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はい、こんにちは。NIKKEIリスキリング編集長の櫻井洋です。
この番組は、変わりたい組織と成長したいビジネスパーソンをガイドする
NIKKEIリスキリングに掲載した記事を深掘りしたり、ビジネスパーソンの学びに役立つ話をお届けしたりするポッドキャストです。
編集中のメンバーやゲストの方と、ちょっと横道にもそれながら
ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回はですね、アスリートやアーティストなど異分野で活躍する方をお招きし、
ビジネスパーソンにとっての学びのヒントを探る異分野トークシリーズです。
話を聞いていくのは、女子競技日本記録保持者、キングオブアスリート、後、けいすけさんと
そしてコミュニティエディターの
曽田雄志です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
いろいろな方がですね、ここに来ていただいて、
曽田さんもアスリートなんで、大きいんですけど、
今までで一番見上げるような。
そうですね、この小部屋にはちょっとね、サイズがもしかしたら合わないかもしれません。
音声には伝わらないですけど。
この小部屋に。後野さん、身長は?
196センチですね。
体重が95キロありますからね。
はい、理解です。
ほんとスリムなんですよね。筋肉もすごいんですけど、スタイルがね。
シュッとされてますね。
身長高い分、100キロ近いんですけど、見た目はスラッとして見えるかもしれません。
曽田さんと後野さんは、割と長く?
そうですね、10年以上前ですかね。
最初出会ったのはそうですね。
10年以上前。
たまに会うくらい?
当時僕も北海道が多かったですし、シュル君は東京。
東京での国史館での活動が多かったんで、北海道出身なんですけど元々。
北海道ある共通の友人というか、方から紹介していただいて、
そこからこういう関係というか、つながりを持たせていただいて、
年に1回は必ず、ここは最近は空いてたんですけど、
年1以上はお仕事いただいたりとか、お話したりとかするような関係で。
もともと僕自身は曽田さんがサッカー選手で有名だったっていうのは知ってたんで、
そのご紹介いただいた時はもう鳥肌立って。
北海道出身のアスリート同士。
そうですね、あれ大好きですよね。
毎回振るな振るなっていう目をしてますけど振りたいですけど、腕相撲を毎回してらっしゃる。
本当ですか?
やってました。
やってたんですね。
あったら食事に行くとその食事のテーブルを使ってですね。
ガチのやつをやるんですよ。
アスリートのガチの腕相撲見たいですけどね。
ポッドキャストだとなかなか伝わらないので。
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基本強いんですけど、やっぱり後ろ君には勝てないだろうと。
それで自分なりの挑戦を。
最新の試合が5年前くらいなんですかね。
5年くらい前ですね。
確かエビスの某賞で。
エビスの某賞でどちらが勝ったんですか。
もちろん後ろ君が勝ったんですけど、僕は右肘の陣体ちょっと軽く損傷しました。
それで引退されたんですね。
ほぼ引退をしました。
引退されたんですね。
そんなお話。
実習競技って最近ではですね。
国民民主党の玉木さんが元されていたというのでちょっと話に出たりとか。
あとタレントの竹井壮さんもそうですよね。
キングオブアスリートと呼ばれるじゃないですか。
でも日本でたくさんいろんな方がやってるかというとどうなんでしょう。
今競技人口って。
競技人口を数えたことはないんですけど、そもそも100メートル1本走るのでも相当な緊張感を持ってやるわけですよね。
あまり実習競技をやりたいという人は出てこないというのはありますけど、ヨーロッパだったり欧米では非常に有名な競技でして。
極めて尊敬されますよね。
そうですね。
ある某番組ではマラソン、フルマラソン42.195キロを8回分走った総消費カロリーだと。
どういう計算なのかわからないですけど、そうやってテレビで放送されたこともあって。
それだけ過酷だということがわかると思うんですけども。
女子競技をご存知ない方もいるかと思いますので、2日間やるんですよね。
そうなんです。
どういうものか軽く説明していただいていいですか。
競技は2日間行われるんですけども、陸上競技で走る投げる飛ぶを行う競技で、1日目が100メートル走り幅飛び砲岩投げ走り高飛び400メートル。
2日目が110メートルハードル円盤投げ棒高飛び槍投げで最後に1500メートル。
最後に来ると。
最後に1500メートルって。
そうなんですよ。
陸上競技って記録でタイムとか距離とかで記録が決まるんですけども。
陸上競技は面白くて点数で記録が決まります。
100メートル11秒00だったら900点とか。
そういう点数がある計算式のもとありまして、それを10個足したものが自分の持ち記録になるんですよね。
なので点数で競うっていうのがこの陸上競技の他の種目とは違うところではありますね。
満点とかがあるっていうのとはまた違うんですかね。
はないんですけど、0点っていうのはありますね。
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記録が残らなかった点数がもらえないっていうのがあるので、そういった戦略だったりとか。
例えば幅跳び砲丸投げ、槍投げだったり。
そういう種目は3本の中で記録を残さないといけないんですよ。
なので幅跳びで踏切板から3本超えてしまったら点数がもらえなかったりだとか。
そういうのもあるので、風の条件とかそういったものを自分で見ながら戦略を立てて記録を残しにいくのか。
攻めて飛んでいくのかっていうのは、戦士にとっては非常に重要な選択だったりとかするんですね。
今日のテーマ、マルチタスク。
キングオブアスリートの究極のマルチタスクというのが今日の前半のテーマですけど。
河野さんはサッカーをされているので、いろんなスポーツも得意だと思うんですけど。
どういう風に見ていらっしゃいますか。
やっぱり瞬発系と時給系とパワー系、全部混ざっているので。
全部が完璧に得意だ、本当にバランス良い人も稀に言うかもしれないですけど。
やっぱりどこか自分の能力としては、ここは強いけどここは弱いっていうのはあるじゃないですか。
そんな中、10種目にわたって様々な運動をしなきゃいけないので。
どこで折り合いをつけるのかっていうのは、基準それぞれあるんだろうなってすごく思ってますし。
アスリートってある意味完全主義者っていうか、本当に100点とかベストを求める部分もあると思いますので。
その辺りに後郎君がどういうバランスで、どういう折り合いで自分のマインドを保ってたかみたいなのは、
とても学びになるなと思いますけどね。
そうですね。折り合いって多分いろんな軸があるかなと思って。
10種の中で、この点数は伸びる、これはイージー、これはちょっと捨てていくとか、そういう折り合いもあるでしょうし。
多分いろんな折り合いがありそうなんですけども、ぜひその辺りを。
そうですね。当然10種目ありますから、不得意がない人なんか一人もいなくて、得意不得意がそれぞれにあるんですけども。
まずは自分のタイプを知るっていうことがすごく重要で。
当時自分が日本記録を出したときの周りの選手たちってどちらかというと、
走ったりスプリント種目が100、400、ハードル1500メートルスプリント種目と跳躍種目、飛ぶ種目が得意な人っていうのが日本人のタイプとして多かったんですよね。
私の場合は、飛ぶ、投げるが群を抜いてレベルが高くて、走るという種目は顕著に全体から離されるような苦手意識を持ってたし、
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記録もそこまで点数が取れないっていうのがあったんですよね。
他の選手にいないタイプっていう、日本ではいないタイプだったっていうのもあって、海外でも投げる、飛ぶっていうのは基本的にトップ選手レベルが高いんですよね。
走るに関しては、これは京都に日本記録を出すためのプロジェクトが過去2009年から2年間あったんですけど、そのときのコーチしてくださったのが竹井壮さん。
さっきの話にもあった。そうなんですよ。自分の師匠でもあるんですけど。
竹井さんが、やっぱり走るという種目は、飛んだり、それこそやり投げも走って、助走して投げたりとかもするんで、どの種目にも走るという種目が共通しているという部分で、走るを伸ばした全体的にさらに後ろの良さが伸びるんじゃないかっていうので、その苦手な種目を克服するための、日本記録を出すためのプロジェクトとして、
目的がスプリント種目を向上させるというので、結果スプリント種目が幅跳びに行きたいだったり、高跳びに行きたいするんじゃないかというのがあって、そこの強化を軸に指導してもらったんですけども、その2年後はもう日本記録が。
2014年ですもんね。
初めての日本記録が2011年、その後14年、2回目3回目が出てるんですけど、初めての日本記録を出したときはそこで。
そうなんですか。
そうなんですよ。
っていうのもありまして、本当に何を強化するのかって言ったときに、やっぱりこのデコボコがあった中の、このへこんだところをどれだけ平均に持っていけるのかっていうのがすごく大事だなっていうのは、日本記録を出して気付けたっていう部分ではあります。
11年にあれですよね、日本人として初めての8000点台は2011年で。
そこから世界で、その当時で世界ランキング8番くらいまで上がった記録が8300点という点数なんですけど、その記録を出すのにまた違った目的というか目標を持って強化していくんですけど、スプリント種目のおかげさまで、強化のおかげでタイムが0.4秒くらい自己ベストが伸びたりだとか、
それによって100だけじゃなくて400メートルも伸びたし、ハードルも伸びたし、幅跳びも伸びたし、一気にスプリントが他の種目に影響するっていうことの大切さに気付けたっていうのがそこでしたね。
アスリート的な観点で言うとどうなんですか、弱点を伸ばしていくっていうのがね、お話で丸くしていくってことだと思いますけど。
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自分の課題、課題のみならず特徴、さっきねおっしゃったような特徴をまずしっかり理解するっていう大切さと、それを補うトレーニングを表面的なもののみならず、大事な全体に響くようなものをきちんと見つけられるかって大事だなって思いましたよね。
例えばサッカーで言うと、結局得点力不足だと。自分はいつもシュートが入らない。だからシュート練習する人って結構多いですけど、それももちろん大事なんですよね。キックの質を高めるとか。
だけどシュートを打つために必要なのは、いいポジショニングをして、いいボールコントロール、トラップをして初めてシュートを打てるので、だから動きの質を上げることとトラップの質を上げることも大事みたいな。
ちょっとそれって見えない部分だったりして、結局見えるところだけ着手しても、最終的に結果が変わらないこともすごくあるなと思ったので。
なので、走るっていう種目もあるので、走るっていう種目のためにもやってたと思いますけど、それが他の競技にも影響を与えるような好循環がすごく出てますよね。
そうですね。ここって見極めてちゃんとそこを伸ばしに行きたい。ビジネスの世界でも結構、じゃあ営業ですと自分は。
で、なかなか営業の目標ってなんだって考えたときに、お客さんの利益になることをどれだけちゃんと言えるかなんですけど、
売るものでしょって浅い理解だと商品持ってきます、提案しますだけなんですけど、お客さんのその先の幸せってどこまで考えられるようなトレーニングをしないと絶対物は売れないとかあるんですけど。
そうですね。それで言うと、速く足を速くするために、じゃあいっぱい走ってたのかって言ったら、そういうわけでもないんですよ。
だからさっきのサッカーボール、ゴールに入れるっていうために、サッカーゴールに向かってボールを蹴るだけがきっとその点を入れるために必要な要素ではないと思うんですけど、サッカーでも。
僕がやったトレーニング、竹井聡さんが教えてくれたトレーニングがすごく面白くて、そもそも自分の体を思った通りに自由自在に動かせる能力が備われば、別に走らなくてもいいんだよっていうところから始まって、
じゃあ逆立ちやってみなって言ったときに、この196センチが逆立ちするんですよ。
そしたらグラグラってなって、3秒も満たないうちに地面に足がついちゃって、できないんですよ。
だからなって竹井さんに言われて、お前さ、陸上の小難しい、走るってことは上半身も動かしますし下半身も動かしますし、ストライドだったりピッチだったり重心の移動だったり、いろんな要素がかみ合ってるんですけど、逆立ちってもうただ逆さまになるだけ。
それすらできないのに、今技術を求めてるんだよ君はと。じゃあ逆立ちしたときにどうやったら自分がまっすぐ立てるのかとか考えたことある?普通の立ってるときと同じポジションで逆さまになればいいだけなんだよっていうところから話が膨らんでって。
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まず初めにやったトレーニングってマット運動なんですよ。前転をしたりとか、後転をしたりとか。それをただやるんではなくて、自分のイメージ通りにそれができるか。その与えられたマットの上で竹井さんは5回前転をするんですけど、僕はどんなに頑張っても3回になっちゃうんですよ。
これってでかいからでしょって竹井さんに言ったら、いやいや違うんだよって。手のつく位置を変えたいとか、その中でできる方法があるんですよ。それを自分の体で表現するために竹井さんは工夫して手のつくところを前じゃなくて手前にして回って5回やるんですよ。
それをやったら自分もそのサイズの中で5回できる、できたんですよ。物はやっぱり早く走るためじゃなくて、何を求めてるのかっていうのを瞬時に、何をやろうとしてるのかっていうのを瞬時に見て、それを再現させる能力っていうのを1年間かけて手に入れて、そこから早く走るための映像を見て、
ここをこうやってるから早く走れてるんだっていうのが自分で理解できるようになっていくんですよね。これをずっと1年間トレーニングしていくと。そこから始まったんで、どちらかというと早く走らせるために坂を何百本も走ったとか、そういうわけではなくて、その体を扱う根本の部分を指導してもらったっていうのが衝撃的でしたね。
今、僕もお話聞いてて衝撃的ですね。やっぱり本質的な問いをちゃんと立てれるかどうかっていうところで、これビジネスの世界でも本当にそこを今求められてて立ってて、そうさんがやってらっしゃる、うらほろでアカデミーでやってらっしゃる方ってまさにそういうことですよね。
そうですね。まず一番根本の根っことか幹をどうするのか、どう認識してどうしていくのかっていうことがないと、やっぱり枝葉も綺麗にならないし果実も実らないみたいなことだと思うんですよね。
だからそれを自分個人として気づくことができる人は非常に感度も高くて、センスもある人だと思うんですけど、今回後ろ君のように竹井さんのようなコーチが現れて、そのコーチ指導する側がその視点を持てるかどうかって本当に同時に大事だなと改めて思いますよね。
そうですね。指導する側のお話もちょっと伺いたいなと思いますけども、ちょっと後半でまた伺いますね。指導もされているところでやりますもんね。
これはまた後で戻りますけども。
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ちょっと当初の折り合いのお話にももう一回戻りたいなと思うんですけども、後ろさんの中では折り合いという感じでは、今伺うとそうでもない、どうなんでしょう。
それでも得意不得意とかいろいろあるでしょうし、今日はこれはあまり調子よくなかったけど次でこうやって挽回しようとか、どうやって調整されているのか。
やっぱりこのトレーニングの内容としては、1日10種目やることって、到底もう体が10個ないと無理だと思ってて、とにかくその1回の練習で2種目、3種目やるんですけど、1週間5回練習するんで、1週間で全体の種目をこうまんべんなくできるようにっていうような形で、うまく配分してやるようにはしてて、
当然1週間10種目やるんですけど、納得のいく種目があったりとか、うまくいかない種目があったりするんですけども、その辞め時とか、そういったものも結構難しくてですね。
若い頃はどちらかというと納得がいくまで、体力がゲージがゼロになるぐらいまで無理やりにでも体を動かしてやってたんですけど、やっぱり記録が伸びたりとか、本当に前世紀の時になると、どれだけ短い時間で納得した技術ができるかっていう合格ラインを自分の中で練習前に作って、それを超えられたら終わり。
それ以上のものが出たら終わりって、自分のラインをその日その日で自分の体をウォーミングアップしてる間で、大体その調子って分かってくるんで、天気だったり気温だったり自分のコンディショニングだったり、そういったものがあった時に、今日の目標はここ。
ここを超えられたら終わり。超えられなかったらまた来週だったり、そのプラスアルファで早くうまく走れなかった、接地が悪かった、腕振りが力んでしまったってなったら、その後の練習で自分で処方を考えて改善していくみたいなのをその日のうちにやったりとか、その次の週、前週とどう変化あったのかっていうのを確認するようにはしてましたね。
ものすごい自分のことをつぶっさに観察をしてないとできない。
そうですね。という意味では本当に練習のノートをつけたりとか、自分の変化に気づくというか、それこそ今もずっとやってるんですけど、毎日体重体脂肪を同じ時間に測ってるんですよ。やっぱりお酒とかはそんなに飲まないんですけど、飽飲飽食をした日って、もう普段よりも3キロくらい体重が増えるんですよ。
3キロ分食べる。それはそれでまた。
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もうずっと続けていく上で説明書がどんどん出来上がっていくようなイメージで、自分はこういう時にこういうメニューをやれば自分にはいいんだなとか、やる気が出ない時、こういう環境に行ったら練習できるんだなとか、そういう自分自身を知るっていう作業を結構ずっとしてきたっていうのもあって。
だから盛り上がらない時は普段やってるトレーニング場じゃなくて、ちょっと環境を変えた別の競技場に行ったりとか、人なのか環境なのか、それとも自分自身の体調なのかみたいなのを考えたりとか、それ時々で変化させるようにしてますね。自分自身を知るってすごく大事だなっていうのを感じてます。
これあれですよね、でも通常は単一種目であることが多いじゃないですか。だから単一種目の中でもいろんなトレーニング内容があるから、違うトレーニングを日々することはあれど、一つの種目を毎日やるわけじゃないですか。だからこそ積み上がる技術の習得とかもあると思うんですけど、極端なし、1週間に1回しか練習しない種目もある可能性があった時に、
また来週ってなった時に、例えば今日僕が幅跳びの練習をして、で、感触が良かった悪かったってメモしたとしても、翌週帰ってきた時にはまた、またその感度は確かにあるけども、その1週間いってるゆえに、なんか積み上げみたいなこととか、先週との一致みたいな確認をするのも結構難しいことのような気もするんですけど、その辺りはどうなんでしょうか。
そうですね。やっぱり1週間空くと忘れてしまう感覚とか、やっぱり感覚は日が経つにつれて、悔しい気持ちも嬉しい気持ちも良い感覚も忘れていくものだと思うんですけど、特に重要にしてるのは、例えば、当然、10種競技の10種目の以外にもウェイトトレーニングをしたりとかもするんですけども、じゃあその、
例えばベンチプレスをしますと。ベンチプレスをしてるんだけど、意識は頭的の3種目、砲丸、円盤、やり投げの力を入れる時のポジションっていうのがあるんですけど、パワーポジションっていうのがあるんですけど、それに繋がる形、フォームでベンチプレスをするんで、ベンチプレスをやってるんだけど、頭的の3種目の練習ができたりだとか、
例えば、タカトビをやってるんだけど、この踏み切った時の指先に抜ける感覚、これ幅と一緒だなって、イコールで結びつける練習が他の種目でできてるっていうのは、自分が特に意識してることなんですよね。
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マルチ、1個のことをマルチに生きるように。
これが効果あるんだろうなっていうイメージを作ってですね。
10個くらいあるから、10個もあるから、それに対応するトレーニングも、今やってることをこう生きるっていう風にやらないとちょっとパンクしちゃう。これはすごい仕事的にもそうだなと思って。
僕の仕事は編集者なんで、取材していろいろ企画を考えてとかですけども、今この企画を考えることが、どう生きるのか、つまり一つの記事だけなのか、もうちょっとビジネスにもつながるのかとか、あるいはチームの中でこれどういう意味を持つのかとか、
なんか割とマルチに考えるようにしてるんですよね。やっぱりそうじゃないと広がらないし、単純に忙しくて難しいかなっていうところで、今おっしゃってることってそういうことかなって思いました、ビジネス的な観点で。
僕もバリバリマルチタスクでやってますけど。
マルチってやるの?
須田さんちょっと長人なんで、どうやってるんですか?
僕もそうなんですけど、多分自然とレンズのフォーカスの切り替えをそのシチュエーションに応じて、今絞ったほうがいいのか開いたほうがいいのかみたいな、それをナチュラルにできるような感じになってるイメージなのかなと思ったんですよね。
集中してミクロ的な観点でいかなきゃいけないときもあるでしょうし、ちょっと周辺子的なマクロ的に引いた目線で全体で感じるってバランスを取るみたいなことをナチュラルにできるような感じっていうのは、僕もすごく意識はちょっとしているので、それにも近いのかなと聞いてて思いました。
やっぱり非効率的なものにこそ結びつく効率的な方向性っていうのを見つかるっていうポジティブな思考でいるので、与えられた、例えばうちの大学の学生の頃の練習で、例えば鬼のように走るような日があったりするんですよ。
300メートルを30歩走った人。ものすごいきついんですけど、それが非効率的、体にも疲労が蓄積されて、ものすごい非効率的って思えばそうかもしれないんですけど、そこで300メートル何歩で走るかは分かんないですけど、100メートルで言うとだいたい50歩ないぐらいで100メートルで走るんで、
例えば150歩300メートル走る、それを30歩走るってなったら相当な歩数を走るわけですよ。その設置だったり歩幅だったり、そういったものをこれだけ1回の練習で学べるなんてこんな良い練習ないじゃんって思ったら、めちゃめちゃ気持ちも盛り上がってその日の練習がやれるんですよ。
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でもこれがただ非効率だって疲れるから怪我するからって思うか思わないかで結果って変わっていくような気はしてて、だから効率的な練習って何なんだろうって思いながら、逆にこの非効率って呼ばれてるみんなやりたがらないことに何かヒントがあるって思って、それこそ竹井聡さんの話もそうですけど。
体操をやって、じゃあ陸上の樹種目の記録が伸びるって、それだけ言ってもきっと伝わらないし、それに進んでやる人はいないけど、そこだと思うんですよ。そこに気づけるか気づけないかが結構別れ道のような気がします。
若い社員で会社でもよくありますけど、これをやって何の意味があるんですかねとか、この営業を言って何の意味があるんですかねとか、この取材して何の意味があるんですかね、この記事意味があるんですかねって割と聞かれつかちで、それは実際そうかもしれないけど、でも本当にポジティブに転換すれば、いくらでも自分の糧にできるじゃないですか。
これは聞いていらっしゃるリスナーの若いルジェンスパーさんは、本当に学んでいただきたいなと思いますね。
完全に僕が勝手に分解しているダーウィンの進化論の分解の構図と同じだなと思ってて、やっぱりまず、変化するものが生き残るっていうことを話してるわけじゃないですか。
強いわけでもなく賢いわけでもなく、変化に対応できる人、適応できる人が生き残るって言ってて、でもそのために必要なことってなんだろうって全部分解してみたんですよね。自分の趣味で。
変化って自分も変わっていくってことじゃないですか。でもその前にも何か近いようなことがあるんじゃないかなと思って、僕は変わるってことを適応って言葉を置いたんですよ。
その手前には対応があるんじゃないかなと思って。対応ってちょっと自分が変わるともう裁くとかみたいな。
その手前に何かあるんだなと思ったら、受け入れるってことなんじゃないかなと思って。
まず受け入れて、よしよしあるんですけど、そこでまず自分が前に進むための何かを得たら、次のフェーズで対応になって。
対応は自分のスキルでうまく使いこなすんですけど、本質的には自分は変わってない。でもそこから何かっていうので適応になって、進化を取ってたどっていくみたいなポジションになるんだろうなと思ったんですけど、
本当に今しゅるくんがお話されてたのは、まず受け入れてみて、その中で自分のできることとか、自分にとってプラスを自分で見つけようとする。
その作業が本当に大事だなと改めて思いましたし、そうしていくうちに自分の根っこから変えられる、ポジティブな意味で変えられるっていう状況を自ら作れてるから、
本当にビジネスマンに早くなってほしいですね。
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ビジネスマンに早くなってほしいっていうお話を、じゃあ後半で。
やっぱり、うまくいかないことって、一見うまくいかないことであっても、それをどう細かく分解するかってだいぶ物事って変わるかなと思って。
うまくいかないなーっていうので、ただただメンタルが落ちちゃってだけのことってきっと後ろさんあんまりないんでしょうか。
しないようには意識してますね。うまくいかないことで立ち止まるってどういう状態かなって、スポーツマン的にイメージすると空気質をずっとしてるような状態だと思ってるんですよ。
何も得しないと思うんですよ。前ももだけパンパンになってみたいな。それが自分の競技にはすごく無駄な時間だなっていうのは気づいてるんで。
そういったことがあったら、必ず人から得たりとかっていうような癖づけをするように、何か必ず行動して自分のものにするっていう姿勢は変えずに、ここまで来てるって感じですね。
じゃあ前半ここまでにさせていただいて、後半にお話をまたつなげていきますけど、前半は究極のマルチタスクっていうお題から、実はその前提になるこの需要力、そしてどれぐらい解像度高く物事を見れるかっていうお話になったかなと思いますけど。
非常に前半でしたね。後半も大変期待しながら質問させていただきたいと思います。
では前半ここまでにさせていただきます。お相手はニッケリスクリーン編集長の桜井陽でした。では後半も城澤さんにお話を伺ってまいります。ありがとうございました。
ありがとうございました。