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2025-08-27 29:45

【異分野トーク】アスリートから指導者そして経営者へ[前編]【ゲスト:陸上400メートルリレーアテネ五輪4位入賞・伊藤友広】[#058]

【異分野トーク】

さまざまなジャンルのゲストをお招きし、その活動や経験から学びのヒントを探っていきます。


<今回の内容>

  • 曽田さんとの関係は?
  • 伊藤さん20年間の軌跡
  • 「人を変える」はおこがましい
  • 0.01秒の大切さ
  • 企業研修では何してる?


<出演>

桜井陽(NIKKEIリスキリング編集長)

曽田雄志(元Jリーガー)

伊藤友広(陸上400メートルリレーアテネ五輪4位入賞)


<メッセージフォーム>

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聴くNIKKEIリスキリング
こんにちは、NIKKEIリスキリングの桜井洋です。
この番組では、ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回は、様々なジャンルのゲストから学びのヒントを探る異分野トークシリーズです。
ゲストに陸上4×400メートルリレー、アテネ五輪4位入賞、伊藤友広さんをお迎えしました。
前編公平に分けてお届けします。
0.01秒縮めるためにフルコミットするのが短距離を走るアスリート。
結果が常に数字で表される点は、ビジネスパーソンにも通じます。
高い目標を掲げて、逆算して動くという考え方は、視聴者の皆さんにも参考になるのではないでしょうか。
では、前編をどうぞ。伊藤さんと後。
コミュニティエディターの曽田です。
どうだったんでしょう、今ね。
言えたのかなと。
久しぶりの曽田さんによるアスリート界でございますが、今日は伊藤さんにお越しいただいてお話を伺っていきます。
伊藤さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
2004年のアテネ・ゴリンの、2004年だからもう20年以上前になりますね。
20年以上前ですけれども、だいぶ鮮明に日本中の人は覚えているんじゃないかなと思っておりますけれども、
4×400mリレーで4位に入賞して、これが日本の陸上の市場で、あるいは日本のリレー市場と言ってもいいですかね。
陸上リレー市場で非常に大きな出来事だったというふうに今までもずっと語られておりますけれども、
そこからいろいろですね、引退されて、指導者の道も選びつつ、あと起業もされてというですね、
かなりこの20年間のですね、伊藤さんのその軌跡と、そして今どういうことをされているのかというところを伺っていきたいと思います。
そのさんとはどういうご関係であれですか。
伊藤君と一緒にチームとしてスプリントコーチをやっているんですよね。
秋元慎吾君という、彼はハードルの戦車ですよね。
僕が引退してちょっとしてから、本当に15、6年前とかですかね。
ある人から紹介をされまして、秋元君と関係が割とあって、ちょっと仕事をふらしてもらったりとかしてたんですよね。
その秋元君から紹介されたのが伊藤君で、伊藤君と最初のご縁も十数年前なんだけど、
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多分僕の記憶だと一回会って一緒にご飯食べて、それ以来パタッとそんなに会ってなくて空いてたんですよね。
なんですけどこの近年、結構頻度が増えて、仕事みたいなのをちょっとふらしてもらったりとか、
伊藤君からまた人を紹介いただいて、ちょっと仕事をいただいたりとか、そんなのが増えていって、今に至っているという感じですかね。
なるほど。お仕事の。
そうですね。
だからやっぱり伺いたいのは、これまでのところもそうなんですけど、今どんなようなお仕事をどういう思いでやってらっしゃるかっていうところを前半中心に聞いていきたいと思ってるんですね。
少しだけ遡りますけど、2004年のアテネ・ゴリンがあって、そこから後ですよね。
引退まで何年くらいやってらっしゃるんですか?
引退したのが30歳くらいなんですよね。ちょうどロンドンオリンピックの選考会に出られずに、そこで辞めたという形なので、ちょうど30歳ですね。そこまでは元気選手をやってます。
そこからもはや10数年ですね。その間どういう。
まずは2004年にオリンピックに出た後、その年の冬くらいに怪我が原因で足がすごく遅くなりまして。
オリンピックの次の年が400メートルが1秒ぐらい遅くなり、その翌年また1秒遅くなり、そこから元に戻らず30歳を迎えるっていうような、そんな状態だったんですけど。
その中で運良く一度オリンピックに出ているので競技を続けさせてもらえるような環境は整えていただけたりしたので。
元気選手は長くやったんですけど、逆に僕の中で結構苦しくて、結果が出ないのにずっと元気をやっているっていう。
その中で、ただただ走ってただけではなく、ちょうど中央大学の陸上部の短距離コーチをお願いされてやっていたりしたので。
20代半ばぐらいから指導者としてのキャリアもスタートさせていて、なので選手兼コーチみたいな形で現役終盤は活動していたというような、そんな形ですね。
そこが今の事業ともつながっているんですけど、陸上選手ってやっぱりタイムが、いいタイム出るか。
日本記録もそうですけど、例えば自己ベストが出るかとかがまず一つの指標ですし、もう一つはやはり日本代表になるかどうか。
これぐらいしかないので、それのいずれも達成できなかった自分は、選手として価値が全くなかったわけなんですけど。
もう一方では指導現場に出てみると、自分が持っている知見だったりとか、これは大学生にとってもそうでしたし、小学校の授業で走り方を教えてみたら、
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それはそれで名前も顔もよくわからないけれども、オリンピック選手が来てくれて教えてくれたっていうのは子どもたちにとって、または先生にとって、
すごい良い体験を提供できるんだなっていうのを気づいて、ということを元気終盤ですね。
そういうこともやりつつ元気を得たっていうような、一旦は選手、コーチとしてのキャリアはそんな感じですね。
菊日経リスキリングっていうポッドキャストでして、リスキリングってビジネスパーソンが学び直しをしたりして、
今までやってきた自分の仕事とちょっと別のことをやろうとか、今までやってきたものを一旦棚下ろしをして、別の分野に移ろうとか、
あるいはもっとスキルアップをして上を目指すとか、そういう概念というかそういう考え方なんですけども、
まさに伊藤さんは選手終盤、リスキリングしてたんじゃないかなって思って。
おっしゃる通りですね。
ビジネスだと、そもそも知識だったり経験とかがないと、進められないことって結構多いと思うんですけど、
走るってことにおいては、結構トップ選手そうだったりするんですけど、自分の感覚ベースですよね。
走りの感覚が持って生まれたもので良くて、何も知らないけれども練習をたくさんしていたら速くなったみたいな人たちがいっぱいいるんですけど、
実は僕もそういったタイプで、なので足が遅くなった時にめちゃくちゃ困りまして、
走りの本質は何ぞやとか、どうやったらそもそも足が速くなるんだろうみたいなことが、
大きく分けて二つあるんですけど、一つはバイオメカニックスっていうどういう風に体が動いているのかみたいな側面と、
もう一方では運動整理学ですね。どういう刺激を体に入れていったらどう回復してとか、そういうイメージですね。
みたいな二つあるんですけど、双方全然知らないということに気づいて、その状態でコーチになってしまったんですけど、
今度はやっぱり学生たちはオリンピック選手だし足速い人だし何でも知っているだろうという体で聞いてくると。
今はそうですよね。
ここのギャップを埋めるためにまさに学び直しをして、まずは知識をインプットしていろんな本とかを読んで、
これはもう陸上競技の本もそうですし、筋肉とかもそうですし、または全く関係ない人とのコミュニケーションとか社会学とか、
人と関わるので、どういうふうに教えたらいいんだろうみたいなところからスタートをして、
それらを学生と話をしながら意見を聞きつつ、あとは自分も選手をやっていたので、自分の体でも試しながら、
これは合っているのかということをやって精度を高めながらコーチングをしていたというような。
なんと、ガラッと変わりましたね。
それは何かいいメンター先生がいたんですか、こういうのを勉強したらいいよっていうような。
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そうですね、ここは自分のなりにいろんなものを見つけに行ったんですけど、
メンター的なところで僕が大変お世話になったのは、曽我さんとも同い年の田目瀬大さんという大学の先輩でして、
非常にお世話になって、それは競技面もそうですけど、自分が所属する企業も田目瀬さんが繋いでくれたりとか、
実は引退して30歳過ぎた後にも一度田目瀬さんの会社に入らせてもらって、一緒に授業をしていたりしたので、
彼は僕の中で大師匠というか、人生のいろんなことを学ばせていただいた大先輩です。
田目瀬さんとのその出会いというか、田目瀬さんとのその関係によって自分の学びなおしを深めていって、
どんどん変わっていったという、そういうところなんですかね。
そうですね。田目瀬さんの影響がすごく大きかったのは、これがいいよとか、あれをやりなさいというよりは、
物事の考え方とかスタンスとか、もうちょっと上位概念ですかね。どうあるべきかとか。
そういうことをすごくお話ができたので、それは今にも生きているというか。
知りたいです。何ですか、その上位概念。何言われたんですか。
いろんなビジネスパーソンをいろいろ学び直して、じゃあ目の前にあるAIを勉強しようとか、
もうちょっとパソコンのまるまるを勉強しようとか、割と短期的なものに飛びつきがちなんです。
そうじゃなくて、もっと上位概念のなぜというところを考えられた人は、多分学びが深いですよね。
ちょっとそのヒントになるかなと思ってお伺いしたいなと。
どれほどヒントになるかはあれですけど、僕がすごく印象に残っていることの一つとしては、
例えば、僕もそうですけど、田瀬さんも何か人に接して、何か影響を与えて、その人が変わったらいいなということを思っている人なんですよね。
なので、例えば陸上の中でこの子が足早くなるためにはどういうアプローチしたらいいかなとかっていうのがそれに当たると思うんですけど、
そういった際に、ふとした瞬間からあの人が、これは人を変えに行こうと思っても難しいと。
なぜならその人が行動を移すためには、その人自身が何かしらを感じて、考え方とか思いとかそういうのは改まらないと行動まで変わっていかないじゃないですか。
なので、いかにきっかけを提供するかだみたいな。あとはその人次第だから。
ちょっとドライな方に行ったっていうふうにも見えるかもしれないんですけど、ずっとベタっとくっついてやるよりは、何かしらのきっかけを都度提供してあげて、それによって人が変わるみたいな。
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そっちの方がおそらく変えられるというか。
人が変わる、人を変えに行くみたいなことはちょっとおこがましくて、あくまでも我々のスタンスとしてはきっかけを与える、何か情報だったり考え方とかそういうのを提供するっていう方が、実は中長期で見るとちゃんと変わっていくみたいな。
これちょっと教育者ってなる?
そうですね。伊藤君も完全に言語感も抽象感もしっかりできるので、今日自分が必要ないんじゃないかと思ったんですけど。
その文脈で言うと、やっぱりコミュニケーションって種類あると思うんですよ。
今のは確かに教育的アプローチで、やっぱりその場で成果が出づらいのが教育なんで。
その人の実践を尊重しながら、中期で見て波があったりするんですけど、それを含めて見守ってあげる。
タイミングによっては一声かけてあげるとか、何か違うと思ったら一声かけてあげるみたいなぐらいのスタンスですよね。
いわゆるコーチングって言われる類のものは、やっぱり共通の目標に対してチャレンジをしてコミュニケーションを活用して変化っていうのをね、
割と強めに求めるので、割と短期的なコミュニケーションの方法だと思うんですけど、
その使い分けは人によっても多分合わないあると思いますし、中長期すぎると成果が出ないってことに対してうずうずしちゃったりとか、
こっち側も待てなくなっちゃったりするとかってこともなくはないと思うんですけど、まためさや君の場合は割とその中長期の教育的スタンスが多分合ってると思いますし、
多分僕も何回かしか会ってないですけど、彼の知識とかスタンスというと合ってたんだろうなっていうふうに思いますね。
このまさにコーチングは割と短期的な部分もあって、教育は中長期的な部分もあって、両方でも大事だと思うんですよね。
この2つの目線を持って、伊藤さんはどういう指導だとか、あるいは企業の話もひょっとすると通じるかもしれませんけども、
どういうようなスタンスでお仕事をされているのか?
中長期に変わるみたいなところを目指しつつ、とはいえ短期で成果が出ないとやる気って出ないし、自分の可能性を信じられないみたいなところがあるので、
まずはとはいえ短期での変容をすごく追求すると。
そこは特に動作をどういうふうに変えていったらよりスピードが出るとか、もしくは効率よく走れるとか、疲れづらくなるとか、
いろんな文脈があるんですけど、いかにそういうところを体感してもらえて、かつそれが記録につながるかみたいなところはすごく大事にして、
シンプルに言うと本当に足早くできるかっていうところを学生と一緒にアプローチをしつつ、
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そういう中長期的なスタンスだったり考え方のところも同時に、同時並行でやっているっていうようなところをやっておりました。
まさに今授業の話に入っていっているのかなと思いますが、いただいた名刺、0.01スプリントプロジェクト、
株式会社FRDというふうに代表取締役伊藤さんになってますけど、0.01スプリントプロジェクト、今超短期っていう話がありましたけど、この辺りですか?
そうですね、そこは0.01というところに込めた思いとしては、陸上競技のタイムの最小単位ですよね。
0.01秒なんですよね。
もう一方で、これは0.01秒を縮めるために陸上選手ってとんでもない努力をしていて、それがつながるかどうかもわからないんですけど、
そこにフルコミットでやりきるみたいなことをやってるんですけど、そういった世界観が広がればいいなって思ったのが一つと、
もう一つは、この0.01秒が縮まったっていうことに対して、陸上選手ってすごく喜びを感じるんですね。
これは世の中の人、皆さんそうだと思っていて、これは0.01秒かどうかはさておき、自分が少しでも進歩した、何か成長したっていうことが実感できれば、
幸せにつながると思っているので、人が少しでも前に進む、そんなお手伝いをしたいなっていう思いが込められています。
最小単位、これなんですね。これを達成、縮めるためにフルコミットする。
ちょっとなかなかあれですね。もうちょっと分かりたいですね。
0.01ってどれくらいなんですか?1秒の100分の1ですよね。1秒の100分の1を縮まったっていう感覚って、走ってる側って持てるものなんですか?どういう感覚ですか?
正直自己ベストが0.01秒縮まったときは、そんなにいつもと変わらないかなくらいの感じだと思うんですけど。
時計見て縮まったと。
全部の試合が基本的には全て計測をされているので、その時の自分の出来が必ず定量化されるんですよね。
なので、これは良いところでもあって悪いところでもある。難しい部分でもある。
いくら頑張ってやったとしても、自分の自己ベストに0.01秒でも足りなかったら、自分ってダメだって思いやすいですし。
そういうリスクもはらんではいるんですけど。
全てが定量化されるので、成長は実感しやすいというような。
ホームページと拝見いたしますと、企業研修とかも結構されていて。
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ビジネスパーさんはこの番組をたくさん聞いていただいているので、この0.01秒ですと。
自分のやったことが定量化される世界ですっていうのって、ビジネスとすごく神話性あるし。
どういう企業向けの研修をされていて、どういう成果を出されているのかというところを伺いたいと思います。
成果を出せているのか分からないですけど。
どんなことをされているのかというところですね。
そうですね。ここはですね。
まずは2つあって、陸上競技って自分と向き合う。
自分自身でしか成績を上げていけない。ラッキーがあまりないとか。
例えばチームスポーツであれば、誰かのおかげで勝ったとか、誰かのせいで負けたとかってありますけど、陸上ってないんですよね。
基本的にはリレーはちょっと別ですけど。
基本的には個人競技なので、自分の振る舞いがすべて競技結果に直結するみたいなところなので。
かつこれが中学校高校ぐらいだと先生がべったりついて、1から10まで指示を出してやるみたいなこともあるとは思うんですけど。
特に競合校だとあるんですけど。
もう一方で大学生とかにそれ以上になると、やはり自分なりに考えてどうやって成果を出していくかみたいなところをトレーニングメニューから
それこそPDCA回して一歩一歩の振り返りからずっとやっていくんですよね。
なのでまずは個人として成果を出すための考え方とか行動みたいな話が一つと。
これは僕が現役選手としてやってきたことをベースにお話しさせていただいているという形ですね。
もう一方では中央大学でコーチをやっていて、その時の経験とかもしくは今授業で子どもたちだったり
いろんな層に走り方を教えているので、その辺のお話をさせていただくみたいなところがあるんですけど。
ここはどちらかというと人とのコミュニケーション。
僕はどちらかというとチームスポーツの人間ではないので、チームワークをどうするかというのはあまり得意な話ではないんですけど。
もう一方では1on1的に個別にどうアプローチをしていって、どんな声掛けをして、それぞれをどういうふうに良くしていくかみたいな話と。
もう一方では、実は個人競技であってもチーム感があった方が全体のパフォーマンスが高まったりしている事例が結構ありまして、陸上の中でも。
そういったお話もさせていただきつつ、やっぱりチームって大事ですとか、そういう話を大体二軸でさせていただいてます。
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企業研修もあるし、今おっしゃったような大学とか子どもとか、アスリートへの研修もあるし。
企業研修においてっていうイメージです。
企業研修の中で個人としてどうあるべきかみたいな話と、もう一つはチームとしてパフォーマンスを高めるためにどういうアプローチをしたらいいか。
これはどちらかというと、管理職とか中間管理職ぐらいのレイヤーですかね。
普段陸上をやってない方も、そういう体験をした上で、これは確かに日頃の業務等とか部下に対するコミュニケーションでも当てはまるんだろうなぁみたいなことがちょっと紐づいていくみたいな感じですかね。
そういうイメージですね。
どんな感じなんですか。つまり陸上でも0.01秒というところを削っていく。
かつ、きっと目標設定をして、その目標に向かってこれとこれを達成するためにはどうする。
PTAをどう回すっていうところの陸上的な考え方とビジネスでの考え方ってかなりシンクロするっていう話だと思うんですけどね。
そこってどういう感じの受け止めですか。その起業研修に来た人たちって。
陸上の成果、毎回毎回成果出る世界って本当に厳しい世界だし、ビジネスも毎回毎回売り上げだ、利益だって毎回出るから、
両者厳しいんですけど、経営者でもいらっしゃるんで、違いとかこのあたりすごく通じてるなっていうところってどういうふうにご覧になってますかね。
そうですね。その中の一つでいくと目標設定のあたりは、これ実は子供にも話したりするんですけど、小中学生ぐらいにも。
これはビジネスにも通ずるところであるんですけど、例えば今100メートルが自分のタイムが10秒5だったときに、
これを10秒4に目標タイムを置いたとしたら、これってちょっと頑張ればいけそうじゃないですか。
今の現状の延長線上にある目標だと、人って今のこの行動とかガラッと変えづらい。
とりあえず今やってることをそのままやろうかなっていうことになるんですけど、
例えばこれが10秒5の自分が9秒台出したいって思ったら、ここは結構乖離してるじゃないですか。
そうなってくると、人って必ずこのギャップを埋めにいくために何したらいいんだろうって考え始めると。
なのでこれは目標設定、近すぎると近いものもその後置くんですけど、
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一旦結構到達するかどうかわからないところまで引き上げて、そのための道筋を考えるみたいなのは絶対やった方がいいですよっていうのはお話をしてて。
それが個人的にはすごく良かったので。
一旦でかくした後にそこまでのマイルストーンというか、何年後にここまで、次ここまでみたいな形で決めていけばいい話で。
ただそれがすごい上のところまで見ていないと、めちゃくちゃ自分の活動というか幅が狭くなる。
であればこれは海外の人に勝たなきゃいけないから、何か海外でうまくやっている事例とかを拾ってきて、それを参考に何かやろうかとか。
もしくは自分が海外に行っちゃうかもしれませんし、日本に行っちゃダメだって思うかもしれませんし。
これが9秒だったらそう思えるかもしれないですけど、10秒5から10秒4だったら多分今のままの環境で頑張ろうっていう。
そんなことになっていくんで、何かちょっとそこの考え方というか目標設定の話とかはつながるところがあるかなと思います。
それだったら自分のポテンシャルを引き出しきれないみたいなことにもつながりかねないということですよね。
でもそれは自分自身では気づかない人もいるから、それをどう指摘してあげるかみたいなのも大事ですね。
そうですね。指導現場においてはよく引き上げてあげてました逆に。
やっぱり自分ってこれぐらいなんじゃないかと思いがちなんで。
いやいや君はここがもうちょっとこういうふうに改善されたら、ここがもうちょっとこう良くなるから、結果それらがちゃんとできればタイム絶対この辺まで行くよっていう。
なぜなら練習でもタイムこれぐらい出てるしとか、いろんな希望的観測だけじゃなく事実ベースのところも含めながら、数字も使いながら
ちゃんとやればここら辺まで行けるんだよっていうので、ちょっと意識を高めてあげるというか。
それは本当管理職に非常に求められる視点ですね。だって人それぞれ違いますもん。
この人は短距離的に行ける人だなと。この人はもうちょっと長距離ランナー的に考えないといけない人だなと。
いろんな人がいる中でチームの中に、それぞれちゃんと見極めて目標設定をしないと破綻しますけど、でもそれがなかなかできないと思うんですよね。
伊藤さんはどういうふうに見極めてます?この人はこういう特性だとか、この人はこういう特性だから、こっちはこの目標だけど、こっちはこの目標だというふうにその辺りをどう見極めてるのか?
対話の中で。何か自分なりの、この質問に対してこの回答したらこっちだなみたいなのはないんですけど、やはりすごい成果が短期的にあまり出ていない選手ほど弱気になっているので。
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本来の自分のそのポテンシャルを低く見積もりがちみたいなところがあって、かつうまくいかなくなり始めると弱みを潰そうとしに行くと。
今これが苦手なんで、これをもうちょっと高めたらみたいな話がよく出るんですけど、いやいやもう一方で、これは実はこの強みの方をもうちょっと伸ばしてあげたら、もっと解決するような話だったりするんで。
そういうところもお話聞きながらそれぞれにアプローチするっていうような。
確かにね、なんかそのポテンシャルの把握ってね、まあ難しい、目に見えない部分もあると思うんで、伸びしろどうこちら側が見てあげるかどうだと思いますけど、
でも結果を出さなければいけない、特に短期的なみたいな時って、やっぱり何かいいとこを伸ばす、いいとこあるはずなのに何か悪いとこばっかり目に行って、悪いとこを何とかしなきゃいけないっていう風に言って、
いうこともよく聞きますけど、なんか本来的にはね、やっぱりいいとこあるんだったらね、いいとこをまず伸ばしてあげるっていう支援をしてから、変化できる実感をね、自分で得てから悪いところというか足りないところも直すっていう順序の方が本来はね、いいですよね。
そう、だからやっぱりほんと短期的な視点と中長期的な視点、両方やっぱり持っておかないとっていうところがやっぱりすごく大事だなっていうところに戻ってきますね。
何かあれですか、時間なのかな?時間見てないですか?
あら、ということでちょっと前半駆け抜けましたけど、まさに駆け抜けましたけれども、後半はですね、もう少し走るって何かとか、なんかそんなような話も。
本当に短距離ランナーの方のトレーニングって恐ろしく言えば緻密ですよ。やっぱり自分と地面だけじゃないですか。そこだけなので、後半に。
では前半ここまでにさせていただきます。
今日のゲストは4×400mリレーでアテネ五輪4位入賞の伊藤智弘さんでした。
そして一緒にお話を聞いていたのはコミュニティエディターの曽我です。
そしてお相手は日経リスキングの櫻井陽でした。
では後半をお楽しみに。ありがとうございました。
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