サマリー
映画「入国審査」は、アメリカへの移民をテーマにした短編作品です。主に入国審査での出来事が描かれており、特に主人公のカップルが移民として不当な扱いを受ける様子を通じて、移民問題に対するリアルな視点を提供しています。
映画の概要
こんにちは、ninjinkunです。
今日は、この前見てきた映画、「入国審査」の話をしようと思います。
これは結構最近話題だったんで、知っている人もいるかもですけど、
その名の通り、入国審査をテーマにした映画で、90分と短い映画で、しかも場面が多分3場面ぐらいしかないんですよね。
最初に冒頭、車に2人のカップルが乗っているところから始まるんですけど、
彼らがどうやらこれから空港に向かうらしいというところから始まって、
彼らはアメリカに着いてですね、ニューヨークですね。
ニューヨークに着いて、そこから別のマイアミかなに行こうとしてるんですけど、
途中で彼らがアメリカへの移民のために来たということがわかると。
そしてですね、入国審査がテーマなんで、もちろん入国で何か起こるんだろうと思っていると、
核心の部分のネタバレは一応避けようと思うんですけど、
入国しようとしていると、入国審査で止められて、ちょっと来てくれと。
フォローミーって言われて行くと、別のところに連れてかれて、ここで待ってろと。
で、やばい、乗り継ぎあるんだけどっていう。マイアミに行かなくちゃいけないんで、
乗り継ぎあるんだけどって言われて、言ってもみんな待ってるからって言われて、はいみたいな。
で、この主人公の男性の方のおじさんがニューヨークに住んでて、
そのおじさんと乗り継ぎの間にちょっと会って、飯でも食おうへということになったらしく、
いや、おじさん外にいるんだけどみたいな。
でももうね、そこの場で携帯使っちゃいけませんみたいな。
ここはする本禁止ですみたいなこと言われて、携帯使えないから連絡できないと。
で、なんちゃかんちゃしてるうちに別室に連れてかれてですね、別室奥行ってやつですね。
で、ここで尋問というか、インテリジェーションで尋問かな、尋問が始まるというのが大まかなストーリーですね。
で、この尋問の中でいろんなことが分かっていくっていう話で、
だから場面が本当にこの3場面、タクシー、着いたところの入国のイミグレーション、その後の別室、これぐらいなんですよね。
登場人物とストーリー
めちゃくちゃ低予算だと思うんですけど、
まあそうですね、自分としては期待値上げずに見たら面白いんじゃないかなって、
自分はちょっと期待値が高かったんで、こんな感じかって感じだったんですけど、
それこそテレビを夜中につけてて、パッて映った映画でこれ見れたら結構良かったなって思う気がする。
それぐらいの映画ですね。
たまたま見て90分でシュッと終わって、おおって思えたらラッキーみたいな、それぐらいの映画じゃないかなって小粒な作品ですけど、
まあでもアイデアではあると思います。
そんなにめちゃくちゃすごいことが起こるわけではないんだけどっていうね。
で、なんで彼らが止められたかっていうと、
片方の女性の方は、二人ともバルセロナから来てるんですけど、
女性の方はスペインの市民なんですけど、男性の方はベネズエラ出身で、そこからスペインにやってきて、
スペインで国籍を取得しようとしてるんだけどまだ取れてなくて、
その間に女性の方がアメリカのグリーンカードに当たったからアメリカに来たっていう、
そういう立場なんで結構立場としては弱いし警戒される。
つまりベネズエラ出身で、スペインの国籍もなく、しかも自分がグリーンカードに当たったわけでもないっていうね。
なので、この男性が女性を利用して移民しようとしてきてるんじゃないかってことを警戒されて、めっちゃ意地悪なことされるっていうね。
はい、そういう映画です。
映画のメッセージと評価
まあ、あの、イミグレで嫌な目に遭ったっていう人は結構多いんじゃないかなと思うんですけど、
自分もアメリカにいろんな10カ国ぐらいたぶん行ったことがあるんですけど、
今まで行った国の中で一番イミグレで気分悪いのはアメリカですね。
なんか全員めちゃめちゃ不機嫌だし、稀にニコッとしてくれる人いるんですけど、
全員不機嫌だし、特に英語ができなかった時は、
なんかもう一度言ってとか言うと全然もう一回言ってくれなかったりとか、
なんか、なんですかね、明らかにこっちをなんかもう見下してくるような態度で接されるみたいなね。
幸いは別層国になったことないんですけど、
そういうね、たぶんこのイミグレーションで嫌な目に遭ったって人はそれなりにいるんじゃないかなと思うんで、
だからこの映画がね、結構共感を呼んでるんじゃないかなと思うんですけど、
あんまそれ以上でもそれ以下でもないかなっていう感じの映画ですね。
でもその難民とか移民とか、そういう問題を結構リアルに描いてるっていう側面はあると思ってて、
アメリカもね、そのグリーンカードの抽選をやってるぐらいだから、
ある程度移民を、もともとアメリカは移民の国だというのは知られてますけど、
今でも移民を受け入れてはいるんだけど、
実際は結構選別してるんだよねっていう、
誰でもウェルカムって国じゃないんだよなっていうのが非常によく現れてる映画だなと思いましたね。
日本はもっと受け入れてないんで、もっといろいろあるとは思うんですけど、
とにかくアメリカはこんな感じかっていう。
この人が、監督が実際にベルゼル出身で、どうも自分の実体験をもとにして作ったということなんで、
多分似たようなことがあったんじゃないかなと。
全く嘘には見えないっていう感じがするんでね。
まあ百色はあるでしょうけど。
なんで結構共感できるポイントはいろんな人にあるんじゃないかなって、
特にやっぱアメリカに入国した経験を持つ人はあるんじゃないかなと思いますね。
自分はなんとこ移民する予定はないけど、
いやもしそういうことがあったら、やっぱ最初の入国めっちゃ緊張するだろうなっていう。
彼らも書類は完璧に揃えて、移民弁護士にも相談して、
たぶん自国でアメリカ大使館で面接とか受けてみたいなことをクリアしてきてるのに、
いきなり止められて、めちゃくちゃいろんなことを聞かれるっていうね。
いやー、いろんな人の悪夢を形にしたような映画かなって思いますね。
ちょっと自分の希望というか、もっとこうだったらいいのになっていう映画に対してのそういう気持ちがある部分があって、
この作品の中では尋問してくる側が一方的にいじわるな存在として書かれてるんですけど、
なんで彼らはこんなに不機嫌でこんなにいじわるなのかっていうことの背景をもうちょっと書いてくれると、
ワンサイドにならずに、もうちょっと社会的な意味を持つような作品になるのになっていうふうに思いましたね。
おそらく、たぶんそこには構造的な問題があるはずなんで、
単純にあんまりいいティールの仕事じゃないというのかもしれないし、
何か世間からあまりよく思われてないのかもしれないし、
異常にストレスがかかっている職場なのかもしれないし、
冒頭にトランプ大統領の演説みたいなものが少し入ってるんで、
なんとなく政治の方面から圧力がかかってそうな匂わせはあるんですけど、
それが彼らの行動にどう結びついているかは全く書かれてないんで、
そこが少し自分としては物足りないかなっていう、
単純に移民しようとした人が嫌な目に遭いました。
以上で終わってるんで、そうかみたいな感じですかね。
正直、映画館で見なくてもいいかなって思います。
ネットフリックスとかでいいような気がしますね。
なんかちょっと軽くしちゃった。
結構見ても楽しいんで、楽しくないな、嫌な気持ちになりますけど、
悪い映画じゃないと思います。
話題になるだけはあるし、
やっぱり低予算でここまで成立させる話を面白くするっていうのはすごいなと思うから、
話題になるだけあるなと思いますね。
はい、それでは今日は映画入国審査についてお話ししました。
ありがとうございました。
09:42
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