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2025-06-05 31:04

31|初めての釜山<前編>冷たいつり革、改札がない新幹線…身近な隣国、驚きの鉄道文化

ご乗車ありがとうございます。この番組では西日本新聞の“乗り鉄”記者が鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。

今回の舞台は、九州・福岡にとって身近な隣国である韓国の釜山広域市です。

旅人(中原)の初任地である北九州市八幡西区で400年以上続く伝統行事「黒崎祇園山笠」が日韓国交正常化60周年の節目に合わせ、2025年4月26日に釜山で開かれた祭りに参加しました。在任当時から親交がある山笠関係者から誘われる形で、初めて釜山を訪ねることに。「この機会に…」と、釜山の地下鉄に乗ったり、韓国の高速鉄道「KTX」を見たりしましたが、日本とは異なる鉄道システムや交通文化に次々と遭遇。驚きの連続だった旅をお話します。

もちろん、釜山市民を魅了した黒崎祇園山笠の勇壮な姿も、現地で撮影・収録した動画、音声を交えてお伝えします!

※祇園の祇は、「ネ」へんに「氏」が正式な表記です。


◆旅人=中原岳(人事部、元長崎総局記者)、車掌=宮下雅太郎(MC/お客さまセンター) /音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネスマーケティング部)

◆旅の時期:2025年4月26、27日

◆収録日:2025年5月14日

◆中原岳記者の記事一覧
https://www.nishinippon.co.jp/writer/show/79/

◆関連記事
黒崎祇園山笠、釜山で「回し練り」披露 朝鮮通信使祭りに9年ぶり参加
https://www.nishinippon.co.jp/item/1344549/
※西日本新聞の釜山駐在記者、丸田みずほ記者の記事です。

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サマリー

今回のエピソードでは、釜山への旅と韓国の鉄道文化について話されています。韓国の交通系ICカードの購入方法や自動改札機に関する驚きの体験が含まれています。また、プサンの公共交通機関やその文化も取り上げられています。特に、地下鉄やバスの運行システム、日本の新幹線との違い、プサンで有名な料理であるテジクッパについても紹介されています。さらに、釜山の駅や鉄道文化について語られ、日本との違いや利便性が強調されています。富山で行われる朝鮮通信市祭りや黒崎義温山傘のパレードの様子についても詳しく紹介されています。初めての釜山旅行で、韓国の鉄道文化や黒崎義温山傘の祭りを体験し、多くの驚きを感じたそうです。

釜山への旅の始まり
西日本新聞Podcast
西日本新聞 鉄ガクの旅
ご乗車ありがとうございます。この番組では、西日本新聞の乗り鉄記者が、鉄道旅の魅力について、広く深く、マニアックに語っていきます。
ご案内します車掌は、宮下正太郎。旅人は、中原岳さんです。中原さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
中原さん、今回はどちらに行ってきたんですか?
はい、今回はですね、またすいません、九州を離れてしまいました。しかも日本も飛び出してしまいまして、韓国の釜山に行ってまいりました。
九州の鉄道の旅という意味で思ってたんですけど、全然そんなことないんですね。
そうですね、今回ちょっと釜山に行くのは、別に鉄道目的では実はなかったんです。
実は私、釜山初めてで行ったことがなかったんですよね、これまで。宮下さんは何回かあるんですか?
そうですね、博多からだと高速線が結構便利なんで、船旅でも行ったことがあります。
そうなんですね、私は本当今回釜山初めてだったんで、宮下さんよりも釜山経験が薄いということで、もしかすると、そんなことも知らないのって言われるかもしれませんけど、そこは適宜突っ込んでいただければと思います。
何をしに行ったんですか?
今回少し前段階の話をするんですけど、私は2013年に西日本新聞社の記者職で入って、
いわゆる所任地が北九州市八幡西区の黒崎地区というところにある北九州西支局というところが所任地だったんですね。
そこに丸4年いたんですけれども、黒崎というところは伝統的な山傘があるんですね。
黒崎祇園山傘というもので。山傘というと福岡市内でも博多の祇園山傘とかありますけども、黒崎の山傘はちょっとユニークでして、武将とか歌舞伎のような人形が山を飾ってるっていうのは、福岡の博多の祇園山傘とも近いものがあるんですけども、
それに加えて黒崎の山傘はイルミネーション、ビカビカ光るイルミネーションがですね。
それはなかなかイメージがつかない、見たことがない方ですね。
山傘の下には車輪がついているので、車輪を軸に重さ2トンから3トンある山傘を男将がぐるぐるっと回す回し練りというのが見どころでもあるんですけど、
実はその黒崎祇園山傘は今年ですね、4月に富山の方に山傘ごと持って行って、富山市民の方に披露するという祭りがあったんですよ。
というのも、2025年が日韓国交正常化60周年の記念の年で、
さらにですね、富山の方では朝鮮通信誌祭りといってですね、江戸時代に朝鮮半島から江戸までですね、朝鮮半島の説壇が辿った朝鮮通信誌というのがあるんですけども、
そのお祭りが開かれていて、そのお祭りに黒崎祇園山傘が参加することになったということで、
初任地からですね、当時から信仰がある方がいらっしゃって、その方からですね、中原さんもぜひ見に来てくださいということで、
プライベートで見に行くことになってですね、ただせっかく富山に行くんだったらちょっとは韓国の鉄道も少しは楽しもうかと。
なので今回はですね、もちろん山傘の話もするんですけれども、韓国の鉄道も少し可能な範囲でですね、見たり乗ったりしましたので、
そういったお話も少ししていこうかなと思います。
今回富山に行ったのはですね、2025年の4月の26日土曜日でした。
先ほど宮下さんは富山には高速線で行っていたということだったんですけど、残念ながら今はないので飛行機で行きまして、福岡空港からですね、行きました。
富山への移動と鉄道文化
福岡空港に朝着いて、その後ですね、連接バスで国内線ターミナル、福岡市地下鉄の終点がある福岡空港駅は国内線ターミナルの方にあるので、国際線ターミナルに行くには滑走路をぐるっと回り込んでですね、バスで移動しないといけません。
このバスに乗って国際線ターミナルの方に行きました。
国際線ターミナルは最近ニュースになりましたけども、大幅にリニューアルされてですね、博多織をイメージしたようなデザインの飾りがあったりとか、かなり新しいターミナルになってたんですけれども、そこでですね、少し飛行機を待ちまして。
今回乗ったのはですね、エア富山という韓国のLCCだったんですけども、この飛行機に乗ってしまうと、福岡から空港から富山の空港までですね、たった1時間についちゃうんですね。
それくらい近いんですよね。実際どれくらい近いのかということで、距離を調べてみました。
ちょっと目印がないと分かりづらいので、福岡は博多駅、富山は富山駅、それぞれの距離で測ったらですね。
大体ですね、博多駅と富山駅の間直線距離で212キロありました。
これが九州だったらどこら辺なのかっていうのを調べたらですね、日本本線の多野駅っていうところと大体同じ距離でした。
これが全然目印としてピンとすいません、来てないんですが。
多野駅っていうのはですね、宮崎市の郊外にあるちっちゃな駅なので。
なので、雑流と福岡市と宮崎市のと、福岡市と富山の距離のが大体同じくらいということで。
だからそう考えると本当に近いなというところですね。
このエア富山の飛行機なんですけれども、基本的に飛行機の機体全体が白くてですね、
尾翼のところが紺色だとか水色のですね、流れるようなラインが入っていて、
どっちかというと爽やかな印象を与える機体でした。
この機体に乗ってですね、富山の方に行きました。
今回こちらも最近ニュースがありましたけど、福岡空港は最近第二滑走路というのができて、
それがいわゆる国際線の離陸で主に使われるということで。
もちろん写真撮るときはですね、機内モードにした上で電波が出ない状態で撮ってはいるんですけれども、
やはりできたばっかりの滑走路なのでですね、舗装がピカピカで。
新しい感じですね。
ここから北向きに向かって離陸していきました。
この日よく晴れててですね、離陸した直後ですね、見下ろすと福岡の街がしっかり見えて、
博多港の周辺だとか遠くにはドームだとか福岡タワーとかも見えてですね、
本当にまた晴れ男。
晴れ男ですね。
もうだいたい晴れることが多くてですね。
そしてその後ですね、長崎県の津島の上空の飛んできました。
こうしてみると津島ってでかいなと思ってですね、津島も私行ったことはないので。
聞いたところによると、津島って九州で一番長い距離を走る路線バスが走ってるという話をどこかで聞いたことがあるので、
それを確かめにいつかは津島にも行ってみたいなと思うんですが、今回は飛び越して、
富山の方にね。
富山の空港に着きまして、入国審査を経て無事富山の方に、韓国の方に入国をしまして。
この富山の郊外にですね、姫空港っていうのがあって、これが実は富山の国際空港になるんですけども、
その姫空港からですね、富山市内に移動するにはちっちゃい電車なんですけれども、
富山姫平電鉄という名前の空港アクセスを兼ねた電車に乗って、地下鉄を乗り継ぐと富山の中心部まで行けるということで。
どれくらいで着くんですか。
だいたい上手く乗り継いだとして、富山市内のどこに行くかにもよるんですけども、だいたい3、40分はかかるので。
だからそう考えると、この間西日本新聞でも紹介されてましたけど、福岡空港って世界の主要空港でも一番アクセスがいい空港だというふうに紹介されてます。
それに慣れてしまっているから3、40分もかかるのって思いますけど、それでも羽田とかに比べたらですね、近いっていうことになりますよね。
ただ乗り継いしないといけないっていうのが面倒だなと思うんで、地下鉄がこの空港まで伸びてくれたらいいのになって思ったんですけども、
今のところその韓国のこの富山の姫空港は富山姫経電鉄という電車と地下鉄を途中で乗り継いで市内に行くという。
もしくはバスだったりとかタクシーで行くっていうこともあるんですけど、ここはやっぱり乗り鉄としてはですね、やっぱり乗らんといかんということで。
この駅でどうやって電車乗るかというと、事前に調べたらですね、韓国にもいわゆる交通系ICカードがあって、スゴカとかニモカとかそれにあたるものがあってですね、
それを買うと便利だっていうことで聞いてたんですけども、普通日本の鉄道ってそういうICカード買おうと思ったら、
県売駅だとか駅の窓口で買おうと思うんですけども、今回は韓国の交通系ICカードはコンビニで売ってるんですよ。
そうなんですね。便利ですね。
なので富山の姫空港の最寄り駅にも改札の横にコンビニがあって、そのコンビニでこういう大きさとしては日本の交通系ICカードと同じくらいなんですけども、
このカードを買ってそれにチャージして自動改札にピッてするとゲートが開いて通れるということで。
でも面白いのが韓国の交通系ICカード、私が買ったのはTマネーカードというものだったんですけども、
半透明になってて中の回路が見えるという、若干そういう方面が好きな方にとってはちょっとマニアックな作りで、
だけどこのデザインは通信アプリのLINEのキャラクターが見慣れたキャラクターですね。
すごく可愛らしい感じですね。
これを使って、私は今回2日間富山に滞在したので、2日間これで地下鉄で移動したりとかしてました。
自動運転の体験
韓国の地下鉄とか鉄道の改札は、これは先ほどご紹介した富山姫経電鉄の自動改札だったんですけれども、
本当に日本と同じようにピッとタッチすると扉がバタンと開くシステムでした。
でも見たところ、切符を入れるところってなさそうですね。
そうですね。切符もですね、これもタッチするというかですね。
なのでそういったものがなかったので、そこら辺はやっぱり日本と違うなという形でしたね。
ただ中にはこういう扉がバタンって開く日本と同じような自動改札機もあったんですけども、
富山の地下鉄とかはですね、バーをぐるぐるっと回転させていくような改札機が多くて、
すごく人がたくさん通るとき、人の流れが悪くなるんじゃないかな。
テーマパークとかで見るやつ。
テーマパークだったらいいんでしょうけど、地下鉄みたいに人がたくさん乗り降りするようなところだったんですね。
そこはちょっと大変だろうなと思いました。
こういったところからですね、日本と韓国の鉄道カルチャーの違いでちょっと驚いてたんです。
旅行で私も何回も行きましたけど、そんなところに着目したことは全くなかった。
新鮮ですね。
そうですね。そういったところを鉄道ファンは見てしまうからですね、一つ一つで驚きがあるというか。
先ほど言ったですね、富山決め経営伝説にまず乗ってですね、富山の中心部を目指しました。
この富山決め経営伝説はなんと自動運転になっててですね、運転士も車掌もいなかったんです。
なので運転台がないので、すぐ最高位とか最も前のフロントから目の前まで椅子が置いてあって。
プサンの交通機関
運転士さん気分を味わえる。
そうなんです。残念ながら空港から富山に行くときはですね、富山の中心部に行くときはもう人が座ってたんで、
残念ながらその前面風景見られなかったんですけども、帰りこそは見てやろうと思ってですね。
なるほどね。
この2両編成のちっちゃい電車でですね、前面とか屋根の周りは鮮やかなオレンジで乗られてて、
すごくかっこよさがあるようなそういった電車でしたね、ちっちゃいながらもですね。
富山決め経電鉄と地下鉄を乗り継いで富山の中心部に行きました。
いきなり今富山の街中の写真が出たのであれと思った方もいるかもしれませんけど、
実は富山の地下鉄、韓国全体がそうなんですけど、地下鉄ってあんまり写真撮らない方がいいらしくて。
そうなんですかね。
というのもやっぱり、ご存じの方も多いと思うんですけど、韓国ってまだ朝鮮戦争が急戦状態で終わってなくて、
そういう時々ミサイルを発射するような国が近くにあるということもあって、
そういう中で地下鉄って避難場所にもなりということで、
国防上の理由であまり地下鉄の写真とかは撮らない方がいいっていうのはですね、
ちょっと事前に聞いてたんですよね。
乗った感じでは全然ですね、ノーフォトみたいな、そういう写真撮影禁止みたいなマークはなかったんですけど、
ただちょっと怖かったんで撮影は控えたので、今回お示しするのは控えました。
あと韓国の地下鉄でもう一個驚いたのがですね、これも写真がないくて説明が難しいんですけど、
普通日本の地下鉄のつり革ってプラスチック樹脂でできてて、
触っても全然暖かくも冷たくもないんですけど、
韓国の地下鉄、このプサンの地下鉄の車両によってはですね、多分古い車両なんだと思うんですけど、
つり革が金属製でできてるのがあって。
なのでですね、触った瞬間冷たっと思ったんですよ。
行ったのが4月だったから良かったんですけど、これ冬場とか、触りたくないなと思ってですね、
その辺もつり革にもやっぱり日本と韓国の違いがあるわけですね。
新しい車両はですね、日本と同じ樹脂製だったから良かったんですけど、
その辺りにもいちいち感動してましたね。
テジクッパの体験
で、プサンの中心部に移動しましてですね、地上に出てきたらですね、
これでも交通機関好きとしても注目したいところがあってですね、
プサンの中心部は地上はもちろん路線バスがいっぱい走ってるんですけども、
その路線バスの専用レーンがプサンの中心部の大通りには整備されててですね、
ただですね、面白いのがバス専用レーンって日本にもあるところはあるんですけど、
あるとしてもだいたい道路の端っこ側の車線が多いじゃないですか。
だからプサンのこの一部ではですね、道路の真ん中にバス専用レーンを設けてるところがあって、
だからバスに乗ろうと思ったら一旦その道路を渡って、
道路の真ん中に行かなきゃいけないっていう手間はあるんですけど、
それはまさに日本の路面電車も同じような感じで、
道路の真ん中に専用レーンがあるんですけども、
ただですね、本当にここは一般車が本当に通行を規制されてるので、
バスが渋滞を横目にスイスイ行っててですね、
これはこれで福岡もバスが多いからですね、
こういうバス専用レーン作ったらいいのになと思って。
面白いですね。あんまり見慣れない写真というか。
そうですね。
そこは少しですね、バス好きの方にとってはこれはまた日本ではなかなか見られない光景かなと思うので、
ぜひプサンに行かれた際に着目してほしいなと思っています。
その後ですね、また地下鉄をですね乗り継いで、
このプサン駅、福岡で博多駅みたいなところがあるんですけども、
そのプサン駅の方に移動しました。
その近くにですね、テジクッパというですね、豚のスープが有名なんですけれども、
そのテジクッパが有名なですね、お店が近くにあることが分かったので、
そこでちょっと少し行列に並んでですね、入りました。
テジクッパってなんか回転率がいいのか、
従順に並んでたんですけど、5分、10分ですぐ入れてですね。
それはあれですか、観光客向けというより現地の方々が並んでた感じですかね。
そうですね、観光客も方も利用してるのかなと思ったんですけど、
並んでる方は基本的には韓国の方。
いいところを見つけましたね。
そうですね、ほんとプサン駅の近くだったんですけどね。
注文したらやはり回転率の速さが証明するよりすぐテジクッパが出てきてですね、
このテジクッパというのは本当に豚のスープでですね、
この豚のスープ自体は薄味なんです。
これも初めて食べたんですけど、
そのスープの中に豚肉を茹でたようなものが入っていて、
それだけでももちろん美味しいんですけど、
味が薄いとかあったりとか、
多分食べてると飽きてくるんですよね。
それを少しでも楽しむために、
味変しながら食べる料理みたいでして、
なのでテジクッパを置いてる店にはですね、
必ずこの味変用に小さいエビの塩辛だとかですね、
あとキムチとかニラとかそういったものが置かれてあったりとかして、
この店もそんな感じでですね、
ちょっと味に飽きてきたらエビの塩辛を入れたりとか、
ちょっとキムチを入れたりとかして、
味を変えながら食べて楽しむというもので、
大変美味しい料理でですね、
テジクッパいいなと思いました。
KTXと日本の新幹線の比較
これでお昼、お腹満たしたところで、
もう一回プサンの駅に戻りました。
プサンの駅もですね、結構大きくて、
そっくりですね、外観から。
そうですね、ガラス張りで大きな屋根があって、
そういう作りなんですけども、
駅前も広場が広くてですね、
イベント、コンサートが小さなコンサートが開かれてたりとか、
市民の憩いの場になっているような形でした。
このプサンの駅でもう一個驚いたのがですね、
中も天井が高くてですね、
高い天井に鉄骨が組まれたような構造で、
駅というよりは空港、
まさにこの日の朝出発した福岡空港の、
特製線の駅ですね。
福岡空港ですね、
そうなんですよ、そんな作りでですね、
鉄道の駅とは思えないような作りでした。
もう一個ですね、ここで駅に来たんで、
列車を見ようと思って行こうとしたんですけども、
もう一個面白いのがですね、
ここからですね、KTXといって韓国版新幹線が
ソウルのフォーマーで出てるんですけれども、
新幹線って日本の新幹線っていうのは、
本当にどの駅も、赤田駅もそうですけど、
ちゃんとしっかりした地図を書いてあるんですけども、
ここからですね、
ここからですね、
ホームに乗るっていうのは、
本当にどの駅も、赤田駅もそうですけど、
ちゃんとしっかりした自動改札機があって、
それを通らないと当然ホームには行けないんですけども、
この富山駅のこのKTXの発着ホームはですね、
なんと改札口がなくて、
そのままホームに降りて行けたんです。
電車に乗っちゃえるなら、
もう無賃乗車し放題ですよね。
おそらくそこはですね、
ちゃんとチェックがあるんでしょうね。
乗ってからの切符乗ってくるんですね。
ホームに降りるだけだったら、
一切通らずにそのまま降りて行けて、
そこはですね、どっちかというと、
海外もですね、東南アジアとかヨーロッパの駅とかも、
そういう改札がない駅がほとんど、
むしろ多いんですけども、
そこは日本じゃなくて、
どっちかというとワールドスタンダードの
改札がないパターンという意味では、
富山は世界標準に近いような印象でしたね。
なるほど。
そしてホームに降りたらですね、
ここは日本と同じように、
富山っていう駅名の看板があったりとかしましたけども、
ちょうど出発を待っているKTXの車両があってですね、
こちらがKTXの山に川と書いてある山頂というのがあります。
こういった新幹線なんでですね、
空気抵抗を減らすためだと思うんですけども、
先頭が鋭く尖って、
流線系の新幹線、
韓国の新幹線、KTXが止まってたんですけども、
ただこの顔立ち、
どこかで見たことあるなというのを思ったんですけども、
これは私たちの九州を走る、
JR九州がほとんどの車両に乗っている車両なんですよね。
なるほど。
八八五系とよく似てるなと。
ちょっと意義ありと言いたくない。
大体のフォルムってこうなんじゃないかなと思うんですけども。
そうですね。
同じような、
例えばこのライトの付け方とか、
花といいますか、
おそらくここには緊急事態にですね、
他の列車に引っ張ってもらうための連結器が
納められてるんでしょうけど、
この花の構造とかですね、
そういったところに、
このライトが付けられているんですけども、
このライトが付けられているんですけども、
この花の構造とかですね、
そういったところを見比べると、
すごくリアル系の。
すごいですね。
リアルに九州に引き付けようという感じがしましたけど。
そうですね。
そういったところで少し親近感を感じましたけどね。
この八八五系も、
今は特急のミドリとかリレーカモメとか、
あとソニックとかですね、
そういったものが使われてるんですけども、
限界などの向こうにも似たような顔の列車が走ってるんだな
ということはちょっと今回初めて知りましたけども。
そしてフォルムももう少し観察してみたんですけども、
行き先の表示とかですね、
電光何時出発しますよという、
そういう表示は赤田駅でも見かけるようなですね、
時間だったりとか行き先があったりとか、
その辺の表示も近いものがあるなと思いました。
もう1個違うなと思ったのはですね、
ホームというかホームの段差が低くて、
この車両に乗り込もうと思ったらですね、
1段、2段、3段ステップ上がらないと、
釜山の鉄道文化
デッキに上がれないということなんですね。
そこは日本だったらいけないですね。
そうですね。
そうですね。
大きな荷物があったりとか、
車椅子の方とかどうするんだろうな、
というのはちょっと見ながら思ったんですけども。
直接取材されたわけじゃないんでしょうけど、
てっちゃんから見てそれはどうしてというふうに考えてますか。
そうですね。
もしかすると車両の規格が統一されてないので、
車両によってデッキの高さ、
乗り込むとこの高さが、
車両によってバラバラだったら、
車両によってデッキの高さがバラバラだったら、
車両によってデッキの高さがバラバラだったら、
フラットなホームだと、
かえって1段下がったりとか上がったりしないといけないので、
フラットなホームだと、
かえって1段下がったりとか上がったりしないといけないので、
だからそういう意味では、
いろんな車両の高さに応じて、
だからそういう意味では、
ステップを上がってもらったほうが、
もしかすると列車を乗り込みしやすいのかな、
ステップを上がってもらったほうが、
というふうには思ったんですけれども。
確かにこれも東南アジアとか行くと
だいたいフラットな、
床が低いホームが多くて、
床が低いホームが多くてやはり東南アジアとかの列車とかも
ステップを上がっていって乗り込むパターンが多いので
そういう意味ではやっぱりスーツケースとかを持っている旅行客とかを目線で考えると
日本のほうが優れているというか利用しやすい面もあると
そうですね日本のほうが段差なく列車に乗り込めるようになっているな
だから日本の場合は確かに車両によって少し段差があったステップがある車両も中にはあるんですけども
割と最近新型の車両ほどホームから列車乗り込むときが
ほぼ段差なく乗り込めるような車両が多いので
日本の場合はそういったところが統一しようということで
鉄道会社が頑張っているのかなというところも思ったりしたんですけど
すみません先ほど三浦さん言われたみたいにちょっと
プライベートで行って取材をしたわけで
取材が必要ですよこれ
ちょっとこれはあなたの匿名取材班あたりに投稿しようかなと思っちゃったりしましたけど
富山の景色と祭り
この後も一旦また富山の駅を出て
いよいよ先ほど冒頭の方に申し上げた
黒崎祇園山笠が出るお祭りの会場の方に向かいました
この富山駅のすぐそばに港があるんですけど
その港の間に広い公園があって広場がある公園があって
そこが今回の朝鮮通信市祭りの会場となっておりました
その会場に行く途中ですね長い歩道橋を渡って向かったんですけど
そこから見た景色が
さむ結構人口が340万人もいるということで
大建物が多くてですね
なので一方でその平地が意外と少なくてですね
小高い山が連なっているところもあるので
山の斜面まで高いマンションだったりとか住宅が広がっているような風景があって
こういう風景を見るとちょっと長崎っぽいなっていう気もしてですね
長崎でも記者されてただけあって
そうですねしかも私がたまたま見に行った小高い山には電波塔も建ってて
これは稲妻山なんじゃないかとかですね
夜景は綺麗そうですね
そうですねこの後暗くなった後で見たんですけど夜景綺麗でした
なので人口はですね本当に富山小池市だけで340万人ってことで
福岡市の倍ぐらいの人がいるんですけれども
こういったですね山の斜面まで続く住宅街とかマンションとか見ると
ちょっと長崎っぽい感じもあるなと思って
だから富山って私の感じた印象は福岡と長崎を足して2で割ったような街だなというふうに
なるほど
思いましたそしてこの後いよいよですね祭りの会場に入っていくわけですけども
ちょうどですね朝鮮通信市のパレードが道路を一部封鎖してですねやってるところでして
このパレードの一段がですね会場に入ってきて
ちょっとしたですね踊りとかですね見せ物を披露するっていうのがありました
このパレード体が開けた後にいよいよ黒崎義御山傘がですね
富山市民の前に出てくるというところでですね
ちょうどこの広場で待機しているところを写真撮ったんですけれども
すごくいろんな人形で飾られててですね歌舞伎をイメージしたというふうに言われてましたかね
天気もいいですね
そうですね
暑い時だった
青空がすごくて黒崎義御山傘の男種は皆さん
白いハッピーだとか白い着物を着てらっしゃったからですね
その白もですねこの青空とか日光に映えているような形でですね
でこの山傘がいよいよ市民の方々の前に出てくるわけですけれども
この今YouTubeをご覧の方にはですねお見せしてきてるんですけれども
このすぐそばにですね階段状の見学席があるんですけどそこをびっしりですね
地元の富山の方々が埋めてですねその前でこの黒崎義御山傘がですね
ぐるぐるっと車輪を軸に回転する回し練りとかを披露するとですね
富山市民の方からも手を叩いて喜ぶような姿が見えてですね
この披露した後一旦休憩に入ったんですけども
そしたらもうこの山傘と一緒に記念撮影をしたいというですね
富山市民の方が行列を作られててですね
それくらい富山市民の方を魅了してある意味いい意味で衝撃を与えたんですよね
なのでいろんなですね聞くところによると
韓国の国会議員の方とか富山市の重役の方とかも一緒に記念撮影を
求められてて黒崎義御山傘の男性の方がですね
その方々とも一緒に記念撮影したりとかして
写真を見ている限りでは山傘のオリジナリティという黒崎義御山傘
というところはどこにあるのかなというふうに思ったんですけど
実はですね黒崎義御山傘が本当に綺麗なのは夜なんです
この黒崎義御山傘冒頭少し申し上げましたけれども電球がついててですね
暗くなってくるとその電球をですね光らせて
光らせながらぐるぐるっと回るようなことで実はこの後またですね
富山市民の前でこの回転を見せるとこがあったのではいそこはですね
ぜひ動画でご覧いただきたいと思います
音声メディアのポッドキャストで聞かれている方はですね
その音声を含む音声のみとなりますけれども
その有象なですね太鼓とかカネの音も含めて
お楽しみいただければと思いますはいではご覧くださいはい今ちょうどですね
電球が山傘全体にですねいろんなところ
至るところに電球がついてぐるぐる回っているところがですね
動画でお示ししているところではあるんですけれどもその背後でですね
見ている富山市民の方もですねスマートフォンで写真撮ったりとか
手を叩いてですね応援したりとかそういったこともされておりました
確かに昼の顔とまた全然違う有象さプラス
輝かしさみたいなものがそうですねはいこの時はまだですね
夕方の6時過ぎでまだ空がやっと暗くなってくる頃だったので
なのでこれがもっと暗くなると綺麗なのではいその様子も
黒崎義御山傘とドローンの共演
ぜひご覧いただこうと思います暗くなってくるとですねはい
写真撮るのも難しくなるんですけどもあえて
シャッター速度を遅くしてぶらすことでより有象感を出すっていう撮影も
これはあれですか手ぶれした言い訳というわけじゃなくて
あえてこういう形で撮っているとそうですねはいこの写真はですね
この山傘の上に乗っている男種の男性の方お一人の方に焦点を当てて
そうですねレンズを振るとですねこういう人は止まっているんだけれども
イルミネーションの電球が流れて見えるというそういった力が伝わって
そうですねはいこの先ほど申し上げたようにこの黒崎に4年間いたので
毎年黒崎行山傘を取材してたからですね当時写真撮るの苦労してましたけども
その時の技術が今生きたというところになりますねはいその後もですね
この港側の広場の周りをですねぐるぐる回るような形で
まあ沢山の方にですねこの黒崎行山傘の
優秀さを披露してもらったんですけれども夜になるとですね今度はですね
ドローンとの共演もあってドローンと言うとちっちゃいですね
ヘリコプターみたいなちっちゃい機体があるんですけど
実は今回ですね西日本新聞のプサン駐在の記者が取材したところによると
約1200機のドローンをですね夜空に浮かべてそれとこの電気を光らせた
黒崎行山傘を共演させるというそういうですね粋なこともされててですね
このドローンで何をしたのかというとですね
先ほど申し上げたこのお祭りが朝鮮通信誌をのお祭りだったので
その朝鮮通信誌の歴史だとかですね日本との繋がりをですね
表現するようなそういったデザインをですねこの無数のドローンをですね
一つ一つの点にしていろんな色を出したりとかすることによって
絵を絵を作ったりとか文字を出したりとかそういうふうな表現がされておりました
ここでも一つ動画をぜひご覧いただきたいと思いますので進めてみたいと思います
今夜空に浮かぶドローンがいろんな赤とか青とかいろんな色に光ってですね
人だとかそういったものを表現しているような動画が流れているんですけれど
ほんと花火みたいな感じでも花火ではないので
泥がいろんな色に発光することでですねいろんなより自由な形を作ったりとか
ちょうど今はマストというか砲立てた船のデザインをですね
夜空に浮かんだドローンがですね表現してるんですけど
おそらくこれは朝鮮通信誌の方々が限界などを渡るときに
乗っていた船をイメージしたんだろうと思うんですけれど
ドローンも静止しているのかなと思いきやゆらゆらほが揺れる様子とかですね
船も若干傾いたりとかもしてますしすごい技術だなと思いました
そうですね少なくとも北九州の黒崎の祭りでは
こういったドローンとの共演というのは見たことなかったので
まさか草んでこういったドローンという同じ光
山下さんの方は電球イルミネーションですけどもそれを夜空のですね
いろんな色に輝くドローンと共演するというのはなかなか見ててですね
すごく新鮮でしたねこのドローンはいろんなですね表現をしていて
釜山の鉄道文化と祭り
例えば朝鮮半島と日本列島ですね緑色のドローンで表現船で表現して
その夜空に描いたドローンでですね朝鮮通信誌が辿った朝鮮半島から
江戸まで辿ったその道筋をですねまた別のドローンで表現する
というようなこともやっておりましたあとは黒崎からですね
黒崎義温山傘が来たので黒崎義温山傘をですね
イメージしたドローンも登場した
ハングル文字じゃなくてちゃんと漢字で書いてくれてるんですよ
草の夜空に赤い文字赤いドローンでですね
黒崎という字がですね描き上がってですねこれはやはり
黒崎義温山傘皆さんもおおおって言って動いてましたね
そしてこのドローンショーが終わった後もですねまた何回かですね
この黒崎義温山傘のマーシネリットが披露されて
最後は夜9時ぐらいにようやくですね祭りが終わったというところになるんです
という形で長い1日でしたけど
韓国の鉄道を見て山傘を見たということでですね
すごく私としても武蔵初めての武蔵の初めての日だったんですけれども
すごく楽しめたなと思うんですけれども
2日目はですねもう今回山傘のお祭りはこれで見終わったので2日目はですね
富山市内のあるマニアックな鉄道が一つあってですね
なので次回の鉄学の旅ではそちらのですね
富山にあるちょっとマニアックな鉄道を一つご紹介しようかなと思っていますので
次回もご乗車お待ちしております西日本新聞ミーです
次回の鉄道探訪
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