか。
だから後発でスタートした番組なんですが、
早くもトップクラスの西日本新聞の番組の中ではなっておりまして、
歴史ランキングっていうのもあるんですよね、
ポッドキャストランキング。
それもですね、日によっては10位ぐらいに組み込むぐらいの日もある。
ポッドキャストで歴史の話をする番組って実際問題山のようにありまして、
トップはですね、もう不動のトップで古典ラジオっていう超有名な、
ポッドキャスト聞いてる人多分みんな知ってるっていう超有名な番組があるんですけど、
それが1位だけど、それ以外にもいっぱい歴史の話をする番組がある中で、
早くもやっぱり堀切さんのお話が聞きたいという方たちの多くてですね、
上位に食い込んでいるおりますと。
で、メッセージも早速来ておりまして、
それこそ堀切さんの解説がすごくわかりやすくてよかったです。
しんのすけさんの声が個性的で声優みたいです。
ちゃんこっこさんっていうかわいらしいお名前の方から早速メッセージも届いておりまして。
ありがとうございます。
鹿之助さんって俺言ったよね。しんのすけさんって言ったかね。
しんのすけさんって言ったよね。
鹿之助さんって言ったね。鹿之助さんすみませんでした。鹿之助さんの声が個性的で声優みたいらしいです。
今日はあんまり喋ってないですけど。
そうですね、ちょっとそういう需要があるんだったらガンガン喋っていきたいなと思います。
しんのすけさんって言ったね。鹿之助さんって俺ちゃんと書いておるのにすみませんでした。
あともう一つ二つ喋らないかんことがありましたね。
次回予告ですね。
次回はですね、さっき言いましたその7世紀頃になる、まだ岩屋城まで全然岩屋城の命もない時代の話なんですけど、
その7世紀頃の大野城の遺構が、それこそここからすぐそばの場所にありますんで、
そこを見てきて、そのあたりの話をしたいなというふうに思っているところですんで、またよろしくお願いいたします。
それではですね、エンディングの前に二つお知らせがございます。
堀木さんが全国各地のお城をドローンで撮影したYouTube番組、空から攻める。
それともう一つですね、堀木さんの空撮と専門家の解説で九州各地のお城を紹介する、
西日本新聞の城九州戦国ドローンというコーナーもありますんで、こちらの方もぜひご覧ください。
それともう一つ、西日本新聞MEの宣伝です。
この度ですね、会員特典として天神ビジネスセンタービルの飲食店街8店でお得なサービスが受けられるようになりました。
生ビールやハイボールがいっぱいビールを無料になったり、ランチが10%引きになったりとかなりお得な特典です。
すべてリンクは概要欄に貼っておりますので、ぜひご利用ください。
それではエンディングでございます。ここまで聞いていただきありがとうございました。
山城のことをもっと知りたい、この番組を応援したいと思っていただけましたら、
ぜひ西日本新聞、もしくはスマホアプリの西日本新聞MEのご購読をお願いいたします。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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