2023-08-16 20:45

米国景気の読み方 円相場を動かす「3つの指標」に注目

日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネーのまなびチームリーダーの小栗太です。

今回のテーマは「米国景気の読み方」です。円安傾向が再び強まり、外貨建て資産、特にドル建て資産での資産運用を考えている人も少なくないと思います。ドル資産への投資は円安・ドル高が進みそうなタイミングで始めると、為替差益を得るチャンスが膨らみます。そこで今回は、円安・ドル高の大きな材料になる米国景気の読み方について学びます。

為替相場は2国間の金利差が主な材料になります。円の対ドル相場の場合、円とドルの金利が対象ですが、日本では日銀がマイナス金利政策を続けていますので、実際にはドル金利に注目が集まることになります。それを動かしているのが、アメリカの景気動向を反映する経済指標です。でもアメリカの経済指標は何百種類もあって、日本で確認するのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

番組では、市場参加者が円の対ドル相場を動かす材料として注目する経済指標を3つに絞って紹介します。ドル金利は米連邦準備理事会(FRB)の金融政策運営に影響されますので、FRBが重視する①物価、②雇用、そして③景気先行指数を選びました。まずは指標特有のクセや市場の注目点を知り、実際の経済指標の発表時に円の対ドル相場がどう動くのかを確認してみてください。

番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」では、「なぜ日本のお店ではマニュアルに忠実な対応が多いのか」というREINAさんの疑問について考えました。アメリカのお店ではマニュアル的対応は少なく、店員さんの性格によって対応が異なるため、常に新鮮で刺激的な雰囲気を味わえるそうです。一方、日本のお店ではどうしても画一的な対応になりがちですが、その背景についても探りました。最後は日本のお店で「常連さん」や「なじみの客」になるにはどうすればいいか、といった話題でも盛り上がりました。

なお今回の「米国景気の読み方」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。

■外貨投資、ドルかユーロか 今年後半の勘所

■米経済が軟着陸に向かう理由(阿部健児)


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