サマリー
美術館の常設展に焦点を当てた書籍『常設展へ行こう!』について語られ、多くのキュレーターの意見が収められています。さまざまな美術館のコレクションや歴史も紹介されており、美術館好きにはたまらない内容となっています。
常設展の魅力
こんにちは、ninjinkunです。
常設展へ行こうという本を読みまして、これはほぼ日刊愛都市新聞というサイトに連載されていたものを本にした本らしいんですけど、
そうなるとおり、美術館の常設展に行ってみようという企画の本でして、これも多分アトロクで紹介されていた気がします。
私も最近、結構時間があるのを利用して美術館とか博物館に行ってるんですけど、
その中でも常設展というのはね、普通というかよくある多分美術館の行き方って何かしらの企画展、例えば印象派展とか語法展とか、
そういう企画展を目当てにしていくっていう人が大半かなと思うんですけど、そのついでにコレクション展とか、そういう常設展がセットで入れるパターンって結構あって、
そういうふうにして美術館の中には常設展を持っているところがありますと。
で、この本はその常設展に着目している本ですね。
これ結構良くて、私も最近結構常設展に、ちょうど常設展の良さが分かってきたところなんで、そのタイミングで読んで良かったなっていう感じで、
各いろんな美術館の実際の学芸員の人に、それぞれの美術館の常設展の魅力を語ってもらうっていう企画になってて、
最初に東博から始まって、東京都現代美術館、横浜美術館、アーティゾン美術館、東京国立近代美術館、群馬県立立林美術館かな?
そして大原美術館、DIC河村記念美術館、青森県立美術館、富山県立美術館、ポーラ美術館、国立西洋美術館とね、
なかなか層々たるメンツが登場するという感じですね。
私もこの中でも行っているものも結構ありますし、まだ行ったことがない中では、アーティゾン美術館はないし、群馬県立立林であっていると思うんだけど、ちょっとちゃんと読み方を調べよう。
合ってました。立林美術館ですね。ここは彫刻をね、フランスはポンポンっていう、ホルセイ美術館にある白熊で有名な人なんですけど、この人の彫刻をいっぱい持っている彫刻主体の美術館らしくて、
群馬は群馬県立近代美術館も行ってみたいから、ちょっとね、これは近々群馬に遠征してみようかなと思っている次第ですね。
大原美術館は行ったことないんで、これは岡山の倉敷にある美術館らしくて、どうも日本最古の私立美術館らしいんで、
ここもね、昔のその実業家の方のコレクションをベースにしているすごい良い美術館らしいんで、ぜひ行ってみたいなって感じですね。
あとはだいたい、富山県立美術館も行ったことないから行ってみたい、良さそうですね。あとポーラ美術館もまだないかな。
という感じで、なかなかね、行ってみたい美術館も増えて良かったなって感じですね。
横浜美術館なんかはこの前ちょうど行ってきたんですけど、リニューアルオープンしたの今直後なんですけど、これをね読んでから行ったんで、
これがリスの現代アート館みたいなリスっていうタイトルで、ビールジョッキの横にモフモフの毛皮を置いただけっていうアートがあるんですけど、
そういうのも見れて良かったし、ちょっと横浜美術館はまたしようかなと思います。
で、私がこの中で好きなのは、行った中だと国立近代美術館。この話は多分前も一回してると思います。すごい好きだし。
DIC河村記念美術館は閉館しちゃったんですけど、閉館直前に滑り込むことができて、もっと早く行けば良かったと思いました。
一応縮小して六本木に移転するという話ですけど、どこまで前の感じが残るかはね、
やっぱり建築込み、やっぱり美術館って建築も一つ楽しみではあるんで、ビルの中とかに入ったらちょっとつまらないなとかありますね。
あとは国立西洋美術館。ここはもう大好きなんで、多分自分がこういう美術館に目覚めたというか、すごく行き出したのは西洋美術館がきっかけじゃないかな。
その前もね、京都時代に京都の一律美術館とか行ってましたけど、特に常設展が一番面白かったのは西洋美術館かもしれない。
これはすごく印象に残ってて、今でも西洋美術館の常設展、たまに行きますね。
という感じで、それぞれのね、この本は美術館のキュレーターの人が美術館成り立ちとか、あとどういう意図でそのコレクションが集められてきたのかっていうことを喋っているのもこれも良くて、
やっぱり、そもそも自分はその美術館の裏側ってそんなに知らなかったわけなんですけど、やっぱり多いのは何かしら実業家の人が作ってたコレクションを寄付してそれを元に作りましたっていう、
西洋美術館なんかも松方コレクションってやつをベースにしてるんですけど、そういうパターンもあるし、行政がここに美術館を作りましょうと言って作ったパターンもある。
横浜美術館とか富山県立美術館とかはそういうパターン。
でも、そこからまた美術品を買い集めなきゃいけないっていうのもあって、
この大原美術館とかはたまたま、これはでもお金持ちが作ったパターンかな。
どの美術館が持ってる美術作品もその時代だから買えたみたいなのがあって、今だったらもうとてもじゃないけど買えないですとか、そもそも出てきませんとか、
そういう作ったタイミングによってコレクションの内容が変わってたりするんで、それも歴史があって面白いし、
この美術館をどういう性格にしようかっていうことを最初に決めた人たちが大体いて、今でもその趣旨を守っていたり、それを拡張したりしながら、
キュレーターの人たちが日夜企画展や常設展を開催したり、さらにその美術を買い集める人たちがいたりして、そういう風に美術館が作られているんだっていうのが、
美術館の歴史とコレクション
とても一人一人のキュレーターの方のお話からわかるっていうのは、キュレーター学でいいですね。
これはとても美術館好きとしては推せる本だなって思いましたね。
基本的に回はインタビュー的な感じで作られているんで、とても読みやすくて、本当に寝る前にパラパラ読むだけでも、次はこの美術館行ってみたいなっていう感じで読めるのがいいなと思います。
という感じで常設展へ行こうという本を読みました。ありがとうございました。
07:45
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