誰もが知っておきたいお金の知識について、アメリカ在住経験を持つタレントのREINAさんが、日経電子版マネーのまなびの専門家たちに教わりながらリスナーと一緒に学んでいく。NISA、iDeCo、税金、公的年金、保険から株式投資までの幅広い内容を分かりやすく解説。自分が愛して止まない映画や音楽の魅力を熱く語り合う「My favorite〜私の推し活」のコーナーも必聴。
https://podcasters.spotify.com/pod/show/manebi投資詐欺に遭わないためのポイント Z世代や若者は特に注意を
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の露口一郎です。 今回のテーマは「投資詐欺に遭わないためのポイント」です。最近、20〜30代を標的とした悪質な投資詐欺が相次いでいます。生活不安や投資への関心につけ込み、暗号資産(仮想通貨)や外国為替証拠金(FX)取引を装って勧誘されるケースが目立ちます。 投資詐欺といえば、少し前までは高齢者がターゲットでしたが、最近は被害の中心が若年層に移りつつあります。特に狙われやすいのが1990年代半ば以降に生まれたZ世代です。インターネットでSNS(交流サイト)を頻繁に利用しており、知らない人との交流に抵抗が少ない人も多いからです。 「この仮想通貨は必ず値上がりする」「何もしなくてももうかる」――。多くの詐欺グループはSNSに高級車や高級マンション、ブランド腕時計などの写真を投稿し、金満ぶりをアピールしたうえで、投資に勧誘してきます。「1人誘えばさらにお金が入る」などとして、友人や同僚から誘われるケースも相次いでいます。しかし、被害に遭うとだまし取られたお金を取り戻すのは非常に困難です。番組では詐欺の手口を紹介するとともに、だまされないための心構えを何点か挙げています。REINAさんも「とにかく、うまい話には気をつけたほうがいいですね」と話していました。 番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」は「日本の飲み会文化」がテーマでした。アメリカでは平日の夜は家族などと自宅で食事をとることが多く、REINAさんは来日した時、日本の会社員が平日から飲み会を開いていることに驚いたそうです。「実際、日本に来てから外で飲む機会が増えた外国人も多いと思います」(REINAさん)。今回は「なぜ日本人は飲み会を開きたがるのか」に始まり、飲みニケーションは必要か、飲んだ時の失敗談などの話題で盛り上がりました。お酒で失敗した経験は誰しも大なり小なりあると思いますが、お酒は飲んでも飲まれないようにしたいものです。
2023年の外貨投資 為替の先行きは不透明なので、慎重に
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネーのまなびチームリーダーの小栗太です。 今回のテーマは「2023年版・外貨投資の基本」です。岸田文雄政権が資産所得倍増プランを掲げ、来年から少額投資非課税制度(NISA)が大幅に拡充されるなど、世の中では急速に「貯蓄から投資へ」の機運が高まりつつあります。そこで今回は、資産運用の大きな柱の一つである外貨建て資産への投資について、2023年の最新事情を交えながら学んでいきましょう。 外貨投資といえば、真っ先に浮かぶのは外貨預金や外国債券でしょうか。米欧を中心に、日本よりも金利が高い国・地域の通貨や国債で資産を運用すれば、円預金や日本国債よりも高い利益が期待できます。ただ気がかりなのは、資産を預ける時よりも引き出す時の方が円高になっていると、為替差損が生じてしまうことです。まずは為替相場の動きを見極めることが肝要です。 番組では2023年の円の対ドル、対ユーロ相場の見通しを探るため、相場動向に大きな影響を与える日・米・欧の金融政策について考えました。最近は円安傾向が続いていますが、世界的なインフレの収束局面に当たる2023年は金融政策の行方が読みづらく、慎重に外貨投資のタイミングを見極める必要があることを確認します。 阪神タイガースファンの小栗からは「阪神と外貨投資には共通点がある」という謎かけのような言葉も飛び出します。はたして、どんなオチがつくのでしょうか。ぜひ2人の会話に耳を傾けて、確認してみてください。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「なぜ日本には自動販売機があふれかえっているのか?」という疑問について語り合いました。REINAさんは幼いころ日本に来た時、冷たい飲み物と温かい飲み物を同じ自販機で売っていることに、とても驚いたそうです。それ以来、おもしろ自販機を発見するのが楽しくなったと言います。このほか番組では、生しぼりオレンジジュースや和食用のだしなど様々な自販機を紹介しながら、自販機大国ニッポンを再発見していきます。
増える会社員の副業 「今後始めたい」が46%、月収は約5万円
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞マネー報道グループの大賀智子です。 今回のテーマは「会社員の副業」です。副業を認める会社が増えてきました。勤務先の会社員一筋で来た人が、新しい顔を持つチャンスが広がっているわけです。副業で成功するポイントを考えてみましょう。 リクルートが今年行った「兼業・副業に関する動向調査2022」によると、副業している人は全体の10%で、前年より1%増とじわり増加しました。今後取り組みたい人は46%います。若い世代ほど副業している人や今後したい人が多くなっています。副業している人の約4分の3は、本業とあまり関係ないか、全く関係ない仕事を選んでいます。 ただ、副業は「稼げそう」と夢を見て闇雲に始めても、プライベートの時間や体力が削られて疲れるばかりということになりかねません。一方、自分に合う副業が見つかれば本業との「シナジー効果」が生まれて、キャリアアップにつながる可能性があります。会社以外に居場所ができれば人生のオプションも広がります。そのためにはどんなことに着目して副業を選ぶとよいか、番組では「最初の一歩」を考えました。 また、リクルートの調査によると、副業している人の月収の中央値は5万円前後で、単純に計算すると年収60万円程度になります。そうすると確定申告が必要になる人が多そうです。会社員の副業で確定申告が必要になるのはどのような人か、知っておきたい税金の知識も解説します。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、日本人の必須マナーである「お辞儀」について考察しました。REINAさんやアメリカ在住の友人が「不思議だ」と言うのは、お辞儀そのものはもちろん、お辞儀に様々な角度があることです。なぜお辞儀には様々な角度があるのでしょうか。お辞儀と似た意味を持つジェスチャーは実はアメリカにもありますが、角度が90度のお辞儀だけは、似た意味を表す場面がアメリカにはほぼないようです。お辞儀の背後にある日本人の感覚は、REINAさんからみると「美しい」という感想でした。日本の魅力がお辞儀には詰まっているのかもしれません。
個人が買える社債 高金利が魅力だがAT1債で無価値になる問題も
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞マネー報道グループの宮田佳幸です。 今回のテーマは「個人が買える社債」です。昨年9月にもこの番組で「債券投資の基本」について取りあげましたが、民間企業が発行する社債も債券の一種です。最近では個人でも購入できる社債が増えています。最近話題になっている「AT1債」も含め、社債の特徴や投資するときの注意点について学びましょう。 メガバンクの定期預金の金利は現在0.002%程度で、雀の涙のような利息しかもらえません。最近は世界的な金融引き締めで金利が上昇傾向にありますが、日銀は短期金利をマイナスにしたままで、預金金利は今後もしばらく大きな上昇が見込めそうにありません。個人向け国債の変動10年の金利は0.3%程度になっていますが、これもさほど高金利とはいえません。これに対して社債は、より高い利回りを見込めます。楽天グループが2月に発行した「楽天モバイル債」は期間2年で金利が3.3%とかなり高かったため、人気を集めました。 ただし社債は、発行企業が経営破綻すると決められた利子をもらえなかったり、元本が全額返ってこなかったりするリスクもあります。3月にはクレディ・スイスが経営危機に陥り、UBSに買収されることになりましたが、クレディ・スイスが発行していたAT1債はその際、すべて無価値になることが決まりました。この可能性は同社のAT1債の特約に書かれてはいましたが、実際にそうなったことは金融市場に動揺を与えました。投資する際は企業の破綻リスクを示す「格付け」などを参考に、慎重に検討することが必要です。 番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「日本人はなぜクルマをバックで駐車するのか」について語り合いました。REINAさんは日本の運転免許はないため今は運転することはないそうですが、アメリカ在住時はいつも前進でクルマを駐車していて、バックでの駐車は「ほとんどやったことがない」といいます。宮田が「日本の駐車場は狭いので、バックで駐車する方が簡単。実は合理的な行動なんです」と説明すると、ちょっと驚いた様子でした。そして「コストコでたくさん買い物をするときはバックで駐車すると不便」という話になり、宮田が「コストコにはまだ行ったことがない」と白状すると、REINAさんはこれにも驚いていたようです。最後には宮田に宿題も出て……。
株式投資の初心者を脱却するコツ 意外にも「謙虚さ」が大事!?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集長の中野目純一です。 今回のテーマは「株式投資の初心者を脱却するコツ」です。株式投資を始めたもののなかなか上達せず、利益を上げられないといった悩みを抱える人は多いでしょう。初心者に限らず、投資を長く続けているベテランでも、初歩的なミスを繰り返して途方に暮れている人は少なくありません。「売買のタイミングが分からない」「勉強法が分からない」「相場が気になって仕事が手に付かない」……。日経マネーが毎年4月上旬からゴールデンウイークにかけて実施している個人投資家調査のアンケートにも、こうした声が毎回、数多く寄せられます。 では、どうしたら初心者を脱却できるのか。日経マネーではその点につき、株式投資で1億円を超える資産を築いた「億万投資家」に取材しました。自らも苦労した記憶を持つスゴ腕たちはその経験を率直に語り、脱初心者のコツを丁寧に教えてくれました。「自分なりの投資手法を持つ」「感情をコントロールする」「うまい人のまねをする」などのほか、中には「謙虚な人になる」といった一見意外なアドバイスもありました。また「損切りの徹底」も非常に大事なようです。彼らの親身のアドバイスに番組で耳を傾け、上達のきっかけをつかんでください。 後半の新コーナー「REINAのFunny Japan」では「日本の子供の単独行動」について話し合いました。小さな子供が買い物に行く様子に密着したテレビ番組「はじめてのおつかい」が米ネットフリックスの動画配信で海外でも見られるようになり、REINAさんによれば「なぜ日本では小さな子供が一人で買い物や学校に行くのか」と世界中で話題だそうです。「私自身も不思議なんですが、これは自発的に行動する子供を育てるための教育の一環なのでしょうか?」(REINAさん)。 この世界的反響に逆に驚いたという中野目編集長は、自分の子供時代に一人で買い物に行った経験を通して日本独自の事情について考察します。また、いま小学校や幼稚園に通っている甥と姪の現状を例に挙げて子育てに対する日本人の意識の変化に言及し、子供を一人で行動させる習慣も変わり始めているのではないかと指摘します。さらにREINAさんは、アメリカには幼い子供を一人で家に残すことを禁じている法律があることを紹介。話は日米の教育制度の違いへと広がりました。
学生と親が知って得するお金の3カ条 新コーナーFunny Japanも開始
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞社マネー報道グループの長岡良幸デスクです。 今回のテーマは「学生に役立つ3つのポイント」です。4月から大学などに進学し、新生活を始めた人は多いでしょう。学生時代は様々な経験ができる期間ですが、お金に関して大きな「失敗」をしてしまうことが心配です。 まず学生が気を付けたいのはアルバイトの収入の管理です。収入が一定以上に多くなると、親が納める税金が大きく増えてしまうことがあります。基準となるのは1月から12月の給料で103万円。これを超えると親の所得税が10万円以上増えることがあります。あらかじめ秋口くらいからバイトの収入を把握しておき、103万円に近づきそうなら両親と相談するのも一案です。 次に注意したいのが国民年金の保険料です。国民年金は老後だけでなく、病気やけがで働けなくなったときにも受給できます。保険料は月額1万6500円ほどで「学生さんには大きい額ですよね」(REINAさん)。20歳以上の人は保険料を納める義務がありますが、学生には支払いを後回しにできる特例があります。忘れてはいけないのが申請の手続き。手続きをせず保険料を納めないと、万一の場合に不利益となることがあります。 最後は悪徳商法や投資詐欺などのトラブルです。以前は20歳未満が巻き込まれた場合には、親が契約を取り消しやすかったのですが、「18歳成人」となって以来、10代の被害が増えているといわれます。大切なのは勧誘されてもきっぱりと断ること。そもそも、うまい儲け話というのはありません。被害額を抑えるためには、借金をしないことも重要です。 番組後半は今回から始まった新コーナー「REINAのFunny Japan」です。REINAさんのアメリカ在住経験と海外在住の友人たちからの声を基に、外から見た日本の面白い点、不思議な点を紹介します。初回のテーマは「日本にはなぜスタートアップが少ないのか?」です。 スタートアップの取材経験が長い長岡デスクは「よほどのことがないと解雇されず、少しずつ給料が上がる日本企業の仕組みが、起業のハードルを上げていた」と話します。一方、アメリカでは「一つの会社に長く勤めること自体が珍しい」とREINAさん。幼いときにレモネードを作って売った経験から、工夫をしてお金を稼ぐことを学んだそうです。最近は日本の環境も変わりつつあるようで、若者を中心に起業が身近になり、創業資金を出すベンチャーキャピタルの活動も活発になっています。将来は国内でもスタートアップが珍しくなくなるかもしれません。
クレジットカード最新事情 自動キャッシュバック、無料ゴールドも
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネー報道グループ長の手塚愛実です。 今回のテーマは「クレジットカード最新事情」です。日本のキャッシュレス決済の規模は2022年に111兆円と、初めて100兆円を超えました。その9割を占めるのがクレジットカードで、クレカはすっかり生活に欠かせない決済手段となりました。日々の支払いを少しでもお得にするため、クレカ選びも戦略的にしたいものです。 番組では使うだけで自動的にキャッシュバックされるクレカ、付帯サービスがユニークで充実しているクレカ、さらに一定の条件を満たせば年会費の負担なしにゴールドカードを持てるようになるクレカなどを取り上げました。年会費無料で新社会人にお勧めできるものもあります。 一方、注意点についてもじっくり解説しました。特にクレカの付帯保険の定番ともいえる「旅行傷害保険」。これまでは「カードを持っているだけで旅行保険が適用される」ケースが多かったのですが、大手カード会社の中には「旅行代金をそのカードで支払わないと保険の対象外とする」動きが出てきています。夏休み前にぜひ条件を確認してください。もう一つの注意点が、22年のカードの不正利用被害が前年比で3割も増えていること。カード番号を盗まれないよう、フィッシングなどには細心の注意が必要です。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では「犬派? 猫派?」について楽しくトークしました。「犬好きか猫好きか」は日本ではよく聞かれる質問ですが、実はアメリカでも小学校で犬派と猫派に分かれてディベートをする授業があると知り、驚きました。ではREINAさんは果たしてどちら派でしょうか。それは番組を聴いてのお楽しみ。動物だけでなく、日本では非常に有名な「あのお菓子」を巡る論争の話にも広がりましたよ。
資産運用は「コア・サテライト戦略」で 大損を避けリターンも狙う
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー発行人の大口克人です。 今回のテーマは「コア・サテライト戦略」です。番組ではこれまで、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型の確定拠出年金)などを使った堅実な資産形成を学んできました。ただ投資の世界は奥深いので、NISAやiDeCoで終わりにする必要はありません。投資に慣れてきたら、経験値を増すために幅広い運用法も試してみたいものです。しかし、ハイリスクな商品は失敗も怖いもの。そこで出てくるのがコア・サテライト戦略です。 コア(中核)とは資産運用の中心になる部分で、サテライトはその周りを回っている衛星のこと。要するに資産のコア部分(8〜9割)はリスク商品の中でも比較的安全性の高いもので運用し、ハイリスク商品への投資はせいぜい残りの1〜2割に留める、という考え方です。資産の1割程度なら失敗しても大やけどはしにくいですが、逆に1割でもハイリスク・ハイリターンの商品をうまく組み込めば、狙いが当たった時の全体の利益は大きくなります。ただ全員がサテライト運用をする必要はなく、資金に余裕のない若い世代はまずコア部分をしっかり作るのに注力しましょう。 番組では例えばどんな商品が使えるかを解説しました。今ならコア部分は、NISAやiDeCoの非課税枠を使って低コストな世界株インデックス投信を積み立てていくのが一般的でしょう。個人向け国債を組み入れる手もありそうです。一方のサテライトは、例えば融資型クラウドファンディングで企業にお金を貸して金利を受け取る、FX(外国為替証拠金)取引で為替差益を狙う、「くりっく株365」で株価指数の上下を収益チャンスに変える――など様々な方法が考えられます。ただしハイリスク運用には注意点も多いため、その点も詳しく解説しています。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では「日米の省略語」を取り上げました。英語でよく見かけるのはASAP(as soon as possible、なるべく早く)、a.k.a(also known as〜、〜としても知られる)、FIY(for your information、ご参考まで)などですが、REINAさんによれば他にもたくさんあり、3文字が比較的多いとか。そういえばFRB(米連邦準備理事会)も3文字ですね。一方、日本語の略語はコンビニ、デパ地下、タワマンなど、4文字2音節のものが多いように思います(ASAPも日本語なら「なる早」でしょうか)。これは一体なぜなのか、といった話で後半は盛り上がりました。
新社会人が覚えておきたい「お金の新常識」 貯蓄・支出・投資
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の露口一郎です。 今回のテーマは「新社会人のお金のルール」です。4月になれば多くの新社会人が門出を迎えます。一人暮らしを始める人も多いでしょう。学生時代より収入は増えても、漠然と使っていては意外にお金は残らないものです。新社会人が知っておくべきお金の基本ルールを基本から学んでみませんか。 社会人の第一歩は経済的な自立です。日々のお金の管理に加えて、将来に備えた資産づくりの方法も知る必要があります。番組では「貯蓄」「支出」「運用」の3つについて、ポイントや注意点を解説しました。「新社会人の」としていますが、30代や40代が取り組んでも遅くはありませんし、基本的な考え方は中高年にも当てはまります。 貯蓄では「持っておくべき生活費の目安」や「先取り貯蓄で手取り収入の何割を貯めるべきか」、支出では「クレジットカードを家計簿代わりに使う方法」など、具体的なノウハウが満載です。特に「社会人になったら保険に入る、というのは正しいか」「新社会人こそNISA(少額投資非課税制度)で今すぐ投資を始めよう」など、これまでの常識とは少し違った「お金の新常識」とも言える考え方を紹介しています。REINAさんも「3つのポイントを改めて考え、資産形成に生かしてみたい」と話していました。ぜひ番組をお聞きいただき、経済的な自立を実践していきましょう。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では「和製英語」を取り上げました。3月は日本中がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で盛り上がりましたが、その中でも普通に使われた「ナイター」「ゴロ」「ゲッツー」などは実は和製英語です。他にもこのような例は多く、アメリカから日本にやってきたREINAさんも「サラリーマン」や「スキルアップ」といった和製英語に驚いた経験があるとか。アメリカでは何と言うのか、気になるところです。一方、近年は「SAKE」(日本酒)など日本語起源の英語も増えているそうで……。
金融不安で慌てないための「3つのポイント」 日頃の心構えが大切
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネーのまなびチームリーダーの小栗太です。 今回のテーマは「金融不安でも慌てない資産形成術」です。3月に入り、アメリカで相次いで銀行が破綻するなど、市場に金融不安への警戒感がくすぶっています。世界の金融関連当局による迅速な対応で動揺は抑えられていますが、個人が金融不安の発生を事前に察知するのは難しいため、日頃から金融不安で慌てない心構えをしておくことが大切です。 これまでも1990年代後半の日本の金融危機や2008年のリーマン・ショックなど、金融不安は予期せぬ形で起こってきました。そこで今回は、万が一、金融不安が強まった時にも慌てないように、普段から実践できる「資産形成を進める上での3つのポイント」をまとめてみました。 1つめは、ペイオフの知識をあらかじめ身につけ、リスクを避けられるように預け先と金額を分散して対応すること。特に預金は、預け入れを1銀行1000万円までに抑えておくのが重要です。2つめは、投資リスクが偏らないように、資産の運用先を分散させておくことです。そして3つめは、ちょっと意外ですが誰でもすぐに取り組める、資産形成の基本的な方法です。ぜひ耳を傾けてみてください。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、「自転車」を取り上げました。ようやく暖かい季節になり、サイクリングに最適なシーズンですが、アメリカでは少し事情が異なるようです。アメリカから日本にやってきたREINAさんも、自転車にはほとんど乗らないとか。さて、どんな理由があるのでしょうか。
マンション売買、5つの注意点 新築価格は8500万円にも
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタス編集長の塚本奈津美です。 今回のテーマは「マンション売買の注意点」です。4月からの新生活を控え、入社・転勤・引っ越しなど住まいの環境を大きく変えようとしている方も多いでしょう。「マンションを買おう」と思う方々にとって、頭が痛いのはどんどん上昇する新築マンション価格です。東京都区部の今年1月の新築マンションの平均価格は、不動産経済研究所のデータによると約8455万円。一般市民には手が届きにくい価格帯に入っています。こうなると絶対に購入で失敗はできません。 そこで番組では、マンション売買の注意点として大切な5つのポイントを紹介しました。何より大切なことは、「資産性」よりも「住まい」であることを優先してほしいということです。不動産投資を手掛ける投資家は資産性で物件を選ぶ人も多いですが、実需の場合は「どんな暮らしをしたいか」を最優先しましょう。「駅からの距離」や「転売の可能性」など、資産性を重視して考え始めると相場急落などの際に、身動きがとれなくなる場合があるからです。 とはいえ、理想を追求すればするほど物件価格は高くなっていきます。ここで次のポイントは「予算と実態」をすり合わせ、譲れる点と譲れない点を絞り込んでいくことです。人生には妥協も必要。「ターミナル駅から一駅先だけど、駅からは近い」など、自分にとっての優先度を考えながら物件探索の視野を広げることも一案です。 住みたい町が決まったら、相場とかけ離れた割高物件をつかまないために、似たような物件の最近の「成約価格」も調べておきましょう。REINAさんも今はマンション住まいとのことですが、先々のマイホーム獲得大作戦に向けて、住みたい家のイメージを探ろうとしていました。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、アメリカでは戸建て住宅の庭で一般的な「家庭菜園」について話し合いました。マンション住まいではベランダでグリーンを育てるのが精いっぱいですが、塚本の自宅ではミントをはじめとするハーブが続々枯れていく怪現象が……。一方、REINAさんの家のハーブは、愛情たっぷりの世話のかいあってすくすく育っているとのことでした。アメリカのご実家では、ご両親が裏庭でトマトなどを育てていたというREINAさん。「さっき調べたら、最新テクノロジーを使って水やりなどを自動化できる栽培キットがあるんですよ」とのことで、新種のグリーン栽培にも意欲を示していました。
銀行口座、賢く使い分けて「自然にたまる家計」を目指そう
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の大賀智子デスクです。 今回のテーマは「たまる家計作りに役立つ銀行口座の活用法」です。4月からの新社会人は、就職に向けて新しく銀行口座を開く人が多いでしょう。銀行では家計管理や投資に役立つ新サービスも登場しており、特徴を生かして使い分ければ「ため癖」を付けるのに役立ちます。 銀行口座の役割は様々です。給与を受け取り、クレジットカード利用代金や公共料金、家賃や携帯電話料金などを支払い、生活費を引き出したり貯蓄をしたりと、暮らしと資産形成に関わるすべてのお金の最初の出入り口となります。お金がたまりやすい家計を作るには、収入から貯蓄に回すお金をまず取り分けて、生活費や各種支払いと別に管理する「先取り貯蓄」が大切です。 では、それぞれの目的にふさわしい銀行口座をどう選べばよいでしょうか。銀行は預金者向けに、口座の使い分けや振込手数料の無料化、証券口座との連携など、様々なサービスを用意しています。三菱UFJ銀行の「Mable」、楽天銀行の「マネーブリッジ」、三井住友フィナンシャルグループの「Olive」などが好例です。こうしたサービスをチェックして、利用目的に合った最もお得で使いやすい銀行口座を選ぶと良さそうです。 また社会人生活が長くなると、いつの間にか保有する銀行口座は増えがちです。使わない口座を放置しておくと、思わぬ落とし穴もあります。管理しやすい数の口座を見極めて、徹底的に活用したいものです。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、アメリカで家庭内の不用品整理のために昔から行われている「ガレージセール」についてREINAさんに聞きました。日本でもだいぶ普及してきたフリマアプリでの売買の源流はここにあり、とも言えそうです。アメリカでは大掃除の季節は春で、不用品を自宅のガレージや庭に並べて販売するそうです。ご近所さんだけでなく、新聞やポスターで広く告知して呼び込みます。ガレージセールには「アーリーバード」と呼ばれる人が訪れるそうですが、一体どんな人なのでしょうか。番組でご確認ください。
日銀の植田新総裁はタカかハトか? 人柄や実績から大胆予想
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタスの藤田剛副編集長です。 今回のテーマは「植田新総裁はタカかハトか?」です。黒田東彦現総裁の後任として、今春から日銀のかじ取りを担うことになる植田和男氏。植田氏は金利を引き上げて金融を引き締める「タカ派」、金利を下げて金融を緩和する「ハト派」のどちらなのでしょうか。 植田氏は経済学者で、現在は共立女子大学教授。日銀総裁に経済学者が就くのは戦後初めてです。かつて植田氏を自宅前で直撃取材したこともある藤田副編集長が、性格や知見、実績、信条などを詳しく解説しました。 市場関係者の間では、総裁が日銀出身者ならタカ派、財務省出身者ならハト派が多いといわれていますが、そのどちらでもない植田氏はどのような方針で臨むのでしょうか。藤田副編集長が出した「意外すぎる」答えにREINAさんは一瞬「??」となっていた感じでしたが、説明を聞き、最後には納得した様子でした。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、「バレンタインデー&ホワイトデー」について日米の習慣の違いなどを語り合いました。お互いにプレゼントを要求するような場面もありましたが、最後にはREINAさんはお菓子、藤田副編集長はヴェリタスの連載企画をまとめた新刊「物価動乱」を贈呈して仲直り(笑)していました。
医療費負担を減らすあの手この手 診療代、薬代、確定申告…
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の宮田佳幸・マネーのまなび面編集長です。 今回のテーマは「医療費負担を減らす方法」です。医療費や薬代の自己負担額は、ちょっとした手間や工夫で減らすことも可能です。支払った医療費の一部を確定申告で取り戻すのも重要です。 医療費の負担を減らす方法としてまず挙げられるのが「かかりつけ医」を持つことです。かかりつけ医を決めて普段から自分の病気や体調について相談する習慣を付けておくと、無駄な医療費の支払いを減らすことができます。大病院を受診する必要があるときは、かかりつけ医に紹介状を書いてもらいましょう。特定の大病院を紹介状無しでいきなり受診すると、7000円以上の特別料金を支払わなければならないこともあります。医師の処方箋を薬局に持っていくときは「お薬手帳」を持参すると、薬局に支払う手数料が安く済むことが多くなります。最近はスマホ用の「お薬手帳アプリ」もあります。 もう一つ、医療費の負担を減らす方法が、確定申告で医療費控除を利用することです。通常の医療費控除のほか、市販の医薬品の一部を対象に、少ない支払額でも控除を利用できる「セルフメディケーション税制」という仕組みもあります。どちらも、家族の支払い分を合算することも可能です。番組ではこうした「誰でもできる医療費の節約術」を多数紹介しました。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、「日米パソコンの歴史」について語り合いました。アメリカ生活が長いREINAさんは小学生のころから自宅にあったパソコンを触り始め、学校でもパソコンに関する授業があったそうです。日本と比べてアメリカの一般家庭にパソコンが早くから普及したのは、アメリカ人はみな確定申告をする必要があり、パソコンを使うと便利だったから、という説もあります。宮田が「中学生のころはパソコンのデータをカセットテープに保存していた」と昔話を披露すると、REINAさんは「フロッピーディスクなら知っていますけど、カセットテープですか!」と驚いた様子でした。
高分配・安定が魅力のインフラファンド 米国からREINA母も参加
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー発行人の大口克人です。 今回のテーマは「インフラファンド」です。これはREIT(不動産投資信託)の一種で、分配金が高めで安定しているのが魅力ですが、まだ新しい商品ということもあって意外に知られていません。そこで今回は「手軽にできるESG投資」でもあるインフラファンドについて、商品性や課題を学びましょう。 多くの家庭にとって、電気代の高騰は現在最も悩ましい問題です。2月請求分からは国の補助金も出ますが、それだけでは到底足りず、一方で個人が取れる対策は限られているからです。しかし、文句を言っていても始まりません。「電力には電力で」ではないですが、インフラファンドの投資対象は主に太陽光発電設備なので、これに投資して利益を上げ、家計の足しにする手もあるのではないでしょうか。 というのもインフラファンドの分配金利回りは5.73〜6.66%と高く、日経平均株価の採用銘柄の予想配当利回り2.29%、REITの分配金利回り4.12%(全て2月15日終値ベース)と比べても魅力的だからです。また過去の分配金実績も安定していて、例えばいちごグリーンインフラ投資法人の場合、過去6期は3802〜4278円といった水準で、実績が予想を下回ったこともありません。ではなぜこうした安定・高分配が実現できるのか、番組ではその点を掘り下げました。キーワードは「ビジネスモデル」と「導管性要件」です。 一方、インフラファンドにも課題はあり、1つは国の再エネ電力の固定価格買取制度(FIT)が20年という期間限定であることです。FIT終了後はFIPという制度に変わりますが、これにより収益に影響が出ることも予想されます。また現状は再エネの中でも太陽光発電に偏っており、日本の立地条件から言ってこれだけで十分とは考えにくいこともあります。しかし新たな動きもあり、エネクス・インフラ投資法人は上場5銘柄で初の風力発電所を2月13日に取得しました。今後は他社も含め風力・水力・バイオマス発電などにポートフォリオが広がっていけば、投資魅力も増し、再エネ普及にも弾みがつくでしょう。 番組後半の「American Money Life」のコーナーでは特別企画として、アメリカ在住のREINAさんのお母さんにzoomで参加して頂きました。REINAさんのお母さんは不動産販売の仕事に携わっているので、日米の不動産取引の違いや現地の価格動向、日本ではまだ一般的ではない「インスペクション」とは何かなどを、詳しく教えてもらいました。例えば米連邦準備理事会(FRB)の利上げが効いて不動産の購入マインドが下がり、物件価格は少し下がってきているそうです。また「REINAさんはどんな子供だったか」といった小話も、今回ならではのお楽しみと言えそうです。
引っ越しで敷金を賢く取り戻すコツ 風邪の対処法は日米で真逆!?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞社マネー報道グループの長岡良幸デスクです。 今回のテーマは「敷金を取り戻す」です。敷金は賃貸住宅に入居する際に払うお金の一つで、家賃の不払いや部屋の破損などの費用に充てる前提です。本来は退去時に大半が戻ってくるのですが、ほとんど返金されないといったトラブルも少なくありません。国民生活センターによると、敷金返金トラブルの相談は2021年度に約1万2000件あったそうです。 まず覚えておきたいのが、賃貸住宅を退去する際の原状回復のルールです。国土交通省のガイドラインが参考になります。「常識的な使い方で発生する劣化などの補修費は家賃に含まれる」というのが基本的な考え方で、畳の変色や壁の画びょうの穴などは、原状回復の費用を払う必要はありません。一方で、たばこのヤニ汚れやペットが柱につけた傷などは借り手側の責任となります。 賃貸住宅を退去する時にはまず、原状回復費の請求内容をよく確認しましょう。その上で、納得がいかない時には説明を求める姿勢が重要です。困った時には相談に乗ってくれる公的な窓口もあります。トラブルを避けるには、入居時に写真を撮るなど部屋の状態を記録しておくのも一案です。ただ、きちんと交渉をすることは大切ですが、「1円も払わない」などと強気に出過ぎると、却って手間や時間がかかることもあります。費用対効果を踏まえた判断も場合によっては必要かもしれません。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「風邪を引いたらどうする? 日米比較」です。風邪で発熱した時、アメリカではなんと氷や冷水の入ったバスタブにつかったり、冷たいシャワーを浴びたりして熱を下げようとするそうです。REINAさんは日本では逆に体を温めて寝ていると知り、驚いたとのこと。またアメリカで風邪の時によく食べる物と言えば、チキンヌードルスープや塩辛いクラッカーだそうです。日本ではリンゴのすりおろしやミカンでしょうか。REINAさんは日本で昔よく飲まれていた「卵酒」にも興味を持った様子。卵酒は日本酒を加熱して煮立て、溶き卵と(好みによっては)砂糖を入れて作ります。話で知ってはいても実際飲んだことのない長岡デスクは「正しい卵酒」を知らなかったようで、最後まで生卵と間違えていました。
24年からの統合NISAは最強の資産形成ツール 使わなきゃ損!
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞社マネー報道グループ長の手塚愛実です。 今回のテーマは「統合NISA」です。少額投資非課税制度(NISA)は2024年、新しい制度に生まれ変わります。NISA口座で購入した株や投信の売却益・配当が「非課税」という大きな魅力は変わりませんが、制度が恒久化されることになったのです。 現在、NISAはジュニアNISA、つみたてNISA、一般NISAの3種類があります。ジュニアNISAは当初の予定通り23年で終了。24年からはつみたてNISAと一般NISAが合体した「統合NISA」とも呼ぶべき新制度が始まります。統合NISAは新規に投資できる期間と、それを非課税で運用できる期間の両方が恒久化されます。 例えば従来の一般NISAは時限措置で、かつ非課税運用期間が5年と決まっていたので、長期投資には向かない制度でした。この制限がなくなった統合NISAは、長期投資を可能にするシンプルで最強のツールといえます。ただし、投資できる商品などが現行と少し変わります。また「生涯投資枠」とその仕組みも新しい特徴といえます。このあたりを詳しく解説しました。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「動物が出てくる映画について語ろう」です。REINAさんがこれまでに印象に残っている動物映画は「ライオン・キング」「HACHI 約束の犬」などだそうです。いわば王道路線ですね。一方、手塚が好きなのはサメが人間を襲うパニック映画。常識を超えた不思議なストーリーのサメ映画の魅力を熱く語っていたら、REINAさんも少し興味をもってくれたようです。アメリカにもコアなサメ映画ファンがいて、毎年、イベントやフェスが行われているそうです。
波乱相場に強い高配当株・優待株 銘柄選びのポイントは?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集長の中野目純一です。 今回のテーマは「高配当株と株主優待株、選び方のポイント」です。インカムゲインである配当と優待品の魅力で個人投資家にも人気ですが、毎年1〜3月にはこれらの物色が盛んになります。それは日本には2月期・3月期決算の企業が多く、2月末や3月末に配当や優待の権利が確定する銘柄が多いからです。権利確定の前に購入するため、年明けから有望銘柄の品定めが広がります。高配当株では「配当利回り」、優待株では「優待利回り」が手掛かりになります。 ただし、これらは高いほどいいわけではありません。利回りが高すぎる銘柄は、無理して多額の配当や優待品を出している場合もあるからです。その結果、配当が減額されたり優待内容が改悪されたりすれば、投資家の売却が相次ぎ、株価も急落する恐れがあります。従って配当・優待利回りだけでなく、他のポイントも吟味することが必要です。では、それはどんなポイントで、どう確認すればいいのでしょうか。番組の中で答えを探していきましょう。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「国内移住、郷土愛」です。アメリカで生まれ育ったREINAさんが日本に来て驚いたのが、日本人には「地元の友達、子供の頃からの友人を持つ人が多いこと」だったそうです。アメリカでは大学から地元以外の学校に行く人が多く、そこで友人関係がいったんリセットされるのだとか。その一方、パスポートを持たず、生まれ育った州から出ずに一生を過ごす人が6割近くもいるとの調査結果も紹介します。話は州と州との間の移住を難しくしているアメリカの州制度の特色へと広がりました。
金融政策が大転換 個人の資産運用はどうすればいい?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネーのまなびチームリーダーの小栗太です。 今回のテーマは「金融政策」です。日米の金融政策が大転換しようとしています。アメリカで昨年から続く大幅な利上げの終着点が近づく一方、日本は大規模な金融緩和の修正局面に入りました。金融政策は円相場の主な取引材料である「日米間の金利差」を動かす要因なので、金利差が拡大から縮小に転じれば、個人の資産運用にも大きな影響が及びます。私たちはどう対処すればいいでしょうか。 金融政策の大転換を映すように、昨年後半から日米金利差が縮み始めました。金利差の縮小は、円安から円高へと為替相場の値動きを反転させる材料になります。昨年は、個人が為替差益を見込んでドル預金や米国株の投資信託に資産を移す動きが目立ちましたが、今年は一転して為替差損を抱えるリスクが生じています。 個人の資産運用で最も大切なことは、特定の金融商品に資産を集めすぎず、投資先や投資時期を分散させることです。為替相場は世界経済を敏感に映すため、急に方向感が変わる可能性も否めません。金融政策が為替相場に与える影響を理解し、円安だからといって大切な資産を外貨建て商品ばかりに偏らせていないか、改めて自分の資産構成を見直してみませんか。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、「冬の味覚」を取り上げます。日本では寒い季節になるとカニやカキなどの鍋料理が恋しくなりますが、アメリカにも冬の味覚はあるのでしょうか。REINAさんによると、アメリカでも今、しゃぶしゃぶやすき焼きといった日本の鍋料理が人気だそうです。でもREINAさんのお気に入りは別の鍋料理。さて、それはいったい何でしょう。
うさぎ年、跳ねるのは株か円か 先行するのは円で、株は年末高?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタスの藤田剛副編集長です。 2023年最初の回のテーマは、「うさぎ年、跳ねるのは株か円か」です。日経ヴェリタスが市場関係者に実施した調査を基に、今年の相場展望について学びます。 うさぎ年の相場格言は「跳ねる」。ただ、REINAさんは米国出身だけに、十二支の格言は信じていないようです。むしろ日経ヴェリタスの調査に興味津々です。 調査結果によると、市場関係者が予想する今年の日経平均株価の高値(平均)は3万1377円で、高値を付けるのは12月との予想が最多でした。年始から株価が跳ねるというわけではなさそうです。 株価より先に跳ねそうなのが円相場です。市場関係者の多くは日銀の追加利上げで円の金利が上がるとみており、これが円高・ドル安につながるためです。市場関係者が予想する円の高値(平均)は1㌦=122円でした。それでは円高が進んでも株高になるのでしょうか。REINAさんの鋭い質問に、藤田副編集長がタジタジとなる場面もありました。 番組後半では、年末年始にドイツを訪れたREINAさんが特別コーナー「Travel to Germany」と称して、現地のクリスマスマーケットやホットワイン、ビール、ソーセージなどについて熱く語りました。あまりのドイツびいきに、藤田副編集長が「元々の人気コーナー、American Money Lifeはなくなってしまうのでは」と心配するほどでした。
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小野(プライバシー保護のため仮名)の人となり --- 神奈川生まれ神奈川育ち、関西在住。 アラサー、子持ち、会社員、理系。 インドア、読書(小説)、ゲーム。 味音痴、方向音痴、音痴。 目が悪い、耳も悪い、口は悪くないけど、鼻炎持ち。 双子座、霊合星人、活動的なコアラ。 貧乏性、屁理屈、真顔の冗談。 怒りたくない。怒られたくない。 好きな言葉: しょうがない。 得意なこと: 森を見ずに木を見れる。 今年の抱負: 特にありません。 --- なれそめはsmp.19参照。 #声日記 お便りはこちらから https://forms.gle/uKavDkxUM1XQRrMu7 LISTEN(文字起こし版) https://listen.style/p/imhome?30JEweRw
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