もちろん部合の部分もあるんで、ビチッと毎月これらって言われたら30数万円という幅なんですけども、それでもだいたい30数万円です。
へえ。2年目で。
2年目でね。22歳でですね。
専門学校卒業。国の統計とか見ると、高卒、大卒、大学院卒、2年目の年収とか平均も見れるんですけど、それ優位に上回るような感じで。
そうですよね。僕もだいぶおじさんなんで、僕の20歳の頃と比べてもとは言わないけども、上がってるんでしょうけども、それでも20歳で30万円しっかり稼げればですね。
しかもプライベートも充実していると。
休みが取りやすい。
取りやすいと。仕事も楽しいと。
仕事も楽しいと。一人で気楽もちょっと羨ましかったりしますよね。
ああですね。
僕もそうですけど、森さんもほら、やっぱり人と会ってなんぼの商売じゃないですか。その記者さんももちろん。
まあね、それが好きでやってるつもりではあっていても、一人が気楽と言われたらちょっと羨ましくなったり。
ああ、羨ましいですね。基本的に今、人見知りではあるんですね。僕も。
人見知りで留まる仕事かどうか、新聞記者はわかりませんけど、ただ上がるんじゃないですよね、本当に。
非常に共感しましたね。
それこそ東田さんみたいな方というのは、言ったら珍しい方ではないんですよっていうのは数字でも出てるような感じなんでしょ。
そうですね。この取材させていただいた安西東田さんとおっしゃるんですけども、ここだけの現象ではなくて、
実際国の統計とか見てると20代、30代の割合というのはじわりとですけど、増えていると。
もちろん今、大手産中心で広がりっていうのは課題としてあるんですけども、
それも例えば5年前との比較で見ますと、20代の割合は5年前は1.1%非常に少ない。
そうですね。そんなイメージでしょ。見たことないみたいなイメージだと思いますね。
で、24年、昨年ですね、2.8%。2.8%って聞いたらまだ少ないかもなって印象を持たれるかもしれないですけど、1.1%に比べれば倍増といったんです。
30代の割合もですね、3.8%が4.2%と。じわじわと。
じわじわとですね。これ20代が2.8でなってて、30代は4.2になってるんだから、合わせれば7%ぐらいにはなってるってこと。
ですよね。
だから2、30代が7%になってる。確かにじゃあ10回乗ったら1回は見るのか見ないのかぐらいにはなってるから、チラチラ見るようになったねっていう印象と合いますよね。
しかもこれ全部の、全体の平均なんで、もっとスポット的というか、見ればもっと割合が伸びてるところもあるんじゃないかなと。
なるほど。そういうことなんですね。それこそ話は続いて、タクシーの専門の求人サイトっていうのがあるんですよ。
あの方からも話を聞かれたようなんですけど、タクシー専門の求人サイトなんですね。
そうですね。運転手さん。
メインの求人サイトってのがあるんですね。
そうですね。名前もピーちゃんタクシーと。
ピーちゃんタクシー。
ピーちゃんタクシー。母親らしい名前。
母親らしい名前の。編集部の方に話を聞いて、どんなお話を聞いたんですか。
なんでこんなに若者増えてるんですかね。
そうですよね。
っていう話を聞きました。そしたら担当者の方がまず一番におっしゃったのは、まず稼げることが大きいですね。
東さんも言ってたけど。
なんで稼げるんですかと聞いたら、最近聞いてる皆さんも利用された経験あると思いますけど、配車アプリが普及しましたよね。
昔だったらそれこそ長年の営業の勘で、ここら辺に行けばお客さんいるだろうと。
いわゆる流し営業的な空車のまま走らせる。
営業のコツとか長年の経験勘が必要だったんですけど、それが配車アプリによって、
そういう経験や勘がなくても、予約が入ってそこに行けばいいので、お客さんが捕まえやすくなったと。
なるほど。
ということらしいですね、まず一つが。
はいはいはい。
そういえば、稼げるタクシーの運転手像っていうのは一つ僕にもあって、
ベテランのおいちゃんが、要は穴場をよく知ってたりとか、
っていう、どこでお客さんを見つけやすい話。
それと、ある種近道とか裏道とかもよく知ってるから、早く目的地についてとかいう話もあって、
そういう一流ベテランになると稼げるけども、
まだ未熟のうちはそんなに稼げる商売じゃないよみたいなイメージってちょっとありましたよね。
ありましたね、そういうイメージでしたね。
でも、PEちゃんタクシーの担当者の方がおっしゃってたのは、東京でサボらず普通に真面目に働けば、
20代でも年収500から600万円普通になるんじゃないですかねと。
ほう。
言ってましたね。
へー。
で、中には1000万円以上、あれとは言ってましたけど、1000万プレイヤーもいらっしゃると。
すごい夢がありますね。
夢があるなと思いました。
へー。
いや、決してずっと1日運転して楽な仕事とは言いませんけども、
それでも一方で東さんが言うように、休みが取りやすいとか、一人で気楽ですよっていう部分も合わさっていながら、
平均で500万600万稼げて。
そうですね。
夢は1000万の世界がそこにあって。
休みが取りやすいっていうのがやっぱり非常に大きいんだろうなと。
シフト制なんで、日中に運転される方、夜勤みたいな感じで夜間に運転される方。
もう一つ、1日働いて1日休んでみたいな確実勤務っていうみたいなんですけど、
その確実勤務の場合だとU99とかで組み合わせば、もう毎月のように3連休を取りやすいと。
だからピーちゃんたちの編集部の方も、これ旅行好きの方だったらたまらないと思いますよって言ってましたね。
そうですよね。
次々に、次々にというか3連休が取りやすいんで。
3連休取りやすいし。
もっと言えば、ちょっとこの時期は集中的に働くけど、その稼いだお金でしばらく旅行に行こうみたいな。
可能かもね。
その3連休とか言わずにでしょって言ってみたら。
U9とかを使えば。
そうですよね。
なのでですね、中にはミュージシャンとか俳優とか、夢を追いながら作品運転手をやって、
そういう夢を活動を応援するよっていう会社もいるそうなんですよね。
で、さらに先ほどの北九州の東田さんのケースもそうですけど、基本的に一人の職場なんで、
煩わしい人間関係とかなく、気楽さもそういうところも若者に受けてるんじゃなかろうかという。
せからしい上司もおらんよと。
意地悪な同僚もおらんよと。
そうですね。
そうね。
なるほど。
そういうのは総合してあんまり一括りにするのも良くないと思うんですけども、
最近のいわゆるZ世代ってワークライフバランスを重視されるって言われる中で、
その価値観と働く価値観とマッチしている部分があるんでしょうねっていう分析でした。
なんか納得感ありますし、ちょっと考えたら、今回はタクシーの運転手さんにクローズアップですけども、
今まで若い人そんなに人気だったっけっていうような仕事も、ちょっとした技術ですよね。
歯医者アプリが生まれたおかげで、いろんな流れがブーストしてるみたいな話ですもんね。
タクシー業界の方に聞きますと、歯医者アプリはありますけど、魅力自体はずっと変わらない。
それが再発見されてるんじゃないですかと。
そうか。
何か特別なことをしたわけじゃないですか。
そうですね。
今までみんな見落としてただけなんじゃないですか。
そうですね。それ以外のことは今日何も変わってないはずですからね。
それこそいろんな変わるきっかけっていうのは、コロナもそれにあったっていうことですか。
そうおっしゃってる関係者の方も多くてですね。
要するにコロナか、町から人が消えたと。海外から来られる旅行客の方も消えた。
やっぱりタクシーにとっては稼げない状況ですよね。
その中でどんどん人手不足が加速しちゃってたわけですよね。
あの時期もタクシーの運転手さんを辞められたって言っても、コロナが終わったけど年齢も年齢だし戻ってこないっていう人たちが結構いて、コロナ系今もそうですけどタクシー不足ですもんね。
そうですね。だからもともと高齢化っていうゴタブイ・モレスタクシー業界の課題があって、それがコロナ禍で加速して人手不足があるという深刻な人手不足の中で、
コロナ禍が終わってインバウンドも戻ってきて、タクシー事業も回復してきたというところで人をいっぱい採用しなきゃいけないと各社は。
今までだったらほとんどが中途採用だったみたいなんですよね。
それこそ皆さんがイメージとして持ってらっしゃる中高年の運転手さんって中途採用で来られたから、それだけじゃもう到底間に合わないから新卒にも手を伸ばそうということで、
SNSで情報発信したりとか、タクシーの運転手、運転の魅力を若者向けに発信したりとかですね。
いわゆる人事部側、会社側もある種ここに来て本気で若者を取ろうとしているわけですね。
そうですね。面白いのは記事には盛り込めなかったんですけど、中には行政とタグを組んで若者向けの情報を発信しているという取り組みもあって、福岡県がまさにそうなんですけど。
福岡県で?
福岡県が確かタクシー運転手の魅力発信サイトみたいな特設サイトをちょっと前に立ち上げまして、それを見るとなんかこうヒップホップ調の音楽やらせて楽しいぜ、掲げるぜみたいなPRの仕方をしてるんですよね。
それはタクシーの運行会社ではなく福岡県として取り組んでるわけですね。
公共交通機関、広ければ公共交通機関。タクシーとか合わせてタクシーの運転手にもスポットを当てて、ヒップホップ調で掲げるぜ、プライベートも充実だぜみたいなことをやってるんですよ。
そうか、確かにその街で暮らせればその公共交通機関っていう時にちょっとピンとこないところひょっとしてあるかもしれませんけど、やっぱちょっと田舎に行くとやっぱりタクシーも公共交通機関ですよね。
そうですよね。
そうか、そうですよね。
まあその人手不足の話に戻りますけど、まだ最近皆さんもお聞きあるかと思いますけど、タクシー捕まりにくいですよね。
ですよね。
ということはまだ人手不足が続いてるわけで、一方、需要はどんどん伸びている。
P.E.ちゃんタクシー編集部の方は、運転手になるなら今がチャンスですよと。需要に対して供給が足りてないので、今参入すれば稼げますよと強調されていました。
それこそこの記事を書いた後のコラムの森さん、このタクシーの話書いてますけど、2人で本気で羨ましいねって話になったんでしょう。
P.E.ちゃんタクシーの担当者の方はっきりと、自分は転職するならやっぱりタクシー運転手ですって考えてます。引きずられましたね。