西日本新聞Podcast
西日本新聞鉄ガクの旅
ご乗車ありがとうございます。
この番組では、西日本新聞社のノリ鉄記者が、鉄道旅の魅力について、広く深くマニアックに語っていきます。
ご案内します車掌は宮下正太郎、旅人は中原岳さんと、報道センターの金澤浩介デスクです。
今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回は、青春18きっぷ編の最終回ということで、4回目になります。
前回は、青春18きっぷの旅をプランニングするコツについて、お二人にお話しいただきました。
中原さん、今回はどういったお話になるんですか?
今回はですね、私が自分のために作ったプランをちょっとお話ししようかなと思いますけども、もちろん青春18きっぷを使ったプランなので、
細かいところはちょっと参考にならないかと思いますけども、青春18きっぷを使って遠方に行こうと思っている方には、
部分的には参考になるかなと思いますので、少しお話ししていこうかなと思います。よろしくお願いします。
今回ですね、若干おさらいなんですけども、今年と言いますか、2024年から2025年シーズンの冬の青春18きっぷの発売で、
青春18きっぷのルールが大きく変わりまして、従来はですね、複数人とか日程を分割して使えた青春18きっぷが、
今回の冬の青春18きっぷの発売からですね、連続3日、連続5日しか使えなくなったというふうに変わりました。
今回私はですね、ルール変更があった関係で、もともと想定していた、練っていた計画をもう一回考え直すことになったんですけども、
18きっぷというのは、やっぱり5日なくなるかもしれないとか、最終論がですね、たびたびまことしやかに言われるようなきっぷなので、
今回ある意味、存続者だけでも私は良かったかなというふうに思っているんですけども、せっかくこうやってですね、今回の冬も発売されるということで、
使わないわけにはいかないだろうと、ルール変更で使いにくくなった分、じゃあ自分なりにも楽しんで使ってやろうということでですね、
5日間連続の計画を組んでみましたので、ちょっとお話ししたいなと思います。
今回ですね、私、一番遠い目的地はどこかというと東京です。東京に行こうと思います。青春18きっぷで、日方からですね。
ただ単に18きっぷで単純に往復するだけではですね、面白くないので、いろいろ途中寄り道しようかなと思います。
青春18きっぷは基本的には決められた期間は乗り放題なので、特段経路も指定されていないからですね、
まさにもう青春18きっぷのメリットを生かしながら移動しようかなと思うんですけども、まず1日目なんですけども、1日目はですね、青春18きっぷは使いません。
一日目は夜行バスに乗ろうかなと思います。やっぱり第3回目の方で言いましたけども、やはり18きっぷを使うときは、18きっぷだけではなくて、他の交通機関を組み合わせるとより遠くに行けたりとか、より効率的な移動ができたりするんですけども、
夜行バスというのは、今JRの夜行列車がほとんどなくなって、寝台特急しかなくなった今となってはですね、夜行バスを頼ると、夜の間に移動して翌朝、朝早くから現地で旅を再開できるということでですね、夜行バスというのもなかなかいい利用手段になります。
夜行バスも近年は性能というか座席のグレードも上がってですね、昔に比べたら寝心地もサービスも良くなっているからですね、私も今も時々使っているんですけども、今回の冬の旅でもですね、夜行バスをまず使おうかなと思います。
18きっぷの旅のスタートだと言って、最初に夜行バスの改札を私としては通りたいんですけど、そこはいいんですか?
それは2日目以降に、2日目以降に18きっぷっていうのはややこしいんですけど、青春18きっぷの連続5日間の第1日では2日目にスタート。ちょっとお待ちください。今から話をするんですけど。
夜行バスで福岡を出て、どこに行こうかっていうところなんですけども、まず島根県の出雲市に行こうかなと。
だいぶ行きましたね。
なぜ出雲市なのかというとですね、実はですね、2024年の6月で定期運行を終えた国鉄型の特急電車で381系という電車があります。
高いところに運転台があって、真ん中にヘッドマークの四角い窓がついてて、両サイドにヘッドライトとテールライトがついている、そういうオールドな顔立ちのですね。
縦長いんですか?
縦長いと言うと四角?
そうですね。
昔、九州でも似たような顔の485系っていうのがあってですね、国鉄の特急電車といえばこれだっていう代名詞的な電車で、その系統を受け継ぐ電車が381系というものだったんですけども、
ついにその国鉄型の特急電車も2024年6月で定期運行を終えてしまって、その時の終えた時点では今後も臨時列車で走らせますよという発表もあってたんで、
いつかまた走るだろうなと思ったら、この2024年から2025年かけての年末年始にも数日間走るという発表が行われたんで、これはちょっともう一回乗りに行かないといけないだろうと思ってですね。
乗るために行くんですね。
まずはそうです。
なぜ出雲に行くかというと、出雲会社ではなくても市場田電鉄でもなく、まずは今回は381系八雲なんです。
この夜行バス乗るとですね、出雲市の駅に朝の8時前とかに着いてですね、この381系の八雲が走るダイヤが出雲市を9時台に出る電車のようなので、ちょうどバスが多少遅れても間に合うなと。
何なら時間乗り着けば出雲そばでも朝から食べれるんじゃないかなとか思ってるんですけども、その381系八雲に乗って、この電車の終点は岡山なので岡山まで行きますと。
そこで国鉄型特急のですね、旅を楽しんで、もちろん特急なのでそこは18キロ使えません。
ベッド、運賃と特急料金を払っています。
ここまでは18キロの旅じゃありません。
まだ使ってないです。
ここからです。岡山から使います。
岡山に着くんですけども、着くのがお昼過ぎくらいですかね。着いて、そこから旅が、青春18期の旅としてやっとスタートとなります。
東京に向かうので、その後はひたすら山陽本線や東海道本線を乗り継いでいこうと思っています。
乗り継いでいくとですね、神戸とか大阪とか京都のあたりは新快速という特急並みに速い電車があるので、新快速も青春18期も乗れるからですね、早く移動できるんですけど、
中には結構ドンコーしかない区間もあって、えっちらこっちら東に向かっていくんですけども、
この日はですね、名古屋も通り越して静岡の東部の街に宿泊しようかなと思っています。
これで2日目はスタート。18キロの旅としては1日目は終わるというところになりますね。
東京まではやっぱり難しいんですね。
そうですね、ちょっと終電よりも前には着くんですけど、ただどうしてもですね、やはり丹那トンネルですかね。
静岡と神奈川の間の、あそこの区間でだいぶ終電が早くてですね、それ以上先までちょっと行けなかったので、
田舎というのに行けば行くことっていうのがあります。
JR東海と東の境目ですからね。
なのでそういうこともあって、あと無理をしないという、第3回でお話ししたテーマも含めて無理をせずですね、
今回は静岡の東部の街で一泊しようかなと思っています。
その後ですね、3日目にやっと東京に着いてですね、東京に行くのは親族に会うためなんですけど、
親族と会食して夜まで都内で過ごそうかなと思ってるんですけどもですね、
調べたら都内は宿題が高いんですよ。
すっごく高いので、一方で最新18切符は当然利用期間内なので、
多少遠いところでも手出しせずに行けるので、
今回ですね、あとは東京で親族と会えばあとは帰るだけなんで、
東京は昼間しか、夜の早い時間までしかおらずに、
山梨県内まで移動して山梨県で一泊しようかなと思っています。