REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)

REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)

日本経済新聞社 マネーのまなび 173 Episodes

誰もが知っておきたいお金の知識について、アメリカ在住経験を持つタレントのREINAさんが、日経電子版マネーのまなびの専門家たちに教わりながらリスナーと一緒に学んでいく。NISA、iDeCo、税金、公的年金、保険から株式投資までの幅広い内容を分かりやすく解説。自分が愛して止まない映画や音楽の魅力を熱く語り合う「My favorite〜私の推し活」のコーナーも必聴。

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「有事の金」の新常識 中央銀行の積極買いが下支え

「有事の金」の新常識 中央銀行の積極買いが下支え

Oct 25, 2023 20:05

日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタス編集長の島谷英明です。 今回のテーマは「有事の金の新常識 最高値を読み解く」です。円建ての金の価格はイスラエル・ハマスの衝突による中東情勢が緊迫化するなか、円安もあって最高値を更新しています。「有事の金買い」が起こるのは、金は希少性や審美性で価値が毀損しにくいとされ、株式や債券より安全性が高いとの共通認識があるからです。 国際指標のニューヨーク先物価格も1年前に比べて1割以上値上がりしていますが、これは従来の投資の教科書には当てはまらない上昇です。日本を除いて世界的に金利が上昇してきました。金には金利が付かないため、本来は金利上昇局面では資金が入りにくくなるはずだからです。 背景には中央銀行の買いがあります。特にアメリカと対立するロシアや中国が、ドルに頼っていては自由な経済活動ができなくなるとみて、ドルから金に乗り換えています。今後の金価格を考えるうえでは、中東やアメリカを軸としたグローバルな政治情勢、アメリカの金融政策などに目配りが必要で、REINAさんは「なんだか変数の多い方程式を解くような気持ちになりますね」と話していました。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」は「日本のテレビ番組」がテーマでした。日本のテレビ番組、特にバラエティーなどにはテロップやワイプがあるものが多く、画面がごちゃごちゃしていてどこを見ればいいのか分からない、とREINAさんや外国人の友人たちは感じているそうです。その点、アメリカのテレビ番組はだいぶ違うと言います。では日本ではなぜテロップやワイプが多用されるのでしょうか。島谷編集長の考察は、ぜひ番組でご確認ください。 なお今回の「有事の金の新常識」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■金の輝き続くか 最高値更新のワケ、投資手法もおさらい

米国株投資に挑戦! 1株から買え、新NISAでは手数料無料も

米国株投資に挑戦! 1株から買え、新NISAでは手数料無料も

Oct 18, 2023 20:18

日経電子版「マネーのまなび」⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はYouTubeの筋トレ動画「マッスルマネー」でもおなじみの日本経済新聞の露口一郎です。 今回のテーマは「米国株投資に挑戦」です。アメリカの株式相場は過去数十年に渡り上昇トレンドを描いてきました。アメリカの市場にはアップルやアマゾン・ドット・コムなど世界的大企業が多く、次々と新しい技術やイノベーションを生み出しています。投資対象として魅力的なだけでなく、日本の大手ネット証券5社は、NISA口座で米国株を売買する手数料を2024年からそろってゼロにします。新NISAをきっかけに米国株投資を始める人も増えそうです。 米国株への投資は日本人にはハードルが高そうですが、実はそうでもありません。米国株を扱う証券会社に口座を開けば、基本的には日本株と同様の手順で投資できます。もちろん日本株とは異なる点も多く、例えば米国株の取引単位は1株です。最低投資額はテスラが約3.7万円、コカ・コーラは1万円を切るなど、原則100株単位の日本株に比べ少額で始めやすいのが特徴です。一方でストップ高・ストップ安のような値幅制限がないため値動きが大きくなりやすく、成り行き注文には注意が必要です。番組ではこうした注意点も詳しく解説しています。 海外から見た日本の不思議な側面に焦点を当てるコーナー「REINAのFunny Japan」では、なぜ日本人は血液型を気にするのかについて考えました。REINAさんは日本に来て、血液型のようなプライベート情報を他人から気軽に聞かれることに驚いたそうです。アメリカでは他人の血液型に関心を持つ人は少なく、自分の血液型すら知らない人もいると言います。一方、日本ではA型は几帳面、B型は個性的など性格に結びつけて考える人が多く、「当たっている点もあるのが悩ましい」とREINAさん。血液型で性格が決まる科学的根拠はないのに、なぜ血液型占いがはやっているのでしょうか。REINAさんの血液型を知りたい方も含め、後半も是非お聞きください。 なお今回の「米国株投資」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■米国株、高成長・配当に魅力 ネット証券、手数料無料も

米長期金利を読み解く 日本の個人の資産形成にも影響あり

米長期金利を読み解く 日本の個人の資産形成にも影響あり

Oct 11, 2023 19:11

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネーのまなびチームリーダーの小栗太です。 今回のテーマは「米長期金利を読み解く」です。このところマーケットではたびたび急変動が起こっています。外国為替市場で一時、1ドル=150円台まで円安・ドル高が進んだり、株式市場では日米の代表的な株価指数が約4カ月ぶりの安値を付けたり。こうした混乱の根源にあるといわれるのが、こちらも一時、約16年ぶりの高水準に達したアメリカの長期金利です。そこで今回は来年からの新NISA開始にも備え、アメリカの長期金利の見方と影響について学びましょう。 理解を深めるキーワードは「長期金利は2つの顔を持つ」ということです。なんだかミステリー小説のようですが、長期金利には「良い上昇」と「悪い上昇」があるからです。良い上昇は景気が上向いている時に生じ、悪い上昇は財政の悪化が心配されている時に起こります。正反対の要因で上昇するので、変動する要因を十分に理解しないと、為替相場や株式相場にどんな影響が及ぶのかを的確に判断できません。 番組ではアメリカ経済の好調さを示した経済指標や、米連邦議会下院でのマッカーシー議長解任など、長期金利の変動につながった直近の具体例を挙げ、金利変動が為替や株式の相場に及ぼす影響や今後の見通しについても考えました。 海外から見た日本の不思議な側面に焦点を当てる番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」では、なぜ日本は安心・安全な国なのかについて考えました。REINAさんは日本に来た当初、飲食店でテーブルを一時的に離れる際に荷物を置いたままにしたり、長財布をジーンズのお尻のポケットに差して歩いていたりする様子に驚かされたそうです。「アメリカなら、これはいつ盗難に遭ってもおかしくない状況です」(REINAさん)。 もっとも最近は、日本でもオレオレ詐欺や闇バイトのニュースなどを耳にする機会が増え、昔ほど安心・安全な国とは言えなくなってきたという話題になり、少ししんみりした雰囲気での番組終了となりました。 なお今回の「米長期金利」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■長期の資産運用に債券の効用 金利上昇で米国債に関心

出産費用は上昇中、どう備える? 自治体や健保の助成も活用

出産費用は上昇中、どう備える? 自治体や健保の助成も活用

Oct 4, 2023 20:15

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞マネー報道グループ・マネーのまなび編集長の大竹啓史です。 今回のテーマは「出産費用上昇に備える」です。政府は今年度から「出産育児一時金」を従来の42万円から50万円に増やしましたが、妊婦の健康状態や医療機関に求めるサービス、出産する地域などによって費用は大きく増えることがあります。 出産にかかる費用はほぼ右肩上がりで増えています。厚生労働省の資料によると、2022年度の出産費は全国平均で公的病院が約46万円と、10年前の約40万円から6万円ほど増えました(正常分娩の例)。私立病院は約50万円で10年前に比べ7万円ほど多くなっています。 また出産費は地域差が大きいため、都道府県別の22年度平均出産費は東京都が約60万円と全国で最も高く、最も安い熊本県の約36万円に比べ24万円ほど多くなっています(全施設の正常分娩の例)。東京の場合は増額された出産育児一時金でもカバーできません。 しかも出産費は今後も上昇が続く可能性があります。厚労省が23年夏に全国の医療機関を対象に実施した調査で出産費の改定の予定を聞いたところ、値上げする予定との回答が約26%でした。 家計が備える方法としては、国の支援制度以外に利用できるものを探すのが一案です。例えば東京都港区や渋谷区などは出産育児一時金に一定額を上乗せする制度を導入しています。会社員なら、勤務先の健康保険組合によっては独自の上乗せ給付するところもあるので、事前に確認するといいでしょう。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「中学受験」について語り合いました。日本では小学生が中学校に進学するとき地元の公立中学ではなく私立の中学高校一貫校に入学するために受験する例があり、専門の塾に通う小学生も少なくありません。アメリカにはこうした形での中学受験はほとんどないので、REINAさんにはちょっと驚きのようです。 大竹編集長は近年、英語などの語学教育やプログラミングなどのIT(情報技術)教育に力を入れる私立の学校が増えており、中高の6年間で一生の友人ができたり、子ども自身が中高一貫校を見学して校風に魅力を感じ、受験を希望したりすることもある、といった点を説明しました。REINAさんは、これまで日本の中学受験に多少違和感を持っていたものの、「子どもが自発的に関心を持つなら、中学受験をするのもありですね」と話していました。 なお今回の「子育てとお金」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■教育費、ため時かけ時を把握 進路見据え早めに着手 ■夫婦で育休、世帯収入減らさない工夫は?

新NISAの金融機関選び 投資でポイント5%付与も

新NISAの金融機関選び 投資でポイント5%付与も

Sep 27, 2023 20:01

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞マネー報道グループの大賀智子です。 今回のテーマは「新NISAの金融機関選びのポイント」です。新NISAの開始が近づき、証券会社や銀行では口座開設を促す様々なサービスや商品が登場しています。NISA口座は1人1つしか持てません。後で金融機関を変更することもできますが、手続きが煩雑なので、口座を開く時点で慎重に選びたいものです。 「NISA口座を開くと現金やポイントがもらえる」といった金融機関の口座開設キャンペーンは、すでに始まっています。エントリーやクイズに答えることが必要な場合もあれば、開設するだけで特典をもらえる場合もあります。ただ、口座開設時の特典は1回受け取ったら終わりです。 そこで、口座を開いた後、実際に運用する際に、積立投資でポイントをもらえるといったサービスが重要になってきます。例えばクレジットカードで投資信託を積立購入するとポイントが付くサービスは、2023年に見直し(改善)が相次いでいます。証券会社とクレジットカードの組み合わせによっては、投信購入額の最大5%のポイントを積み立ての都度もらえる場合もあります。ポイント付与率はもちろん、対象のカードの年会費や特典も合わせて、総合的にお得かどうか判断するとよさそうです。 ただ「お得なサービス」だけで金融機関を選んでよいかというと、そこは話が別です。ポイント付与条件は見直される可能性もありますし、NISAで投資をする主な目的は、ポイントをためる「ポイ活」ではないはず。お得なサービスをどう考え、NISAでの投資に生かすとよいか、一緒に考えましょう。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では「ビジネスメールのマナー」について語り合いました。日本のビジネスメールでは「お世話になっております」「どうぞよろしくお願いします」といった定型の挨拶文があり、文章も丁寧に書くことが求められるため、アメリカ出身のREINAさんには「ちょっと長くて形式的では」と思えるようです。 一方、日本人が英語のビジネスメールを書くときも、実は不思議に感じるマナーがあります。例えば文末の「sign off」と呼ばれる決まり文句には「Sincerely」「Regards」「Best regards」「Your faithfully」など色々あり、初対面の相手にはどれを書けば失礼にならないのか?と悩むことも多いもの。REINAさんが実際に受け取ったビジネスメールの経験を元に、英文ビジネスメールのマナーの考え方についても語ってもらいました。 なお今回の「新NISAの金融機関選びのポイント」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■新NISA、一生付き合う金融機関選び SBI・楽天も比較 ■新NISA、口座開設と金融機関選びのコツ 変更も一案

新NISA、10の投資アイデア 2つの枠で何をいくら買う?

新NISA、10の投資アイデア 2つの枠で何をいくら買う?

Sep 20, 2023 20:41

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー発行人の大口克人です。 今回のテーマは「新NISAの投資アイデア」です。新NISAの開始まであと3カ月強となったため、最近はいろいろなニュースを目にします。そのため「新NISAでは生涯投資枠が1800万円まで拡大」「非課税投資期間が無期限化」など、制度の改善点はだいぶ知られてきました。一方、2つの投資枠をどう使い、どんな商品をいくら買っていくのかといった運用面の話題はまだ少ないようです。そこで今回は新NISAを使った実践的な10の投資アイデアを紹介します。 投資アイデアの前半は投資信託に関するもので、例えば「新NISAの基本は世界株インデックス投信を使った積み立て」など、投資初心者でも理解でき、実践できるものです。ではなぜ近年好調が続くアメリカ株インデックス投信ではないのか、アクティブ投信ではだめなのか――といった辺りが解説ポイントになります。REINAさんは5つ目の「世界株インデックス投信をベースに、日米の高配当株投信を組み合わせる」というアイデアにピンと来たようで、「来年は自分でもこれを実践してみたい」と語っていました。 後半は個別株に関するアイデアで、新NISAで注目されそうな株を何タイプか紹介しています。例えば高配当株がその一つで、2014年のNISA開始時にもやはり武田薬品、キヤノン、NTTドコモなど当時の高配当株が多く買われたというデータがあります。同様に、直近では5〜6%台の分配金利回りが出ているインフラファンドにも日が当たるかもしれません。また株式分割を行って、株価を個人でも手が届く水準まで下げた企業も注目されそうです。来年に向け、今年のNISA枠でこれらに先回り投資する手もあるでしょう。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「友達づくり」について語り合いました。「日本で暮らしている外国人の友人が口々に言うのが、日本人と本当の友達になるのが難しい、ということなんです」とREINAさん。確かに日本人は開放的で誰とでもすぐ仲良くなれるというより、人付き合いには慎重な人の方が多いかもしれません。アメリカ人のように本心をストレートに言葉にするのが苦手な人も多く、この辺が壁になっている可能性もあります。ただこれは環境や人によっても大きく異なり、外国人の友達が多い日本人もいるでしょう。なかなか解決の難しい問題ですが、REINAさんとの会話の中で大口が最後にひねり出した友達づくりのアイデアとは……。 なお今回の「新NISAの投資アイデア10」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■新NISA、コア・サテライトで積極運用も 5分動画で解説 ■新NISAで「家族で億万長者に」 すご腕投資家座談会

マンション選びは「管理」が重要 どこをチェックすればいい?

マンション選びは「管理」が重要 どこをチェックすればいい?

Sep 13, 2023 20:18

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞マネー報道グループの宮田佳幸です。 今回のテーマは「マンションは管理を買え」です。マンションはきちんと管理されているかどうか、修繕工事を計画的に実施しているかどうかで、将来の資産価値や住み心地が大きく変わります。そのため「管理を買え」とよく言われるわけです。ではどこをチェックすればいいのでしょうか。 マンションの管理体制の良しあしを判断する材料の一つとなりそうなのが、2022年4月から始まった「管理計画認定制度」です。国土交通省が作った制度で、管理計画が一定の基準を満たしているマンションを地方自治体が認定する仕組みです。 実際に認定を受けたマンションはまだ少ないのが実情ですが、この制度を参考にして、買いたい中古マンションの管理状況を調べることは可能でしょう。将来の修繕工事の計画と費用を記載している「長期修繕計画書」も要チェックです。 新築マンションの場合も、販売時に分譲業者が「管理規約案」や「長期修繕計画書」を作成します。それらが管理計画認定制度の基準に合致しているかどうかは調べておいた方がよいかもしれません。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「養子」について語り合いました。日本では成人の男性を養子に迎えることが多いのですが、アメリカでは親がいないなど恵まれない子どもを養子にするのが一般的なので、REINAさんには不思議に思えるようです。 宮田は「日本ではまだ家父長制的な文化が残っているために、家を継がせるという目的で男性を養子に取ったり、娘の結婚相手を婿養子にしたりするのかも」と説明。さらに「実は、日本では『相続税の節税』を目的として孫を養子にすることも多い」と紹介すると、REINAさんは「アメリカとはちょっと感覚が違いますね!」と驚いた様子でした。 なお今回の「マンションの価値を守るポイント」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■中古高騰、自宅マンション売るなら? 税・手数料に注意 ■マンション修繕、攻略の合鍵は 夏工事や駐車場リストラ

住宅ローン減税が24年に変わる 「省エネ住宅」が条件に

住宅ローン減税が24年に変わる 「省エネ住宅」が条件に

Sep 6, 2023 20:52

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネー報道グループ長の手塚愛実です。 今回のテーマは「住宅ローン減税の条件が変わる」です。住宅ローン減税とはローンを組んで住宅を買うと、年末の借入残高の0.7%が所得税や住民税から差し引かれるよく知られた制度です。しかし2024年からは減税の条件や減税の対象となるローン残高が変更になります。個人にとってはかなり影響が大きいので、この機会に学んでおきましょう。 今回の制度変更のポイントは住宅の省エネ性能です。住宅の省エネ性能は家の断熱性能の等級や、空調、照明など家が消費する1次エネルギーの消費量といった複数の指標で決まります。グレードに応じて「長期優良住宅・低炭素住宅」「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)水準」「省エネ基準適合住宅」「基準を満たさない住宅」に分かれます。そして今年までは省エネ基準を満たさなくても住宅ローン減税を受けられましたが、24年以降は対象外になるのです。 住宅の省エネ性能向上を目指す税制改正の背景には、政府が2050年に温暖化ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げていることがあります。家庭部門、つまり私たちの住宅から排出される二酸化炭素(CO2)は全体の約16%を占めます。今後分譲・建設されるマンションや戸建て住宅には、省エネ性能が必須となるということも覚えておきましょう。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」では「敬語」を取り上げました。尊敬語、謙譲語、丁寧語などがあり相手との距離感によっても正しい使い方が変わる敬語。日本語を学ぶ海外の人にとっては難関のひとつです。さらにREINAさんは「ビジネスの場では礼儀正しいのに、夜の飲み会になると突然カジュアルになる人が多いのはなぜ?」という疑問を常日ごろ持っているそう。日本の慣習、日本語の奥深さについて語り合いました。 なお今回の「住宅ローン減税」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■住宅ローン減税の変更点 新築・省エネ対応が必須に ■住宅ローン減税、新築2割対象外も 24年に省エネ厳格化 ■50代からの住宅ローン 返済急がず月負担抑制も

新NISAで「目指せ配当長者」! 高配当株投資、実践のポイントは?

新NISAで「目指せ配当長者」! 高配当株投資、実践のポイントは?

Aug 30, 2023 20:57

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集長の中野目純一です。 今回のテーマは「新NISAで始める配当生活」です。配当利回りの高い銘柄を買い、配当を長期にわたって受け取る高配当株投資。インカムゲインを狙うこの投資法は個人投資家の間で根強い人気があり、配当だけで悠々自適の生活を送る「配当長者」も誕生しています。来年から新NISAが始まることで、その人気は一段と高まりそうです。 高配当株投資の人気が高いのは、低金利が続いていて預金ではわずかな利息しか得られないからです。銀行の1年定期の利息は高くても0.2%程度で、100万円を1年預けても利息は2000円。税金を取られたら利息は1600円に減ってしまいます。一方、日経平均株価の構成銘柄の平均配当利回りは予想ベースで2%(8月29日時点)。配当利回り2%の株を100万円分購入したら配当は年2万円で、NISA口座で買えば2万円がまるまる受け取れます。今のNISAには5年、20年など非課税運用期間に制限がありますが、新NISAなら無期限なので、株を保有している間はずっと、面倒な手続きなしで配当を満額受け取れるのです。 もっとも、新NISAにも注意点はあります。例えば、新NISAの非課税投資枠は格段に大きくなっていますが、一定の制限はあることです。新NISAで株が買える成長投資枠の上限は年240万円。また生涯投資枠を株だけで埋める場合の上限は1800万円ではなく、1200万円になります。毎年240万円の枠をフルに使うと5年で1200万円に達してしまいます。高配当株を毎年いくら買って何年で生涯投資枠を使い切るのか、自分の投資余力や投資スタイルを勘案して決めなければなりません。注意点はこの他にもあるので、番組の中でポイントを押さえていきましょう。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」では「タクシーの自動開閉ドア」を取り上げました。日本では標準となっていて誰も不思議に思わない自動開閉ドアですが、海外では実はアジアの一部の国を除いて普及していません。そのため、REINAさんによると「日本を訪れる友人たちは初めてタクシーの自動開閉ドアを目にし、一様に驚く」のだそうです。なぜ日本では全国的に広まり、なぜ海外では広まらなかったのか。その歴史的な経緯を中野目編集長がひもときます。話はそこから日本の産業の成り立ちに関する考察へと展開しました。 なお今回の「高配当株投資」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■資産7億円、配当は年1700万円 悠々自適な人生を満喫 ■高配当株で資産2億円 配当は年470万円でFIRE果たす

高騰する一方の電気料金 5つのアイデアで節約しよう

高騰する一方の電気料金 5つのアイデアで節約しよう

Aug 23, 2023 18:53

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞社マネー報道グループの長岡良幸デスクです。 今回のテーマは「電気料金の節約術」です。今年の夏は値上げに加えて猛暑が続いており、電気代が心配な人は多いでしょう。そこで電気料金を抑える具体的なアイデアを解説します。 今年6月に大手電力会社が一斉に家庭向けの電気料金を引き上げました。電力会社によっては値上げ幅は平均的な使用量で4〜5割にも達します。「電気料金は固定費だから、かなり家計に影響しますよね」とREINAさん。一方で値上げをしない大手電力があるなど、地域によって大きな差があります。大手以外のいわゆる「新電力」にも値上げは広がっています。 電気料金を抑える方法の1つは適切な料金プランを選ぶことです。一般的には基本料金と、使った分に応じた料金を払いますが、家族構成や生活スタイルに合った料金プランに替えると料金が下がることがあります。例えば、昼間に留守がちの世帯なら、昼間の単価を高く、夜の単価を安くするプランに変えれば負担を減らせる可能性が高まります。 家電を買い替えるのも一案です。最新の家電は昔に比べて消費電力が減っています。省エネ家電に買い替えれば電気料金が下がるほか、自治体によってはポイントがもらえるケースもあります。REINAさんも「自分の自治体はどうか、一度調べた方が良さそうですね」と関心を持った様子。環境省の「しんきゅうさん」というサイトを使うと、節電効果の試算もできます。 冷蔵庫やエアコンなど、今ある家電の使い方にもコツがあります。エアコンは電気をこまめに付けたり消したりするのは逆効果。風量は自動設定にして、フィルターの掃除を定期的にするのがいいようです。今年の暑さではエアコンなどを使わざるを得ません。その前提で電気代の節約を考えましょう。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「身だしなみ」について語り合いました。REINAさんは「アメリカでは女性のメークや男性のひげなどは自由で、ビジネス上でも失礼に当たらない」と話します。特に男性のひげは珍しくないそうです。一方日本では接客業や営業部署など、メークやひげそりを求める職場は少なくありません。長岡デスクは男性のひげについて「整えていないと不快感を与えることがあるからでは」と指摘します。アメリカでは特に最近「美しさは自分で決める」というトレンドがあるそうです。日本でも「身だしなみについて、もう少し自由に決められるといい」という結論になりました。 なお今回の「電気代の節約」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■電気料金、値上げ幅に差 新電力は値決めの要素多く ■家電の電気代を節約 エアコンはフィルター掃除で効果 ■電気代節約、新電力の効果は 資源高でセット割引に注目

米国景気の読み方 円相場を動かす「3つの指標」に注目

米国景気の読み方 円相場を動かす「3つの指標」に注目

Aug 16, 2023 20:45

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネーのまなびチームリーダーの小栗太です。 今回のテーマは「米国景気の読み方」です。円安傾向が再び強まり、外貨建て資産、特にドル建て資産での資産運用を考えている人も少なくないと思います。ドル資産への投資は円安・ドル高が進みそうなタイミングで始めると、為替差益を得るチャンスが膨らみます。そこで今回は、円安・ドル高の大きな材料になる米国景気の読み方について学びます。 為替相場は2国間の金利差が主な材料になります。円の対ドル相場の場合、円とドルの金利が対象ですが、日本では日銀がマイナス金利政策を続けていますので、実際にはドル金利に注目が集まることになります。それを動かしているのが、アメリカの景気動向を反映する経済指標です。でもアメリカの経済指標は何百種類もあって、日本で確認するのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。 番組では、市場参加者が円の対ドル相場を動かす材料として注目する経済指標を3つに絞って紹介します。ドル金利は米連邦準備理事会(FRB)の金融政策運営に影響されますので、FRBが重視する①物価、②雇用、そして③景気先行指数を選びました。まずは指標特有のクセや市場の注目点を知り、実際の経済指標の発表時に円の対ドル相場がどう動くのかを確認してみてください。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」では、「なぜ日本のお店ではマニュアルに忠実な対応が多いのか」というREINAさんの疑問について考えました。アメリカのお店ではマニュアル的対応は少なく、店員さんの性格によって対応が異なるため、常に新鮮で刺激的な雰囲気を味わえるそうです。一方、日本のお店ではどうしても画一的な対応になりがちですが、その背景についても探りました。最後は日本のお店で「常連さん」や「なじみの客」になるにはどうすればいいか、といった話題でも盛り上がりました。 なお今回の「米国景気の読み方」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■外貨投資、ドルかユーロか 今年後半の勘所 ■米経済が軟着陸に向かう理由(阿部健児)

盲腸手術で140万円、カードの海外旅行保険で大丈夫? 別途加入を

盲腸手術で140万円、カードの海外旅行保険で大丈夫? 別途加入を

Aug 9, 2023 18:53

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経電子版マネーのまなびやYouTubeの動画「マッスルマネー 金トレ×筋トレ」に出演している露口一郎です。 今回のテーマは「海外旅行保険」です。新型コロナウイルスが5類に移行して初めての夏休み、海外旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。でも万が一、海外で事故にあったり病気になったりしたら大変です。 海外旅行保険でも、クレジットカードに付帯しているものは保険料がかかりません。旅行のたびに加入する必要もなく便利です。このためREINAさんも「(これまで)海外旅行ではほとんど保険に入ってこなかった」と言います。しかし、ファイナンシャルプランナーなど専門家は保険に別途加入することを勧めています。なぜなのでしょうか。 大きな理由はカードに付帯する保険では補償が足りないことです。死亡や後遺障害の補償は多額のことが多いのですが、身近な携行品損害や病気・ケガの治療費の補償は、年会費が高いゴールドカードでも十分とはいえません。一方海外での治療費は高額で、アメリカの場合、急性虫垂炎の手術で1万ドル(約140万円)以上請求された例もあったようです。カードの付帯保険を過信せず、個別での加入を検討したほうがいいでしょう。解説を聞いて、REINAさんも「今後はなるべく保険に入るようにしたい」と納得していました。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」は、飲食店で食べ残しを持ち帰る「ドギーバッグ」がテーマでした。アメリカの飲食店で食事を頼むと量の多さにびっくりする人もいるでしょう。持ち帰りは当たり前で、特に女性には翌日のランチまで考えて注文する人も多いそうです。 一方、日本では食べ残しはマナー違反とみなされ、食品衛生の観点からもドギーバッグのような持ち帰りサービスがある店舗は少数派です。REINAさんは「持ち帰りという選択肢があれば、フードロスの削減にも貢献できますよね」と話していました。 なお今回の「海外旅行保険」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■治療負担1000万円超も 久々の海外旅行、保険忘れず ■海外旅行でキャッシュレス三昧 ご当地プリカにトライ

業績予想で株価を先読み 上方修正余地を探るには「進捗率」に注目

業績予想で株価を先読み 上方修正余地を探るには「進捗率」に注目

Aug 2, 2023 20:47

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタス編集長の島谷英明です。 今回のテーマは「4〜6月期の決算発表の読み方」です。3月期決算企業の4〜6月期決算の発表がたけなわですが、企業収益は株高持続のカギを握ります。今後の株価を読むためにも業績と株価の関係を押さえておきましょう。 東証プライム市場に上場する約1000社の2024年3月期業績は、5月時点の予想で純利益が前期比2%増え、3期連続で最高益を更新する見通しとなっていました。4〜6月期決算は各社の業績が想定通り推移しているのかを確認し、当初の予想を修正する必要がないかを吟味して、投資判断に生かすきっかけになります。 通期の業績予想も注目です。日本企業は慎重な姿勢が強く、4〜6月期業績が想定より好調でも通期予想の引き上げに踏み切る企業は少ない傾向があります。中国経済の景気減速懸念がくすぶり、円安が続くかも不透明という事情もあります。ただ、業績予想の引き上げを見送る場合でも、通期目標に対する4〜6月期実績の達成度合いを示す「進捗率」を点検することで、株価上昇につながる可能性のある上方修正余地を測ることもできます。REINAさんも「発表された数字を元に、先へ先へと想像を広げていくのが株式投資の成功の秘訣で、面白いところでもあるんですね」と話していました。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」は「ビジネスマナー」がテーマでした。日本では名刺を両手で差し出したり、受け取ったりしなければいけないなど、REINAさんにとっては不思議なしきたりが多いそうです。会食や会議では席順に気を使うというのもありますが、REINAさんは「悩ましいレイアウトの時は、ほかの人が着席するのを待つ」という作戦だそうです。日本人にとっても実行が難しいマナーがたくさんある、という話で盛り上がりました。 なお今回の「企業業績」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■小売り、活況決算に死角 賃金伸び鈍く業績に格差 ■地方にキラリお宝株 最高益・株主還元で探る

100回記念特番 日本で2番目に有名な主婦投資家が優待株の魅力語る

100回記念特番 日本で2番目に有名な主婦投資家が優待株の魅力語る

Jul 19, 2023 22:45

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー発行人の大口克人です。 2021年7月に始まったこの番組は今回で100回目を迎えました。これもリスナーの皆様のお陰と感謝申し上げます。そこで今回は記念のスペシャルバージョンとしてスタジオにゲストをお迎えして、REINAさん、大口、個人投資家で株主優待投資にも詳しいようこりん(ハンドルネーム)さんの3人で、「優待投資の魅力と銘柄選び」をテーマにトークを行いました。 大口は「日本一有名な優待投資家といえば元プロ棋士の桐谷広人さんでしょうが、ようこりんさんは彼に次いで2番目くらいじゃないですかね」と言います。というのも、ようこりんさんは現在、優待株だけで約400銘柄を保有しており、優待品を入れておく専用の「優待部屋」までお持ちだからです。 「もともとは届いた優待品を一時入れておくとか、タカラトミーの株主限定のオリジナルリカちゃん人形を飾っておく部屋だったんですが、優待品があまりにもたくさん来るので人にあげても使い切れず、今では倉庫のようになってしまいました(笑)」(ようこりんさん)。写真を見たREINAさんも「床から天井まで、優待品の箱が積み上がってますね!」と驚くような状態で、なかなかに壮観です。 ただ、ようこりんさんは「本当は優待品は2番目で、私が好きなのは株式会社。日本人なので、株式投資で日本企業を応援したいんです」とも言います。なのでその投資手法は本格的で、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)や業容・業績を調べて長く持てる企業を選び、10年、20年といった長期のチャートで株価水準を確認した上で投資するそうです。「キャピタルゲイン(値上がり益)を狙って集中投資もしますし、株主総会で社長の説明を聞き、いいと思った時には総会の最中にその会社の株を買い増したこともあります」(ようこりんさん)。 他にも近年、優待実施企業が減少する中で投資家はどう考えればいいのか、株価に高値警戒感がある今からでも買っていける優待銘柄は何か……など、実践的で投資家の参考になる話がどんどん出てくる回でした。REINAさんも「刺激を受ける話が多く、20分では足りないほどでしたね。100回記念にふさわしい内容でしたが、今後もこの番組でもっともっと学んで、マネー初心者を卒業したいです」と締めくくってくれました。 なお今回の「優待投資」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■桐谷さんが選ぶ「自社商品がもらえる優待株10」 ■桐谷さんが選ぶ「ランチや飲み会に使えるお薦め優待」 ■桐谷さんが選ぶ「保有条件があるけど持ちたい優待株10」

物価はどうやって測る? 我が家のインフレ率は「統計と違う」かも

物価はどうやって測る? 我が家のインフレ率は「統計と違う」かも

Jul 12, 2023 20:14

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞社マネー報道グループの大賀智子デスクです。 今回のテーマは「物価の測り方」です。物価と言えば消費者物価指数(CPI)ですが、私たちの家計が体験するインフレは、統計とはちょっと違うかもしれません。5月は物価全体を表すCPI総合が、前年同月より3.2%上昇しました。でも実際に買い物に行くと、3%ではとても収まらない値上げを感じます。CPIはどのように測っているのでしょうか。 物価は実はスーパーでの買い物に似た方法で、家計からの様々な支出品目をすべて1つの「買い物籠(バスケット)」に入れると考えて、買い物籠全体の値段を計算します。買い物籠の中には、家計調査を元に選んだ約600品目が入っています。家賃や教育費、保健医療費なども含まれます。 ただ、その約600品目のどれをどのくらい買うかは、実際には各家庭で違います。年齢や家族構成などにより買い物籠の中身は様々で、物価上昇の度合いも変わってきます。となると気になるのは、我が家の物価はどれくらい上がっているのか、ですね。日経電子版の「あなたの家計のインフレ率は?」というコーナーでは、月々の項目別の支出をもとに、我が家のインフレ率を簡易的に試算できます。米英のデータもあり、インフレ率の計算の仕組みも体感的に理解できますので、一度試してみてください。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「ご当地のゆるいキャラクターの魅力」について語り合いました。くまモンなど各地で活躍するゆるいキャラクターには、最近、海外から熱い視線が注がれています。REINAさんの友人もふなっしーのグッズを買い求めたそうです。なぜ日本のゆるいキャラクターは国内外で人気を集めるのか、その魅力やアメリカのキャラクターとの違いなど、話題は尽きません。白熱する議論のなかで「かわいい」とは何なのか、人は「かわいい」に何を求めるのか、根源的な問題が浮き彫りになった……かもしれません。 なお今回の「物価」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■食品値上げ「巧者」を探せ 原料高一服、変わる価格戦略 ■ボーナス使い道、「貯蓄」55% 運用は日本株に関心強く

特定の人に「刺さる」少額短期保険 ストーカーやキャンセル対策も

特定の人に「刺さる」少額短期保険 ストーカーやキャンセル対策も

Jul 5, 2023 20:27

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞社マネー報道グループの長岡良幸デスクです。 今回のテーマは「少額短期保険の魅力」です。少額短期保険とは万一の時に受け取れる保険金の上限が一般の保険より小さく、契約期間が短い保険のことで、「ミニ保険」「少短」とも呼ばれます。制度上、区別はされていますが、保険料を払うとトラブルに遭ったときにお金が受け取れるという基本は変わりません。いわゆる掛け捨て型のシンプルな商品がほとんどで、多くの場合は保険料も割安です。 少額短期保険の会社には、大手保険会社などが扱っていない、特定の人に「刺さる」保険商品が目立ちます。例えば病気や急な出張などで、旅行やコンサートなどに行けなかった場合にキャンセル料を補償する商品。「私も夏休みにベトナムに海外旅行に行く予定なので」とREINAさんも関心を持った様子です。結婚式のキャンセルに備えるなど、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に注目されるようになったそうです。 また、最近増えているトラブルに備えられるものもあります。ストーカー被害に備える保険では、ガードマンが駆けつける費用やセキュリティー設備のお金、さらには引っ越し費用が出る場合があります。インターネットのトラブルに備える保険では、弁護士への相談費用や賠償費用を補償します。女性向け医療保険の種類も多く、妊娠や出産に関連した補償が充実した商品があります。 「刺さる」補償が多いのは、少短だと商品の企画から発売までの期間が短く済むからです。大手企業も少額短期保険の会社を作り、新しい商品を出していて、少額短期保険から市場が広がった分野もあります。ただし契約する際には約款などをよく読む、必要以上に加入しない、といった注意点は、一般の保険と変わりません。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「日本人はなぜ『済みません』を多用するのか」について語り合いました。REINAさんは「日本の人はよく謝る印象があり、外国人から見ると英語でも頻繁に『I'm sorry』と言っているように感じる」と話します。長岡デスクは、とりあえず謝ってしまう日本人の文化的な面と、英語で「Excuse me」「Thanks」と言うべき場面でも「済みません」の語感で「I'm Sorry」と言ってしまっているのでは、と指摘します。ただREINAさんによると「I'm Sorry」は頻繁に使うべき言葉ではないのだとか。「長岡デスクが海外に行くときには禁止でお願いします!」と話していました。 なお今回の「少額短期保険」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。 ■個性派ミニ保険、産後うつやストーカー被害も備え ■ペット保険もタイパとコスパ 窓口精算や選べる補償割合 ■賃貸用ネット火災保険、転居後も継続 手続き簡単

コストコの年会費無料券も返礼品に!? ふるさと納税・最新事情

コストコの年会費無料券も返礼品に!? ふるさと納税・最新事情

Jun 28, 2023 19:08

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞マネー報道グループの宮田佳幸です。 今回のテーマは「ふるさと納税・最新事情」です。ふるさと納税については2021年10月にもこの番組で取りあげましたが、以前はふるさと納税に批判的で返礼品競争から距離を置いていた大都市圏の自治体が魅力的な返礼品を用意するようになるなど、新しい動きも出ています。旅行先で使える電子クーポンやポイントの返礼品などの話題も知っておきたいところです。 ふるさと納税では多くの寄付を集める地方自治体の収入が増える一方で、住民が他の自治体にたくさんの寄付をした自治体では住民税の税収が減ってしまいます。特に、国からの地方交付税交付金を受け取っていない「不交付団体」の自治体では、減収分の補塡がまったくありません。川崎市や東京都世田谷区など、減収額の大きい不交付団体はこうした制度の改善を求めていますが、一方で「少しでも寄付を集めよう」と返礼品の充実にも力を入れるようになりました。川崎市では「コストコの年会費無料クーポン」といった意外な返礼品も用意しています。 もう一つ、最近増えているのが旅行で使える電子クーポンやポイントを返礼品にする自治体です。宿泊施設の予約などに使えるほか、旅先からスマホで寄付をして、すぐに旅先の店舗での買い物に使えるタイプもあります。これなどは特に便利そうです。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「居酒屋のお通し」について語り合いました。日本の居酒屋では通常のメニューのほかに「お通し」が最初に出てきますが、REINAさんは「これは一体何なのか? アメリカ生活が長い私には不思議です」と話します。「お通しは要りません」とは言えないの?と尋ねるREINAさんに対して、実はお通しを断れる店も結構あるようだ、というデータを宮田が紹介します。また、某有名居酒屋チェーンのお店にはそもそもお通しがありません。その理由を聞いたREINAさんは「へぇー、そんなストーリーがあったんですね」と感心していました。

成功する個人投資家は高配当・優待株が好き 8000人調査で判明

成功する個人投資家は高配当・優待株が好き 8000人調査で判明

Jun 21, 2023 18:21

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集長の中野目純一です。 今回のテーマは「投資の勝者の法則」です。今年は4月から日本株の騰勢が強まり、日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を次々と更新。「日経マネー」が4〜5月に実施した「個人投資家調査」でも、この上昇相場を追い風に、特定の投資法で利益を着実に手にしている個人投資家の姿が浮き彫りになりました。そこからはどんな株式投資のヒントが読み取れるでしょうか。 「個人投資家調査」は日経マネーが毎年実施している大規模な調査で、今回が17回目になります。結果は、6月21日発売の日経マネー8月号「8000人回答で分かった! 株&配当長者 勝者の法則」で詳しく紹介しています。今回の調査で際立ったのは、回答者の4人に1人が「高配当・優待株投資」を実践していて、そのうちの2割が年に100万円以上の配当を受け取る「配当長者」だった点です。しかも、彼らは配当金を受け取ったり、お得な優待品を手に入れたりといったインカムゲインだけでなく、株価上昇によるキャピタルゲイン(値上がり益)もしっかり手中に収めていました。記録的な上昇相場の中で、高配当株は全般的に買われて上昇し、突出したパフォーマンスを見せたからです。 「生活費は配当金と優待でほぼカバーできている」「購入した家の住宅ローンと火災保険料の支払いは配当で手当てできている」――。配当長者たちが語るメリットには目を見張るものがあります。番組の中で彼らの投資ノウハウや配当生活の一端を見ていきましょう。また、前述の特集では保有資産が1億円を超える「億万投資家」についても、その特色や投資法をいろいろな角度から分析しています。今回はその一部も取り上げて紹介しています。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」では、日本の「塩」にまつわる疑問を取り上げました。お店や家の前に置かれた「盛り塩」や、大相撲で力士が取り組みの前に土俵に塩をまく「塩まき」など、海外では目にしたことのない塩の使い方にREINAさんは驚いたそうです。「私自身だけでなく、海外にいる友達にも頻繁に聞かれます」(REINAさん)。なぜ日本では様々なシーンで塩が登場するのか。その謎解きから、日本の厄払いや海外でのおまじないへと話は広がりました。

住宅ローン審査の手順 金融機関が重視するのは「返済負担率」

住宅ローン審査の手順 金融機関が重視するのは「返済負担率」

Jun 14, 2023 19:52

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネー報道グループ長の手塚愛実です。 今回のテーマは「住宅ローンを借りやすくする方法」です。購入したい物件や土地が見つかったら、次にやらなくてはならないのが住宅ローンの借り入れの手続き。審査の手順や金融機関が重視するポイントについて学んでいきましょう。 住宅ローンの審査には大きく「事前審査」と「本審査」があります。まず事前審査で住宅ローンを借りられそうだというメドがつけば物件の売買契約を結び、いよいよ本審査へと移ります。本審査では年収や返済負担率、職種や勤務先といった「借りる人」の属性と、ローンの担保となる「物件」の情報という2つが審査の対象になります。なかでも金融機関が重視するのは返済負担率ですが、これはどんな数値なのでしょうか。ぜひ番組でご確認ください。 6月の変動金利型は0.3%台、10年固定型は1.1%台と、住宅ローン金利は歴史的な低水準にあります。実は、この適用金利と金融機関が審査する際に使う「審査金利」は別で、金融機関は貸し倒れを防ぐために高めの金利で審査をします。このあたりについても番組で詳しく解説しています。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」では「日本にはどうしてこんなに電柱がたくさんあるの?」という疑問を取り上げました。「景観上もあまりよくないような気がするのに、不思議です」とREINAさん。台風や地震などの自然災害による影響を考慮しても、電線の地中化は長期的に取り組むべき課題でしょう。とはいえ、電柱と電線のある風景にはどこかなつかしさを覚えるのも事実。REINAさんによると日本を訪れる外国人観光客にとっては「日本らしい風景」として人気だそうですよ。

外貨商品は差が大きい 金利は460倍、為替手数料は500分の1

外貨商品は差が大きい 金利は460倍、為替手数料は500分の1

Jun 7, 2023 20:40

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー発行人の大口克人です。 今回のテーマは「外貨投資で使える商品」です。各国のインフレ対策の利上げにより、外貨投資の金利は円預金に比べかなり魅力的になってきています。しかし外貨商品には一長一短があるので、各商品の特徴を学んだ上で使いこなしましょう。 外貨商品の中で「お金を預けて金利や為替差益を狙う」タイプには、外貨預金、外貨建てMMF、FX(外国為替証拠金)取引、外国債券の4つがあります。外貨投資は「円高で始めて円安で終わる」のが鉄則ですから為替の先読みが肝心ですが、しっかり利益を出すには「為替手数料の低い金融機関や商品を選ぶ」ことも重要です。そしてこの為替手数料が、商品や預け先によってかなり違うのです。 例えば米ドル外貨預金ですが、メガバンクの店頭では片道1円、往復では2円の為替手数料がかかります。為替が2円を超えて動かないと利益が出ません。しかしネット銀行には片道6銭のところもあります。他の商品と比べると、外貨建てMMFの為替手数料は20〜50銭、FXは0.2銭など、こちらも大きな差があります(いずれも米ドルの例)。0.2銭はメガバンクの1円に対し500分の1という低さです。 金利も同様で、メガバンクでは米ドル外貨定期1年物の金利は0.01%ですが、ネット銀行には4.6%(460倍)のところもあります。米ドル建てMMFの利回りも足元では4.5〜4.6%という水準になっています。外貨投資は商品の選択肢が豊富なのが魅力ですが、こういった点まで比較して選ばないと思ったように利益が出ません。番組では4つの商品の性格や歴史を細部まで掘り下げて比較し、最後に「1ドル=140円台まで円安が進んだが、今すぐ外貨投資を始めるべきか」についても言及しました。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」では「告白」の謎を解きました。REINAさんの疑問は「普段内気で感情をストレートに出さない日本人が、恋愛となるとなぜ直球で『好きです、付き合ってください』と告白するのか」というもの。大口も当初は「告(こく)るのって日本だけですか?」という感じでしたが、YouTubeで世界各国の「告白観」を調べてみると、確かに欧米人には「あれは日本特有の文化。我が国ではしない」と言う人が多いのです。REINAさんもアメリカ時代、「彼と付き合っていると思っていたら『REINAは(彼女ではなく)友達だ』と人に紹介され、傷ついた」という話を明かしました。ではなぜ我々は恋愛で告白をするのでしょうか? 答えは番組の中で――。

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母になり8年 まだまだ子育て模索中 過去の自分の考えすぎたこと 頑張りすぎたこと 力んでいた新米母だった私が 今になって分かること 気づいたことを話してます🗣️ 私の呟きが誰かのお力になれば本当に嬉しい✨

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散歩している時に、怪しまれないように録ります。 普段は文字で日記を書いています。 https://scrapbox.io/upamune/ あと、マヂカル.fmというポッドキャストをしています、聞いてね https://listen.style/p/magicalfm #声日記

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人生の折り返し地点を迎えたアラフィフの本音トーク ひととおりの荒波を乗り越えた50代から見る景色は案外楽しい! お金、時間、人、それぞれのプロが、人生の玉手箱を開くようなワクワクトークをお届け。 番組への質問、お悩み、メッセージはインスタグラムのDMでお待ちしてます! 公式IG : neo_aroundfifty https://www.instagram.com/neo_aroundfifty?igsh=c2R2bDM0cjV5NGpj&utm_source=qr <*speaker*> 里絵/ 個人投資家 ■X:@Forangina https://twitter.com/Forangina ■IG: forangina https://www.instagram.com/forangina?igsh=NzQ4NmtxejZ2aHQx&utm_source=qr ■Online SALON 藤川里絵の楽しい投資生活 https://lounge.dmm.com/detail/3843/ 理香/ 人事のエキスパート - SNS改装中のためしばらくお待ちください 千恵/ 朝活番長 ■Mail magazine https://ikedachie.com/mail/ ■X:@ikedachie https://twitter.com/ikedachie ■IG : ikedachie https://www.instagram.com/ikedachie/