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2025-05-08 10:04

27|引退まであと2年!500系「こだま」を堪能する新大阪→博多4時間14分の旅 前編

ご乗車ありがとうございます。この番組では西日本新聞の“乗り鉄”記者が鉄道旅の魅力について広く深くマニアックに語っていきます。

今回の旅では、JR西日本の500系新幹線「こだま」に乗車。新大阪駅から博多駅まで4時間14分の各駅停車の旅を紹介します。500系は飛行機のように丸い車体や、先頭車の先端部分が細長い「ロングノーズ」が特徴的ですが、2027年での引退が決まっており、今のうちにしっかり乗っておくことにしました。前編では500系の紹介と、新大阪駅から岡山駅までの旅をお話しします。

◆旅人=中原岳(人事部、元長崎総局記者)、車掌=宮下雅太郎(MC/データマーケティング部) /音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年2月6日

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サマリー

西日本新聞のポッドキャストでは、500系新幹線が2027年に引退することを受けて、新大阪から博多までの旅を振り返っています。500系は特徴的なデザインと音で人気を集め、近年はコラボ企画も展開されています。

500系新幹線の引退
西日本新聞Podcast
西日本新聞 鉄ガクの旅
ご乗車ありがとうございます。
この番組では、西日本新聞のノリ鉄記者が、鉄道旅の魅力について、広く深くマニアックに語っていきます。
ご案内します車掌は宮下正太郎、旅人は中原岳さんです。中原さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さて中原さん、今回のテーマですが、どういったお話でしょうか。
実はですね、今年2025年というのは、ある路線の記念すべき節目なんですね。
博多駅に乗り入れている山陽新幹線。山陽新幹線が開業から今年で50周年ということで、いろんなですね、記念行事とかもあるようなんですけども。
ところがですね、この山陽新幹線からあと2年で去ってしまう新幹線があるんですよ。ご存知ですか。
いや、知りませんでした。
実はですね、500系新幹線。
尖った川蝉のくちばしとよく言われるんですけど、尖ったような花を持っているですね、500系新幹線というのがあるんですけども。
この新幹線がついに2027年中央目処に引退してしまうということが発表されちゃったんですよね。
私は特別、鉄道に詳しくはないんですが、この新幹線は何度も見たこともあり、乗ったこともあると思います。
そうですね。やはり特徴的なこの尖った花と、戦闘機のような飛行機のような丸い車体というのはやはり特徴的でして、子どもたちからも大人気だったんですが、あと2年で引退してしまうということで。
実はですね、調べてみると走り始めたのが運行開始がですね、1997年ということで、もう30年近くを走ってるんですね。
そうなんですか。
でもやっぱりデザインがかっこいいから全然古さを感じさせないんですけども、この97年の運行を開始した当初はですね、実は国内で初めて時速300キロ運転を実現したということでですね。
当時ですね、世界最速に並ぶということでギネスブックにも載ったことがあるんですね。
ただですね、この新幹線実はJR西日本が独自に作ったものだったので、左右新幹線で東海道新幹線とも直通運転して東京まで行く望みとかが多いんですけども、
その東海道新幹線をですね、運行しているJR東海からするとちょっと使い勝手が悪かったみたいなんですよね。
やっぱり他のJR東海と共通で使っている新幹線、他にもですねN700Sとかあるんですけども、そういったものに比べると座席の数が違ったりとかですね。
なかなか使い勝手が悪いということで、この500系新幹線は実は2010年にはですね、東海道新幹線からは撤退してるんですな。
そうなんですね。
そもそもなって最速列車である望みの運用からも撤退してまして、2010年以降は山陽新幹線の子玉として余生を送ってきたという、そういう歴史があります。
しかも東京まで行ってた頃はですね、重力量編成という一番長い編成、東海道山陽新幹線で一番長い編成で走っていたんですけども、山陽新幹線しか走らなくなるとそんなに自由はないということで半分の8両編成に短くなっちゃって、これまで10年以上の時を過ごしてきたんです。
引退しちゃうって聞くともったいないよなっていう感じがしますよね。
旅の準備と出発
そうですね。ただ近年はですね、この500系新幹線を使ってですね、様々なコラボ企画もあってですね、形が似ているせいなのかわからないですけど、エヴァンギリオンとタイアップしたりとかですね。
確かに色もちょっと似てますね、紫っぽい色。
そうですね。あと近年ではですね、ハローキティとタイアップしてもうピンク色の500系に変わってしまった編成もあったりとか。
ドピンクですけど、今これ中原さんが撮った写真ですか?
はい、撮った写真です。
確かにキティちゃんからはわかるんですけど、写ってないキャラクターが写ってないような気がするんですが。
そうですね。キティちゃん自体のキャラクターは側面だとか、車内にキティちゃんの人形が置かれたりとかして、本当に車内も車外もキティちゃんだらけ。
これは我々おじさんは乗りづらいんじゃないですか、出張の中で。
そうですね。少し勇気がいるかもしれませんけども、でも実際に乗ってみると、やっぱり走行音と500系なので。500系乗りたい方はこのハローキティ新幹線もぜひというところなんですけども。
ということで、この500系新幹線が2027年、あと2年ほどで引退しちゃうということで、私は今回2024年12月に新大阪から博多まで小玉という各駅停車の列車があるんですけども、それに乗って4時間14分かけて新大阪から博多まで500系に乗って帰ってきました。
またちょっと引っかかるんですけど、新幹線と各駅停車というワードが私の中で結びつかないんですけど。
そうですね。普通各駅停車というと在来線だったら普通列車のイメージが良いんですけど、新幹線の場合は全て特急扱いになるので、なのでのぞみに乗ろうと各駅停車の小玉に乗ろうと特急券は必ず必要になってくるというところになりますね。
普通新大阪から博多まではのぞみだったら2時間半とかで行っちゃうんですけども、倍まで行かないんですけども倍近い時間をかけて500系に乗りたいがために新大阪から博多まで乗ったと。
このとき関西行ったのは別の用事があったのでということなんですけど、せっかく福岡に戻るんだったら乗っちゃおうということで、昨年2024年12月に新大阪駅から乗ったというところですね。
これが新大阪駅なんですけども、この新大阪ですね、17時37分、午後5時37分発の博多駅がですね、山陽新幹線全線を走破する小玉の列車というところになります。
このときですね、できれば指定席取ろうかなと思ったんですけども、引退が発表されたせいなのか博多駅までですね、当初の指定席が取れず。
岡山駅での休憩
増えてるんですかね。
ちょっとわからないですけど、日曜日の夕方だったらあるかもしれない。
先頭車の自由席を代わりに使ったというところですね。
これが500系新幹線、新大阪駅に入ってきた500系新幹線なんですけども、やっぱりいつ見ても本当に鼻が長いなと、尖ってるなと思いますね。
やっぱり斬新なデザインで。
しかもやっぱり車体が丸いので、その丸さがやっぱり近くで見てもわかるんですよね。
先頭車の運転席の側面にはJRのマークと500とJR西日本を示すWest Japanという文字があるんですけど、それもやっぱりちょっと曲がってますもんね。
さらに行き先を表示するLEDの窓があるんですけど、これもやっぱり車体が丸っこいせいか、斜めに本当についてるという。
なのでそのあたりもやっぱりいかに500系新幹線が個性的な車両なのかというのがわかると思います。
車内もちょっと変わってまして、やはり車両全体が丸っこいので、窓側の席の横の壁が少し反ってるんですよ、内側に向かって。
なのですごく窓側の席に座る方にとってはちょっと圧迫感を感じるということで、500系を嫌う方も中には実はいるんですね。
あと先頭車はですね、先頭に向かって尖っていく車体の形なので、車内も屋根が少し曲がってるというか、内側に沈み込むような。
確かになんか飛行機のようなフォルムというか。
そうですね。やはり空気抵抗を減らすためにそういう工夫になったんですけども、まさに車内も車体も外観を見てもすごく特徴がいろんなところにあるなというふうに思いました。
先ほど圧迫感って話がありましたけど、中原さんは正直どうなんですか、乗り心地としては。
そうです。私はあんまり圧迫感というのは感じなかったですし、乗り心地もすごくよくて、何よりですね、やっぱり音がいいんですよ。
加速のときの音とかですね。やっぱり走ってるぞっていう感じの。
それは新幹線によって全然音って違うもんなんですか。
違いますね。そういった意味でもやっぱり500系は音も特徴的だなというふうに思っております。
この新幹線、帝国通りですね、新大阪駅を出まして兵庫県に入りまして、相生という駅で泊まりました。
この相生駅では少し泊まったのでですね、車外に出て、ホームに出てですね、外観を撮ったりしました。
この相生駅は本当に障害物がないので、きれいにですね、先頭から最後尾の車両まできれいに写真を撮ることができました。
一方で対向のですね、上り側のホームにはですね、700系のレールスターと呼ばれる車両もあって、これも今は主に小玉で使われている車両なので、
この相生駅でですね、新旧と言いますか、同じく小玉として活躍している同僚同士が並んだという写真も撮ることができました。
その後、移動しまして、この岡山駅ですね。この岡山駅でもですね、7分ほど泊まりましたので、
実は新大阪で列車乗るときに、ちょっと新大阪駅の改札の中のですね、駅弁屋さんを覗いたんですけど、
ちょっと大体駅弁がなかったので、じゃあ岡山でその7分泊まる間に買おうかなと。
岡山駅も改札の中にね、駅弁屋さんがあるので、そこで邸社長にですね、新幹線の写真も撮りつつ、
その合間を見てですね、階段を降りて。
偉いですね、本業もちゃんとやって。
食料の供達もやる。
なるほど。
実際にこの駅弁屋さんで買ったのはですね、この特急やくも3人への旅し弁当ということで、
特急やくもというのは岡山と島根の出雲市を結んでいる特急なんですけども、その沿線のですね、名物をちょっとずつ使った大変おいしいお弁当でございます。
何が入ってるんですか?
岡山というとママカリとかですね、確か島根の新地溝にちなんだシジミとかですね、そういったものが入っててですね。
このお弁当を食べると沿線の名物がわかるという。
結構、乗り鉄の方って駅弁とかも詳しくなったりするんですか?
そうですね、駅弁に詳しくなるとその土地の名物にも詳しくなるという。
そこはやっぱり乗り鉄の得意分野じゃないかなと思います。
はい、ということで今回ですね、岡山駅まで行ったところで前編を終わろうと思います。
後編ではいよいよですね、残り3時間ほどかけまして博多駅まで帰る旅をご紹介しようと思ってますので、次回もご乗車お待ちしております。
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