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2024-08-14 37:18

【異分野トーク】アスリートとビジネスパーソンが互いに学び合えること【ゲスト:元Jリーガー・曽田雄志】[#005]

【異分野トーク】

アスリートやアーティストなど、異分野で活躍する方をお招きし、ビジネスパーソンにとっての学びのヒントを探っていきます。


<今回の内容>

● アスリートとビジネスパーソンが互いに学び合えること


【関連動画】ビジネスはサッカーから学べ! 優秀なリーダーに必要な○○力【https://reskill.nikkei.com/article/DGXZQOLM267AL0W4A420C2000000/


<出演>

桜井陽(NIKKEIリスキリング編集長)

曽田雄志(元Jリーガー)


<メッセージフォーム>

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聴くNIKKEIリスキリング
はい、こんにちは。NIKKEIリスキリング編集長の櫻井洋です。
この番組は、変わりたい組織と成長したいビジネスパーソンをガイドする
NIKKEIリスキリングに掲載した記事を深掘りしたり、
ビジネスパーソンの学びにつながる話をお届けしたりするポッドキャストです。
編集チームのメンバーやゲストの方と、ちょっと横道にもそれながら
ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回のテーマは、アスリートとビジネスパーソンが互いに学び合えることです。
ゲストは元Jリーガーの曽田雄志さんです。
曽田さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
曽田さん、今年2月にリスキリングカフェに
はい、お邪魔しました。
出演していただいて、その時のタイトルは
ビジネスリーダーになるためにサッカーから学べるものという
そういうタイトルでやったんですけど、覚えてますか?
そうですね。
そうだったと、今。
そうだった。
曽田メソッドとかいろいろ。
そうですね。
そうだそうだって。
そうだそうだ。
確かに言ってましたね。
言ってましたね。
2月に出ていただいてから、ちょっと経ってるんですけども、
また改めてこちらに来ていただいて、
前回お話していただいたような、サッカーから何を学べるの?というところと、
あともっと深く、アスリートとビジネスパーさんが
お互いに学び合えるような環境づくりに向けて、
いろいろ一緒に取り組んでいきたいなと思って、
本日、お越しいただきました。
ありがとうございます。
曽田さん、コンサドーレ、札幌、ミスターコンサドーレと呼ばれた
Jリーガーですけども、どんなような経歴、
サッカーのところから辿ってこられたかというのを
お話をいただけますかね。
うろんのちょっと前ぐらいから。
改めまして、曽田と申します。
僕は北海道札幌市出身で、小中高は地元の公立の学校で、
特にサッカーエリートでもなく、
本当に胸の奥で小さくJリーガーになれたらいいなみたいなことを
思っているぐらいのサッカー少年だったんですよね。
もちろん全国大会も一度も行ったことないですし、
選抜も北海道選抜というような都道府県選抜にも選ばれたことがなくて、
なので選手としても全国的にももちろん有名な選手でした。
ただやっぱり小学校からずっとサッカーをやっていて、
全国のトップレベルの選手がどれぐらい上手いのかということを
体感してみたいなという好奇心が最後に勝ちまして、
将来の就職がどうかということを全く度外視して、
それで全国で一番強いと思われる大学でサッカーをやってみたいなということで
筑波大学に進学して、それでサッカー部に入りました。
そこは200人ぐらい部員がいて、1軍から7軍までいて、
3軍ぐらいまでは本当に都道府県選抜とか市町村選抜は本当にいるみたいな、
03:01
そんなレベルで1軍の一番トップのチームはほぼみんな日本代表みたいなところに入って
学前として、そこから地道に階段を登っていって、
最終的には3年生でトップチームのレギュラーになって、
大体の大会で優勝して、自分が得点をもらったりとかしているうちに、
最初はオファーいただいて、あと数チームオファーいただいて、
関東選抜選ばれて日本代表選ばれて、
急にドドドドっと半年ぐらいの間に急激な変化がかかったんですけど、
最後、地元のサッポロ、コンサートオリジナルサッポロからオファーがあって、
当時岡田健さんが監督だったんですけど、
岡田さんが必要と言ってくださっているということで地元に戻って、
コンサートオリジナルサッポロでプロ生活をスタートしたというのがプロまでですね。
プロはコンサートオリジナルサッポロで何年間でしたか?
9シーズンですね。
2001から2009年ですね。
その時のお話ももちろんお伺いしたいなと思いつつ、
2009年までJリーガーで、今2024年で結構経ってるじゃないですか。
15年経ちましたね。
15年経って、そして今この日経リスキリングのポッドキャスト、
いわゆるザビジネスワールドに来ていただいているというところなんですけど、
なんで、お呼びしといてなんでってのもおかしいんですけど、
なんでこのビジネスワールドにいらっしゃるんですか?
ビジネスワールド、この大手町近辺に自分が関わるとは全く思ってなかったので、
正直そういう感覚を得たのはこの数年ですけど、
すごい不思議だなと思ってますね。
僕ビジネスマンでははっきり言ってなくて、
どっちかというと社会起用家寄りだと思うんですよ。
単純に困っている人は自分何ができるかなとか、
社会ってこれが足りないんだったら何かできないかなとか、
課題を解決するみたいなこと。
それがお金になる前とあまり気にしないタイプなので、
それをずっとやっていてお金も全然なかったりとか、
あいつ何かやっているけど変わっていて不思議だなとか、
何とかだなとかって散々言われてきたと思いまして、
自分もそういうのを聞いていたんですけど、
でも今の時代ってすごく目に見えない価値とか、
未来をどう作っていくかとか、
例えば人間の個性とAIみたいなことで、
何かいろんな課題がある中で皆さんが、
僕が勝手にやってきたようなことに対して関心があったりとか、
企業さんもエシカルじゃなきゃいけないとか、
SEGsとかもあると思うので、
こっち寄りにたまたまなってきたということで、
こういう機会をいただいているのかなとは自分は思っていますけど。
不思議な感じですか。
そうですね。これが今バブル待った中だったら、
僕はこの場合には多分来ていないと思いますし。
なので、不思議でミステリアスな
人間が必要とされる時代が来たんだと感じています。
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感じている。ありがとうございます。
リスキリングメディアなんですよね。
リスキリングメディアなんで、
リスキリングの言葉の定義は、変わりたい組織とかですね。
成長したいビジネスパーソンがここに集ってくれて、
そうかと。今の時代はこっちだから、
だから自分をこう変えていこう。組織をこう変えていこう。
そのためにはこういうスキルが必要だから、
それを身につけていこうということを考えてもらいたいメディアなんですね。
なのでそういう意味で、
曽田さんの知見というのがどう視聴者、読者に伝わっていくかというところなんですね。
そうですね。それで言うと多分僕はリスキリングとスキルということの
手前の自分の生き方みたいなところをどう作っていくかとか、
どう向き合うかみたいなところから多分自分はスタートしていると思っているので、
スキルはその後ですよね。
それぞれ人なんで自分の人生悩みながら生きているかと思うんですけど、
僕も少なからず全く悩んでいないわけじゃないんですけど、
シンプルに僕は魅力的な人間になれたらなって単純に思って生活したりしているんですよ。
魅力も人によって違うので、全員から好かれるということとはまた違うかもしれないんですけど、
やっぱりそうなるためには日々自分が何かしら学ばなきゃいけないですし、
何かしら成長していなければおそらく魅力的にはならないんだろうなというふうに自分では思っているんですけど、
そういう意味では日々成長とか変わっていくということではもちろん共通すると思いますし、
それを例えば会社内の役職の中でやらなければいけないとか、
自分もそこそこ歳を取ってきたのでこの年齢だとやらなければいけないみたいなことではなくて、
その前の大前提の根本的な自分の生き方みたいなことをどう捉えていくかってすごく大事だと思うので、
そういうお話の方がまず入り口は多少お役に立てたり、ちょっと面白いかなと思っていただけるのかなというのに向かって感じはしました。
なるほど。ありがとうございます。
リスキリングメディアの中でも、今度やるんですけども、これが放送される頃にはもうやってるかもしれないですけども、
リスキリングその前とかですね、そっちの方の情報というのがとても今求められていて、
リスキリングは確かに重要かもしれない。
でもその前に自分どこに行きたいんだっけとか、自分でどういう生き方をしたいんだっけというところが定まってないまま、
ゴテゴテスキルを身につけようとしちゃって、なかなか身につかないとか。
結構そういう状況になってはいますね。
なんか目の前のやらなければいけないこととか、自分がいる環境においてどうしても身につけなければいけないスキル、もちろんあると思うんですよ。
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例えば海外赴任しなきゃいけないのに英語話せないじゃん、さすがに厳しいと。
だから英語は必要だと思うんですけど、でも英語って一つの道具で、自分が日本人で日本の会社から海外に行って働く上で必要な道具じゃないですか。
でも結局自分の会社の中のこととか、その会社の未来のこととか、そもそも日本の文化のこととか、自分のパーソナリティーなこととかを話す必要があったときに、
やっぱり自分がその外国人から見て面白い奴だとか、すごいこいつはなんか面白い感性を持ってるとか、ちょっとまた会ってみたいなとか、
持ってもらえるっていう根幹もすごく大事だと思うので。
なのでその場として必要なものだけじゃなくて、そもそも論の部分。
別に背伸びして急にすごい人みたいになる人はないと思うので、
あれのままの自分をどう自分で理解するかっていうのはすごく大事かなと思ってますね。
2009年に引退されてから、この2024年に至るまでのこの学びと成長のところもやっぱり伺いたいですよね。
どっちからいきましょうか。今から遡っていった方がいいのか。
タイムマシン系か。
タイムマシン系。どっちでもいいですけど。
でも今ってサッカー選手とかアスリートだけじゃなくて、キャリアチェンジって多く起きる時代だと思うんですけど、
それにしても僕たちサッカー選手はサッカー選手を辞めたくて辞める人ってほぼいないと。
やりたくてもやりたくても結局ケガとかパフォーマンス低下して解除されるという。
どっちかというと剥奪される人がほとんどなんですよね。
だいたい子供の頃からずっとやってきてずっとやってきて、それで夢に見て目標になって手にしてみたいな仕事じゃないですか。
自分にとってはかけがえのないもので好きなものなんですけど、それを剥奪されるのでアイデンティティの喪失みたいなことがよく言われるんですよ。
自分がいなくなっちゃうというか。どうやって生きていいか分からないみたいなところが本当にスタートなので。
それやっぱりアスリートのキャリアチェンジの結構今も難しいとかって言われるところで。
かといってサッカー以外にもいろんなことたくさんやってたら準備していいじゃんってなるんですけど、
それほどいろんなことをやって成果が出せるほどプロのサッカー選手も甘いものでもないと思いますので。
バランスが非常に難しいんですけど。
そこからだから、柴田さんの場合もその感覚は強かったんですか?
どうしようか。ただ僕は幸い高校とか大学ぐらいからさまざまなカルチャーに対する関心が高かったので、
フレアとかミュージックとか文学とかアートとかゲンダーアートとか建築とか職とか地産業とかファッションとか。
なので関心事がたくさんあったので、何かしら引退したらこんなようなことに関わることは自分としてはいいなぐらいでは思ってたんですけど。
12:06
だから何もやることがない趣味もないし絶望だって感じはなかったんですよね。
ただ実際に何ができるかとか、お金を稼ぐことができるかは別問題っていうのは思ってましたけど。
いわゆるビジネスパーソナル。会社に勤めていれば大抵定年というのがあって、定年のときに剥奪されたりするんですよね。
それが60何歳とか70歳とかそれぐらいになって剥奪された。何もなかったなっていっていろいろ迷ったりしますけど。
それがすごい早い段階で来るから、何でしょうね。
いろいろそこで他の道も探すだけの時間はあるけど、でも一方で没頭度合いもおそらく普通のビジネスパーソンとは違うから独特な難しさがありますね。
そうですね。何かを守るとか作るとか壊すとかいろいろ概念とか含めてあると思うんですけど。
やっぱり過去の事例ってすごく重要で、ケーススタディーは大事なんですけど、でもそれにとらわれてしまうって本当にあるなと思って。
それをいかに打破できるかみたいなことは子供のときからの価値観って結構大事だと思うんですよ。
例えば自分は好きなものがこれあったとして、1個あったとして、でも友達に話したら何でお前そんなの好きなのって気持ち悪いって言われたら、
それで本当は好きだった自分のそれを手放したりすることとか、心の奥にしまってしまうこととか、そんなようなことって多分経験したことある人多いと思うんですよね。
僕ははっきり言ってスポーツをずっとやってきました。ただ勉強もずっとやってきましたって。
それぞれの属性に別々で両足突っ込んだりしてて、その他のジャンルにも興味があるから。
自分は好きで好奇心があるからいろんなものを知りたいとか、ヤンキーの友達もいたけど勉強でガリ弁の友達もいて。
だけど自分のシューター力はなかったんですよ。
スポーツやってるとか体育会系にいたら、何でお前そんなことハードなんか見て何が楽しいんだよって常に言われますし、何で会が来るだけで高いシャツ着てんだよとか。
誰にも迷惑かけてないのにみんなやっぱり自分の理解不能なものを排除しようってするんですよね。
それは自分が経験してないから単純に。
僕は誰かに押し付けることも全くなく勝手に自分の時間をいろんなものに掘り続けてきたので、
多様な価値観を持ちやすい状況に、小さい時からなってたと思うんですよね。
なので新しいことをするとか、自分が気になったことにチャレンジしてみるとか、みたいな習慣が強かったから、そこは自分の価値観としてはすごく大きい。
人目なんか気にしなくていいんですよね、はっきり言って。
みたいなことだと思ってて、自分が楽しければいいと。
だからそういう価値観をもともと持っていたから、剥奪されたとしても他の道に行けたっていうことですけど。
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まだ今の話だと2009年から2010年、あと13年くらいありますけど。
ここから本当に前もお話聞いて、なんでそんなにいろんなことをしてるんですかってちょっとびっくりしたんですけど。
自分がやりたくて、心からやりたくて考えて自分で作った事業みたいなのは実はそんなに多くなくてですね。
頼まれごと作るとかもあるんですけど。
だからなぜか人から必要とされることが多かったんですよ。
最初は沢さんおいしい食べ物知ってますよねって後輩の選手から。
なんか彼女とデート行きたいんで、なんかいい店紹介してくださいみたいな。
それってどうですか?高いんですか?とか沢さんの中で一番いい店ですか?って聞かれるんで。
いやだってお前大した食べ物知らないから5番目くらいの店だよって。
えーとかって言うんですけど、いやでも行ってみていいからみたいなことをその人に合わせてかさまじしたりとか。
なぞりに知り合いの奥さんから、沢さんってうちの旦那全然かっこ悪いから、沢さんちょっとミスクロって10万円ちょっとお渡しするんで、旦那に服買ってくださいとか。
なんかよくわからないそういう普通だったら何にもならないような頼まれ事たくさんあるんですよ。
ただ利用されてるようなこともあったと思うんですけど、それを僕は毎回その人のベストってなんだろうなって考えて。
ざっくりおいしいものって言いないで、おいしいものの中でも100点から80点まで例えばあったとして、
1点ごとに刻みが悪いじゃないですか。
でも大体の人っておいしい店とか高級な店ってバフッとそれで出しちゃったりするんですよね。
僕はそれ結構細かく、自分なりには丁寧にやってるつもりで。
そういう積み重ねをしていくと、ちっちゃなちっちゃな信頼関係かもしれないですけど、それがどんどんどんどん生まれて。
僕に何かお願いすると、ある程度丁寧に何か返ってくるみたいなことが増えたのかなっていうのはちょっと一個あります。
お仕事自体、今会社を持っていますけど、会社を今持っているということは事業にしているということだと思うんですけど、そこに至るまでどういう流れですか?
それも別にやりたかったわけじゃないんですけど、高速でお話しますと。
高速でいきますか、そうですね。
引退後、勉強し直さなきゃなと思ったので。
海外で修士取ろうと思って、MBAをイギリスの大学院で取って、2年目アメリカで結構トップ大学で取って、
帰ってきて2年勉強したら、こんなアスリート世界にいないんで、結構面白い存在になるんじゃないかなと思ったんですよね。
イギリスの大学院勉強して、2年半くらい英語と勉強して、受かっていくってなった時にたまたま東北の震災が起きました。
それで気になってしまって、全部キャンセルして。
それで東北のボランティア団体を作って支援し始めたんですよ。
18:02
今までゴミ拾いくらいしかやったことがなかったくせに、これは日本によってとても重要な重大な事件なんじゃないかと思って。
災害プラス放射能という。
僕は今海外に行くよりも現場を見た方がいいんじゃないかと思って。
それで現地にずっと入ってやったりとか、仲間に手伝ってもらってみんなで。
アスリートをたまねて、みんなでメッセージとかお金とか物資とか送ったりしてたんですよね。
そこの価値観が結構自分とか大きくて、やっぱり人の役に立つってすごい大変なことなんだなみたいな。
そんなことをやっていると、これやって沢山これってできますかみたいなことがなぜか増えてたんですよね。
その延長で、今の札幌市長が副市長、今の札幌市副市長が教育省時代に
体育の先生も結構大変でと、部活回りって大変なんですよって。
時間外の仕事でもあるし負担もあって、自分がやってきた種目ばっかりじゃなくて、
それちょっと何とかすることって沢山できるとかってざっくり言われたんですよ。
ざっくりですよね。
今では部活動の地域移行みたいな課題なんですけど、もう十何年前にそれ言われて。
でもやっていますかって、僕も全国のアスリートとか北海道のアスリートすごいネットワークができてきた時だったので。
アスリートのキャリアの不安定さとか、どう豊かにしていくかってすごく重要だと思ってたんですよね。
なので、学校の課題とアスリートの課題を掛け合わせて授業を作ってみましょうかって作ったのが最初のAバンク北海道という
アスリートのキャリア支援を3学間連携するっていう授業なんですけど、
アスリートを学校の体育とか部活動に年間500回ぐらい派遣したりとか、
イベント作ったりとか、その他クラブやったりとか、そういうことを超地道にやってきたんですけど。
だからやったほうがいいなと思いつつも、誰かのきっかけでみたいなことでもそれもあるかなと。
もう1個ファンタジーっていう、いろんなことやる本当にファンタジーな会社を個人の会社2年前に作ったんですけど、
これも本当によくわからない5円をいただいて、
お前個人の会社持ってないのかよって重鎮の方に言われて、
持ってないって言ったらお前作れと。
お前なんか面白いことやってるからちょっと金振り込むからお前自分でやれと言われて、
え?みたいな感じで。
それで個人事業主としていろいろ個人の仕事を受けてたんですけど、
数もありがたいことに増えてきて、設営でももったいないしとか、
今後どうするのかっていう、いろいろやってる自分がいて、
今後どういうふうな仕事を自分がしていくのかっていうことをそこまで深く考えてなかったんですけど、
じゃあ改めて個人の個人持つってことはどうあれ、どんな業務をしていこうかってことを考えることでもあるんで、
面白いかなと思って、それで作ったっていうだけで。
なんか別にすっごい計画して思い詰めてあったっていうのでは全くないですよね。
今浦保の活動、あれは会社とはまた別なんですね。
あれは一応契約書僕業務委託で入ってるんですけど、
専務理事という、一般社団法人の専務理事なんですけど、
21:02
それも震災の時にご縁を得た方が浦保町で、
そういう街づくりとか子どもたちの未来を豊かにするっていう授業をやっていて、
その戸勝浦保郎学者という法人が4年前ぐらいにできたんですよね。
その時に安澤さんに注目かかってくださいって言われて、最初小さく役割をいただいたのがスタートで、
年々役割がどんどんどんどん増えて、最終的には経営層になってしまったっていう。
それも特に自分は望んでないですけど。
前のウェビナーに出ていただいた時に、
自分は人の人生の最大化をするっていうことをずっと考えてたとおっしゃってて、
これめちゃくちゃ面白いなと思って、
これ僕ら日経リスキリングと方向性が同じだなと思って、
あの時にこれはと思ったんですけど、
そのあたりのお話ですよね。
さっきリスキリングのその前に、自分って何なんだとか、
どういう貢献ができるんだっていうことを一回考えていくっていう話だったと思うんですけども、
人生を最大化するお手伝いをずっとしてるわけなんで、
リスキリングその前っていうのをたくさんやってらっしゃるってことなのかなと思って。
そうですね。
そういう力が自分が持ててるのかなとか、それが向いてるのかなと思ったのが、
多分いつですかね、何年目?
でも辞めてから何年か経ったぐらいだと思うんですけど、
その前に何か講演やってくださいっていう依頼が結構多かったんですよ。
僕何か多い時5、60本ぐらい講演やってて、年齢。
最初頼まれた時に、高校のオープンスクールみたいで、
昔お世話になった先生に言われて、
ちょっと喋ってくれないか、受験ってこんな感じだとか喋ってくれないかみたいなことを言われて、
いいですよって初めてだったんですよ、若い時に。
原稿みたいに書いて、何分ですかね、30分ぐらい話してくれって言われたんですけど、
自分なりに当時振り返って、ストーリーみたいに書いて、原稿。
当時ついたら30分時間あんのに10分で話し終わっちゃって、
あれ?みたいな。
たどたどしくそれを補って、終えたんですけど、
めちゃくちゃ難しいと思って、絶対やる前にと思ったんですよ。
だったんですけど、依頼がすごく来て、断りづらい依頼とかが来て、
だったらどうやったら上手く人に伝えられるんだろうとか、
自分の中にあるものをどうやら話すわけじゃないですか。
自分の体験だとすると、空想じゃないんで。
自分の体験を正しく整理して表現するってことと、
それをどうやったら相手に分かりやすく伝えられるんだろう、
みたいなことを結構考えるようになったんですよ。
後、引退した後始めたサッカースクールもあるんですけど、
サッカースクールで、僕はライセンス持ってないんで、はっきり言って指導者としては素人なんですけど、
来てくれる子どもたちがどこの教室よりも楽しくて、
教室に1回しか来ないけど上手くなるようにするには、
24:02
僕は何を提供すればいいんだろう、どう伝えたらいいんだろう、
みたいなことを考えるようにすごくなって、
その辺から何かの価値を分解して、その中にどんな要素が入っていて、
その要素の何を抽出したらこの人に当てはまるのかとか、
因数分解して整理して通訳するみたいなことがすごく育まれたんですよね。
それによって、私悩みあるんですって悩みをちゃんと分解することとか、
どうなりたいか、今の自分に悩んでいるんですよ。
まず今の自分をどう分解するかとか、やりたい像がある、なりたい像があるんだったら、
そこに行くまでにそれを分解した上で、そこに行くまでに何が必要なのか、
会談としてとか、みたいな思考がすごく増えていって、
その時にある方から紹介された、メンターみたいな仕事、
コーチングされている方に分解分析していただいた時に、
佐田さんはやっぱりキーワードをいろいろ出してもらったけど、
人の最大化というのはあなたのミッションじゃないんですかね、みたいなことが言われて、
自分がそういうふうに何となく思っていって、
仕事としてやらせてもらっていた、思っていた、感じていたことと合致して、
自分としてはそういうキーワードを使うようになったというか。
そうなんですね。
聞いていらっしゃる方、裏ほろって何だと思った大変です。
裏ほろって裏ほろ学者っていろんな、例えば東京とか、
そういう都市部にいる大きな会社の人事の人とか、幹部の人とかがそこに行って、
いろいろな。
そうですね。裏ほろアカデメイヤという研修、自分は熟習をさせていただいているんですけど、
地方にしかない自然環境とか、一時産業の環境とか、時間の流れるスピードとか、
価値観みたいなことは、これからの時代の起業者の方に響くんじゃないかということで、
さまざまな方に協力いただきながら、事業をそれを一つ持っていたりとか、
あと本当に町の事業、町の課題解決の事業ですとか、町に新しい人を呼び込むようなこととか、
本当に多様な事業を、北海道の十勝郡、帯広市というところから車で1時間ぐらいの町なんですけど、
4200人の小さな町なんですけど、そこで町づくりプラスアルファみたいな事業をやっている法人ですね。
そこでいろんな人が来て、その人の可能性をマキシマイズ、ずっとされているんですよね。
マキシマイズ。
マキシマイズ、きっとされているんだなと思って。
多分その人たちってリスキリングしたいなと思っている人も結構いるだろうし、
あるいは組織のリスキリングをしないといけないと思っている人もたくさん来ていると思うんですよね。
そういう人たちをたくさんご覧になっていて、今どんな。
やっぱり大企業で、などで働いている方々って、そのビジネスマンとして、その企業の中のビジネスマンとしては非常に優秀な方が多いし、
基礎力も高いし、すごいなって思うことも多々あるんですけど、今まで得たことがないような、
27:00
全く異質な刺激をまず受けた時の反応とか、自分の中でそれをどう受け取ればいいんだろうみたいなこととか、心の揺らいとか。
で、その先にきちんとファシリテイトをさせていただいて、問いを深めていくんですけど、
そこでの変化ってすごく面白いなと思っていて、僕はその2泊3日の研修なんですけど、そこでは特に自分は何もしないんですよね。
安全係的な感じで全体を見るぐらいで、それぞれコンテンツを持って発揮してくれる方が別々にいらっしゃるので、
その方が基本お任せしながら全体を見とくみたいな感じなんですけど、やっぱり子どもでもそうですけど、まず機械を提供する。
できれば良質なとか、破天荒なとか、刺激的な機械を提供する。
それでやっぱり最低限のフォローだけして、あとは自分の中でどう捜索するかとかをまず待つってすごく大事だなと自分は思っていて、
その先に既存の考え方とか今いる自分の組織と新しく刺激を得たニュー自分みたいなのがいた時に、
その間ってちょっとギャップがあったりすることもあるじゃないですか。
そこで揺らいで悩んで行動した方がいいのか、いや俺はでも企業人だからこのままじゃないといけないんじゃないかみたいな揺らぎって出るじゃないですか。
そこに僕がちょっとした壁打ちとか、僕はこんな感じですけどねみたいな感じで、ファンタジーぶりを発揮すると。
ファンタジーっすか。
ファンタジーそのものって言われることも多いんですけど、いわゆるトトロと呼んでます。
トトロですね。トトロこういう名詞出ましたけども。
使っていいんですかね。
いいんじゃないですか。現代のトトロと呼ばれる曽田さん。
そうですね。
今まさにリスキリングモーメントですよね。その揺らぎって本当にザリスキリングモーメントだなと思ってて。
例えば実際どんなような事例、どんなようなことが起こりますそこで。
そうですね。やっぱり一つの場所一つの価値観を持つと、そこにいるだけである程度の安心感安定感を得るじゃないですか。
自分が得た刺激が初めての場所とか初めての概念だった場合にそこにずっと行くってすごく怖いし、リスクがあるんじゃないかみたいなことを思ったりもするじゃないですか。
そっちに行けばいくほど元々自分が丁寧にゆっくりじっくり作ってきた価値観が壊れてしまうかもしれないとか。
そこで不安を持ったりとか、結局行動しない人ももちろんいると思うんですけど、でも行動したいっていう疼きがもう出てるんですよね。
なので僕はそういう人たちの背中とか肩を押してあげる勇気を提供する係だと思ってて。
行っといてって言ってバイバイじゃないので、ずっとその辺にいますんで。
コミュニティを作って伴奏室だったりしたりとか、その人がチャレンジしやすい環境をちょっとサポートしたりとか、そういうこともすると。
やっぱり行き来するってのも大事だと思ってて、さっきの揺らぎと同じなんですけど。
行ったり来たりっていうのが僕のこの近年ずっと言ってるキーワードで、
30:03
年と地方を行き来する、子供と大人を行き来する、経済と何かを行き来するとか、
全く逆の概念の中で自分がどう位置づけるのがいいんだろうみたいな。
日本人の価値観って固定とかさっき言ったようなことが安心安定だと勘違いしてて、この世に固定ってないじゃないですか。
ビルもガチガチだったら地震起きたら壊れちゃうじゃないですか。
耐震の構造ってのはいかに揺らぐことができるかだし、全く変わらないものってこの世にないのに、
それが安心安定っていうのは自然の節よりかは言ってもないじゃないですか。
だから刻々と時間が過ぎると人の細胞も変わるし、感情も変わるし、自然関係も変わる、季節も変わる。
そういう中で自分も少しずつアジャストしていくっていうことがとても大事だと思っていて。
ダーミンじゃないですけど、やっぱりいかに変化に自分が適応していくかみたいなことがすごくテーマだと。
そういった場合には一つのところでいるだけでなくて、いろんな価値観を行ったり来たりする。
ブレたりとか自分をずらしたりするのとは違うので、これは。
それと勘違いするしかいないんですけど、また戻ればいいんですよね。
行ったり来たりして、行ったり来たりしてまた戻ればいいんですよ。
みたいなことっていうのはすごく重要だなと思っていますし、基本的に事実に近いんじゃないかなと思っています。
ありがとうございます。
無限にまだ、無限に行けるんですけど。
なんでそういうのが必要なんですかね。
今のビジネスワールドがどうなっているからこういうものが求められるのか。
なかなか固有名詞は出しづらいんですけど、裏フォローのところに結構いろんな想像たる方がいらっしゃるじゃないですか。
割と僕は驚いて、想像たる人がなぜ北海道の、僕も北海道はだいぶ長くいたので、原野ですよね。
原野の中に行って、何を思っているんだろう。なぜ必要とされているんだろうと結構思うんですよ。
ビジネスマンの方に届けたいっていうのはもちろんあるんですけど、ビジネスマンを分解すると、例えばですけど、
この日本を支えるために事業で一生懸命頑張っている人っていう意味でもありますし、
家族を支えるためにとにかく一生懸命働いている人でもありますし、
グループチームで何かの一つのことを達成しようと頑張っている人でもあるわけじゃないですか、確保していると。
そういうときにやっぱり先ほどもお話したと思いますけど、いかに魅力的であるかとか、自分が自分の人生を楽しんでいるかみたいなことってすごく重要だと思っていて、
その上でやっぱり僕は必要だと思うのは、いかに多様であるかだと思っていて、
いろんなことしたくないとかってあるかもしれないんですけど、でも色を白しか知らない人と赤も青も緑も知っている人ってどちらがいたかというと、やっぱり後者だと思うんですよ。
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いかにそんなにいろんなものがいらないと言っても、醤油味のラーメンしか知らない人と、味噌も塩も豚骨も知っていて、
蕎麦も知っていて、和食も知っていて、フレンチみたいなのも知っている人、どっちがいたかというと後者だと思うんですよ。
だから幅とか数は人それぞれあっていいと思うんですけど、自分を豊かにするイコール自分の人生を楽しむって考えると、選択肢は実は多い方がいいっていうのは基本、これも真実的なのかなと思っていて、
なのでその入り口として、先にはビジネスマンとしても結果を出したい、成果を出すためのでも含むんですけど、その前に自分が豊かになるための選択肢として、
いろんな経験をする価値観をいろいろ得るっていうこと自体は、根っこを豊かにすることにもなると思うんで、軸っていうか。
だから早急にっていうんですか、正しい言い方は早急にって言うんですけど、
ビジネスマンとしてのスキルを得てくださいっていうことでもなくて、まずは自分の仕事とか自分の人生とか今の社会とその自分として向き合っていただく、
問いを深めていただくみたいなことをご提供しているつもりではあるんですけど、ここに来たらビジネス機会について営業成績が伸びますみたいな、
そういうことではもちろんないんですけど、ただ1個先、2個先、3個先ぐらいにはそういうことが起こるんじゃないかっていう循環の起点みたいになれたらなみたいな意識ではあります。
このような現代のトトロの曽田さんと日経理質議員が。
ありがとうございます。心が綺麗だからね。
人の人生の最大化というところで一致したというのも、実は曽田さんにコミュニティエディターという。
初めて聞きました。
初めて、あの場で。
コミュニティエディターってもう造語として出てきましたけど。
コミュニティエディターに就任をしていただいて、月に1回程度いろんな方が。
もしかしたらもっとかも。
もっとかもしれませんけど。
僕は多様な方々に見守られて育まれて、自分がさらに多様になってきたので。
しかも素敵な方、すごい方、業界代表する方などたくさんいらっしゃるので。
今最後お話の流れでいうと、僕はすごくいろんな方のおかげで多様に豊かにだんだんだんだんなってきているので。
それを皆さんでやっぱりシェアしたいと思いますし、僕よりもすごい人たくさんいますし。
なので、一つ掘り下げるってことも大事だと思うんですけど、価値観を広げる。
自分の生き方も可能性も広がるっていうような、足湯みたいな、温泉みたいなでもいいと思うんですよね。
足湯ですね。いいですね。リスキリング足湯。
36:00
ゴールだけだと調整で。
ゴールだと調整しますけど。
みたいな感じで、学びとか成長ってキリキリしないとダメみたいなとか、ガリガリしなきゃダメみたいなちょっとイメージもあるじゃないですか。
でも一冊も短い本読むのでも十分リスキリングですし、自分を豊かにすることにもなると思います。
そんなような感じで、生の話を各ジャンルのナイスな方々から吸収できるっていうのはすごく豊かだなと思いますけど。
そんな場を曽田さんとこれから作っていきたいと思います。よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
ありがとうございます。
ということで、今日は大体この辺りでお時間になってしまいましたので、また曽田さんとはこの場でお会いできますし、リスナーの皆さんにもお話をお届けできますので、またお楽しみにしてください。
はい、では今日はここまでにさせていただきます。
今日のお相手はニッケリスキリング編集長の櫻井陽人。
はい、曽田勇士でした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
37:18

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