西日本新聞 Podcast
西日本新聞me Podcast
この番組では、西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれをお話ししています。
こんにちは、福岡のニュースアプリ、西日本新聞meの横山智則です。
本日は、我らがホークスがパリリーグ2連覇を果たしました。
ということで、今回は運動部の倉成ディスク、そして大のホークスファン、販売部の中富さんに来てもらいました。
今日はよろしくお願いします。
お二人ともちょっと初登場なので、お祝いをする前に自己紹介からお願いしたいなと思ってまして、倉成さんすみません、自己紹介。
運動部の倉成と申します。
私は、はじめは他社のホークス担当だったんですけど、2009年からホークスの担当記者となりまして、
西日本新聞では2012年からホークス担当、通称タカバンと呼ばれるんですけども、
それを21年もですね、工藤監督が辞められる年まで現場で記者としてやりまして、
そこからそれ以降はデスクとして今に至るまでデスクとしてホークスフォードに携わっております。
逆に言うとホークス以外なしのずっとホークスフォードです。
それはそれで珍しい。
そうですね、あんまりないかな。
中富さん、スポーツ予聞では同じ名前ですが、番組としては初めてですか。
私は2006年入社で販売局に入りまして、それから20年ずっと販売局でございまして、
ホークスはですね、小学校の時は福岡地元ってこともあって、小学校からのホークスファンということで30年以上のホークスファンで、
好きでですね、バイトもボールボーイもドームで経験したこともあるというような経歴でございます。
なるほど、ありがとうございました。
ということでお祝いです。見事優勝しました。おめでとうございます。
今日はそれこそYouTubeはどれだけの方が見ていただいているかあれですが、生配信ということで。
すごいですよね、たまたまなんですけど、この収録日って決まってたじゃないですか。
決まったんです。
優勝が先週土曜日ですね。
土曜日ですね。
めちゃくちゃいいタイミングですね。
そうなんです。ちょっと週末ハラハラしながら。
大丈夫だろうとは思ったものの、やっぱり4連敗最後の最後でしたりしたんで足踏みしてましたけどね。
それこそ蔵谷さんこれ大丈夫と信じてましたかというかどうですか。
いやー、信じてましたと言いたいところなんですが、それこそ先週末ですね。
オリックスとミゾペペドームで本拠地で4連勝というのがあったんですけど、まさかのそこで得意として得たオリックスに4連敗を決して。
運のいいことにと言ってしまうとあれなんですけど、ちょうど日本ハムもちょっと苦しんでいた時期で、
あそこでもし日本ハムが勝ってたりしたらまだもつれてたでしょうし、それこそ明日日本ハム最終戦があるのでそこで決まるなんてこともあったかもしれない。
最後でも結局また最後は4連勝で優勝を決めて、昨日も勝って今5連勝中ということで。
よくございましたね。もっとしましたけど、ひょっとしたらは確かに先週の段階ではまだわかんないというところはありましたね。
それこそ日ハムがずっと強すぎて、結構フォークスもずっと強かったんだ。強かったというか最終的には80勝以上してるんですからね。
してるんですけど、日ハムもまあまあ強かったんで、ゲームさんもそんななかったですもんね。
それこそ最後の最後まで苦しんだフォークスなんですよ。1年を振り返ると最初はね、去年と違うチームかっていうくらい難しいというか、なかなか勝てない時期もあったんですけど。
1年をゆっくり振り返っていくと、どこから話をすればいいんですか?
今おっしゃられましたけど、やっぱりもう前半特に4月に苦しみまして、いきなり近藤選手が腰痛で死亡されたり、柳田選手も自打球で離脱して、山川選手もちょっと調子が悪いというところで。
5月の1日時点で借金が7の単独再開という、去年の優勝チームぶっちぎったチームが、もう本当信じられないぐらいの状況になってましたね。
柳田も夏頃戻るって言われてたけど、
そうね、時間かかったんですよ。
なんとかね、最後の1週間出てくれたけど、時間かかりましたしね。
蔵成さんの取材してる中で、4月って雰囲気的にどうだったんですか?
私は現場には、それこそ今言ってなくてテスクですけど、現場にいる高番から聞くと、やはりいいわけないですよね。雰囲気はどうしようもないぐらい沈んでて。
ただ勝てないだけじゃなくて、だいたいどのチームもホームゲーム、本拠地では強いっていうのがあるんですけど、フォークスは特にそういうところがあって応援も厚いですからね。
それがその5月、3位回だった時点で、本拠地で2勝11敗、1引きはありえないぐらいです。
本拠地で14試合して11敗してる。なぜか本拠地で勝てないという。
ホームは強いイメージがあるんですけどね。
確かにそうですね。
そこが徐々に良くなっていくということなんですが、最初に良くなるきっかけみたいなのってあったんですか?
それも結構見られてるファンの人からしたらみんなだいたい一致すると思うんですけども、
5月2日に3点差?3点差ひっくり返したのかな?
最後はね、9回2アウトのランナーがなかったところからみんなが粘りに粘ってつないで、最後はダイダの川瀬選手が打って。
でもそれがその前日まではもう本当にすごい雰囲気が悪かったので、なんかこれで変わるんじゃないかっていうのが、
ファンの人たちもこう言ってたら、まさにその通りの感じですね。
これが5月の2日、2日ですね。
僕もそれ覚えてるんですけど、もう負けムードだったんですよ。
今日も負けるかな?ぐらいの雰囲気だったんですけど、本当に大逆転して、そこから流れが変わったのが分かるように。
そうなんですね。変わりましたよね。
とはいえまだ最下位でしょ、その時点で。
そうですね。それがじわじわと順位を上げていくんですよね。
そうですね。最下位だったので、一気に上に行くことはできないですね。
でも徐々に徐々に5.2をきっかけにやや右肩上がり状態がなってきて、やっぱり良かったのはコンクリスト交流戦をすごく得意としてるんですけども、
これでまた9度目かな、交流戦で優勝したというところが、まだもう2つ目のきっかけなんですね。
でもその時点で交流戦優勝したけれども、確か3位とか4位、まだセーブとかと3位を競ってるような感じで、
コンクリスト監督も交流戦優勝のインタビューで、優勝したとはいえパリーグではまだ3位4位を争っているので、みたいなことを言ってた。
そう、覚えてます覚えてます。交流戦に勝ちに勝ちまくって、よっしゃと思って順位表を、交流戦明けの順位表を見たら、またこんなところにいるっていう。
パリーグ全部強かったんで、ゲームさんあんまり変わらなかったですね。
昔から実力のパリーグみたいなこと言われますけど、今年は特にそんな雰囲気でしたよ。
そうか、その時点で交流戦で良かったって言ってもそうでしたもんね。
別に1位に踊り出たっていうのはまだその後の話ですよね。
そういった中では、この後の話なのかもしれませんけど、いわゆる主力を書く中、僕は初めて名前を聞くような選手が次から次に出てきて、
あれ、こういう人起きちゃったんだなと思いながら、で言うと、例えばで言うとどうなりますかね。
例えばで言うとやっぱり柳町選手と。やっぱりその本当にチーム内競争は激しいチームなので、
柳町選手、今それこそチームメイトの牧原選手とリーグの主位打者を争って、
だからもうレギュラーの中でも主位打者を争うっていう選手はもうすごいバッターなんですけども、なんと開幕は2軍で迎えてるんですよ。
そうですよね。
やっぱり彼ガイア州なので、ガイアで例えば柳田選手、近藤選手、周藤選手といて、
監督ももちろん苦渋の決断ではありますけど、やっぱり1軍の人数が限られているので、
それが開幕2軍で迎えたけれども、それが主力のケガもあって、
国防監督もその優勝会見ですかね、でおっしゃってましたけど、やっぱりそれで主力のケガ人が出ました、
あれじゃあ柳町行けってなった時に、結果を残しているところがこのチームの強さだっていう。
自分が2軍にいるからと言って腐るんじゃなくて、いつ呼ばれてもいいように誰もが準備をする。
呼ばれて行けと言われて結果を出せる。これをまさに象徴が柳町選手だったり。
野村勲選手というのもいる。今宮選手がケガした中で。
今宮さんまだ帰ってこないね。
そうですね。
新ユースには何とか間に合うのではないかと思うんですけど。
そうやって代わりに出た選手がしっかりと結果を残して、主力が戻ってくるまでっていうところ。
それこそ柳町選手は交流戦MVPですからね。
そうです。
中村さんそういう意味での選手って今年誰かいますか?
柳町さんのように横山さんこんな人知らんよねっていう選手で活躍した人いるでしょ?
それこそあるですよね。
確かに知らない。
抑えですからね。
それこそそういうことですよね。
それこそC5で大須那投手がやっぱり調子悪くてっていうのもやっぱりそういう要因の一つだったんでしょうけど。
そこに代わって杉山投手が来るっていうのはやっぱり良かったんでしょうね。
抑えこんな人だったんだって思ったらやっぱり知らんで当たり前だったんですよ。横山としては。
なるほどですね。
夏頃からはやっぱりグイグイと僕らの思うところの本来のフォークスの持ち味みたいな風に。
それこそ主力選手いないんですよねっていうのは多分引き続き続いてたんですけども。
なんというかそんな風にも感じさせないような試合が結構多かったようにも思いますけど。
やっと1位になったっていうのはいつ頃ですか?
7月の29日ですね。
5シーズンぶりに急連勝をして今季初めて主位に立ちましたという。
でも本当にそれで先ほどもおっしゃいましたけど日本ハムが強かったので一方的に80勝以上してますから。
この時は日本ハムを抜いて主位に立ったけど次の日に日本ハムに負けてちょっと入れ替わったりして。
で8月以降ですね。
なんとか日本ハムを負けない中でフォークスも負けなかった。最後の最後に本当。
そうですね。日ハムは本当負けてないですもんね。
最後は一騎打ちみたいな言われ方するけど本当にそんな感じでしたよね。
日ハムは日ハムで新庄監督が2,3年前までなんかこうやんちゃんなことばっかりやって
出会って成果が出てる風でもなかったはずなのにやっぱ強いですよね。
これは本当に新庄監督の評価がすごく高いですね。
新庄監督の評価がすごく今年上がったと言いますね。
優勝の時の会見でソンオーナーもそれこそ言ってましたけど
特に1年目とかはちゃめちゃなことする監督が野球舐めてんのかと思ってたんですよ。
ソンオーナーは今の新庄監督の育てた日本ハムを認めてるからこそ
1年目はそういう風に思ってたと正直に話して。
それを受けて新庄監督もソンオーナーに日ハムが強くなったと言ってもらって嬉しいみたいな。
コメント返してる?
返してる。だからやっぱホークスがね。
今年は阪神がセリフでぶっちぎって優勝しましたけど
ホークスが強い強いと言われてる中で