皆さんこんにちは。西日本新聞ゆるり政治考。この番組では、日比永田町で取材をしている、西日本新聞東京報道部の記者が、政治を少しでも身近に感じられるようなニュース解説、裏話をゆるっとしていきます。
収録日は今日12月の18日でよろしいですね。大晦日までいくつ寝ると、お正月的な。
2週間切りました。
2週間切りました、さすが。
もう13でございます。
ありがとうございます。
また1歳年をとってしまいますね。
カットカット。早いですね、1年が。
はい、ということで、もう待ちきれずに声を発してくださった、今日は待ちに待った、「待望の神様降臨会」であります。
自民党元事務局長の久米昭さんを招きした企画、選挙の神様が斬る、結党70年、自民党の表も裏もと題した企画の第9回目です。早く。久米さん、今日もよろしくお願いします。
私がデスクの久保田香里です。司会をさせていただきます。メインは自民党担当キャップの小川克也さん。よろしくお願いします。
あとガヤ芸人の皆さんは発言の際に自己紹介かねてお願いします。
今日は昨日まで行われていたというか開会していた臨時国会ですね。昨日閉会しましたけれども、それをちょっと見ていきたいなと思います。
その中でも与党が提出した審議入りもできずにないまま継続審議になった衆議院の議員提出の削減法案について語り明かしたいと。
明かすんかいって。明かす覚悟で。夜まで、朝までなんとかみたいな。それぐらい勢いでね。心持ちでいきたいという感じです。
じゃあ、小川さん、具体的に攻め込んでいきましょうか。
よろしくお願いします。
まず、久米さん、選挙の神様ですから。
はいはいはい。存じてます。
神様がこの定数削減をどう見たのか。
まず、定数削減というか、この法案についてということ?
そうです。
まだ決まってませんから、小川さん。継続審議で通常国会でもどうなるか、微妙っていうね。
まず、法案についてね。
法案についての久米さんのまず賛否というかですね。これ自体は削減法案が出た、削減の方法性というのは賛成なのか反対なのかいかがですか。
賛成なわけないじゃないですか。
ねえ。
ねえ。怒ってます。
そう、おこ。激おこ。
若い。すいません。なぜ怒られてるかというのをじゃあ詳しく。
だってやっぱりね、今の国民の数に対して議員の適正の数ってあるわけじゃないですか。
それって全く何の議論もされてないわけでしょ。
まずそこを話し合うべきなのに、維新が身を切る改革だと言って、定数の1割カットと言ってきたわけでしょ。
身を切る改革って一体何なのかってね、もっと無駄遣いって山のようにいっぱいあるわけじゃないですかね。
一番無駄遣いしたのは私は個人的には高校授業料の無償化だと思ってますよ。
なるほど。前に野党時代の維新と与党の自民党、公明党が合意したやつですね。
お金を50円に減らしてね、どれだけの節約になるんですかね。35億だったかな。
高校授業料の無償化ってことは全然違う。下手が違うでしょうかね。
国会議員を減らすだけじゃなくて、歳比を減らせば別にいいじゃんっていう議論もありますしね。
高校授業料の無償化にしたってね、大阪でやってる段階ですらもすでに弊害が出てるって言われてるわけでしょ。
現実に日本全国で公立高校の定員割れというか、現実にそういう問題が起こってるわけでしょ。
それは全く筋違いのことを言ってると思いますけどね。
自民党の議員さんと同じような思いが結構多いんです。
維新と法案自体は一緒に出してます。
それと維新が最初言ったのはね、比例代表の定数を50円に減らせって話しちゃったでしょ。
比例代表って言うと、小選挙区の死に票をカバーするために比例代表があるわけだから。
ってことは、小選挙区の死に票をどんどんどんどん増やせって言ってるわけだからね。
それでいいんですかって。そういう問題は全く議論されないので、
自民党の弱みに突き込んでって言っちゃいいすぎかもしれませんけどもね。
それはいくらなんでも暴論じゃないですかね。
なるほど。
それともう一つはね、今は小選挙区制度が法律が通ってくれちょうど30年になるんでしょ。
その30年経ってね、小選挙区制度の比例代表、比例姿勢の問題っていうのが浮き彫りになってるわけじゃないですか。
で、例えば国会の中にね、人材が不定してると。
そういう主な原因がこの小選挙区制度にあるって議論があるわけじゃないですか。
ただ片方の方でね、その小選挙区制度の見直しの話もある。
そういったことをそっちの方にしといてさ、自分のご都合だけでね、あれを大阪で政府をしたから、
その話を国会に持ち込んでくるってのはね、いかがなものかと私は思いますけどね。
坂本さんはこの定数削減法案の方法をメインで取材してくれてましたけど、今の久米さんのご指摘いかがでしょうか。
どうもご無沙汰しておりました。自民党担当をしています坂本でございます。よろしくお願いいたします。
さすがちゃんと。
よろしくお願いいたします。
忘れない。ありがとうございます。
そうですね。定数削減の法案は自民党一新で12月5日に、
この今国会、昨日まで続いていた臨時国会の終盤に出されたもの、
自民が本当に意思に引きずられる形、引っ張り込まれるような形で出したものなんですが、
その内容の特にですね、まずは1割を目標に定数削減をするということを謳っているんですが、
1割の具体的な数字とか、小選挙区を減らすのか比例代表を減らすのか、そういったところに議論して、
1年以内に結論が出なければ、自動的に小選挙区25、比例20減らす。
自動的に減らすというところが特に自民党内では評判が悪くて、
自民党がこの法案を出していいのかというところは、最後までちょっと党内、かすかに揉めたという形跡があったんですけれど、
結局出して審議もされないまま、今のところ継続審議で終わっているんですけれど、
確かに中見としては非常に自民党の議員さんも筋が悪いとか、
他の野党に対してもこれを飲めって言っているような乱暴であるとか、そういうなかなか問題意識されている内容だなと思って、
私も取材していて、その感じはどうか。
これ小見さんは日本維新の会担当の平美音さんもあれなんですけれども、与党ですから今。
結局連立交渉の過程で、わりと急に維新の側が吉村さん中心、吉村代表中心に議員定数の削減が改革のセンターピンなんだとわーってなって、
連立政権合意書でしたっけ、あそこにその1割っていうのを盛り込んだ経緯がありますよね。
最初は社会保障改革とか、統治機構改革、いわゆる福祉党が一番の日本柱だって言われてたんだけど、
それではその改革がアイデンティティの維新としてはどうなんだ、自民に入るのに足りるのか目玉なのかっていうので、
その次に政治資金が出てきて、金の問題でできるのかっていうのは、おそらく折り合わなかったから、その代わりの改革の目玉として出てきたのが議員定数削減。
維新の得意分野であると。
大阪で自分たちはやってきたんだっていう、フォト強く。
あるし、その後の社保とか統治機構とか大きい、賛否が分かれる改革を進めるのに、まとめていくためのセンターピンとした議員の身分に関わるものをやらないと、他もできないというのが維新のロジック。
ロジックなんですね。
だからあの時振り返ると、もう公明党とお別れして、番組でも何回も言いましたけど、やべえってなった時に、ある程度の数を持って連立を組むね。
相手としては国民民主党か日本維新の会しかなかったわけで、そこでガーッと維新の会が急接近して、これをやるんだったら連立しますよっていうような感じで。
大急ぎで高市さんが飲んだ経緯が。
サーキットで持ち込めばよかった。
臨時国会で。
それすらも、これは国会の回しの話になるので、またちょっと3日ぐらいかかると思うんですけど、議論したら。それで白黒つけたほうが分かりやすかったということですか。
否決してしまえばいいじゃん。自民党からお腹痛いって言って100人ぐらいみんな腹痛でいなくなっちゃったり。
欠席者が出てですね。
ただそれを自民党はどうやら裏で説得したような形跡が坂本さんありましたよね。
今、維新はどんどんその前に議論してる企業団体献金を早く終わらせて、この議員定数削減法案をしん切りさせてやれと言ったんだけども。
いやいやと自民党の反発が強い中で、さっきおっしゃったお腹痛い人、頭痛い人とかいっぱい出ちゃったら、否決になりますよと。それでもいいのかって言って維新を止めたようなところがありましたでしたか。
おっしゃる通りです。
今、自民党と維新の会と、無所属の3人で会派の人たちを足し合わせて衆院議員のギリギリ過半数の233議席に届いているという状況なので、自民党議員が1人でもお腹痛いとか、何かしらの事情で本会議を欠席したら、
過半数に届かず、否決されてしまう。
委員会ですら危ういですね、もちろん。
委員会はそれもまたギリギリ。
ギリギリですもんね。
なので、今無理せずに、どこか野党の合意を得られるように、もうちょっと審議を丁寧にしようと。そういうことを言う理由として、欠席者が出るかもしれないよということを説得材料に使った。
これまでの定数削減で、いろんな法案を何回も通っていたけど、ほとんど全開一で通しているわけですよ。
そうですよね。
その議論を全くなくして、それはいかがなものかと思います。
まずは衆院、今もありますけど、衆院の中に設けている協議会、与野党協議会で少数の会派や政党も含めて、時間をかけながら丁寧にやってきたという伝統というか歴史が。
そうですね。
一瞬からすると、それだと遅いということもあるんですか?
遅い。期限を1年と決めずるずる決まらないで、既にもう何年も経っているというのを見かねて、期限を決めて、実行できる担保措置をっていうのにこだわり続けて。
続けてあったり、それがさっき言ってた1年決まらなければっていうやつの児童削減条項。
この40年の経験で、こんな条項を見たことありますか?法案で。
あるわけないですよ。
ですよね。乱暴だから。与党というか行政府の立場から議会を3県分立で半分縛るような。
これは暴論を言わせてもらえば、いちいちほうど首長が国政制度の当初をやっている時と自身が一番おかしいんじゃないですかね、という人がいっぱいいるんですよ。私はそう思います。
自民党の中でっていうこと?
いやいや、国民による。
私はそうは思いませんけどね。そういうふうにおっしゃっている人が多々いますね。
そこは国会議員の身分を決めるのに、大阪の知事であるっていう、そことの違和感みたいな。
大阪の住民投票2回も否決されたんですよ。それを頭越しに国会で法律で決めようなんてことを、これはふざけるなっていう人が多いですよ。
それは都構想のどちらかという方法ですね。
そもそもか。
大阪の選考体験をそのまま、全国の国民主権の根本というか、であるような議員定数に持ち込んでいると。
不議会の整数を減らすといって、各選挙区がほとんど1人区になった。1人区で全部、維新の人が当選したから、不議会で圧倒的多数を得たんですよね。
ずっと。
他は違うからね。
なるほど。
私も結構、自民党幹部取材してると、まさに久米さんがおっしゃってるようなことを言う人は、党幹部の中にもいます。そりゃそうでしょ。
ちょっと取材して、坂本さんとも雑談したんですけど、時間がない25回ね、開会が短い、期間が短いのであれですけども、高市さんと吉村さんで決めて、はいこの法案ですって言って、自民党平場でも2回でした。
1回で終わらせるつもりが、1回じゃさすがに納得を得られず、でも翌日開き直してOKされた。
で、よくある1人になって。
今に見てろって、覚えてろって、みんなそう言ってね、口塞いだんて。
それはだらしないと、私だらしないというふうに見えちゃったんですけど、違う。
違うんです。
今に見てろっていうのは、ここでは暴れないけれども。
法律を出したらみんなお腹痛くなるぞと。
そういう人多い。私はそうは思いません。
今日なんかアレですね、エクスキューズになってるんですけど。
こうすると、来年一応審議持ち越して、通常期間持ち越されたんですけど、なかなか実現っていうのは難しいんですか、自民党の。
だからみんなが他の政党も含めて、しょうがないよなって思ってもらうことが大事でしょ。
もっと野党の説得とか。
だから法律を数を減らすことについては、国民も賛成してるわけでしょ。
国民も賛成してるでしょ。
この前のある番組で言ったら、他のヨーロッパなんかに比べると、国民の数と議員の数が、日本が一番少ないぐらいだって言ってましたよ。
G7の各国では、アメリカが大統領選なんで違いますけど、多いのはアメリカぐらいで、他は日本が多いぐらいっていうことですよね。
数を減らすってことは、国会議員は国民に役に立ってないって自分で担当してるもんだから。
他のものかと私は思いますけどね、国民の人は知りません。
お金がかかるんですよ。選挙にはみんな平等なんだけど、それぞれの地域差によってお金がかかる学校は全然違うでしょ。
久米さんの持論は、民主主義にはコストがかかると、政治と金の問題でもおっしゃってますから。
よく誰かが財布を減らせばいいって言ったけど、違うって言うんですか。
だって全然働いてない国会議員に、なんでこんなにお金あげるんだよって思うのか。
働いてる人にあげたらいいんだけど。
みんなで議論して、国民に比べて数がどうかじゃなくて、適正な数があるわけじゃないです。
それをもっときちっと真剣に議論した方がいいしね。
小選挙区がかなり変わるというのを比例代表だけにしたらいいんですよ。
今、中選挙区制待望論みたいなものもまた揺れ戻しで出てきてますから、
これを機会にどういう選挙制度がふさわしいのか。
30年おっしゃったように小選挙区やってみて。
もう少し自分たちのことも含めて、国民が何を期待してるのかということをきちっと議論して話をするべきだと思います。
数でARなんてこんなことやるべきじゃない。
非常に乱暴だということですね。
でもその乱暴さというか、四半世紀続いた公明党と自民党の連立政権では、ある意味どちらも国会運営にベテランというか、よく知った人たちがいたので、
国会の回しとかっていうので、こんなことってあんまりなかったと思うんですけども、
かなり臨時国会で維新のご利用しに自民が付き合わされているみたいなものがずっと続いた。
この自民と維新の間合いっていうんですかね、距離感。
うちの記事では不安定さとか、いろいろ書きましたけれども、大丈夫ですか。
自民党は人がいいからね。
いや、感動できないな。
しかしね、我慢にも限度があるんじゃないですかね。
という人が多いんですよ。
それはどれぐらい我慢できそうなんですか。
そろそろほっぽが切れるんじゃないですかね。
あまりにも暴論が続いてくるとね、そういう人が多いですよ。
でも通常国会は大事な、今回は臨時国会補正予算でしたけれども、通常国会は本年度予算というか、1年のお金の使い方を決める大事な予算審議がありますよね。
それには自民党はもちろん責任を持って当たらなきゃいけない。
他の親とも含めてね、きちっと話し合って納得するってことでしょ。
しかし石破内閣の時だってね、結局国会というのは行き詰まらなかったわけじゃないですか。
つまり立憲の言うことを聞いて、国民民主の言うことを決めて通して、そういうね、つまり妥協しながら国会を運営してきて、
石破政権って約10ヶ月ぐらいかな、通じたわけだから。
多分高市政権になっても同じようなことがいくと思うんですよ。
それだけ維新の言うことだけを聞いたら回らないから、他の野党ともきちっと話を進めていくって、そういうことになるんじゃないですかね。
だって喉から手が出てる政党もあるわけでしょ。
今でも国民民主党ですかね、今。
本当?
今まさにおそらく年収の壁。
私はそうは思わなかった。
総合的に見るとね、岡田さんどうでしょう。年収の壁、今ね、最後、与党の税調でも議論して、どこまで178万まで本当に引き上げるかっていう、
田巻さんの言いぶりを見たら。
維新があまりにも横暴なこと言ってくるとね、心優しい自民党もね、そろそろツンと、
頭が血管が切れてさ、国民民主党のほうにピッて乗っかっていったら、国民党は向こうで待ってましたということになりかねないんじゃないですかね。
先ほど久保田さんの言い方を聞いてるとね。
いやいやいや。
それはもう来年そういう事態もあり得るってことですか。
そうですよ。
どうでしょう。国民民主党の過去担当。
過去担当してた。
岩谷。
岩谷です。
おっしゃる通り。
おっしゃる通りとは思います。
もう多分、一緒に席所を越えましょうってラブコールを送り合ってる高市さん、田巻さん。
田巻さんも席所前で今待ってるので。
あとはもう席所まで来てくれるのを待つだけ。
高市さんが来たら一緒に手繋いで越える。
手繋いで越えられれば。
それはね、立憲民主党もだって半分そういう気があるわけじゃないですか。
つまり野党がね、自分たちで政権を取ろうなんて気がほとんどさらさらに見えないでしょ。
そうですね。この番組でも何回も言いました。
民主党政権の3年半の間にね、自分たちは政権担当能力がないようになって自覚したんじゃないかと思いますよね。
それだったら自民党に無理なんだいってね。
それで自民党に聞いてもらって、法律を通したのかね。
よっぽどハッピーだと思っているんじゃないですか。
だからこの前の選挙でもね、時効という関数があって、野党連立政権を作ろうという動きなんてほとんど見えなかったでしょ。
それで我々もバッサリ行きましたよね。
ちょっと玉木さん、潜在税分のチャンス伸ばしたなって。
その状態がね、まだ続いてるした。これからも続くんだと思いますよ。
なるほど。じゃあ自民維新のこの連立が、
すごい不安定ですね。
一人一人もうちょっと近くに生活するっていうことだって十分あり得るんじゃないですかね。
まだ公式には神谷さんの。
ないですけど。
今のところ連立入りは考えてないってはっきり言ってますよね。
自民党に批判的な人の票を取ってるわけだから。
自民党に近づけば近づくほどその人たちに逃げるからね。
そこはよく分かってるはずですよ。
連立までは行かなくても、
以前藤田さんと神谷さんが会談をしたときがあったんですけど、
その時はスパイ防止法とか国旗損壊罪とか、
自分が進めたくて維新も自民も
幸せがありそうなものを飲んでくれるならっていう交渉をしてたのが、
たぶんおそらく同じように。
今ね、与党の連立合意にも書かれてて、実際進み出してるので、
そこにどれぐらい賛成とか具体的にコミットしてくるかっていうので、
ひょっとしたら連立の踏み替えみたいなのがあるかも。
来年はって感じですかね。
そこもある程度頭の中に入れておいて見ていった方がいいんじゃないですかね。
そこも含めて。
ありがとうございます。
以前、久米さんもこの番組で言ってた、
自民党が数が衆院では過半数、過労死であるとは言え、無参院ではない状況も続いてるから、
さっきおっしゃったように、野党の主張を飲んでいかざるを得ない、
通称その御用を聞き政治と久米さん言ってましたけど、
そういうのは、やっぱりよりそうなってきてないですかっていう疑問はどうですか。
今回の補正予算によって。
そういうのを飲んでいかざるを得ないってことですよね。
数がないから。
なるほど。
だってね、もう違和感があったのは、
公明党が言ってて、参院選で自民も掲げた現金給付2万プラス2万、
絶対やらないって高市さん言ってたのに、
ほぼ似たようなやつを補正予算で小川さん入れて。
入れてまして、さっきの平峰さんの話にもあったけど、
こういう条件なら連立入りますよとか協力しますよって言ってたら、
何でもかんでも受け入れないと、政治が安定しないってことになるじゃないですか。
それそうですよね。
だから石破政権と同じようなことが、これからも続くってことですよね。
それでいいんですか。
しょうがない。
でも石破政権と同じようなことって言うと、
石破政権はああいう終わり方をして、
石破さんの議員的ミスによって自民党は話を終わっちゃったんだから。
そこはちょっと置いておいて、石破さんはああいう終わり方をして、
今高市さん、支持率は高いけども、
おっしゃってること同じことやってるわけですよね。
わかりやすさとか明快さは高市さんの方が長けてるとは思うんですけども、
ってことになると高市政権の行く末もそこまで明るくない。
だから妥協に妥協を重ねる政権が続いて、
高市さんらしさがだんだんおふらいでいくかもしれませんね。
ただそこは我慢しておこうという時期じゃないですかね。
久米さんは確か他のメディアでも、今の加藤が多くなっている状況を
液状化していると、お好み焼きではなくてもんじゃいになっている。
その辺のシーンを教えてほしい。
だかららしさがなくなっているから妥協するしかないでしょ。
各党の政党同士の政党ごとの色。
野党本を自分たちの顔を通すのではなくて、
自民党から妥協を引っ張り出そうとしているでしょ。
だから自分たちの言っていることを100%通そうとは思っていない。
4割5割6割を通すのはそれで妥協、手を打とうと思っている。
自民党はそこでやっているでしょ。
だからそれぞれの政党がらしさを失った状態がこのまま続いていくと思っている。
各党にたりよったりになってきて、党はいっぱいあるけども。
医師みたいに顔を通そうとすると、そこの部分だけはまるごとになっちゃいますよ。
僕になっちゃうよ。
結果通せていなくてらしさを失いつつあるからですね。
一般国民からするとすごく見えにくくなりますね、政治が。
要は各党がにたりよったりになって。
高橋さんらしさをポンと打ち出しているわけじゃないですか。
スパイボーイをしちゃった。
そういうものは高橋さんらしさを打ち出すための旗をたまに打ち出しているわけじゃないですか。
言葉悪いですけど、ややアドバルーン的なところですよね。
安倍政権もよくやっていた感じですけど、目先を変えるというか。
特に高橋さんのワインス保守層向けに、よりよく受けがいいものをうまく使いながら運営しているということですね。
支持率が高いと言われば、やることはそんなに無茶な賛成しようもないわけじゃないですか。
なんとなくずるずるって、安倍さんのときもそうだったでしょ。
安倍さんのとき。
だから今野党の空気感で記事でも書いてますけども、なんとなくやっぱり高い支持率があるから、
ガチンコで国会で正面から批判しにくいと野党の人たちが言っている。
安倍政権にとって変わろうと、気概すらも見えないわけだから。
そういう状態が去年の今野党が、来年も続くんじゃないかなというふうに私は思うんですけどね。
不幸ですね。
いやー、ハッピーじゃないですか。
いやいやいや。
なるほど。
いいんですか。
自己紹介。
自民党と公明党を担当しています。村田です。
定数削減の話で、一番最初に野党で反対の声を上げたのは、公明党だったのかなと見ていて、
そもそも定数削減必要なのか、なんで一割なのかという根底的な話から、
最初、比例を法律削減というふうに維新の方が打ち出していたことに対して、やっぱり中小政党の公明党にとっては、自分たちの嫌がらせなんじゃないかという感じで、
それが、立憲民主党とか、他の野党にも展望していて、野党一体感が増したんじゃないかなというふうに見てたんですけども、その辺り、文さんどういうふうにお考えでしょうか。
どこの政党でも、地方区で当選してる人っていっぱいあるわけじゃないですかね。
そこが減るってことはね、どこの政党にも被害者っていうかな、対象者がいっぱい出てくるわけじゃないですか。
痛みが伴うってことですね。
公明党、共産党ってそこの部分が多いのでしょうか。当然反対になりますよね。
納得できる説明と、そういう妥協というか、それがないままにさ、いきなりAIというのはあまりにも暴論じゃないかと私は思いますけどね。
法案が無理筋すぎたので、野党がまとまっただけで、これはその野党の今後の連帯というか、足並みが揃っていく。
民生党削減については、国民党って賛成してるからね。
そうでしょ。
自然なのね、話し合いというかさ、まとまり具合が全くないでしょっていう処方に対して反対してるわけだから。
だから今後も野党が一丸になるかは、そこはわからないってことですよね。
国会議員の定数を減らすことについては賛成の多いでしょう。
そりゃそうなりますわ。
だから中身もさることながら、処方に対する反発が野党をまとまらせたと。
そういうことでしょ。
なるほど。いかがですか。
維新が連立を離脱する可能性って来年どうだと。
維新側が。
ちょっと待ってください。来年の話は後で。
でも来年これも。
来年あるんで。
来年あるから。
後で行くなよ。
何がこれ。
今笑ってて坊さんの髪してて。
気をつけないで。
じゃあちょっとお時間もよろしいところで、この辺で前編定数削減をめぐる。
自民維新の候補は今後にかなり過言を残すというか、連立を見ていく上でかなり大きな出来事だったということがすごくよくわかりますね。
こういう1回のやり方してしまったがゆえにと思いものを与党が背負いながら来年に行かざるを得なくなったと。
で、久米さんがおっしゃる通り連立組み替えみたいなこともひょっとしたらということで、後編では今年をまとめて来年までもう少しちょっとスコープしていきますか。
終わりがよろしいのか悪いのかよくわかりませんか。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
それではエンディングです。お付き合い下さりありがとうございました。