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2025-05-24 18:14

10|4月に開幕した大阪・関西万博。実際どーなの!?取材した記者が本音を明かします

日本の国政の中心地・永田町で日々取材をする西日本新聞東京支社報道部の記者たちが、政治を身近に感じてもらえるように、ゆるりとニュース解説や裏話をする番組です。

10回目のテーマは「どうなの大阪・関西万博」。開会式を取材した記者がドタバタな準備の裏側を体感!? 現地での感想も余すところなく明かし、政治的意味合いも紐解きます。

◆出演:久保田かおり(MC/東京支社報道部デスク)、大坪拓也(東京支社報道部記者・官邸キャップ)、古川大二(東京支社報道部記者・石破首相担当)、岩谷瞬(東京支社報道部記者・前石破首相担当)/音声編集:中富一史(販売部)


◆収録日:2025年4月18日

◆東京支社報道部
永田町の首相官邸、与党、野党から、霞が関の各省庁、日銀、民間経済、文化まで。日本の中枢で取材に走り回っています。
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サマリー

2023年4月に開幕した大阪・関西万博について、記者が取材した実体験を語ります。イベントの準備や政治との関係性についても掘り下げており、開会式の様子やパビリオンの印象についても触れています。また、大阪維新の会とのつながりについても解説しています。2025年の大阪・関西万博の準備が進んでおり、特にキャラクターのミャクミャクが話題です。政府や自衛隊もこのイベントの成功を目指して、様々なPR活動を展開しています。

00:01
西日本新聞ポッドキャスト
皆さんこんにちは、西日本新聞ゆるり政治考。この番組では、日々長田町で取材をしている西日本新聞東京報道部の記者が、政治を少しでも身近に感じられるようなニュース解説、そして裏話をゆるっとしていきます。
収録日は、今日4月18日。司会の私です、こうしてます、久保隆織と一緒にお届けするのは、官邸キャップの大坪拓哉さん、石場首相担当の古川大治さん、首相になる前の石場さんの担当で、日本維新の会も見ている岩谷俊さんです。
今日、キリがいいですね。10回目のテーマは、どうなの大阪関西万博、政権の今後も占う?ということでお届けしたいと思います。
大阪・関西万博の開幕
いよいよ今週の日曜日に開幕した大阪関西万博ですけれども、その前日12日に行われた開会式の取材を大阪でしてくれた岩谷さんに今日お越しいただきましたが、えらい何か準備が大変だったそうで、言いたいことがあるという、ほぼ持ち込み企画に近い感じですが、岩谷さん何があったんでしょう?
開会式を取材した岩谷です。開会式を取材するあたり、いろんな国際イベントを取材するときには必ず記者登録というのが発生して、個人情報というか氏名とか書いて登録してもらうというのがあるんですけど、
セキュリティの問題とかね、今回は天皇陛下もお越しになるし、それはいろんな国際イベントで当たり前にやることで、岩谷さんG7とかも取材してくれましたから、それと違ってた?
そうなんですよ。万博の協会ですね。主催者団体側が募集をかけるはずだというふうに、いろいろ霞ヶ関の方でも言われてたんですが、待てと暮らせと連絡がなかなか来ない。これはどうしたものかと思って、私も担当窓口の方に何回も連絡したんですが、どうも容量を得ない。
というのを待ってたらどうもですね、首相官邸の方も同じことを思っていたようで、このまま待ってたら首相開花式に出席する首相の同行記者の取材登録が間に合わないということで、
非常事態ですね。
官邸の報道室の方が独自に動いて、先に募集をかけますと。なので私も総理番、今は総理番ではないんですけども、総理同行として私も行きたいと手を挙げて行かせていただきました。
なるほど。岩谷さんもイライラして、万博の協会に電話繋がらないんですよとか言ってて怒ったりするくらい。
なかなか珍しい国際イベントはこういうところがすごいしっかりしてるのが多いので。
逆に言うともうその締め切りが早かったりしますよね。早くしてもうそれ以上絶対受け付けませんって言っても路地がガチガチで、我々が動く動線とかもすごく厳しく規制されるっていうのが当たり前で、こんなドタバタはなかなか。
そうですね。かなり困難ぶりがわかるなぁと思いながら、大丈夫かなと思いながら開会式に行ってきました。
そうですね。事前の報道ではね、チケットの前売りもあんまりかんばしくないとか、パビリオンの各国の建設もあまり進んでないとか、なんか準備大丈夫なの?みたいなことが言われてたので、今回の岩谷さんが遭遇した事態もそれをちょっと象徴するというか、わかるような出来事でしたね。
万博の見どころ
心配で心配で、岩谷さんは旅立たれましたけども、大阪では実際ぶっちゃけ結構楽しんでるように私の目からも映ったんですが、実際岩谷さんはどうでしたでしょうか?
行ってみると結構楽しかったです。
楽しかったんかーって。
楽しかったです。
いや、もちろん。ありがとうございます。何に一番感動したんですか?
私はパビリオンの中を見ることができていませんので、いろいろパビリオンの外から見たりとかしかできていないんですが、一番感動したのはやはり大屋根リング。
世界最大の木造の建築物とされている。そういう触れ込みで施工されたやつですよね。ぐるっと一周大きな屋根。
私が今も開幕の時によくテレビに出てた、すごい大行列ができてた東側ゲートから入って、少し行くと大屋根リングがあるんですけど、思わずはーって声が出るぐらい見上げるような形でしたね。
下をくぐる時も結構細かい技術を使っているのがよくわかる造りになっていて、はーってずっと言いながら。
巧みの技的な。
記憶があります。
あとは中入ると、もう外観はほぼどこも出来上がっていて、フランス感だとかアメリカ感とかいろいろ外からは見えました。
あとは子供に人気のポケットモンスターのキャラクターの像だとか、ちょっと問題視はされているところもあるんですけど、お金が使えない自動販売機ですね。
現金がダメだですね。
小銭入れるところもお札を入れるところも全くない自動販売機とかを見ると、おーすごいなーと思いながら開会式が開かれるシャインハットっていう文字通り金ピカな一部金色の帽子の形をした会場に行きました。
楽しみながら取材をされたということで。
楽しみました。ありがとうございました。
この大屋根リングをさっき岩谷さんがはーって言いながらくぐるやつは西日本新聞MEで動画が見れますので、もしよければご興味の方は岩谷さんの肉声も含めてちょっと入っているかもしれません。
ご覧いただければと思います。
ぜひご覧ください。
万博と政治
はい、じゃあ楽しまれたところでですね、ちょっとやっぱり政治的な話題にシフトしたいんですけれども、やっぱりそもそも万博ってっていうところから政治のつながりをちょっと決めておきたいんですが、
有名な弁護士さんである橋本徹さんが作った地域政党大阪維新の会が国政政党になって日本維新の会が万博やりたいと言い出したのがこれきっかけで、いわゆる維新の会の悲願でもあるんですよね。岩谷さんこの万博っていうのは。
そうですね。大阪府と大阪市の特別顧問を務めていた坂井家大地さん。作家でもありますし。
有名な。
元経済企画長長官。この方が1回目の大阪万博を成功に導いた人っていうことでも知られてるんですけども。
こんにちは赤ちゃんのやつですね。
もう1回大阪でやろうよっていうのを当時の府知事の松井一郎さんと大阪市長の橋本徹さんに打診をしたところが始まりとされています。
あれから何年という感じですけどもね維新の会も大阪一番に勢いが出ましたけど言っても野党ということでその政治力が限られる中で実現までこぎつけたっていうのはやっぱり自民党当時第2次安倍政権とのつながりが非常にあったということでその働きかけもかなり熱心にしたんですよね。
そうですねこれ橋本さんも松井さんもいろんなテレビ番組とかでも紹介されてますけど忘年会ですかね。
安倍晋三元首相菅義偉元首相か。
官房長官ですね。
4人で忘年会をしてっていうようなすごい密月ぶりっていうのは外からね取材してみててもよくわかるぐらい。
当時私官邸に担当で第2次安倍政権担当してたんでその忘年会を取材したと怒られますけど忘年会をしているその会場の近くに出てくるのを待つっていわゆる出待ちをした記憶があってまた寒いクリスマス付近だったと記憶してるんですが
すごいよねと野党の党首と時の政権のナンバー1とナンバー2が忘年会をするとそこで政策が決まるというか足並みを揃えるっていうのを見せつけてる感も安倍政権はあって憲法改正とかでね日本維新の会が協力してくれるっていうこともありかなり万博っていうものが政治イベントであるっていうのは当時からすごく感じていました。
その維新が悲願であるそれを実現して今回その維新が主催者ではなくあくまでも大坪さん日本政府としてこの万博を主催してるっていうことですもんね。
そうですねおっしゃるように維新のイメージが強すぎるんですけどこれはあくまで政府公式のイベントでかなりの公費が投入されて。
そうですね皆さんの税金が日本政府官とかに投入されてますし建設費とかいろんなところで使われているので我々もただ楽しい根で許されるものじゃないという見方をしてるんですが。
維新にとってもこの万博が成功するかどうかっていうのは非常に関心が大きいところですけども大坪さんが言ってくれたようにその国費も何千億円単位でやっぱり投入されてるわけでそれを見ると石場政権にとってもこれは成功するかどうかの来場者数とかもそうですがとっても大事になりますね。
そうですねあの実はですねこの石場政権にとって10月まであるんですが。万博開催がですね。
これがまああのちょうど7月に参院選もありますけども盛り上がっているかどうかというのはもちろん参院選にも直結しますしでこれあのさっき岩谷さんがバタバタぶりをお話しされたんですけど万博をめぐっては計画当初よりもかなり費用が膨らんだりとか。
メタンガスでした。
メタンガスが出てきちゃったり。
ちょっとそういったところの安全面について不安心されたりとかそこをそれなりに目標の来場者数をきっちりいわゆる元を取れるかどうか。
これ元を取れなかったらかなりの部分が交費が赤字になってしまうということになるのでそれを取れるかどうかっていうのは非常に重要になります。
これ実はですね万博の推進本部長、自民党の本部長は誰かという。
森山博さん自民党の幹事長でもあるんですね。
自民党の幹事長でもあるしいわゆる超党派の議連。
これは野党例えば立憲民主党、維新とか国民民主党も含めて議連の会長も森山さんがしているんですけど。
自民党にとって政権ですね、政府というか自民党にとってもこれは非常に大事ですね。
森山さん自身もね大阪入りしたりして熱が入ってましたけど、
福田さんだから政権としてめちゃくちゃ必死だから最近なんか至る所に脈々が公式キャラクター版もいませんか?
私だけ気になるのは。
首相官邸の3階のエントランスにですね、
昨年末に公式キャラクターの脈々の大きな人形が置かれたんですけど。
やっぱりこう開幕が近づいてきて2月になったら喋るようになったり。
あ脈々が。
4月、今月入って直前になってくるといろんな言葉もまた。
覚えて。
いろんな言葉を喋るようになって。
やっぱりそこにいつも朝官邸に総理が入って来られたり帰っていくときに、
ミャクミャクの話題
ぬいぐるみにリアクションを取ったりとかですね。
脈々と触れ合う石橋ゲルってことですね。
そうですね。そういう場面が増えて、やっぱりそこは官邸のエントランスにはテレビカメラがいっぱいで、
やっぱりその触れ合っている様子がニュースになったりして、
必死にやっぱりそういうある意味絵を撮らせてPRしていこうと。
あともう一つがですね、私防衛省も担当しているんですけれども、
3月になって防衛省は防衛大臣だけじゃなくてですね、
政府組自衛隊のトップの海上幕僚長だったり陸上幕僚長だったりの定例の会見も毎週基本的に1回あるんですけれども。
統合幕僚長だったり。
そうです。
政府組トップって言ったら統合になる。
失礼しました。
統合幕僚長になるってことですね。
陸海空のトップの会見をするんですけれども、
その場に脈々の人形を置くようになってですね、
若干幕僚長も戸惑ってるのかなとも思いつつ置くような形で一斉になったので。
自衛隊にも脈々。
制服着てんの?
いやいや、ぬいぐるみを会見の写真に出て写るところに置く。
置くってことですね。
制服は着てないです。
着てないんですか。
生の脈々。
生脈々。
ちっちゃいです。
なるほどね。
だから政府を挙げて、いろんなところで脈々の露出を増やして、
できるだけ万博ムードを必死に高めたいということなんでしょうね。
今ね、国会議員でも胸のところに議員バッジとともに脈々のバッジをつけてる人もいますし。
そういうことですか。
かわいいですよ、脈々。
脈々、かわいい。
かわいい。
かわいさじゃあちょっと短く。
かわいい、脈々のどこがかわいいか一言。
声がまずいいですよね、エントランスの。
聞かれたことないですか。
ちょっと、あの、あれ。
ちょっとやってもらうとイメージが、すいません。
あ、岩谷さん。
私は。
どんな声でしたっけ。
脈々だよ。
ごめんなさい、似てない。
似てなかったか。
似てなかった。
ちょっと高い感じ。
そうですね、高めの声でかわいいんですよ。
それはやみつきとか。
しぐさんはかわいいです。
うちの娘も大好き。
娘ちゃん何歳でしたっけ。
今7歳。
今年なるので。
なる。
あ、じゃあなったか。
ごめんなさい。
最初ね、キャラクター発表された時は何あれみたいな。
結構報道がありましたけど。
ちょっと気持ち悪いんじゃないかって言われたこともありましたけど。
意味はあった?
意外と。
かわいい。
やっぱ、直で皆さん脈々と触れ合うとやっぱ、かわいさが。
かわいさがわかるということで。
何の話だっていう。
聞いてます?
すいません。
確かに、ミャクミャクの岩谷さんが写真で送ってくれた後ろ姿。
初めて、たぶん万博に行かないと
ミャクミャクの後ろ姿。
後ろ姿はなかなか見れないから。
三つ指ついて、入口のとこにあるミャクミャク像が。
三つ指ついて、出迎えしてる。
じゃあ、それは皆さん行けば写真撮れると。
ぜひ見てください。
後ろに何があるか。
ということですね。
はい。
いや、石場政権にとってはね、最近。
支持率も商品権問題があり、
かなり2割台という危険水域に達している調査もありますし、
いいことがないと。
前回、前々回か。
触れたトランプ関税のね、押し込まれる危機もありますし、
なので、この万博が成功すれば上向けるんじゃないかという期待もあるということで。
でも我々としてはね、かわいいで済まされない部分もあるので、
この辺、国費が投入されているイベントだということも踏まえて、
きっちりちょっと成功したのかっていうのは見極めていけたらなというふうに思ってます。
イベントの成功への期待
今日は岩谷さんのミャクミャク熱が思ったより高かったということでお届けしましたけれども、
お付き合いいただきありがとうございました。
それではエンディングです。
ご視聴下さいましてありがとうございました。
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次回の配信まで、それでは皆さんお健やかに。ありがとうございました。
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