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2025-04-24 12:18

25|「週末パス」で行く東北3県周遊旅③JR左沢線&山形鉄道編

ご乗車ありがとうございます。この番組では西日本新聞の“乗り鉄”記者が鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。

今回の旅は、2月に訪ねた東北3県(福島、宮城、山形)が舞台です。JR東日本のフリーきっぷ「週末パス」(2025年6月で発売終了)を手に、これまで未制覇だったローカル線を巡りました。旅の第3回は山形県を走るローカル線2路線の乗りつくしに挑戦。新庄駅から南下し、山形駅でJR左沢線に乗り換えて終点まで1往復。さらに南へ向かい、米沢駅で米坂線に乗り換え、途中の今泉駅から山形鉄道フラワー長井線に乗車。真っ白な車窓を楽しみながら、行ったり来たりし、山形新幹線「つばさ」のE8系で山形県を後にしました。

◆旅人=中原岳(人事部、元長崎総局記者)、車掌=宮下雅太郎(MC/データマーケティング部) /音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年2月28日

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サマリー

このエピソードでは、山形県の新城を起点に、左沢線や米坂線、さらに山形鉄道フラワー長井線を巡る旅が紹介されます。旅行者たちは、雪景色を楽しみながら、歴史的な鉄橋や地域の魅力を探訪します。また、山形県のフラワー長井線や山形新幹線、福島県への旅が振り返られています。鉄道の旅を通じて、ローカルな風景やグルメ体験が紹介されており、次回の旅の展望にも触れられています。

00:01
西日本新聞Podcast
西日本新聞 鉄ガクの旅
ご乗車ありがとうございます。
この番組では、西日本新聞社のノリ鉄記者が、鉄道旅の魅力について、広く深くマニアックに語っていきます。
ご案内します車掌は宮下正太郎、旅人は中原岳さんです。中原さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
中原さん、東北旅行編で前回は停滞ミスをしたという話ですね。
はい、改めて前回の話を少し振り返りたいと思うんですけれども、前回はですね、仙台を出て、いわゆる陸奥東線と呼ばれる路線を通じて、山形県の新城まで行こうと思っていたんですけれども、
その途中の鳴子温泉というところから先がですね、災害で普通であることをすっかり親調べしてなくて行ってしまったばっかりに、行けないということが現地に行って初めて分かってですね、
急遽、鳴子温泉から仙台まで引き返して、別の路線である仙山線を通って、新城までギリギリたどり着くという、そういうドタバタの話を前回しました。
旅の再開と雪景色
今回はですね、また山形県の北部の新城というところで一泊しましたので、今回は新城から旅を再開していこうと思います。
どちら側に行くんですか。
この日はですね、新城からまた南の方に行きまして、山形県内を走るローカル線、二路線を制覇することにします。
この日の旅の始まりはですね、2月16日の朝なんですけれども、新城駅から始まりました。
新城駅からですね、午前7時31分山形行きのですね、普通列車に乗り越えました。
前日はですね、夜だったので車窓はほぼ真っ暗で見えなかったんですけども、朝なのでですね、車窓はもう明るくて一面雪景色。
なかなか九州では見られないですね。
本当真っ白でですね、本当に東北の方に来たんだなというのを実感したんですけども。
そしてですね、新城駅からですね、1時間20分ほど乗りまして、山形県の県庁所在地である山形市のですね、山形駅に到着しました。
ここからですね、実はJRのあるローカル線に乗るんですけれども、そのローカル線の路線の名前が左に沢と書く路線なんです。
今YouTubeをご覧の方にはですね、列車の行き先表示に左に沢と書く路線があるんですけど、ただこの路線左沢線ではないんです。
何て読むと思います?
左沢としか読めない。沢谷線とか。
そうですね、沢谷線も少し不正がありそうな、いかにもローカル線ちっくらな名前なんですけども、実はこれで当てらざわと読むんですよ。
絶対当てられないですね。
ああ上手いですね。
そういうつもりじゃなかったんですけどね。
当てらざわ線は本当は当てられないんです。
そこを噛んだらもう元も子もないですね。
すいません。本当なかなか全国でも屈指の乱毒路線だろうなと思うんですけども。
この当てらざわ線は私は一回も乗ったことがなかったので、この機会に終点まで往復してですね、全線制覇しようと考えました。
当てらざわ線はですね、2両編成のディーゼルカーで雪景色の中を進みまして、40分ほどで終点の当てらざわ駅に到着しました。
もう今YouTubeをご覧の方には見えていると思うんですけど、駅の看板の下半分はほぼ埋まっている状態でですね。
本当に山形県でも、いわゆる朝日連邦といって山登りが好きな方には有名な山があるんですけど、その朝日連邦のふもと近くに終点のこの当てらざわ駅っていうところがあります。
終点っていうところですけど、結構その街並みというか大きな街だったりはするんですか?
見たところも、いわゆる小さい商店街のようなところがお店が少し駅前にある程度でですね。
それほど山形市のような大都市ではなかったですね。大都市というか大きい街ではなかったですね。
ここからですね、また折り返しなんですけども、10分で折り返して山形駅の方に戻りまして、今度は山形駅から米沢行きというさらに山形県を南へ向かう列車に乗りました。
ここから山形県を南下しまして米沢駅に着きまして、この米沢駅からさらに同じJRの路線である、ローカル線である米坂線という路線に乗り換えました。
この米坂線というのは米沢の米と、米坂線というのはもともとは山を越えて日本海側の新潟県の坂町というところまでつながっているので米坂線という名前なんですけども、
ただこの米坂線も災害の影響で途中の今泉というところから先が今止まってまして、この列車は米沢初今泉駅だったんですね。
この今泉駅の列車に乗りました。この米坂線の車窓も山も含めて雪化粧してて、本当に真っ白な車窓が続きました。
その列車の終点である今泉駅に着きました。
この今泉駅の湖泉橋から駅構内といいますか、周辺の景色を眺めると本当に一味景色で、本当に遠くの山も雪をかぶっててですね。
やはりこの日は本当は寒波と寒波の間だったので雪が降ってなくてですね、遠くまでスキッと見えたんですね。
さっき電光掲示板にザオウって書いてあったから、この辺りってやっぱりスキーとか魚なのかなと思って。
そうですよね。ザオウというと福島県と山形県の辺りですけど、あまりスキー場詳しくないものですね。鉄道は詳しいけど。
鉄道は詳しいけどいいよね。
やったことないっていうところがあって、そこはちょっと弱いところであるんですけども。
この今泉駅、ご覧の通り、おそらく雪が解ければ田畑が出てくるんだろうなと思うんですけども。
フラワー長井線と鉄橋
ここは実はですね、山形県の第三セクターの施設で山形鉄道フラワー長井線という路線があるんですけども。
その路線がJRと接続する場所なんですね。
なので今度はですね、この第三セクターの山形鉄道フラワー長井線を制覇することにしました。
もともとフラワー長井線はですね、旧国鉄の路線を引き継いだ路線でして、
沿線がですね、花の名産地ということでこのフラワー長井線という名前になっているそうなんですね。
ただ列車が着くまでの間、この駅をいろいろ観察、この今泉駅の中を観察したんですけども、
結構昔の看板が残ってたりとかして、結構渋い、いいなと思いながらですね。
こういうのに領上をまた感じるわけですね。
味わい深いですよ。この乗り換えっていう、この少し丸っこい自体がまた味わい深い。
全然伝わらないんですけど、やっぱりこういう古い看板とか好きな方は結構好きなんですよね。
そうですね。こういう看板もどんどん新しいのに取り替えられているので、非常に貴重なものだなと思っていたら、
フラワー長井線の列車がやってきましたですね。
もう車両も全体にいろんな花の花がですね、ラッピングされている、結構ほんと華やかな。
デコってる感じ。
デコってる感じの車両だったんですけども、このフラワー長井線に乗り換えてですね、終点の荒戸というところまで向かいました。
このフラワー長井線の沿線もですね、道路が雪で覆われたまま、受雪もされていないところもあったりとかしてですね、
もうすごく絶対に九州では見られない。
線路以外はどこを歩いていいのか全然わからないよね。
そうですね。歩いたら遭難しちゃうんじゃないかというぐらい雪が周りに積もっていました。
この列車なんですけど、終点の荒戸駅に着く前に、もがみ川という川を渡ったんですけども、
このもがみ川に架かる鉄橋がですね、これ実はですね、私も現地に行って初めて知ったんですけども、
もともと架かる鉄橋、結構茶色いですね、渋い。渋いけども結構頑丈そうな鉄橋があったんですけども、
これってもともと最初から山形にあったわけじゃなくて、実はですね、この路線、明治時代に東海道本線の駅祖川橋梁といってですね、
愛知県と岐阜県の県境にあった東海道本線の鉄橋を大正時代に山形の方に転用しまして、今も使われているというなかなか年代物の鉄橋。
そういう情報ってどうやって仕入れるんですか?
実はですね、この列車に乗ってる時にGoogleマップを開いてたら、この鉄橋のところにピンが立っててですね、
でポチッと押したら、関連情報でそういった、もともと東海道本線で使われていた橋列って書いてあって、
山形県の鉄道旅
それを知ってですね、これはぜひ写真撮らないといけないなと思って、この車両はですね、運転席の横まで人が入れるようになってたんで、そこから取りに来た。
前方面を。
そうですよね。
この橋を渡ったらですね、終点の荒戸駅というところに着いたんですけども、
ここはもうすぐ折り返しでですね、5分ぐらいしかいられなかったんですけど、また折り返しのこの列車に乗って、フラワー長い線のですね、車窓を眺めながら戻っていきまして、
今度はですね、先ほどはJR米坂線の今泉駅からこのフラワー長い線に乗ったんですけど、
一方でその先のですね、このフラワー長い線は大宇本線、もしくは山形新幹線の赤湯という駅まで行っているので、
今度はこの赤湯まで乗り通して、山形新幹線のですね、最新型のE8系というのに乗り換えました。
この山形新幹線E8系、昨年デビューしたばっかりということで、新車に当たったなというふうに。
はい、ちょっとこれもまたテンションが上がるポイントで。
中原さんも初めて。
初めてです。
お会いできた。
なんかオシャレな色合いですね。
そうですね。
この山形新幹線の名前、翼というんですけども、翼144号に乗って、もうこれで山形の旅は終わりということで、福島に向かいました。
この車内ではですね、先ほど米坂駅で乗り換えの合間に買った駅弁もですね。
いいですね。
米坂牛焼肉汁の弁当というふうに書いてあるんですけども、これでですね、ちょっと少し遅めのランチをですね、車内のところでいただきまして。
右上にもチラッといい感じの飲み物が写ってますね。
そうですね。
やっぱり飲み鉄っていうのも、今そういうことをされている番組。
飲み鉄っていうのもあるんですね。
これもやっぱり私にとっては旅の楽しみの一つですね。
この山形県から福島県にかけてもですね、結構山を越える区間ではすごく雪深かったんですけれども、この山を越えて福島市内側に降りてくると、もうだいぶ雪もなくなってですね。
なるほど。
一気にもう雪は、街中では消えてました。
そして福島駅の方に着きまして、ここで今回のお話は終わろうかなと思います。
福島への展望
改めて今回のですね、旅のおさらいなんですけれども、朝ですね、新城駅を出まして、山形県を南下して山形駅からJR宛沢線を往復して、まず宛沢線を前線制覇しました。
その後さらに山形県を南下して、今度はですね、フラワー長井線、山形鉄道、フラワー長井線っていう第三セクターの鉄道、こちらも前線に乗って制覇したというところで、ひとまずこれで山形県の旅は終わり、福島駅に着いたところで今回のお話は終わろうと。
なるほど、手前味噌の話なんですけど、鉄学の旅っていいなというのが、なかなか九州に住んでいる東北の、しかも新幹線なんかでぴゅーと通ることは仮にあっても、ローカルの街々ってなかなか我々行く機会ないので、中田さん写真も得意で、いろんなところの旅場を感じれる写真も撮ってきてくれるので、こういう旅した気分というと大げさですけど、そういう情報を知れるのはいいなというふうに思いました。
ありがとうございます。本当に最近旅に出ても鉄学の旅でどう紹介しようかと思いながら写真を撮るようになってしまって。
全然楽しめないじゃないですか。
そうなんです、そうなんですってあれですけど、やはり皆さんに旅先のなるべくいい写真をお届けしたいなと思ってますので、旅に出たら鉄学の旅で紹介できないかなということは頭の片隅に置きながらこれからも旅に出ていこうかなと思います。
今回の旅行、東北の旅なんですけど、実はあと一個東北、福島の方で乗ろうと思っていた路線がありますので、次回はこの路線を制覇するお話をしていこうと思いますので、次回もご乗車お待ちしております。
ご視聴ありがとうございました。
12:18

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