すごいですね。 球団職員みたいな。 いやもう本当に。 そうですよね。 すごいですね、それも。
で、毎日怒られるんですよね。本当に仕事が今も大してできないけど、当時は本当にできなかったから、できない上にそれこそ準備をする余裕もないんですよね。
結局1時とかに家に帰って、次また7時とかに起きてみたいな。だから本当に毎日怒られてました。 そうなんですか。
特に印象に残ってる思い出とかあります?当時の。 別に仕事でもなんでもないんですけど、ある日出勤前の朝にトイレに閉じ込められて。
閉じ込められた。 やばくないですか。 家の。 誰に?みたいな話になります。
家のトイレに、普通に朝トイレに入ったら、ドア、鍵じゃないんですよ。ドアが開かなくなって。よくわかんないですけど、今でもわかんないんですけど。
ドアが開かなくなって、開かないと思って。でもそんな携帯とか持ってはいらないじゃないですか。家のトイレなんか。だから連絡が誰ともつかなくて。
新聞だけは多分おじさんみたいに嫌なんですけど、新聞だけは持って入ったんですよ。 その場ではもういらない。
今何時なのかも全然わかんなくて。 そうですよね。仕事の日ですよね。 仕事の日だったからよかったんですけど、誰も連絡がつかない。移動に連絡がつかないみたいになって。
そうですよね。心配しました。 心配されて、当時の部長さんが家に来てくれて。
うちはオートロックじゃなかったし、家の鍵が多分新聞撮るのに開けたかなと思って。たまたま開いてて、助けてくださいみたいな。
いや、事件現場みたいな。 自分もヤバいと思って。 びっくりですよね。
すごいですね。相当心配したでしょ。 そうなんです。毎日怒られてたんですけど、当時のキャップもさすがに会社の中でもしかして。
みたいな話になってて、血迷ったんじゃないかみたいな話になってたらしくて、さすがに当時のキャップも気にかけてたらしいんですけど、次の日から仕事戻ったらまた普通に怒られるみたいな。
水に流されたんですね。 水に流された。あれ?みたいな。
あ、そうなんですね。それめっちゃおもろいですね。そんな閉じ込められたことありますか?とかないもんね。
今でも絶対家のトイレの鍵は閉めない。鍵っていうかドアを閉めない。 原因そこじゃない気がしますけど。
でも怖いから。 なんでしょうね。そうか、当時だったら携帯を持って入るとかいう習慣もない?
ないですよね。意外の意地悪ですね。
そういういろんなハプニングもありつつ。 全然すいません。仕事の話じゃなくて。
こういうの聞きたいから。なんかこの運動部の記者というかスポーツ記者になって、良かったなとかいう瞬間とかはあったりしたんですか?
これもあんまり仕事っていうか、仕事は仕事でやりがいがいがいっぱいあるんですけど、運動部ってやっぱりうちの社内でもかなり出張の多い部署にあるんですけど、
だからなんかいろんな場所に行くこともすごい楽しくて、いろいろ行って立って、あとうちの運動部すごい自由だから企画が通れば何でもやっていい。
予算とあれですけど、若い頃にホノルルマラソンに挑戦するみたいな企画をやって、しかもそれになんかスポンサーがついてくれて、部長の知り合いとかそうなんですけど、会社のお金だったしかなくて、部長のお知り合いでお金を出せるみたいな。
上司のです。 実際走ったの? 走った。すごー。
その後、マラソン自体はめっちゃきつかったんですけど、なんか普通に観光とかもできて、そういうなんかいろんなところに行けるっていうのは楽しいかなって。
そうですね。それホノルルマラソンは記事に?
あ、しました。なんかそれまでの家庭も記事にしてるんですよ。ちょっとオリンピックのメダリストの方が福岡に住んでるから、その方に毎回走り方とかのアドバイスをもらってみたいな企画を毎日やってて。
そう聞くと、やっぱちゃんとした仕事。
えー、じゃあ準備段階から本番まで。
そうそう。
面白いですね。
あと取材の中で、戦前時代に取材した選手って印象に残ってる方とかいらっしゃいますか?
どんな取材だったかとかそういうのではないんですけど、すごいお世話になったなって思ってるのは、今西部でヘッドコーチをされてる鳥越雄介さん。当時私がフォークスで1年目の時に二軍監督だったんですけど、すごいお世話になりました。結構怒られたりも。
厳しいで有名で、今年の政府が強くなってるのも鳥越さんが言ったからじゃないかっていう。
あるんじゃないかなーって思いますけどね、私は。
そんなに結構ちょっとしっかりした厳しい方。
そうですね、面白い。もちろん面白い方なんですけど、やっぱり今言ったみたいに、フォークス好きな人だったら若い選手をすごい鍛えるっていうイメージがあると思うんですけど、その接し方が記者に対しても。
そうですか。
そうで、やっぱりこれは勝手な想像ですけど、特に西スポの記者に対しては、なんかそういう厳しいって言ったらあれですけど、
愛情。
そうです、愛情みたいなのを持ってしてくれたような感じではいますね。
結構、じゃあ厳しいって言っても、取材の仕方とかになるんですか?
そうですね、やっぱり下手な質問は、勉強してないような質問とかしたらすごい怒られるし、あと時間にすごい厳しかったんですよね。
で、野球の取材で、だいたい二軍の練習先8時半からって言ったと思うんですけど、それぐらいにウォーミングアップ始めるぐらいの時間には球場に多いと。
取材するだけなら若干もう少し遅くても大丈夫なんですけど、やっぱりその時間に、チームが始まる時間にみたいな感じで言われて。
それは先輩から、前任のファンの先輩から引き継いで。
仕事の姿勢みたいな。
そうそう、仕事の姿勢みたいなんで、前の日が泣いたとかったら、もう本当きついんですよ。きついんですよ。
当時親子ゲームって言って、ドームで一軍も二軍も試合をするっていうのがあって、すると二軍の試合開始も早いから、当然練習開始も早いんですよね。
したら、もう7時とか7時半とかかな、当時。もうドームにそのぐらいの時間に行かないといけないみたいな。
そんなことが。
そんな、もうマジできついみたいな。
とりあえず挨拶だけして、そっと隠れて、化粧速攻から始めるみたいな。
そうですよね。
中学生みたいな。
そうそうそう。とにかく来ましたよって。
姿勢を見せるって。
見せる。
本当に試合も見ながら取材して、記事を書いてっていう毎日だったんですけど、今は夫ですね、多いですけど、当時は西スポにも書いて、西日本シミの本市の方にも運動面に書いてという。
非常に分量、書く量も多いのかなというふうに思うんですけど、結構大変でしたよね。
そうですね、書く分量っていうのはおっしゃってる通りすごくて、ちょっと担当によって大変さっていうのは違うんですけど、フォークスの場合はやっぱりまず1面から3面、丸ごとフォークスって言われてたから、とにかく毎日1面から3面を埋めるっていう感じなんですよ。
でも試合があればトピックは出てくるからいいんですけど、休みの日とかシーズンオフとかはめっちゃ大変で、とにかくネタを探すのが大変。
動きがないですよね、その日。 そう、動きがないんですよ。もうずっとドームの搬入口にいて、来た選手に話を聞くとか、でもただ話を聞くだけじゃ原稿にならないから、やっぱり質問もすっごいひねらないといけないし。
運動部の記者は、例えばフォークスのキャンプとか行ったときもチラッと聞いたのはストックを持ってたりするみたいな、そういう感じなんですかね。 そうですそうです。だから何にもない日のために、何か動いてる日にいっぱい聞いといて、休みの日に出すみたいな。
私はストックも作れなくて、「今日も何もない、何もない。」って思います。 自転車創業ね。 自転車創業。もう何、自転車創業って。もう何よかと怒られてみたいな感じ。 そうなんですね。
前の試合でいっぱいになりますよね。 そうなんですよ。逆に一般スポーツ班だと、フォークスは結構人数が多いから、大変なんですけど、一人当たりの分量があってところもあって、逆にアマチュア班だと一つの取材に当てられる人数が少ないから、それこそ西スポも書いて、本誌も書いて、さらに自分で写真を撮ってて日も多くて。
だから、Jリーグとかナイターとかあるから、ナイターだと西スポも書いて、本誌も書いて、たまに写真部さんが来てくれなかったら、自分で写真も撮って。写真はきついです。ナイターで写真持ってくれる日は、もっときついです。
確かにすごく感謝をされるような気もしますね。写真来ていただいて。
そう、今ちょっと話終わったんですけど、スポーツ記事って西スポの記事とかになると、結構独特な作詞というか表現とかが違いますよね。その辺をじゃあもう西スポ用と本誌で使い分けて書くというか、頭を切り替えながら。
私はあんまり余裕はなかったから、いつも同じような結果になって。たまに取材内容でちょっとそういう笑えるような話と真面目にいい話の両方が撮れたりしたら、かなりかけ分けができるんですけど、なかなかそこまで余裕はなくて。
普通だったら朝日新聞の日刊スポーツ記者と別じゃないですか。それを一人でやってるみたいなもんだから。
そこから西スポもなくなって、今オットになりましたけど、実際紙とデジタルに投入になって、進め方変化とかありますか?
移行期間があったんで、いきなりってわけではないんですけど、やっぱり数字が出る分、出稿のスピードとか、読まれる原稿はどういうものかとかいうセンスがすごい今まで以上に求められて。
同じ記事でも出した時間によって全然読まれるPBSが変わるし、東京に私は勤務してた時期があるんですけど、東京紙社の時代は他のスポーツ誌の先輩たちってめちゃくちゃ速報が早いんですよ。
見た瞬間書くとか、拝見聞いた瞬間出すみたいな。すごい人がいっぱいいて。で、なんかそういう印象に残る言葉とか、アクシデントが何か起こったら、もう次の瞬間には光の速さで原稿が出てるみたいな。
カメラマンにもめちゃくちゃ速い。写真出すのもすごい速い。そういうのを見てて、その域には達してないんですけど、そういう部分は今の業務にすごい生きてるなというふうには思います。
最初に出たものが一番ファーっと読まれる。たぶん経済とかも。会見とかも同じものだから。
そうなんですよ。今まで以上に記者個人、SNSのアカウント持ってる記者なんかもすごい多いし、多い人は満タン位のフォロワーがいる記者もいますし、すごいそういうのは紙も新聞を男子も撮って読み比べる一般の方なんかいないじゃないですか。スポーツ紙をAもBもCもみたいな人はいないじゃないですか。
特殊な時はありますけど、でもネットって簡単にそれができるじゃないですか。たとえばスポーツだとスポナビでソフトバンクっていうページとかアビスパってページがあって、バーっていろんな社の記事が。
すごい簡単に読み比べられるんで、あの人の記事はいいみたいなのが結構感想で生まれるんですよ。た球団とかも署名が出るし、そういう人気のプロスポーツとかあとはフィギュアとかだと神とか呼ばれる。聞いたことありますよね。
神って呼ばれるカメラマンが。 カメラマンの方も。 覇乳譲るカメラマンも美しく撮る。 読者の方が結構記者個人っぽい。そこら辺はやっぱりスポーツ観戦、最近ちょっとアビスパの取材とか言ったのも思ったんですけど、すごい女性ファンが増えたりして、なんか押し勝つっぽくなってきてるんですよね、スポーツ観戦が。
そういう意味ではやっぱり記者としてはやりがいとかチャンスって思う部分もあるし、なんかこう下手なものは出せないなっていうプレッシャーは、やっぱり神の時代より全然ありますね。
やっぱり見る人の熱気みたいな。 すごい。 普通のニュースとは違いますよね。 逆に叩いてるのも見たことあるんですよね。怖いなってプレッシャーがかかりました。