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150|〝隠し玉〟から日本代表入りへ 福岡工高出身の日ハム中島卓也選手が今季限りで現役引退
2026-10-28 14:03

150|〝隠し玉〟から日本代表入りへ 福岡工高出身の日ハム中島卓也選手が今季限りで現役引退

西日本新聞のスポーツ記者が、取材現場ならではの視点で競技の魅力を語る西日本新聞meポッドキャスト『スポーツ余聞』。

今回のテーマは、福岡工業高校出身で、北海道日本ハムファイターズ一筋18年、中島卓也選手が9月に今季限りの現役引退を表明したことについて。

プロへの扉を開いた瞬間を取材で目の当たりにした思い出やプロで活躍できた秘密など語りました。

ぜひお聴きください。

#日本ハム #ファイターズ #プロ野球 #中島卓也 #西日本新聞 #スポーツ余聞 #ポッドキャスト #スポーツ観戦


◆出演:大窪正一(スポーツ記者/報道センター)、中富一史(MC/販売部)、音声編集:中富一史

◆収録日:2026年9月25日


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西日本新聞me Podcast スポーツ余分
この番組は、汽車生活の大半をスポーツの現場で過ごしてきた大久保さんが、アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話しします。
こんにちは、西日本新聞社販売部の中富和文です。
西日本新聞の大久保です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いやいやいやいや。悲しいですね。僕、寂しいニュースがありまして、
今日は思い入れのある選手でもあったので、そのお話をしたいなというところなんです。
福岡の方には馴染みがあると思うんですけども、日本ハムの中島卓也選手。
この選手って、実は福岡の福岡工業高校の野球部出身なんですよね。
この選手が9月に今期限りでの引退を表明したという話になりますね。
ちょっと思い入れがあってですね。
なるほど。
ちょっとお話しさせていただきたいなと思ってですね。
とにかく福岡工業って福岡県内ではまずまず強い学校は知られてますけど、
全国レベルで考えたら無名ですよね。
そうですね。
なんで福岡工業高校の中島卓也選手が日本ハムというプロ野球に入って、
日本ハム一筋18年続けられたのかっていうところなんですけど、
そのあたりを今日ちょっとお話しできるかなと思ってるんですけど。
実は僕ですね、彼がプロへの扉を開いた瞬間を取材で、今のあたりにしているんです。
というのは福岡工業高校って2008年の春の九州大会に出場して初優勝してるんですよ。
その時のエースは、当時のエースは三島和樹投手。
以前しましたよね。
そうです。
プロ注目だったチームのエース、元DNAですね。
三島和樹投手がエースでいて、そこのショートが実は中島卓也選手。
ただですね、僕、春の九州大会長崎だったんですけど覚えてますけど、
ここまでスカウトがいっぱい来てたんですけども、プロ野球のですね。
スカウトのお目当ては三島投手なんです。
その中で日本ハムのスカウトだけが中島選手に目を奪われたんです。
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そのグラブさばき、あとフットワークの軽さ、これ一番ショートで中島選手だったんですけど、
この動きに目を奪われたのが日本ハムのスカウトだったんですよ。
後々取材しましたけど、スカウトの方は中島選手、その高校の時見た時に補給姿勢は天性のものがあるって言ってた。
やっぱりホークスで言えば今宮選手とか名手と言われてますけど、
やっぱりグラブさばきって教えても突き抜けられない壁みたいなのがあるんじゃないかなと。
僕ちょっと素人なのでそこまでわからないですけど、
そういうもののいわゆる天性のものが中島選手にもあったと日本ハムのスカウトの方は見抜いた。
それ見てすぐわかるものなんですかね。
すごいですよね。
すごいですよね。
それもいろんな球団のスカウトが来る中で日本ハムだけが身につけてるってことは、やっぱり視野が広かったんですよね。
そうですよね。
実際に中島選手に取材した時に言ってましたけど、全国で注目されては困るから本音で言えば甲子園には出てほしくなかったとスカウトに言われましたって言ってました。
なるほどね。みんなそう思いますよね。隠し玉って言われる人は。
まさに隠し玉としてのプロ入りだったんですけど、これ僕ですね、新聞記者としてもちょっと忘れられない思い出があるんですけど、
この年のドラフト会議前に日本ハムが中島選手をリストアップしていて、隠し玉的存在で一本釣りするみたいな情報を取材で得たんですよ。
ドラフト当時付けの、当時はまだ発行していた西日本スポーツに日本ハム隠し玉に福岡湖を中島と独自記事を僕出したんです。
すごいじゃないですか。
それってどうやって情報って出に入るんですか?
本当にもうスカウトやら、球団やら、いろんなルートがあるんですけど、集めてそういうことだったんですけども。
肌ですね、そこまでは良かったんですけど、当時の指導者が朝すぐ連絡が来てですね、これで指名されなかったらどうするんだって。
日本ハムを邪魔するような動きがあって、結果的に日本ハムが取れないというような状況が生まれたらどうするんだって、すごい怒られたんですよ。
そうなんですね。
なので結構ドラフト当日は僕ドキドキしていて、実際ドラフト5位で無事に指名されたんですけど、ほっとした。
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でもそうですよね、自分もそう見て思っててて、西日本スポーツにホークス隠し玉何々とか書くじゃないですか。
もうこれ時点でも好評されてるから。
隠し玉じゃなくなってるんですよ。
ありますよね。
そこから調査することは可能ですね、他の球団が。
だからこの報道する側と報道される側の思惑の違いみたいなところはありますね。
なので今回この時は中島選手、記者としては独自記事だったんですけど、ドキドキしたということが。
絶対嫌でしょうね。
ドキドキしましたね。
それを覚えてるってことですね。
当時中島選手って身長は176センチ、そんなに大きくないですね。
なおかつ体重が63キロだったんですよ。
ほんと普通の高校生ですよね。
いわゆるプロに入る体が出来上がったプロ中の選手とは全然一線を隠すというか。
そういう選手で線も細かったから、ドラフト指名された後に僕取材したことを覚えてるんですけど、
プロ野球って中島選手ですよ。憧れでしたけど、ずっと自分とは違う世界だと思っていたと。
やっていけるのかちょっと不安ですねとこぼしていたんですけど。
指名された喜びと共にですけどね。
実際やっぱり苦労されたのが打撃。
パワーが足りなかったらしくて。
とにかくこれってソフトバンクホークスに以前いた川崎宗則選手も言ってましたけど、
打撃練習でボールが前に飛ばないんです。
全然飛ばない。それぐらいパワーが足りなくて、中島選手も打球が前に飛ばないと。
どうしようかというところで編み出したのが、追い込まれるとファールで粘り倒して、
至急を選んで甘い球が来ればヒットできるようにするという技術ですね。
カット打法とでも言うんですかね。
相手チームからすると粘って粘って打たれるって結構。
めちゃくちゃピッチャーもダメージ大きいんでしょうね。
デカいですよね。よく覚えてますイメージが。
でも中島選手のイメージはそれですよね。
よくカットするなーって。
ずっとカットしてるっていうイメージですね。
その打法を身につけたっていうのと、もともと足は速かった。
そういうドラフトの指名の一番の理由だった守備力。
これを活かして一歩ずつ前に進んでいったということで。
僕のイメージではすぐに選手として目が出たようなイメージがあるんですけど、
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レギュラーに定着したのは入団5年目。
入団5年目のシーズン半ばぐらいですね。
そこでレギュラーに定着して、
そうなると2015年に34等類で等類王とベスト9を獲得したり、
翌2016年は主力としてリーグ優勝とか日本一にも貢献しました。
この時期、この2016年は62ギダを決めて、これがパリーグ大記録でした。
それぐらいチームのピースとして機能してたってことなんですね。
だからこういう存在ってチームとして一人は絶対いる存在じゃないですか。
そういう理由もあって、この時期には日本代表、サムライジャパンのユニフォームを着てます。
だから隠し玉から日本代表まで上りですよね。
僕もフォークスの担当記者をやっていて、
フォークスと日本ハムの試合があったりして会う機会もあったんですけど、
やっぱり年を負うごとに顔に自信が満ちてきてましたね。
すごい自信がみなぎっていってきましたね。
ちなみに、同じ右投げ左打ち。
公立の工業高校からドラフト界での指名。
これって、おまけにショート。
これってフォークスで一時代を築いた川崎稲取選手とすごく歩みが似て、入団の経緯が似てるじゃないですか。
と思っていたら、やっぱり指名挨拶で受けたときに、
球団からは打力がつけば川崎二世になれると期待されていました。
でも僕が思うのは、川崎二世という機体から一つ一つカット打法を身につけ、
自分なりの守備力を磨いて、僕は唯一無二の中島拓也という選手になったんじゃないのかなと思うんですよね。
実績もしっかり積んで、サムライジャパンもなった誇りも胸に静かにグラブを置くことになるんですけども、
もう本当に一つ思うのは、これって三島和樹投手がいなければチームにですね、
プロには入ってない可能性は僕高いと思うんですよ。
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福岡工業高校にスカウトが来てない可能性がありますよね。
そうなんです。来てないと見たら見抜く力があるスカウトがいたかもしれませんけど、見に来なかったら選ばれてないことじゃないですか。
だからどこにチャンスが転がってるか分からないということを中島選手が教えてくれたなと思いますよね。
ただその転がっているチャンスをどう生かすかその時に、今がチャンスだという時にスカウトが来てるチャンスに生かせるかは実力。
そうですね。掴むかどうかですね。
そうですね。それを磨かないといけないということで、だからまあもちろん運もあったでしょうけど、そういう運もあったけど運を生かして実力で掴み取ったっていう。
だって結局スカウトでプロ野球入ってもそこで終わったら終わりですよね。
そこからは自分なりの努力でのし上がったんですけどね。
だから本当にそれでプロ生活18年、本当にお疲れ様と言いたいなと思いまして、今日はこの1回中島選手でお話ししたかったということですね。
なるほど。ありがとうございました。はい、それではエンディングです。
ここまで聞いていただきましてありがとうございます。大久保さんのスポーツ余分は西日本新聞とスマホアプリ西日本新聞MEで好評連載中です。ぜひごご読をお願いいたします。本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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