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2025-03-03 15:40

ドキュメンタリー映画「 ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」

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ちょうど今日アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」を観てきました。

#映画

サマリー

ドキュメンタリー映画「ノー・アザー・ランド」は、パレスチナのマサフェルヤッタ地域での人々の生活や、イスラエル軍による立ち退きの実態を描いています。この映画は、パレスチナ人とイスラエル人の共同監督によって制作されており、友情と抵抗の物語が展開されます。また、パレスチナ人とイスラエル人の対比を通じて、両者の厳しい現実と友情を描写しています。映像を通じて、イスラエルによる抑圧の様子が強く表現されており、重要なメッセージを持つ作品となっています。

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こんにちは、ninjinkunです。
さっき東京は、一瞬雪が降って、えーっとね、多分今年降ったのは初めてじゃないかな。
外に寝てて、歩いてたら、雨が途中で雪に変わるところを目撃して、
お、これはと思ってね、若干興奮したんですけど、 今見たらもう雨に戻っちゃってましたね。一瞬でした。積もることもなかった。
ですね、写真ぐらい撮っておくと良かったかな。 まあでもただね、あの街中に
白いものが舞ってるだけなんで、大して綺麗な写真も撮れない気がしますが、 寒いですね。昨日までめちゃくちゃ暖かかったけど、今日から寒くなるようです。
えーっとね、ちょうどさっきアメリカのアカデミー賞が発表されて、結構今回はアノーラがたくさん賞を取ったっぽいですね。
まだ見てないんで、ぜひ見たいかなと思います。 自分がこの前見たブルータリストは
シネマトグラフィー撮影賞と、あと作曲賞を取ってたかな。 なのでやっぱね、どちらもあの作品の非常に
目立つ部分というか、 やっぱりあのフィルムの質感と、あとあの
クラシックとその現代が合わさったような面白い音楽の感じは、やっぱりどちらもね、 ブルータリストの
ランドマークというか、ランドマーク。 目立つポイントかなと思いますんで。
そこはね、賞を取るのは自分としても納得。 いや、俺の見る目正しかったやろ。などなど、はい。
そういう感じです。 で、えーっとね、もう一つ、えっと
映画の概要とテーマ
長編ドキュメンタリー賞で、ノーアザーランドというのが受賞したんですけど、 これがちょうど私が
昨日の日曜日に見てきた映画でして、これは パレスチナを撮影したドキュメンタリーになってます。
なので今日はこの話をしようと思うんですけど、 えーっとね、非常にこれは重要なドキュメンタリーになると思いますね。
賞をね、取ったっていうのも、もちろん、 あのー、あ、でもね、
そう、あのパレスチナを撮影しとってるんで、 アメリカの漢字、つまり完全にイスラエル支援をしている国なんで、
漢字化すると、賞とかをね、こう与えるのはないかなと思ったんですけど、 ちゃんと
アカデミー賞が賞をね、あの与えてて良かったですね。 で、えーっと、これはそのパレスチナの
ヨルダン川西岸地区っていう、 まああのー、ずっと去年から話題の一昨年か、ガザとは反対側の東側にある
パレスチナのエリアで、が舞台で、そこにですね、 マサーフェルヤッタっていう
ま、村の地域があって、で、ここに暮らす、 えーっと
人たちを取材してるんですけど、 えーっと、中にね、2人、人が出てきて、バーセルアドラーというね、パレスチナ人の
活動家。彼は、えっと、両親も活動家で、 で、結構幼い時からカメラを持って、いろんなものを撮影、ビデオカメラでね、いろんなものを撮影して回っていたという
まあかなり、えー、 なんでしょうね、筋金入りの
まあそういう映像、ドキュメンタリー、撮影、 作家という、はい、感じの人なんですけど、
それに対してもう一人出てくる、ユヴァル・アブラハムという、 非常にユダヤ人ぽい名前ですね、アブラハムが入ってますもんね。
で、彼が、えっと、彼は、えっと、イスラエル人で、 えーっと、この中ではですね、
パレスチナに取材に来たジャーナリストという人で、 この2人がですね、共同監督として作った作品になります。
監督はでも一応あれかな? あ、でも一応この2人になってるかな?
えっと、あ、でも監督、制作、編集チームは 4人のチームになってて、他にもう2人、
パレスチナのハムダン・バラールという人と、 イスラエルのラヘル・ショールという人が入ってるこの4人の、
つまりパレスチナとイスラエルの混合チームが作った作品なんですよね。 それ自体が非常に入り深いことだと思うんですけど、
で、何を撮ってるかっていうと、このマサフェルヤッタというところでですね、 住んでる人たちがどんどんですね、
人々の抵抗と友情
立ち抜けをさせられて、ある日軍がやってきて、 ここはその軍の演習場になるからお前ら出てきて言われて、
いやいや、めっちゃ昔から住んでんだけどって言って、 いやもうこれは決まったことだからって言われて、荷物を放り出されて、
家がブルドーザーで叩き壊されると。 こういうことがですね、繰り返されて、どんどんこの地の人たちが追われていると。
ある人は洞窟に避難して、洞窟で暮らさざるを得なくなるし、 出ていく人もいるしと。
その中でデモをしたり、いろんなことをして抵抗はするんですけど、 イスラエル軍というのは非常に武力を持っているので、
みんな丸腰なわけですから、住んでいるパルシチナ人たちは。 基本的には負ける戦いではあるんですよね。
そういう様を本当に、近くまで行ってビデオで撮って、 このバーセル・アドラーは、
パルシチナ人の彼は、このカメラを武器にしているというか、 俺は撮ってるぞと、これを世界にばら撒くぞというのを言って、
彼らに立ち向かっていくと。 実際にそれをどうもフェイスブックとかでポストしているようなんですけど、
それで世界に注目してもらおうと思って活動していると。 ただイスラエルの方もそれでそんなに怯んだりはせずに、
捕らえてても構いなしに家を壊していくし、 逆に向こうが撮ってきて、
これはバーセル・アドラーじゃなくて、 イスラエル人のイヴァルの方を撮影して、
これをネットに上げたら、
パルシチナに加担するイスラエル人として、 お前はふくざたきにされるだろうとか言って、脅してくるとかね。
そういう卑劣なやり方を向こうもしてきたりして、
カメラを武器にしてますというと聞こえがいいんですけど、
非常に辛い立場ではありますね。 劣勢ではあると。
見に行くとひたすらこの家が壊されていくところを見ることになって、
はっきり言ってめちゃくちゃ恐ろしいですね。 向こうは完全武装してますからね。
どうもこの軍の演習場にしますっていうのも、
そうなった部分もあるし、そうではなくて逆に住宅になっている部分もあって、
つまりただの方便なんですよね。人たちを人々を追い出すための。
たぶんその軍の用地にするっていうから、イスラエルも軍を動かすことができて、
そこで強制徴用というのを軍を使ってできるという方便があると思うんですけど、
そういうところを駆使して追い出しにかかってくると。
イスラエルとしては、できるだけ人々を都市に集めて、
人口を一部に集めたいという思う具合があるらしくて、
こういう農業をやっているような村みたいな広い土地に住んでいるところは、
どんどん奪っていく方針でガンガン壊していくと。
まあめちゃくちゃ人権侵害ではあるし、
人権侵害だし、全て否定しますよね。私有財産も否定してるし、
なんで完全に人間扱いされてないという状況がどんどん描かれるという、
非常に恐ろしい映像ばかりになっています。
その中でも、このさっき言ったバーセルとユヴァルは、
この映像制作を通して友情を深めていく。この2人がカメラの前にずっと出ていて、
この2人の会話とかもかなりフィーチャーされていくんですけど、
友情と現実の対比
仲良くなっていくんですよね。友達になっていくんですけど、
バーセルとユヴァルが対比というか、
つまりバーセルは全く自由がなくて、
国外にも出られないし、仕事も全然ないと。彼は大学に行って法学の学位を取ったんですけど、
勉強して、それも使い道がないと。
法律の仕事がしたかったらイスラエルに行くしかないけど、それはしたくないと。
ユヴァルはイスラエル人なんで、自由に動いてますと。
しかも車のナンバープレートも違っていて、
緑色のナンバープレートがパレスチナで、彼らはあるエリアから出られない。
イスラエルのナンバープレート黄色をつけているユヴァルは、自由にどこでも行けるという非常に残酷な対比構想がありますと。
ただ彼ら2人は友情がありますので、いろんなことを話すんですけど、
最初はユヴァルも警戒されていて、
なんで君はこんなに取材をするんだとか、君の同胞がこんなことをしているけど、なんでだとか詰められたりしているんですけど、だんだんユヴァルも受け入れられていくと。
パンフを買ってみたら、これがかなり丁寧にいろんなところをフォローしているパンフになっていて、
特にこのベルリン国際映画祭で賞を受賞したらしいんですけど、そこでその2人がスピーチをして、
ユヴァルは民法の下で、バーセルは軍法の下で暮らしていますと。
ユヴァルはどこでも行けるけど、バーセルはジョルダン川西岸地域から出られません。
ドイツはめちゃくちゃパリスチナを支援している、ホロコーストの記憶があるからなんですけど、
ユヴァルは武器の供養をやめてくださいというスピーチをしたということが、このパンフに詳しく書いてあって、
それに対してベルリンの市長は、我々は完全にイスラエル側ですと、
なのでこういう発言を許さないみたいなことを表明したりして、結構緊張関係があったらしいんですけど、
そう言っても賞を与えてますんで、それはそれでなかなか力関係としては興味深いところではありますけど、
そういうことがあったというのも書いてあるし、
という感じで、実際にガザではなくて、ジョルダン川西岸地区の方ではありますけど、
そこでもイスラエルが非常に暴力的な方法でもって人々を人間扱いしてないという様が見えるというのが、
まさに映像で表現されている作品なんで、とても重要な作品かなと思います。
自分もまさに目の前で人々が家を失って、
一人なんかは行事した息子が警察軍に撃たれて、
ほぼ全身不遂みたいになっちゃって、でももうそのお母さんと一緒に洞窟に避難せざるを得なくて、
洞窟は衛生状態が悪いんで、そこでまた別の病気になってしまったりして、
最終的には亡くなってしまうっていう様が描かれたりして、実際に人も亡くなっているし、
そういうのを見ると、まあね、こういう時に我が身に起こったら恐ろしいというしかないし、
あらゆる権利が奪われている人っていうのがいるっていう事実に、本当に戦慄するというしかないですね。
あとね、また怖いのはね、襲ってくるの軍だけじゃなくて、入職者も攻撃してくる。
そう、入職者が武装して攻撃してくるっていう、つまり普通の市民ですよね、向こうは。
イスラエル市民が奪った土地に住んでて、そこからさらになんか銃持ってね、襲ってくるみたいな。
で、実際にこの人がね、撃たれるシーンも入ってるんですけど、
で、まあその、警察部はそのイスラエルの警察しかいないので、彼らに訴えても、もうほぼほぼ全部無視されるっていう、そういう状況があるらしく。
いやー、ここでね、暮らすっていうのは、本当めちゃくちゃ同意しかないなという、実態が見える作品になっております。
というわけで、まああんまり自分もどう捉えていいか整理がついてないですけど、まあそういう現実に起こっていることをね、取材した、まあ本当に重要な作品だと思いますし、
これを作ったのがね、その最初に言ったように、パレスチナ人とイスラエル人の混合チームっていうのは、まあそのひどい現実の中でも一つ、
ちゃんとこういう現実に心を痛めているイスラエルの人もいるっていうことをね、象徴する事実だと思いますので、そういう意味でもこの映画はとても重要な一作ではないかなと思います。
映画の意義と拡大
はい、今回ね、アカデミー賞を取ったことで、さらにもうちょっと上映が拡大したり、ロングランになるといいなと思いますので、私もあえて応援していきたいなと思います。
はい、では今日はドキュメンタリー映画、ノーアザーランドについてお話ししました。ありがとうございました。
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