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西日本新聞ポッドキャスト 星野松本のしゃべりぃよ
この番組は、西日本新聞社の記者たちをゲストに呼び、仕事や私生活のあれこれをザックバランにしゃべるポッドキャストです。
こんにちは、番組の進行を務めます、西日本新聞社写真部の星野岳人。経済担当の松本真子です。
前回はエピソード0、私たちがしゃべり通すという回で終わっちゃいましたね。
長美咲記者の紹介
今回は満を持して、ゲスト、本社で福岡市政を担当しております長美咲記者をお呼びしています。よろしくお願いいたします。
まず私から長さんの簡単なプロフィールを紹介します。
1995年に福岡県霞山地で生まれ、ここは東区と博多区に隣接する今ベッドタウンになってるんですよね。
大学を卒業後2017年に西日本新聞社に入社しまして、その後大分総局、地区法総局を経て現在は本社で福岡市政を担当しているということですね。
私の一つ上の先輩ということで、もう姉さん普段からお世話になってます。
ちょっと恥ずかしいんだよね。前回のやつで持ち上げられすぎて。
もう期待大で。
姉さんですから。
ただ油打ってるだけです。
姉さん最近仕事の調子はどんなですかね。
今年明けの1月に収録してるんですけど、この時期行政、市とか県とかの関心事は3月議会で審議される新年度予算に注目が向いてくるんですけど、
その新年度予算というのが来年度1年間、市がどんな政策に取り組むかという方向性が示されるので、実際2月に正式に市とか県とかから発表があるんですけど、
事前にどんな新規事業がありそうかとかを取材して、その分野に関する市の現状だったり、他自治体とかの先行事例がどんな感じか、そこから見える課題ってどんなものかみたいなのを調べたりとかしてます。
公表される前の事業、新規事業のこととかってどうやって取材をされるんですか。
日頃から市の職員の方とか、あと議員の皆さんとかと関係をつくって、地域にどんな課題があるのかとか雑談したり、
記者としてのキャリア形成
でももうこの時期になってくると予算案が塊出すから、実際にこういう動きになってるよみたいなのを教えてもらったりしながらしてます。
結構幅広く取材しないとですね。
一応今3人でやってるので、分野とかを分けながらやってます。
面白いですね、私たちと全然仕事が。
また違いますよね。
同じ会社にいながら全然ジャンルが違うっていうのも。
なかなかね、出先とかだと一人で担当したりとかするから、私自身も本社に来て、一つの市を3人でやるってこんな感じなんだっていうのを勉強になってます。
大分総局とか地方事代とはやっぱりそうやって全然違うってことですもんね。
情報量も違うしということで。
あと個人的には4月1日に台湾の方に赴任予定なので、今ちょっともう出国に関する手続きとか準備とか、あと語学の勉強とかしたりしてます。
忙しい。
もうすぐですね、ほんと。
ありがとうございます、来ていただいて。
ありがとうございます。
海外にもううちは実は行く機会というかチャンスがあるんですよね。
そうですね。
今最近だと若手では韓国のプサンと台湾に割と若手の人たちが行くチャンスがあって、あと40代ぐらいの方たちが特派員として、北京とかソウルとか、今は4拠点ありますね。
それもともとその入社の時から海外にあるっていうのを前提にというか、海外しくもありながら入ってきたんですか、挑戦は。
全然海外興味は正直なくて。
本当海外で挑戦してみたいなって思ったのは、ここ数年仕事をする中で新たなステップとして何ができるかなって思った時に海外に挑戦してみるのもいいかなと思って。
学生の頃とか留学もしたことなければ別に考えたこともなくて。
まさかこんなチャンスを与えてもらえるとは、5年前の自分も思ってなかったと思います。
そもそも記者になったきっかけはまた別にあるんですかね。
一番大きな決め手というか転機になったのは、関東の大学に進学したんですけど、そこで元新聞記者の先生がいらっしゃって、そこのゼミに入ったことですかね。
高校時代とかも昔からテレビっ子でニュースとか情報を知ることが人よりも好きなのかなみたいなのを漠然と思っていて、その中で記者の仕事って自分の中でありなのかもみたいなのを漠然と思っていたときに大学1年生で元新聞記者の先生に出会って、
そのゼミで時事ネタをテーマにコラムを書いてみたりとか、あと地元の新聞の販売店と連携して見に込み誌というのを書いてみたりして、そこで私たち学生が担当させてもらってたのが、大学とか地域で活躍してる人を紹介するコーナーだったんです。
で、取材してみて、同じ今自分が住んでる地域とか通ってる大学にこんな人がいるんだなーって毎回聞いてて、本当自分ってまだまだ何も知らないなとか、そんな視点があるのかみたいなのをワクワクさせられて、人の話を聞くって自分の世界を広げてくれる、すごく楽しいことだなーっていうのが原点ですかね。
素敵ですね。
あとはその中でその先生が全国紙の記者さんだったんですけど、たまたま初認知が九州でその時の話をしてくれて、大体若手って事件事故担当を最初するので、その先生も最初初認知でそういうのをやってて、その中で通学路で確か小学生だったかな、が交通事故に巻き込まれたみたいな事故が発生して、先生が気になって現場に行ってみたら線路が走ってるのにそこに踏切がない。
地域の人に聞いてみたら元から地域で危ないと思ってた場所だったみたいな話が聞けて、その話をまとめて議事にしたら、それが結果的に機運が高まって最終的に踏切がつくきっかけになったみたいな話を聞いて、自分が知りたいみたいな思ったことが巡り巡って社会の役に立つんだったら、それはもうすごく素敵だなーみたいな。
思って記者職を見出しました。
就職活動と会社選び
新聞社とかでは限らずだったっていうことですかね。
本名は新聞社だったんですけど、面接とかバカぞうぶの方がいいかなっていうのと、実際に投げてもらえたらラッキーだなぐらいの感じで、エレビも受けてました。
最終的にうちを選んだ、西日本新聞を選んだ決め手とかは何かあったんですか。
最終的には、大学で関東出て、全然帰ってくるつもりなかったんだけど、九州に。
東京でうちの会社の説明会があって、私も地元なので家では西日本新聞を撮ってたし、ちょっと聞いてみようかなと思って行ったときに、東京にも海外にも取材拠点があるし、もちろん地元に根差した取材拠点があるってことで、
地方誌といえど、その一件だけを担当している県誌はそんなに東京とか海外にも取材拠点がないから、守備範囲が広いなと思って、
地域で取材する中で見つけたネタを最終的に東京とかと連携して、大きな課題として記事に展開した例とかを確かそのとき教えてもらって、影響力が大きいんだなと思って。
私はそもそもはもともと地域、あそこに暮らす人と関わりたいっていうのが原点だったので、そういう地方にもしっかり根差した会社がいいなと思って、最終的にうちの会社の志望度が上がったところで内定をいただいたので、そのまま就活を終えた。
就活、いろいろテレビも新聞も受けられたと思うんですけど、ちょっとこうメディアの試験って特集だったりすると思うんですけど、就活時期は何を集中してやってたなとか覚えてます?
たぶん元新聞記者の先生のところで、そのメディアを希望するみんなで就活ゼミみたいなのをやっていて、そういうメディアの筆記試験とかで出そうな自重ネタとか、光とか植物とかそういうテーマで作文書いてみて、先生がまとめてみんなの文公開添削してくれてみたいな。
あと面接みたいなのをしてもらって、っていう感じで。
そこは割と。
作文は結構あるあるですよね、この仕事。どこの社でもある。
2人はどういうふうに就活対策というか。
いややっぱり関東と地方、広島とかだったら全然違いますね。私は同じようにマスコミ志望をしている友人たちでもう勝手に集まって、コミュニティルームみたいなところで1時間測って作文を書いて、で終わったらその作文を見せ合って、お前この表現完璧やなというふうにひたすら褒め合うという時間をずっと過ごしてましたね。
いいですね。
それで自己肯定感を上げていくという。
就活時期ってちょっと肯定感下がりやすいから、バランス取るのもよかったかもしれない。
そうなんですよ。そのおかげで結構楽しく、しかも団結してというかみんなで頑張ろうぜっていう気持ちもあったので、だから就活終わってもそのメンバーで遊びに行ったりとかもありましたし。
いい日本でしたね。
あとは教授、全民の先生とかにエントリーシートの添削をお願いしたりとか、お前ちゃんと日本語の勉強から始めた方がいいぞって怒られたりとかもしましたしね。
さっきと全然違いました。
そこで下がった分もみんなで上げましたね。
そういう意味でもバランスが取れてたから。
いいですね。
広島。
広島も九州だったので、あんまり周りに新聞記者志望の友達もいなかったので、でも作文があるのはやばいなと思いながら、過去文というか過去、いろんな会社で出たテーマを探して一人で書いて、ちょっと1日寝かせてもう1回読むっていうのを一人で黙々とやってたので、
なんかその就活仲間、同じところを志望する仲間が身近にいる環境はすごくいいな、羨ましいなと思います。
自己改善と時間の使い方
それが良かったのか悪かったのかよく分からないっていうんですね、今でも。
こんな話したことないから。
自然ですね。
一気に思い出しますね。
一人で黙々とでも相当自分に厳しくないとできなくないですか。
たぶんそんなに厳しくなくて、書いて満足してるというのが本当のところだと思うんですけど。
結果的に通ってるわけだから。
なんとかですね。
松本の力もあるけどね。
頭かもしれないですけど。
周りにいないからって言って何もしないっていうのが一番あれかもね。
一旦書いてみるっていうのは自分の頭の中整備される部分もあるしね。
あと時間を置いて読むと、なんかこれ違うかもっていうのもあったので、それと新聞を読み比べてみたいなことしかしてなかったですね。
でもね、とりあえず本当に書いてみるっていうのがね、就活生の皆さんももしかしたら同じような環境の人いるかもしれないけど大事ですね。
できるだけしかも書いて、時間を置いて自分で見るか誰かに読んでもらうかっていう感じですね。
残念ながらちょっとお時間が来てしまいました。
時間の配信も引き続き張さんの仕事に迫っていきたいと思います。
西日本新聞社やこの番組を応援したいと思っていただける方、ぜひ西日本新聞、もしくはニュースアプリ西日本新聞MEのご購読をよろしくお願いします。
ここまで聞いてくださってありがとうございます。
張さんもよろしくお願いします。
またよろしくお願いします。ありがとうございました。
ありがとうございました。