Summary
映画「パレスチナ36」は、1936年のパレスチナを描いた作品で、監督のアンマリ・ジャシルが実際の撮影で直面している困難について話しています。この映画制作における資金集めや時代考証が詳細に描かれています。映画「パレスチナ36」は、パレスチナの文化や歴史を描き、登場人物を通じて多様な側面を表現しています。特に、監督が危機感を抱いて制作している意義深い映画であり、観客との対話を通じてパレスチナの視点が強く表れています。
映画祭での体験
こんにちは、ninjinkunです。
今日はね、ちょっとすごいことが起こりました。
個人的なマイルストーンというか、あのーと言ってもいいんですけど、
東京国際映画祭という映画祭が今やっていて、毎年やってるんですけど、
ここに、パレスチナ36っていう、パレスチナを1936年を描いた、
時代劇というか、そういう映画を見に行ってですね。
この映画の内容は後で話そうと思うんですけど、
その監督が映画祭なんで来日していて、その映画の後にQ&Aセッションがあって、
ここの場では、自分は特に質問とかせず、
視聴者側の方から3人ぐらい質問してっていう感じで、それを見守ってて、
監督が実際目の前にいらっしゃったんで、写真を撮ったりして楽しんだんですけど、
その後、映画館を出て歩いて行ったら、監督とその一団が前を歩いて行って、
おおっと思って、ちょっと後、出口が一緒だったんで、おお感じで行ったら、
その上の階にある、東京国際映画祭のスペースみたいなとこがあって、
そこで監督がサインに応じますみたいな感じのスペースがあって、
これはちょっと監督に話しかけるチャンスと思ってたんですけど、
最初はちょっと遠巻きに眺めてて、みんなサインをもらってて、
自分は紙物何も持ってなくて、チラシとかはあったんですけど、
さすがにチラシにサインしてもらうのかなと思って、しかもサインとかあんま欲しいタイプじゃないんで、
だけど質問はしたかったんですよね。
で、それは最後のQ&Aセッションの中で、結構この監督はパレスチナ出身の監督で、
実際にチームと監督もパレスチナに住んでるんですけど、
その撮影が始まった後で、これは本当にパレスチナで撮影していて、
まさに撮影に入るっていう時に、2023年の10月の最初のテロが始まってしまって、
そこから状況がすごく一変して、まず撮影は中止になって、
その後でまたヨルダに一回避難して、そこからまた戻って撮影とかをしてたんですけど、
それも何度か中止になったっていう撮影がですね、っていうのを話されてて、
詳細がその場では話されてなかったんで、その詳細を聞きたくて気になるなと思ったんですけど、
ちょっとね、うろうろしてたら、少し人が派手できて、
なんとなく監督の周りが空いてきたんで、これはと思ってですね、
ちょっとね、その前までは英語できるようになったつもりだったけど、
やっぱりどっちかっていうと言語よりはパーソナリティというか、
こういう場で話しかけられない自分だなっていうふうにちょっと思って、
諦めかけてたんですけど、ちょっと人が派手できた時を狙って、
ちょっと勇気を出して声をかけてみたら、普通に質問に答えてくれて、
それで映画がすごい素晴らしかったってことと、
その実際何があったか聞きたいってことを聞いたら、
その撮影室に使う予定の村がその入職者に襲われてしまって、
そこが数週間みんな避難して使えなくてってことがあったのよってことを言ってて、
自分はノーアザランドって映画を見たことがあったんで、
大体たぶん似たようなことが起こったのかなって、
その場では映画の名前を出すのを忘れてたんであれだったんですけど、
推測して、それは本当にハートブレーキングな話ですねってことを伝えて、
パレスチナが一日も早く自由になることを願ってますってことを伝えて、
映画のお礼も伝えて、拍手をして一緒に写真を撮ってもらったっていうことをやって、
ちょっと自分の殻を一つ破ったような感じがして嬉しかったですね。
映画の内容と背景
英語もやってきてよかったなと思ったし、
一つ何かを、新しい道を踏み出したような気持ちになって、
なかなかこの年になると新しいことって起こらないですけど、
一つ、世界が開けたような感じがしましたね。
思えばね、確か英語をやりたいなと思ったのは、
日本で技術カンファレンスが開かれた時に、海外の人が来た時に、
昼休みに話しかけられたりしてちょっと話したんですけど、
全然うまく話せなくて、もどかしい気持ちがあったんで、
学び始めたんだよなと思って、
結構それが今回、やりたかったことが一つできたような気がして、
映画祭に来た、しかも映画監督と英語で話したっていう、
いやーちょっとやったな自分っていう感じで嬉しかったし、
パレスティナに連帯する気持ちを伝えれたと思うので、
それも良かったかなと思います。
映画の内容は、1936年というのは、
だんだん第二次大戦が勃発する辺りかな、
なのでナチスの締め付けが厳しくなってきて、
ユダヤ人がだんだんパレスティナのエリアに増えていった時に、
イギリスが統治してるんですけど、最初はイギリスはパレスティナもアラブも、
両方融和ですみたいな感じで扱おうとしてて、
そのシーンがね、最初にここにアラブで、
パレスティナに最初のラジオ局を開設しますみたいなところに、
パレスティナを委任されているイギリス人が宣言するんですけど、
その段階ではユダヤ人もアラブ人も両方とも挨拶とかしてて、
ラジオもどっちもいろんな言語でやるという感じで、
まだ融和している状態が枯れるんですけど、
そういう状況がどんどん変わっていって、
イスラエル人の入職者がだんだん土地を奪ってきたり、
イギリスの弾圧がアラブ人側にどんどん厳しくなっていったり、
ついにはイギリスとイスラエル人が共同で軍隊を作りますみたいなことに発展していったりするっていう、
どんどんその状況がアラブ人に不利な方に傾いていくっていうところのターニングポイントで、
しかもその中でその弾圧に対してアラブ人が放棄するっていうのが、
まさにターニングポイントはこの1936年ということで、
そこを扱った徹底的にパレスティナ視点から何が起こったかを描くっていう、
そういう時代もですね。
たぶん時代交渉を相当しっかりやっていて、
着てるものとか、あと乗り物とか、馬車とか、自動車とか、あと機関車とか、
そういうものがこれたぶん本当に作ってやってるんだよなっていう感じでやってて、
イギリス軍の戦車とかも再現したらしくて、
すごすぎんっていう。
まずこの時代交渉とその再現土台、
たぶんこれかなりお金かかってると思うんですけど、
そのパレスティナのBBCがバックアップしてるので、
けどどうも資金集めは苦労したみたいなんで、
監督も結構、この監督はアンマリ・ジャシル監督っていう女性の監督なんですけど、
今まで結構評価が高い監督で、
アカデミー賞にもノミュレートされたりしてるらしいんですけど、
そうは言ってもこれだけ大規模な映画を作るのは監督にとってもチームにとっても初めてで、
そこの最初の資金集めからすごく苦労したみたいなことを語ってましたね。
映画の背景とテーマ
私は一回パレスティナ戦争っていう本を読んでたのもあって、
割と時代背景は多少頭には廃棄したんですけど、
それでも最初はパレスティナ人のパーティーにイギリス人が招待されてたりとか、
すごく信奉的なパレスティナの女性が、だんだん西洋化してくパレスティナ人みたいな人たちも出てきて、
そして結構お酒飲んだりしてて、
あれイスラム教ってお酒飲めるんだっけみたいな、
だからトルコみたいなもんですかね、
民族的なイスラムみたいな人たちも出てきて、
まあまあそういう感じで、
そういう時代がね、
だから実際に例えばヒジャブとかを被ってる人ばっかりではないみたいな、
人前で神を出してる女性もいるし、
そういうね、なんかね、
実際はその何ですかね、
多分本当に調べないとわからなかったところがきちんと描かれてるっていうそのリアリティ、
リアリティを感じられるのもすごく良かったし、
まあ細かいこと言うと、
例えばちょっと編集がちょっと冗長だなっていうところがあったりとか、
少し繋ぎが悪いなってところはなくはないんですけど、
まあそれをなんか、
それがあっても、
こういう映画がそのパレスティナの側から本当に作られて、
上映されるってことにはめちゃくちゃ意味があるんじゃないかなと思うし、
単純にストーリーもね、
実際に多分この人物は架空の人物なんですけど、
まあそのもともとパレスティナの田舎出身だけど、
エルサレムのその裕福な家庭に仕事をしに行っている青年をね、
最初は主人公にしてて、
何人かの人が主人公になっていって、
最後は少年と少女の話で終わるっていうね、
結構群蔵劇的な感じで描かれてて、
あとはイギリス側もパレスティナ入港的な、
外務次官みたいな人の秘書みたいな人とか、
その人がさらに仲がいい、
パレスティナ人のすごく強要がある新聞記者、
で夫が新聞社をやってて、そこで男性名で記事を発表してるっていうね、
この人はすごいかっこいいんですけど、
イギリス人の兵隊に、
あなたなかなか英語がうまいね、どこで学んだの?って言われて、
オックスフォードよ、あなたは?って聞き返すっていうね、
暗中で聞き返すの最高なんですけど、
とかね、そういう感じで、
実際たぶん新聞やってた人はいるし、
こういう女性が本当にいたかわかんないけど、
とてもいい造形だと思ったし、よかったですね。
私こういう映画が、なんですかね、
世界的にやっぱり映画って強いメディアだと思うんで、
去年のね、ノーアザーランドのアカデミー賞受賞の時も話題になりましたし、
こういう強い表現で実際にあったことを伝えていくってことは、
本当に意味があると思うんで、
監督も私たち側の視点の話がないっていうことに、
危機感を抱いててこういう映画を作ってるってことを言ってたんで、
そういう意味でもとても意味がある映画だなと思います。
視聴体験と出会い
とても私も監督と直接お話できたっていうことも含めて、
すごく見に行ってよかったなっていう思い出深い一本になったと思います。
東京国際映画祭は毎年やってるなと思ったんですけど、
だいたい2週間くらいやってるんですけど、
休日の回は割と売り切れちゃってるし、
平日は空いててもなかなか仕事で行けなかったりとかしてて、
東京でやってる割には行ったことないなと思ったんですけど、
今回たまたま興味があるテーマの映画が平日にやってて、
たまたま平日今動けるんで、
ちょっとバッとチケット取って、
当日でも撮れたんで行ってみたんですけど、
結果的にこんな出会いができて、
だからパレスチナ出身の人に会うっていうのも初めてだったんで、
これが初めてのパレスチナの人との会講だったんで、
それもそこでちゃんと挨拶できて連帯を示せたっていうのは、
自分にとってはすごく意味があったなと思います。
それでは映画パレスチナ36を見て、
監督とお話ししたという話をしました。
多分これが日本プレミアなんで、
これから多分映画館に、
多分数ヶ月後とかにかかっていくんじゃないかなと思います。
それではありがとうございました。
13:32
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