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聴くNIKKEIリスキリング
はい、こんにちは。NIKKEIリスキリング編集長の桜井洋です。
この番組は、代わり大組織と成長したいビジネスパーソンをガイドする
NIKKEIリスキリングに掲載した記事を深掘りしたり、
ビジネスパーソンの学びに役立つ話をお届けしたりするポッドキャストです。
編集チームのメンバーやゲストの方と、ちょっと横道にもそれながら、
ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
アスリートやアーティストなど異分野で活躍する方をお招きして、
ビジネスパーソンにとっての学びのヒントを探る異分野トークシリーズ。
前回に続き、北京五輪男子400mリレー銀メダリスト浅原信春さんと、
コミュニティエディターで元Jリーガーの曽田雄志さんにお話を伺ってまいります。
前半に引き続き後半もよろしくお願いいたします。
お願いします。
すみません、前半ちょっと興奮して。
ちょっと落ち着きましたね。
ミドルシニア、ミドルの星浅原さん、ほぼ同い年。
昨日もですね、私は夜息子が眠れないっていうので、
ずっと夜中1時から2時くらいまで家の周り走ってまして、
普段は走んないんですよ。あんまり走るの嫌いで。
明日浅原さんに会えるかなと思って、全然クじゃなかったです。
全然クじゃなかった?
めっちゃ走りました、昨日。
じゃあ今日からも続けてください。
それが大事ですよね、確かに。
何回もね、前半の最後の方で申し上げましたけども、
9月の23日ですよね、京都の全日本マスターズ選手権で10秒93を出されて、
かなりいろいろなニュースにもなりましたし。
そうですね、バズってびっくりしました。
そんなにだから、さっき前半でお話したみたいに、
50歳のおっさんが10秒台で走って、
興味がある人がこんなにいるんだと思って、びっくりしたんですよ。
そうなんですか?
僕的にはやっぱり体きついし、
この価値をわかってくれるのは同世代の人たちかなと思ってたら、
結構ね、この前のイベント行ったりしたら、中学生くらいから
10秒台すごいですねって言ってくるんですよ。
これどういう現象なんだろうと思って。
もしかしたらお父さんとかと年齢が近くて、
お父さんが10秒台で走ってるって想像したらすごいなって、
いう世界なのかなと思って。
若い子がだって、中学生って今年だけでも10秒台で走る子って、
7、80人くらいいるんですよ。
7、80人なんですか?
今すごいんですよ。
ものすごく記録がみんなに伸びてきてるんですけど、
そういう子たちが50歳のおっさんの10秒台に興味があるって、
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これ何なんだろうなって、ちょっと考えましたね。
それ謙虚ですね。
謙虚ですね。
謙虚というか、おっさんはわかるんですよ。
4、50代の人がまだ10秒台で走るのってのはわかるんですけど、
若者がおめでとうございますって言ってくれるっていうのが、
ちょっとよくわかんないですね。
でもどんなふうにご自身、9月23日からですから、
でもそうか、そんなに2、3週間経って、
どんなふうに受け止めてらっしゃるんですか?
僕自身は去年くらいから京都で全日本マスターズがあるんで、
ちょうどキリがわかりやすい50代で、
50で100メートル、10秒台っていうわかりやすいフレーズで、
自分で目標を立ててやってたんで、
それが達成できたっていうのがすごく満足感はありますね。
でもさっき前半でお話しされたみたいに、
10秒って言っても幅あるじゃないですか。
10秒0から10秒99まで。
その中で言うと、もうちょっといけそうみたいな雰囲気もあるんですか?
うん。それがちょうど10秒88っていうのが世界記録なんですよ。
これまでアメリカの人が出して持っている記録が10秒88があって。
この前僕が出したのが、追い風参考って言って、
ちょっと風が吹きすぎてるんで、
それが公認記録にならないといけないんですけど、
それにしても結構近い状況で、
50歳の人が10秒台で走ったって、
まだこれまで人類史において、
4人かな?3人か4人しかいないんですよ、世界で。
本当ですか?
えー。
さまじいじゃないですか。
さまじいですね。
そういうことを聞くとすごいんだなと思うんですけど、
せっかくなんで10秒88って近くなってきたんで、
行きたいなと思ってます。
人類史上初めて更新する可能性があると。
そんな奴がいない。
でもみんな頑張ってますもんね、50歳で。
60歳では普通に11秒1とかで行きそうですよね。
やってるかどうかわかんないけど。
ビジネスパーソン向けなんで、
あんまり走り方とかに深く言ってもあれなんですけど、
ちょっと伺ってみたくて、完全に素人で僕見てて、
朝原さんの京都の走り、
他の方ももちろん素晴らしいランナーだと思うんですけども、
全然違って見えたんですよ。
全然違って見えて。
どう違うんですか?
エンジンがこのお腹の中にあるようで、
それが回って手足が動いて、
それがどんどん加速していくような、
そんなような走り方だったなって思ったんですよ。
だから走ってるんじゃなくて、
手足で走ってるんじゃなくて、
エンジンが動いてますっていうふうにすごい見えて、
3,40回見たんですけど。
普通の人というか、
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指導者とか選手じゃなければ、
そんなふうには普通は見えないんですね。
本当に今思ったんですか?
はい。
いや、本当に思いました。
それは私がいつも心がけてることで、
中心から末端にかけて力は発信されないと、
怪我に繋がったりもそうですし、
大きなパワーって出ないんですよ。
スプリンターがお尻が大きかったり、
その下ですね、ハムストリングスがでかいっていうのは、
黒人選手からそうなんですけど、
やはり体の体幹ですね、
ど真ん中がエンジンになってて、
そこから大きなパワーが出るっていうのが理想です。
それがずっと朝原さんの走りはそういうものなんですか?
あるいは引退されてからですよ。
どうやってそのエンジンを磨いていったのかなっていうところが、
まさにリスキリング的な観点でも興味あるなと思って。
それは一回36歳まで、
もちろん同じです、原理は一緒で、
最大エンジンで大きくして、
そこから辞めて、
10年間競技しなかったんで、
どんどんそのエンジンがちっちゃくなっていって、
普通に過ごしてたんですけど、
そこからまたマスターズに加わったということで、
また体作りしていって、
エンジンでかくしていってるって感じです。
けがしてるんですよ、初めの。
マスターズ参加する年は3回肉離れしてます。
やっぱりもうね、それに感覚は残ってるんですけど、
同じように走ると体が壊れる。
エンジンの大きさは現役のピークの時と比べて、
全く同じサイズには戻らないじゃないですか。
絶対戻らないです。
だから出力自体はエネルギー自体は減ってるじゃないですか。
減ってますね。
タイムで言うともちろん現役のときは落ちてるかと思いますけど、
効率とかその他の手足、
エンジン以外のものの使い方がどうなっていったんですか?
現役の時は現役のパワーと、
それに合った技術っていうのがあるじゃないですか。
今は今のパワーがあって、それに沿った技術っていうのがあるんですよ。
なので現役の時とはあんまり比べ物にはならないというか、
比べてないんです。
今の状態でタイムが出るような形というか、技術ができた。
だから過去の成功体験の残像に引っ張られるのではなく、
今の自分らしいアジャストをしている。
そうしないと仕方がないですよね。
昔はこうだったんだけどなってやってるのとはちょっと違ってて、
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練習時間も違うし、回復時間も違うし、
体のケアも全くしてないし、
ウェイトトレーニングも10キロのベスト着て山登りしてるとかそんなので、
ちょっと全然違う楽しみ方をしてます。
これ、36歳で引退されて46歳でまたマスターズに復帰されて、
52歳でこの間記録ですけども、
36から46で10年、そして46から52で6年じゃないですか。
この6年の間でもどうでしょう?いろいろ段階があったんですか?
やっぱりね、初め怪我したところから始まって、
やっぱりとはいえそんなに簡単に復活しないよなっていう時期が結構長かったです。
そうなんですね。
でも地道に毎年3試合ぐらい試合入れて、
それぐらいは前もって試合エントリーするんで、
エントリーするからには練習しないといけないなっていう形でやってたんですけど、
ちょうど今年京都に住んでるんで、京都地元で全日本マスターズあるからってことで、
1年間は結構去年とかは週1ぐらいではガツンと練習して、
継続してやってたらだいぶ戻ってきました。
週1でガツンとして、
現役の頃はもうまさにフルタイムアスリートじゃないですか。
でも46歳からはフルタイムアスリートではなくて、
もちろん違います。
どういう方なの?
浮遊タイムアスリート。
なんだろう、お仕事もあるし。
佐々木さんも含めてですけども、マスターズに挑戦されてるような方って、
どういう方なの?
いろいろいますよ。
トップの方もいろいろいて、結構時間があって、
よく練習されてる方もいれば、毎日仕事前に走ってるっていう方もいらっしゃって、
私の場合は陸上クラブの運営とかもやってるんで、
そこの会員さんと一緒に走るってことも、できるのはできるんですよね。
あと陸上部を見たりしてるんで、
そんな中でちょこちょこ体を動かしながらっていう感じですね。
あとはね、最近思ったのは、
ガツンと練習したら、もう50歳になると、
それの回復っていうのがものすごく時間かかるんですよ。
だからガツンまでいかないところで止めて、
ちょこちょこ小出しに練習する方が効果が高いっていうことが、
僕にはですよ。
いろんな人には当てはまるかわかんないですけど。
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だから家とかで帰ってきて、ちょっと早めに帰ってきたら、
家に行くついでに15分から20分くらいですか。
一回体立ち上げて、ダッシュまではいかないですけど、
そこそこのジョギングよりは速いスピードで、
結構川べりとか走って、すぐ帰ってくるみたいなことをやるだけで全然違う。
小出しにする。
フルタイムアスリートの時と今では、
そうすると自己管理のやり方が全然違う気がするんですよ。
今の自己管理のあり方こそ、
いろんなビジネスパーソンにすごく役に立つんじゃないかな、
参考になるんじゃないかなと思って。
自己管理、朝原さん流の自己管理ってどういうものですか。
空いてる時間にできるだけ体を動かすっていうことと、
あともう回復とかは選手の時みたいに仕事休んだりできないんで、
それはもう自然回復しかないんですよ。
だからできるだけトレーニング動いた後は栄養を取るようにはしてます。
しっかり。
お風呂に使ったりって感じですかね。
普通の、本当に普通のことです。
仕事もあって家庭もあって。
そうですね。
いろいろなことを50歳ぐらいになると、
いろんなことを抱えながら何か自分の夢に向かって動くっていうところだと思うんで、
それをうまくいろいろ朝原さんを見習って、
夢に向かっていろんな方に動いてほしいなって思っちゃったので。
なんか年齢の時はオリンピック出たいと思ってからオリンピック出られて、
でメダル取りたいと、みたいな絶対勝ちたいみたいな勝利とか結果を出すことへの要求ってすぐ強いじゃないですか。
でもさっきおっしゃったように10秒台出したいなみたいなどっかであったとしても、
オリンピックのメダルを目指してた時のコミット感とは違うような気もするんですけど、
やんなきゃいけない、やんなきゃいけないっていうよりは、
日々充実した時間をしっかり過ごしてたら到達するんじゃないかみたいなぐらいなんですかね。
元々の自分が走り始めたのも声かけてもらったっていうのもあるんですけど、
ちょうど現役から10年経ってあらゆるところの筋力とか体の衰えを多分一般の方よりも感じると思うんですよ。
アスリートなんで。
このままいったらやばいなっていうのは自分の中で思ってたんですよね。
ちょうど10年経った時に声かけてもらって、なんかこれしないとダメだって思ってた時に、
そういうマスターズっていうのがあったので、そっちに行き始めた。
やっぱり勝ちたいというよりは今の自分の体の機能を戻すまではいかないですけど、
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現役からちょっと落ちすぎてるなっていうのがあったんで、それ戻したいっていうのは確かにありましたね。
だからその元々の基準がアスリートの場合あるじゃないですか。
自分のあの時の体の感じとかコンディションっていうのを分かるからっていうのはもちろん大事だと思うんですけど、
でもやっぱりやらなきゃいけないことがビジネスマンの方も多すぎるじゃないですか。追われていて。
だからリスキリングも何か目的を持ってやられることも多いと思うんですけど、
やらなきゃいけないやらなきゃいけないってことに追われるようなもう追加要素にもなりかねないじゃないですか。
だからどこかでリスキリングってスキルを改めて身につけるってことだと思いますけど、
ちょっと楽しみながらとか余白を持ちながらされる方が継続しやすいんですかね。
確かにそうですね。
なので練習って言っても、ついで練習が多いっていうのと、
あとはジムでね、昔はウェイトトレーニングとかでシャフト持ってやってましたけど、
そういうのをやろうと思ったんですけど、やっぱりモチベーション的にちょっと続かないので。
分かる分かるとか全然違うけど分かる。
私はやっぱり山が好き、山というか自然が好きなんで、そこに行くと気持ちもリフレッシュできますし、
あとなんか、そういう機械的な体の動かし方よりも、
普段の動かし方で負荷をかけようっていうので、
持ってというよりはベスト、10キロベストで担いで、
普通に山を駆け上がったり下ったりするっていう。
亀仙人の初期の修行みたいなことですよね。
何かなと思って亀仙人じゃないですか、ドラゴンボール初期の。
そういう考えなんですよ。
だから選手の時とはちょっとやっぱり別の楽しみを持ちながら鍛えるみたいなことをしています。
だからストイックからある意味一部解放されたからこそ、
作ることができた幅とか、見えなかった価値が今現れてる感じですよね。
これでもいけるのかっていう新しい基準ができたら楽しいじゃないですか。
選手の時と同じことをしてたら、あの苦しい時を思い出すみたいな。
それじゃちょっとモチベーションにならないんで。
そっか、苦しさは今はない?
ほぼない。走ったら結構きつい時とか、めんどくせえなってなる時はありますけど、
でも山行ったら気持ちいいですし。
その境地になればリスキリングして、
自分も新しいキャリアを作らねばならないとか、
これを身に付けないと会社の中でいいポジションを得られないとか、
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やっぱりねばならないでいっちゃいがちなんですけど、
そこをうまく抜け出た方がいいんだろうなと思って。
例えば今トップの選手を見たりもするんですけど、
感覚的にこっちが鈍ってると見てもピンとこないことがあるんですけど、
自分を磨くと、なんかおかしいとか、こうしたほうがいいとか、
そういうのが見えてきたりするんで。
あと解説とかもやってるじゃないですか。
解説でいくらトップの人ずっと見てても、
自分の体が動かなかったら多分想像がつかないと思うんですけど、
なんとなくこれはこういう動きでこんなことを意識してるのかなとかっていうのが見えたりするので、
それが解説の言葉に出たりするので、そっちにもつながってるんじゃないかなと思います。
よかった、僕昨日1時間走ってよかったです。
今日イカされてましたっけ?
分かんない、分かんない、分かんない。
さっきのエンジンのところとか。
エンジンのところ、そうですね。
それは間違いないですね。
小さな勇気にあった。
小さな勇気にあった。
小さな勇気にあった、まさやさんの話。
それがあって。
よくわかんない、すいません。
ありがとうございます。
あとですね、今まさに個人のリスキリングのお話を聞いていきましたけども、
50歳、世間もそうですけども50代くらいになると、
自分だけではなくて、社会とか組織とかそっちの方にどんどんつなげて、
自分のスキルを高めるだけじゃなくて、チームを高める。
社会を良くする。
そういうところもだんだん重要になってくると思うんですよ。
それがないと寂しいし。
園藩さんはそのあたりどういうふうにやってらっしゃるんですか?
今、社会貢献っていうことで言うと、陸上クラブの運営をしてるっていうので、
子どもたちの育成っていうのと、地域のコミュニティ作りっていうのがあるんですけど、
もう一つ、選手のセカンドキャリアということで、
選手上がりの人たちが指導者になって、
そこで常駐で教えてくれてるっていうのがあるので、
その選手たちの活躍の場を作っていると。
それは陸上の話なんですけど、
そういう競技を越えてアスリートネットワークという団体を作ったので、
そこで曽田君とも会ったんですけど、会ったというか、
こちらから押しかけたんですけど。
そうですね。わざわざ来ていただいて。
北海道に行きまして。
そうなんですね。
10年。
2010年にできたんで。
10年ちょっと前ですよね。
アスリートネットワークはそんな長い歴史が。
そうですね。
そこでいろんなアスリートたちの、
それこそネットワークそのままなんですけど、
ネットワーク作りをしようということで、今も活動してます。
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10年以上経ってアスリートのネットワークってどういうふうになってきてるんですか?
初期の理事はみんなちゃんと活躍して、
それなりのポジションになってるんですよ。
だからみんな忙しいのは忙しいんですけど、
今やっぱりやらないといけないのは、
その次の世代が僕たちが立ち上げた時みたいな感じで、
その次の世代を見据えて活動しないといけないという時期に来てるなというふうには思いますね。
それはまだあれですか、次のビジョンというのがまだこれから。
そうなんです。ちょうど今それをやらないといけなくて。
佐田君にも相談してるんですけど。
でも本当にアサラさんと最初出会ったのが、
アサラさんはアスリートネットワークっていう人、
僕は北海道で僕なりに頑張ってたみたいな時だったんですけど、
アスリートを今いろんな社会貢献活動みたいなのを意識されてしてる方は増えてきてきたと思いますけど、
当時はやっぱりまだまだそんなに多くはないなって自分は印象も持ってて、
しかも種目を越えて、垣根を越えて、いろんなアスリートとつながりながら社会を良くしようとか、
子どもたちの未来を豊かにしようとか。
特に僕の印象ですと、陸上のアスリートってリレーの場合集団でやりますけど、チームでやりますけど、
やっぱり自分の体にいかに向き合うかとか、そっちじゃないですか。
地面から反発をいかに効率よくもらうために自分の体と動きと向き合うから、
自分のことを考えるっていうことが結構習慣になっている方が多いので、
わがままな人って意味じゃないですけど、社会を良くしようっていうよりは、
自分たちとか自分の業界のことに注力するみたいな方が多いのかなって印象を持ってたんですけど、
浅野さんはずっとそういう社会みたいなことに対してもすごく視野が広い方なので、
それが僕もすごく嬉しいですし、自分のモチベーションにもなっていたので、
僕は僕でチャレンジしていることが、浅野さんがやりたいこととか、
やられていることに何かお役に立ちたいなあみたいなことはずっと思いながら、
たぶんご連絡はさせていただいて、お話をさせていただいて、
この後もそういうようなお話のミーティングがありますけど、
すごく貴重なレジェンドだなというふうに思います。
ありがとうございます。ミドルの星です。
ベタモメです。
コミュニティエディターはすごいですね。
人をそういうふうに気持ちよくさせて結びつけていくんですよね。
ただ嘘は言わないです。
アスリートの社会的価値ってよく言われますけど、
端的にどういうところにあるというふうに浅野さんはお話しますか?
社会的に言われるというか、企業とかでも期限を決めて成果を出さないといけないというのは一緒だと思うので、
その辺とか。さっきお話した自己管理のところとか、モチベーションとかの持ち方とかもそうだと思いますし、
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その辺って一通りアスリートってやってきてることなんじゃないかなと思うんですね。
それを競技には当てはめられるけど、実社会ではなかなか当てはめられないという状況が結構これまで、
アスリートのセカンドキャリアで苦しんできたところだと思うので、
もうちょっとそれを形にしたり、そういう方法を見つけていけば、
もっとアスリートが社会で活躍できる場が増えるんじゃないかなと思います。
日経リスキリング、こういうきく日経リスキリングでコミュニティエディターに結んでいただいて、
なぜやってるかというと、今おっしゃったようなアスリートの社会的価値をビジネスパーソンに提供することで、
ビジネスパーソンも成長できますし、そこの言語化の回路っていうのがありそうであまりなかったなと思って、
そういうところを沢さんと一緒にできればなと思って、こういう。
通訳装置みたいな形で機能できたらなっていうのと、慣れていくと思うんで、みんな。
なんか言語に、新しい言語かもしれないですけど、アスリートの皆さんにも慣れてもらうと、もっとできることがあるんだと。
僕は100メートル走しかできないとかサッカーしかできないんじゃなくて、
サッカーができるってことは社会でこれができるってことなんだってことを具体的に認識してもらうだけでも、
多分それこそセカンドギャルのエンジンというか大事なものになると思うんですよね。
そういうトレーニングはなかなか今まで多分日本ではされてなかったと思いますんで、それを丁寧にしていきたいですし、
そういうことを促進できるような機会、たとえプロジェクトとかイベントでも何でもいいんですけど、
それを沢山作って、いい成長、学び合いの場を沢山作っていけたらなと思います。
まさにリスキュリング的な話で学び合いの場を作れるといいですね。
そうですね。
なんかやっぱり今ね、いろんな技術が発達、テクノロジーが発達してて、
AIとかがもう何でもやっちゃうじゃないですか。
スポーツってやっぱり体がないとできないので、
感覚を磨いているとか、なんか体を鍛えているとか、
そういう経験ってこれからの人間にすごい重要なんじゃないかと思ってて、
それはスポーツだけではなくて、音楽とかもやっぱり体の表現じゃないですか。
文化的なところもこれからもっと価値が出てくるというか、
その辺のノウハウをもっと見える化していくと、
もっといいんじゃないかな、もっと楽しいことが訪れるんじゃないかなという風には考えてるんですよね。
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まさに我々の目論見と近いですよね。
まさに。ありがとうございます。
はい、ということでそろそろ時間のようです。
最後にVenus7の皆さんに一言。
浅原さんから一言いただきたいと思います。
一生懸命スキルを磨いたりとか、
あとミドル、シニア、50代くらいに差し掛かって、
さあこれからどうやって自分のキャリアを作っていこうとか、
ちょっとモヤモヤしているようなVenusパーソナルの皆さんがエールを一言いただいて締めにしたいと思います。
エールというかですね、私自身も今そういうキャリアのことを考えている世代というかね。
ちょうど50歳超えて、会社の中でもまあまあ部下を持ったり、結構忙しい方はめちゃくちゃ忙しくて、
家族の中でも子供がだんだん大きくなってきて、ゆとりも出てきたりする時期だと思うんですけど、
今後の自分のキャリアどうするんだっていうふうに考えたときに、
別にそれは私からのエールというよりは私自身のことも結構そうなんですよね。
なので、自分には何ができるのかっていうのをもうちょっと掘り下げて、皆さんと一緒に頑張っていきたいっていうのが本音ではあります。
また完全にオフ会ですね。リアルなオフ会をやりましょう。
先着50名様、こちらまでご応募ください。
もう少しそのあたり具体化したら皆さんにお知らせします。
はい、では今日はどうもありがとうございました。
ポッドキャスターの詳細欄にメッセージフォームのリンクがありますので、
番組の感想や呼んでほしいゲストの方はどんなことでもメッセージをいただければと思います。
あとSNSのハッシュタグはキクNRでお願いいたします。
キクは耳辺のキク、NRはローマ字になります。
こちらでも感想などどんどんポストしてください。
浅原智亜さん、2回にわたってどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、それではまた次回お会いいたしましょう。
お相手は日経りスクリーン編集長の桜井陽でした。
本日のゲスト、浅原信原さんと曽田裕史さんでした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございます。