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2025-05-22 08:59

29|温泉まで約10時間!西鉄&JR&肥薩おれんじ鉄道乗り継ぎ 福岡⇔鹿児島日帰り旅 前編

ご乗車ありがとうございます。この番組では西日本新聞の“乗り鉄”記者が鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。

今回は、2024年2月に福岡から鹿児島まで日帰りで往復した鈍行列車の旅の前編です。西鉄天神大牟田線やJR九州の鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道を乗り継ぎながら九州を南下。6時間半ほどかけて、鹿児島中央駅までたどり着きました。熊本県のキャラクター「くまモン」のラッピング列車や真っ青な東シナ海の車窓など途中で見かけた名物についても紹介します!

※JR九州は、今回の旅で使った「旅名人の九州満喫きっぷ」について、2025年4月1日購入分から発売額や使用条件を変更すると発表しました。購入や乗車の際はご注意ください。

◆旅人=中原岳(人事部、元長崎総局記者)、車掌=宮下雅太郎(MC/データマーケティング部) /音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年2月6日

◆中原岳記者の記事一覧
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サマリー

福岡から鹿児島までの日帰り旅では、特急列車や第三セクターのオレンジ鉄道を利用して温泉を訪れる様子が語られます。この旅でJR九州の切符を使い、様々な風景を楽しむ魅力的な体験が紹介されています。

九州ロケの新しい旅
西日本新聞Podcast
西日本新聞 鉄ガクの旅
ご乗車ありがとうございます。
この番組では、西日本新聞の乗り鉄記者が、鉄道旅の魅力について、広く深くマニアックに語っていきます。
ご案内します車掌は宮下正太郎、旅人は中原岳さんです。中原さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
中原さん、今回は新しいテーマですが、どういったお話になりますでしょうか?
はい、今回ご紹介する旅は、オール九州ロケです。
オール九州ロケ、すごく溜めていましたけど、あれですよね、この番組って結構今まで、アメリカだったり東京だったり、あんまり我々が地元九州を取り分けてなかった気がするんですが。
はい、そうですね。もしかするとそういったことを思っていらっしゃる方もいるかと思いまして、今回は九州に寄せていこうと思います。
やっと得意の縄張りに入ってくるわけですね。
はい、そうですね。
今回どういった具体的な旅になりますか?
はい、今回の旅はですね、1年ほど前になるんですけども、2024年2月に福岡からドンコウ列車を乗り継いで鹿児島まで温泉に入りに行った話をしようと思います。
それは何泊かかけての?
もちろん日帰りです。
え、ドンコウ列車ですよね。日帰りで鹿児島までドンコウってそもそも行けるんですか?
行けますね。厳密に言うと一部ですね、第三セクターの施設に変わったところがあるので、全てJRで行けるわけではないんですけれども、在来線だけで行くことができます。
全然あの、すいません正直やったことがないので、その福岡から鹿児島までドンコウで行くって時間ってどれぐらいかかるんでしょうか?
そうですね、福岡市内を出て鹿児島市内の一番大きい駅である鹿児島中央駅までは6時間半ほどかかりました。
9時間半ですか。そもそも新幹線で行くと博多鹿児島間って確か1時間半もあれば着くと思いますので、ちょっと6時間半しかも往復ですよね日帰りということ。
そうですね、帰りはちょっと違うルートも通ったんですけども、片道それくらいかかるというところになります。
今回もちょっと一般人には真似できそうもない旅になるかと思いますが、ぜひご紹介をお願いします。
はい、ではスライドを進めていきたいと思います。
まずですね、今回の旅最初に乗ったのはJRではなくて西鉄天神大板線の特急でした。
今回の旅ではですね、以前長崎ランタンフェスティバルの回でも使った切符ではあるんですけども、JR九州さんが発売している旅名人の九州満喫切符という切符を使いました。
この切符はですね、現時点では3日分使えて11,000円という金額で販売されていて、JRの普通列車、快速列車に限らず、西鉄だとか第三セクターの九州のいろんな鉄道に乗り放題になるという魅力的な切符があります。
この切符はですね、2025年の4月から1,000円値上げされることになりまして、
結構な値上げですね。
今年のですね、2025年4月1日購入分からは1万2,000円になるとJR九州さんから先日発表がありましたので、ちょっとご注意いただきたいのと、
あと九州のですね、いろんな鉄道に乗れますよって言いましたけれども、4月1日購入分からは長崎のオノメンテンシャルである長崎電気軌道が利用できなくなるというそういったルール変更もあるということで、
これから使う方はですね、ご注意いただきたいなと思うんですけれども。
その切符って、青春18切符のように例えば長期休みであるとか、ある程度その購入期間って限られてるんでしょうか。
いえ、この切符はですね、購入してから3ヶ月以内に使う必要があるんですけれども、18切符のように春と夏と冬だけではなくて、その間の期間でも通年で発売されているというものになります。
今回この切符を使ってですね、午前7時に西鉄福岡駅、福岡市の天神にある西鉄福岡駅を出まして、約1時間で福岡県南部の大向田まで特急で移動しました。
西鉄の特急はですね、この二人名人の九州マーキッズ切符で使えるので、一気にですね、福岡県内を1時間で南下していったというところになります。
切符と乗り継ぎの話
この後はですね、JR鹿児島本線の方に乗り換えまして、熊本で乗り換えて、熊本県の八千代というところまで行きました。
この八千代がですね、一旦ここで鹿児島本線が途切れることになります。
ここから南はですね、もともと鹿児島本線が続いてたんですけれども、九州新幹線が部分開業したときに経営分離といってですね、JRの特急が走らなくなったので、
熊本県の八千代駅から鹿児島県の仙台駅までの間は第三セクターの鉄道に転換するということになるので、ここから先はですね、第三セクターの鉄道になるんですけれども、
熊本といえば熊本ということで、駅前には熊本ですね。
今この動画をご覧の方は写真が、中田さんが実際に撮った写真が写ってるんですが、青空で旅日寄りな気候だなというふうに思いますね。
そうですね。やっぱり2月というのは空気が済んでいることが多いというふうに聞くんですけれども、このときはすごい青空でですね、
八千代の駅前にですね、おそらく八千代名産のバンペイユじゃないかなと思うんですけど、らしき果物を持った。
写真を見るから黄色いボールにしか見えないんですけど、おそらく八千代ということでそうでしょうね。
はい。駅前の広場の一角にですね、そのバンペイユと思われる黄色いボールのようなものを持った熊本に立っている写真をですね、
YouTubeをご覧の方にお見せしているんですけれども、やっぱり熊本を見ずに熊本は通れないなと改めて実感したところであるんですけれども、
実際ですね、この後乗った第三セクターの1つオレンジ鉄道の車両も熊本のラッピング列車でですね、何体熊本が乗っているんだというぐらいですね、熊本だらけのラッピングが車体。
すごい全面オレンジで見えますね。
車内もですね、座席の枕カバーもですね、熊本が一つ一つ描かれててですね、熊本だらけの車両に乗っています。
上にもいろいろ浮いてますよね。
そうなんですよ。吊り革の部分にも熊本がぶら下げてあったんですけど、旗から見ると何かの刑罰を受けているような感じじゃないんですけれども、本当に熊本が大好きな方からするとまさに魅力的な車両なんじゃないかなというふうに思います。
この列車に乗って八津城駅を出まして、白渚海を車窓に見ながら、この日本当に晴れていたので海がすごく綺麗に見えました。
鹿児島県に入って、泉駅というところへ乗り換えました。
泉駅というのはですね、駅のホームにはですね、泉平野で有名な鶴。
毎年冬になるとですね、シビリアから飛んできた梅雨が越冬のためにですね、泉平野で過ごすということで、泉駅のホームには鶴のオブジェもあるんですけれども。
ちょっとわかりにくいですけど、私の後ろらへんにいますね、鶴が。
そうですね、今YouTubeをご覧の方には見えてるかと思うんですけども、鶴が三羽、後ろ姿ですけども映っております。
いつでも置物ですね、生きてるいつでも。
そうですね。
でもですね、この先行くとですね、車窓に鶴らしき姿が見えたんですよ。
いますか?
どこにいるかわかります?
いや、真ん中らへんのなんかの、ちょっと灰色というかですかね。
そうですね、まさに田んぼの真ん中に三羽、頭の首から上が白くてですね、胴体部分が茶色の鶴らしき鳥が三羽いるのがわかります。
おそらくですね、これは鍋鶴ではないかなというふうに思うんですけども。
目的地への到着
こんな形でですね、まさに昨年の2024年の2月にですね、旅したところだったのは、ちょうどおそらく鶴が北に帰る直前ぐらいの時期ではないかなと思うんですけども、車窓に見ることができたというところになります。
こんな感じでですね、やっぱりこう新幹線だとビュッと、九州新幹線便利であるんですけども、トンネルが多いのとやっぱり速度が速いので、なかなかこんな車窓をですね、楽しみながら行きたいと思います。
そうですね、防音壁があったりとかもあって、新幹線に乗っている時ってやっぱりどうしてもスマホとか画面の方を見がちで、外を見ようという気になかなかならないですよね。
そうですね、なので福岡から鹿児島まで6時間半かけて行くっていうのがちょっと大変だろうなと思われるかもしれませんけど、やっぱり車窓を圧倒的に在来線で行く方がですね、楽しいですね。
この先もですね、もう東シナ海のすぐそばを通ったんですけども、真っ青のですね、東北まで透き通った海が見えて、本当にこれはもう新幹線だったら絶対見られない景色なのでですね、お時間がある方はですね、この必殺オレンジ鉄道にも乗ってほしいなという。
これはどのあたりになるんですかね。
これはですね、泉を出てしばらく行ったところなので、その途中の車窓、ちょうど断崖絶壁の上あたりを走るところがあってですね、そこで撮ったものですね。
その後ですね、鹿児島県の仙台駅に着きます。ここからはですね、またJRの鹿児島線に戻るんですけども、ここからまた電車で鹿児島中央駅の方に移動しまして、ちょうどですね、福岡を7時に出て鹿児島中央駅にはですね、午後1時22分に着きました。
お昼ご飯の時間もちょっと過ぎてるじゃないですか。
そうですね。ちょうど鹿児島中央に着いたという。今回はですね、前編としてここまでの旅をご紹介しました。
ここで終わったら全然まだ目的地に着いてないじゃないですか。
温泉はまた後編で立ち寄りたいと思いますので、次回もどうぞご乗車のほどお待ちしております。
08:59

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