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2025-05-29 09:44

30|温泉まで約10時間!西鉄&JR&肥薩おれんじ鉄道乗り継ぎ 福岡⇔鹿児島日帰り旅 後編

ご乗車ありがとうございます。この番組では西日本新聞の“乗り鉄”記者が鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。

今回は、2024年2月に福岡から鹿児島まで日帰りで往復した鈍行列車の旅の後編です。鹿児島中央駅から旅を再開し、桜島を車窓に見ながら日豊本線を東へ。福岡を出発して約10時間後、肥薩線沿線にある鹿児島県霧島市の温泉に到着しました。120年以上前の木造駅舎が残る嘉例川駅も訪問。帰りは高速バスで一部“ワープ”しながら、日帰りで福岡に戻りました。

※JR九州は、今回の旅で使った「旅名人の九州満喫きっぷ」について、2025年4月1日購入分から発売額や使用条件を変更すると発表しました。購入や乗車の際はご注意ください。

◆旅人=中原岳(人事部、元長崎総局記者)、車掌=宮下雅太郎(MC/データマーケティング部) /音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年2月6日

◆中原岳記者の記事一覧
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サマリー

福岡から鹿児島への鉄道旅の後編では、被災線に乗り換えた後、横川温泉でリフレッシュを楽しみます。さらに、枯江川駅で猫の観光大使・サンちゃんとの再会や駅の歴史について語ります。福岡から鹿児島への日帰り旅では、温泉や自然を満喫し、海老野駅で美しい夕景を楽しみながら、交通手段を駆使し効率よく移動します。最終的にはJR鹿児島本線を利用して無事に戻ります。

00:01
西日本新聞Podcast
西日本新聞 鉄ガクの旅
ご乗車ありがとうございます。
この番組では、西日本新聞の乗り鉄記者が、鉄道旅の魅力について、広く深くマニアックに語っていきます。
ご案内します車掌は宮下政太郎、旅人は中原岳さんです。中原さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
中原さん、前回は福岡から鹿児島まで、まさかのドンコウ列車で行くという無謀な旅の前編でしたね。
はい、そうですね。前回は福岡から鹿児島までですね、6時間半かけてドンコウを乗り継ぎながら行きました。
ですね、新幹線なら1時間半で行けるところを、あえて片道でもそんなに時間をかけて行っちゃうという。
そうですね、でもやっぱり在来線の旅の方が車窓だとかですね、地域の自然だとか楽しめるので、私はやっぱ在来線派ですので、
時間がかかろうと鹿児島でも在来線に行っちゃうわけですね。
横川温泉への旅
今回はですね、いよいよ鹿児島の温泉に入りに行くために、鹿児島県内を通る被殺線沿線にこれから向かおうと思います。
ということで旅をですね、鹿児島中央駅から再開していこうと思います。
鹿児島中央駅からですね、日本本線に直通する13時39分発の国母行きという列車に乗りました。
普通列車ですね。この普通列車、しばらく行くとですね、進行方向右手の車窓に桜島が見えてですね、
少し煙も見えてて、青空に映えてですね、鹿児島らしい車窓を見ることができる。
YouTubeをご覧の方は今その車窓風景が実際に映ってますが、これ中原さんが撮った写真ですか?
はい、もちろんです。ただこの時ですね、この車内が混んでて座席に座れなかったので通路で立ったまま撮りました。
なので少し窓がですね、窓枠が映ってしまって。
そうですね、窓枠を開けて撮ればいいのになと思ってたんですけど、他の方の迷惑にかからないというところがですね、大事だと思いますので。
車窓を撮るときは窓枠を入れると桜島が出るんですよ。
そうなんですか。
なのでもしこれから旅の写真を撮る方はちょっと窓枠とかですね、入れてみると少し列車の旅している感が出るので、やってみてほしいなと思います。
しばらく行くとですね、鹿児島県桐島市の早戸駅というところに着きました。
ここがですね、日報本線と被災線が接続するところで、ここからはですね、被災線の列車に乗り換えまして行きました。
このですね、たった一両のですね、キハ40という国鉄時代に作られたディーゼルカーに乗ってですね、上村という駅でおりました。
この上村という駅の近くにですね、私が行きたいと思っていた温泉があったので向かいました。
まさに駅からですね、徒歩5分ほどで本当に駅地下の温泉なんですけども、すごく見た目が渋いですね。
民家のような姿のですね、温泉だったんですけれども、すごくですね、温泉の湯船も広くてよかったですね。
横川っていうんですか。
横川温泉という名前です。
また渋い温泉に挑戦しましたね。
そうですね。確かこの時はですね、入浴料が200円だったのですごくリーゾナブルで、地元の方が先にお客さんとしていらっしゃったんですけども、
全然混んでなくてですね、すごくゆったりと40分か50分ぐらいですね、温泉を楽しめたという。
万代の方に200円払って。
そうですね。たまたま行った時万代の方がちょっと席外されてたのでですね、一緒に温泉に入ったですね、地元の客の方が万代に200円置いときゃいいよという。
そうなんですか。次の人が持って行ったりしないですかね。
多分そういうことをする人がいない地域なんでしょうね。そういった意味でもすごくびっくりしたところであったんですけれども、
温泉はほんとすごく気持ちよくてですね、よかったです。この横川温泉をですね、楽しんだ後は再びですね、上村駅から必殺戦に乗ったんですけども、
枯江川駅の魅力
ここから少しですね、時間の都合で福岡に戻るには少し時間があったので、少し駅を戻ってですね、枯江川という駅でいました。
結構枯江川という駅はですね、知る人と知ると言いますか、少し有名な駅ではあるんですけれども、
鹿児島県最古のですね、と呼ばれている駅舎が残ってまして、すでに120年以上建築から経ってるそうなんですね。
この駅にはですね、実は猫駅長と言いますか、猫の観光大使がいるんです。枯江川駅の観光大使というところで、
初代の猫の観光大使はもうすでに亡くなってしまったので、今2代目のサンちゃんという名前の猫の観光大使がいるんですけども、
やはり猫がいる駅ということでですね、猫が好きな方、動物が好きな方がこの駅をですね、訪ねて、ちょっとした観光スポットのような感じになっているので、
駅の中にはですね、いろんな写真とかが飾られておりました。実はこのサンちゃん、私以前取材したことがあって、
以前ですね、紙の西日本新聞にはですね、長官にはモット九州というページがありまして、そこでですね、月に1回、
「哲学の旅」というですね、このポッドキャストの由来となった連載を月1回やってたんですけども、その取材でですね、
一度この枯江川駅を訪ねてサンちゃんに取材したことがあって、その時のサンちゃんを取材した記事もですね、この駅の駅舎の中で飾ってありました。
お、結構大きく取り上げてるんですね。
そうですね。なのでですね、すごくこの取材に協力していただいた方にですね、この掲載された新聞をお送りしたら駅の中で額縁に入れて飾ってくださったので、
すごく嬉しかったですね。
なるほど。
じゃあこのサンちゃん、どこに行ったのかなというとですね、駅の周りをうろうろ探したらですね、サンちゃんと思われる猫さんがですね、駅前のベンチの下で寝てました。
これちょっと職務怠慢なんじゃないですか。
そうですね。安康大使としてはちょっとあるまじき姿かもしれませんが、お疲れなんでしょうね。
結構ここですね、高島空港からも近くて、空港利用者の方が空港に行ったりとか出たりするときの間にちょっと寄ったりとかされることも多くてですね、結構割と列車というよりは車で来られる方が多いような感じなんですけども、おそらく観光客の方の対応にお疲れだったのではないかというふうに思っております。
じゃあ起こさなかったんですか。
もちろんです。もうベンチの隙間からカシャカシャッとですね、カメラで撮ったというだけで、もう特に起こさずですね、ご挨拶もせず帰りましたというところですね。
この後ですね、再び飛撮船の列車に乗ってですね、この飛撮船の列車はですね、途中の吉松というところからキット船という路線に入ってきました。
キット船ってなかなか見慣れないんですけど、どういう字を書くんですか。
福岡から鹿児島への移動
キット船というのはですね、先ほど吉松って言い出しましたけど、吉松の吉が大吉の吉、中吉とか大吉の吉で、都はですね、都の城の都、東京都の都、それでキット船ということでですね。
ちょっとなかなか少し読みづらいというかですね、難読な路線ではあるかもしれませんけど、ただそのキット船という名前なんでですね、2018年にはですね、お菓子のキットカットというフラボもあって、カットのラッピング列車も走ったという。
いいですね、ちょうど受験シーズンなんかではなんかご利益がありそうな。
なのですごくそういった、ある意味演技のいい名前かもしれませんね。
ということでこのキット船の途中にあるですね、宮崎県の海老野市にある海老野駅で降りました。
ちょうどこの駅でですね、上り下りの列車が行き違いをしたということで、しかも夕暮れ時ということもあってですね、すごく2本の列車が同じ駅に停まって、すごく風情のある夕焼けの太陽に照らされた風情のある写真を撮ることができました。
車両そのものが渋いので夕日に変えますね。
そうですね、本当に映画のワンシーンのようなですね、写真が撮れたりすごく良かったなと思うんですけど。
この海老野駅もですね、木造の駅があってですね、すごく風情があっていいなと思ったんですが、ただ私はこの駅で降りたのは、この駅で、もちろんこの駅舎も見たかったというのもあるんですけれども、この駅からですね、私はちょっとズルをしました。
というのもですね、この時間になってくると、夕方のですね、だいぶ5時38分に海老野に着いているので、この時間になってくると普通列車だけで福岡に戻れなくなります。
さっき時間があるからサンちゃんに会いに行くって言ってたじゃないですか。
サンちゃんに会いたかった。
なるほど。
ということで、それでいろいろ策を考えまして、実は海老野駅から徒歩30分ほど行ったところに高速バスの海老野インターというですね、バス停があってですね、実はこの高速バスの海老野インターから高速バスで。
これはちょっとギリギリが入りますね、これは。
まあまあ、でもやっぱりドンコー列車だけでは最近やっぱり厳敏とかですね。
特にあの鬼殺線は今、吉松から人吉を通って熊本八千代まで抜ける線が今災害で普通になってますので。
こういった形でですね、だいたい交通手段を駆使しないとなかなか十分楽しめないということをぜひお許しいただきたいと思うんですけれども。
この海老野インターの高速バス乗り場から新八代駅行きのですね、高速バスに乗りまして熊本県のですね、新八代まで一気にワープという形で。
ほんと1時間ぐらいで行ってしまったのであっという間だったんですけれども。
そして新八代からは当然JR鹿児島本線がありますので、そこからはですね、鹿児島本線を乗り継いで行って、福岡市中田駅には午後10時25分に着いて家に帰ったという。
楽しい日帰り旅
本当に早朝に出て、温泉に入って猫に会った以外は特に何もせずに。
そうですね。何もせずにというか、まあ当然車掌は楽しんでるから。
失礼しました。
移動も派手なうちだと思うんですけどね。
そういう形でですね、今回も旅明治の九州満喫切符というですね、JR九州が発売しているJR九州のですね、普通列車や快速列車や九州のいろんな鉄道が、
施設も含めて乗り放題になる切符をですね、フルに使って丸一日の日帰り旅を楽しんだというところになります。
今後もですね、こういった新幹線だけではなくてですね、ローカル線はいかに楽しく旅するかということを含めてお話ししていきたいと思いますので、今後もご乗車お待ちしております。
09:44

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