覚えてますよ。前回の放送でも金澤さんというもう一人の西日本新聞が誇る鉄ちゃん記者を招聘して、
2人で厚い議論を繰り広げられてましたもんね。
金澤 そうですね。実際今回使った青春18きっぷはこのきっぷなんですけれども、
以前のきっぷは乗る日の反抗を押す必要があったので大きいきっぷだったんですけれども、
今回の青春18きっぷは普通の特急券と同じような少し小さいタイプになってきっぷの見た目も全然変わってしまって、
完全に別物になったなあと思いながらこのきっぷを使ったんですけれども、
そして私が使ったきっぷは先ほど連続3日間もしくは連続5日間のきっぷが発売されたと言いましたけど、
私はあえて連続5日間使うのが一番難しい方のきっぷを買いました。
今まで見せていただいた青春18きっぷって中原さんが途中下車したところに反抗がバーッと落ちてあったからすごく見栄えが珍しい見栄えだなと思って見てたんですけど、
これなんか普通のきっぷになっちゃいましたね。
金澤 すいませんこれ使う前の、使用前のきっぷなんです。すいません何も途中下車に押されてないんですけれども、
今回はこのきっぷを使って福岡から東京に行ったという話をこれから4回に分けてお話ししていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。
今回の旅のルートなんですけども、日程としては2024年12月27日から大晦日の12月31日まで各地を旅したんですけれども、
ご覧のようにですね、今YouTubeをご覧の方には日本地図を示しているんですが、
福岡から東京まで行ったとはいえ、いろんなところに寄り道をしながら行きました。
この18きっぷは全国のJRと普通列車が乗り放題なので、当然直線で行く必要はないわけですよね。
直で行く必要はなくて、いろんなところに寄り道できるのもこの18きっぷの魅力なので、
それを余すところなくその魅力を生かしながら東京まで向かって帰ってきたというところになります。
福岡から東京までの往復の話なんですよね。
そうです。
今地図見て出雲だったり、神戸、松本、草津と全然関係ないところ、七国までありますね。
そうですね。この後YouTubeをご覧の方にはですね、巡ったところが赤い点で示されてますけれども、
この赤い点が今後どんなルートを描くのかというのは、これからお楽しみにしていただければと思います。
というところで青春18きっぷの旅をしたと言いましたが、最初は18きっぷは使ってません。
ないんですか。
というのもですね、まず最初に向かったのは島根県の出雲市なんですけども、そこまで行くときはですね、18きっぷは使わず夜行バスで移動しました。
いいんですか。
もちろん青春18きっぷは使えないんですけれども、以前の放送でもお話ししましたが、今JRの夜行の快速列車、つまり青春18きっぷが使える夜行列車がないので、
なかなかですね、朝早くに現地に着いて、現地から旅を再開するってことができなくなったんですけど、一方でですね、夜行の高速バスは今もたくさん走ってるんですね。
しかもですね、福岡から島根まで行く夜行バスも実はあってですね、その名も出雲ドリーム博多号っていうものなんですけども、このバスが実は福岡から出てまして、高速バスに乗れば朝早くに島根に着いて、
移動して、初から動き回ればという。
朝から動き回れるなってことを思って、このバスを選びました。この12月27日というのはですね、私、仕事収めの日だったんですけども、
仕事から帰ってきて、家に帰って、お風呂入って、荷物をバッと取って、夜の10時過ぎに家を出てですね、10時半ぐらいに天神のですね、また会社がある天神にまで戻ってきて、西鉄天神高速バスターミナルに着きました。
そして午後10時40分、22時40分の松江出雲行きの出雲ドリーム博多号に乗り込んだというところになりますね。
繰り返しますが、ここは18キップ使えないので、ベッド1万円ほどですね、かけて島根行きのこのバスに乗ったというところになります。
18キップの旅って目打ってる割に、最初から深夜バスに乗っていいのかなっていうのはちょっとモヤモヤ感あるんですけど。
まあ旅を効率的に進めていくために。
失礼します。
若干裏技でもないですけど、ちょっと少しですね、18キップだけに頼らずにこういった形でやると、旅も早くというかですね、効率よく進められるということで、あえて使いました。
このバスはですね、北九州のめかりなどで休憩しながら行きまして、翌朝のですね、7時半過ぎに島根県の出雲市駅に着きました。
この出雲市駅7時半過ぎに着いたんですが、実は今回島根に私が行ったのは、どうしても乗りたい電車があったんですけども、その電車が発車するにはまだ2時間ほどですね、時間があったので、
少し時間調整のために、この出雲市駅からですね、出雲市駅というのはJRの駅でもあるんですけど、島根のローカル施設で市場田電車というものがありまして、この市場田電車で車両基地がある雲州平田というところまで行くことにしました。
この電鉄出雲市というですね、JRの出雲市駅に隣接する市場田電車の駅からローカルの施設に乗って、20分ほど乗ってですね、雲州平田というところで降りました。
この日ですね、年末寒波が来てまして、この島根でもですね、雪が舞うような日だったんですけども、ここ先ほど言いましたように車両基地があるので、近くの踏切、もちろん踏切の外から撮っているんですけども、踏切からですね、この駅の方を見ると車両基地と駅が一緒に見れるというところで、
今YouTubeをご覧の方にはですね、写真をお示ししてるんですけど、やっぱり車両基地なのでいっぱい線路がですね、広がっていくように線路が敷かれてまして、すごくそこだけでも萌えポイントなんですけども、この島根というのはですね、島根の市場田電車というのは島根以外の施設を走っていた、東京とかを走っていた施設の電車が中古として譲渡されて走っているところもあるので、そういった意味でもすごく面白い。
こういう風景を見に放射状じゃないですけど、線路がわーっと広がっているところを見るためにここに来たという理由ですか。
まあそうですね、それもぜひ見たいなと思ったんですけども、繰り返しますがこれはあくまでも時間調整のためというところで、もしバスが遅れて着いたらこの計画はなしにしようかなと思ったんですが、順調に着いたのでこちらの羽生平田駅まで行ったというところですね。
また同じように出雲市駅の方に戻っていきまして、私のお目当ての電車に乗りました。それが特急八雲ですね。
この特急八雲はですね、2024年6月までは旧国鉄型の381系というですね、国鉄時代に作られた電車で走ってたんですけども、2024年6月からはですね、もともと毎日走っていた381系が定期運行から退いて新型の電車に変わったんですね。
その後もですね、この旧型の381系というのはピンチ引いたみたいな感じで、新型車両がメンテナンスとかで走れない時に台座で走るような感じだったんですけれども、この2024年の年末から2025年の年始にかけてはですね、この381系が久しぶりにお客さんを運ぶ形で復活を運転をするということになって、その情報はですね、JRの方から早めに発表されていたので、これはもう最後に乗りいかんといかんだろうというところでですね、
あえてこの特急381系の特急ヤクモに乗りました。
これじゃあ鉄道マニアの方々、これ目当に結構集まってきているんですか。
そうなんです。私今回ですね、この381系特急ヤクモはですね、過去にも何回か乗ったことがあったんですけど、その時はですね、いわゆる普通車だったんですね。
このヤクモにはグリーン車があるんですけど、グリーン車って一番グレードが高い座席があるんですけども、そのグリーン車にはまだ乗ったことなかったんで、もう発売日、1ヶ月前の発売日と同時にですね、そのグリーン車を一席ビシッと押さえまして、ただそのグリーン車はですね、やはり私と同じように明らかに誤同類と思われるですね、マニアの方々が乗っていて、多分3分の2ぐらいは鉄道好きの方がグリーン車を選挙していたのではないかと思うんですけど。
逆に普通にいつも乗っていた人はびっくりしたでしょうね。
そうかもしれないですね。というのもやっぱり私の席に座っていた方もですね、写真撮ったりとか録音したりとか、そういうのがですね、見て取れたので。
録音ってすみません、何を録音するんですか?
電車の車内の放送とか音をですね、車内の天井のところにスピーカーがあるんですけど、そこにスマホを押し付けて撮ってる。
だいぶ目立ちますね、なるほど。
さすがに私はそんなことはしなかったんですけど、やっぱりこの381系の役物もですね、年末年始のそういったお客さんが多い時期にこうやって走るっていうのは、
この24年から25年の年末年始がどうも最後だというふうに言われていて、今後はあるとしても新型の電車がメンテナンスで走れなくなった時に臨時で走るということで、
そんな感じで事前に発表される形で走ることは今後ないようなので、やっぱりそれで最後のチャンスだと思って、私と同じように乗りに来た方が多かったみたいですね。
この役物はですね、特急なのでこれも実は青春18きっぷは使えません。
使えないですね。
ここからですね、出雲市から山陽川の岡山までこの電車3時間余りかけて行ったんですけれども、
そのほうが全て18きっぷは使わず、当たり前にきっぷを買って、当たり前にグリーン車のチケットを買って乗りました。
この役物はですね、出雲市を出た後、島根県といえば新宿が有名なんですけど、新宿はですね、残念ながら天気が悪くてあまり景色が良くなかったんですね。
そしてこの私が乗ったグリーン車はやっぱり座席がすごく大きくてですね、ゆったりしてたので、私普段やっぱり普通車ばっかり乗るので、ちょっとあまり落ち着かなかったですね、むしろ豪華すぎて。
でもやっぱりゆったりとした座席だったので、最後にこのグリーン車に乗れてよかったなと思います。
この役物はですね、中国産地を抜けていくんですけども、中国産地の山間部に入っていくと真っ白な雪景色が広がってまして、それでも役物はあまり3分ぐらい遅れてたんですけども、そんなに大きく遅れることはなく、終点の岡山には12時半過ぎに到着しました。
そしてここからようやく青春18きっぷとしての旅がスタートするわけですね。
この岡山駅からですね、兵庫県の相生という駅まで行く普通列車を乗り換えました。13時10分、岡山初の相生行きの電車に乗り換えました。
これは普通電車ですので、もう18きっぷが当然使えると。相生でさらに乗り換えて、兵庫県の姫路城で有名な姫路というところでさらに新快速という電車に乗り換えました。
青春18きっぷは普通列車だけではなくて快速だとか新快速も乗れるのでですね。
しかもこの姫路のあたりからですね、東の方は新快速というですね、すごく速い特急並みに速い新快速電車がいっぱい走っているので、神戸、大阪、京都といったところはですね、あっという間に通り過ぎてしまいました。
そして夕暮れを迎えた頃に滋賀県内を走ってまして、終点と言いますかですね、終点ですね、前原にはですね、もう夜真っ暗になった頃に着きました。
前原というのは滋賀県東部、もうほぼ岐阜県の県境に近いところなんですけども、ここから前原からですね、東側はJR東海、今まではJR西日本だったんですけど、ここからJR東海の区間に入るんですが、このJR東海のですね、東海道本線も新快速が走ってまして、これもなかなかな速さでですね、名古屋とかを通るんですけども、
今回はもうそういった名古屋とか全て乗ったまま通り過ぎてしまいまして、愛知県東部の豊橋っていうところに着きました。この豊橋っていうところは結構町としても大きくてですね、駅もすごく大きい駅だったんですけども、この辺ちょっとお腹が空いてしまってですね、腹ごしらえと言いますか晩御飯をすることにしました。
この豊橋あたりで晩御飯にしようかなと思って、先ほど名古屋のあたりに乗っているときに、スマホでですね、豊橋駅のあたりでちょうどいい店がないかと思って調べたら、豊橋駅のすぐそばにですね、たちのみ屋さんがあって、そこがすごく評判が、虫マークが4を超えているような店があってですね、ここ行ってみようと思って。
たちのみ屋さんだったら30分ぐらいでそれなりに食べれるかなと思って行ってですね、確かに地元の方々すごくにぎわってて、確かにお料理もすごくおいしくてですね、手軽にパッと食事を済ませることができました。
東海というと手羽先とか味噌煮込みとか、そういうものを食べたのかなと、パッと見いつも見るような居酒屋のメニューかなというふうに思えるんですけど。
あまり時間がなかったのでね、そこはちょっとパパッとやってですね。そして豊橋駅からまた旅を再開しまして、夜の8時33分、20時33分の三島行き、静岡の東部の三島まで行く電車に乗りました。
青春18きっぷの愛好者から、実は静岡ってちょっとあまり好まれてないとこなんですよね。というのもですね、この静岡っていうのは東海道本線、在来線の東海道本線が東西にあるんですけども、まず静岡っていうところがですね、東西に長いんですよ。
なので通過にすごく時間がかかると。さらにですね、また私もそう思ってたんですけども、この静岡県内走る東海道本線は、いわゆるロングシートといって窓に背を向けて座るタイプの座席がすごく多くてですね。
ロングシートっていうのは、まず車窓が見えづらいっていうのと、あとつまり進行方向に対して横になって座るので、体が電車が加速とか減速するたびに揺さぶられるので、中は乗り心地が悪くて結局腰が痛くなるっていうですね。
ということで、あまりロングシートっていうのは長距離移動には向いてないんですけども、この静岡ではですね、すごくロングシートの電車が多いっていうふうに私も聞いてたんで、静岡ちょっと通り過ぎるのは辛そうだなと思ってたら、なんと私が乗ろうと思ったこの三島行きはですね、6両のうち2両が進行方向を向く座席がついたタイプだったんです。
そのおかげでですね、豊橋から三島まで3時間以上かかったんですけども、快適に静岡県を移動することができて、そこはすごくラッキーだったんですよね。
3時間同じ電車に乗ったことがないんで、ロングシートはしんどいっていうのをちょっとメモっておくんですね。
そんな中でもですね、本当今回はたまたま運よくですね、クロスシートって言うんですけども、進行方向を向く座席に当たったので、さほど疲れることなくこの三島に着いて、三島に着いたのはもう夜の11時半を過ぎてましたけども、この日はこの三島で旅を終えて三島駅近くのですね、宿に入って、この日の日付にしたら12月28日の夜の旅はこれで終わったというところになります。