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2024-10-16 23:43

【実践者に聴く】『一言切り抜きfrom日経』で考える、ビジネスパーソンを支える言葉の力「アスリート編」[#014]

【実践者に訊く】

リスキリングやキャリアづくりの実践家をお招きし、社会人の学びのコツなどについて幅広く聴いていきます。


<今回の内容>

  • 原点は記事の切り抜き
  • 最近の記事ならどういうものを選ぶ?
  • スポーツコーチは名言が多い

<出演>

桜井陽(NIKKEIリスキリング編集長)

倉成英俊(Creative Project Base代表)


<メッセージフォーム>

各種メッセージは以下のフォームよりお送りください。

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00:01
聴くNIKKEIリスキリング
はい、こんにちは。NIKKEIリスキリング編集長の桜井洋です。
この番組は、変わりたい組織と成長したいビジネスパーソンをガイドする
NIKKEIリスキリングに掲載した記事を深掘りしたり、
ビジネスパーソンの学びに役立つ話をお届けしたりするポッドキャストです。
編集チームのメンバーやゲストの方と、ちょっと横道にもそれながら、
ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回はリスキリングやキャリア作りの実践者をゲストにお招きし、
社会人の学びのコツなどについて幅広く聞いていく
実践者に聞くシリーズです。
テーマはですね、NIKKEI一言切り抜きで考える
ビジネスパーソンを支える言葉の力ということで、
ゲストの方を呼び出します。
クリエイティブプロジェクトベース代表の倉成秀俊さんです。
倉成さん、今日はよろしくお願いいたします。
はい、こんにちは。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
NIKKEI一言切り抜きで考える。
その前に、NIKKEI一言切り抜きというところからですよね。
そうですね。そもそもあなたが始めたんじゃないですかっていう。
日経コメモという日経の、あれは何と呼べばよかったですか?
SNSに近い?記事をピックする?
そうですね。SNS的なビジネスSNS的な感じを目指しながら、
記事をピックしたり意見を表明したりできるプラットフォームですね。
あれが始まったのはいつでしたっけ?
もう4年ぐらい?
2017年か8年に始まってるんじゃないかな?
5年か。
もう2024年なんで。
そうでしたね。そんな昔でした。
自分が初期に携わっておりながらでした。
はい。その立ち上げ2017、8、9、その辺に。
だいぶ3年。
立ち上げるっていう時に、僕はレーン2にいたんですけど、
レーン2Bチームという特殊組織をリードしていたので、
何か書きませんかっていう風に日経さんからお話いただいて、
日経の記事、もしくは世の中の何でも良かったんですよね、当時メディアは。
それを1個ピックアップして、SNSで意見を書いてほしいというものがありました。
今は全部ノートに収録書くようになってるんですけど、
当時は日経さん独自のプラットフォームを作られてて、
それが全部移行してきてるんですけど、
僕はかなりヘビー日経読者でして、
最初は新しいアイデアを生むためには、
03:05
一番ベーシックな日経新聞を読んどかなきゃなっていうので、
2007年か8年くらいから紙で読んでたんですよね。
途中からノートに、今のノートは物理的な手帳のノートですね。
紙のノートですね。
一言だけ切り抜いて貼るようになったんですよ。
それが後から見ると一番役に立つ方法だなと。
役に立つ。
役に立つ。
平均すると2、3行ですよね。
日経から一言、これはグッとくるな、これはヒントになるなっていう一言を切り抜いて、
手帳に貼っておくと、
後ですごく未来の自分が役に立つっていう経験があって、
そもそもやってたので、
日経コメモに記事をアップしてくださいと言われるなら、
他にキーオピニオンリーダーと呼ばれそう書き手が30人くらいいらっしゃるのかな。
もっとどんどん増えましたね。
各界のビジネスパーソナルを書くという時に、
まあどうせ皆さんリンク貼るだろうと。
デジタル。
僕は物理的に紙を切り抜いた写真をアップして、
日経の電子版もリンクも貼って、
本当に一言切り抜いたものをアップし始めたんですよね。
それからはや5年、6年くらいで、
途中からキーオピニオンリーダーという立場は他の方に引き継いでもらったんですけど、
まあ趣味みたいなもんなんで、
もう彼これ頼まれてないのにそのまま続けて、
今さっき303切り抜き目をアップしたところです。
303切り抜き目。
300回が一つの節目で、さらに今回収録ということもあり、
まだやるぞという意気込みが感じられましたね。
ありがたいところですね。
つまり紙で読んでいいなと思うところを、
記事全体じゃなくて記事の一部、
超一部をトリミングする、切り抜く。
トリミングして、で、貼っておく。
物理的に本当に切り抜いて手帳に貼る場合もあるし、
あとはスマホで撮って、その部分を後で写真として見返す。
そこを画像で切り抜いてノートにアップする。
まあ両タイプあるんですけどね。
本当にグッとくるやつは手帳に貼って、
たまに勇気が欲しい時とか、励まされたい時、
ブレないように読み返すための一言とか、
精神的支柱になる言葉は本当に切り抜いて手帳に貼ってますね。
一番最初、つまり記事の切り抜きっていうと、
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全体切り抜くじゃないですか。
スクラップブック貼って、
これもなんか大きくて貼れないから折ったりとかね、
いろいろやりましたけど、そうじゃなくて、
この一言だけって何ですかね。
最初はね、やっぱり仕事に役に立つようになって、
その情報として、記事として切り抜いてたわけですよ。
一塊でね。
なんですけど、まさにスクラップブックにするって結構ヘビーじゃないですか。
そうなんですよね。
で、読み返す時にそこだけ線引いてたとしても、
なかなかね、読み返しづらい。
そうですよね。
そうですよね。
で、そういうのもいっぱい撮ってはあるんですよ。
あるんですけど、途中からね、徐々にちっちゃくなっていったんですよね。
例えば、西小里経営選手が活躍し始めた頃のその一言に、
ああ、それはすごく勇気もらえるとか、
仕事上のヒントになるなとか。
っていう風に、ちっちゃい方がすごいインスパイアされて、
すごい勇気もらえるなとか、
仕事上のヒントになるなとか。
っていう風に、ちっちゃい方がすごいインスパイアされるじゃんっていうことに気づいた。
あと、今日こういう機会をいただいたのは、改めて見るとストックしやすい。
300個も、一応見てきたわけですよ、今日アップしたやつをね。
で、300個、スクラップブックから303記事。
見返すって、1週間くらいかかりますよね。
で、僕は一応今日収録だから見返そうと思って、
いい機会をいただいたわけなんですけど、振り返る。
1時間かかんなかったですよね。
バーッと見るの。
ああ、こういうのあげてたなって。
忘れてるものもあったんですけど、
いいやつ切り抜いてるなみたいな。
で、そこはノート見てもらえばわかるんですけど、
一言切り抜いた上で、もうちょっと補足記事もアップしてるんですよね。
とか日経電子版のリンクも貼ってるので、
これはこの人が言ったこういうセリフだったんだっていうのをまで見返せるようになってるんですけど、
その入り口はキャッチーな一言。
なんで2つ、ストックしやすくてインスパイアされやすい。
未来の自分のために切り抜くわけですから。
未来のためにストックしやすい、インスパイアされる、未来の自分に。
これ、蔵成さんのお仕事って、いわゆるクリエイティブなお仕事だし、
いろんなビジネスパーソン聞いてますけど、いろんな方にこれって役に立つものだったりしますか?
それは超役に立つと思います。
なぜなら、本屋のレジオコに名言集売ってるじゃないですか。
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いじんとかの、めっちゃくちゃ読みやすい1ページに一言書いてあるアインシュタインとか、
なんとかかんとか、ニーチェとか。
あれと一緒じゃないですか。
なので、みんな言葉の力、好きだと思うんですよ。
一行の名言。それが日経にめちゃくちゃ載ってる毎日。
ただ、それは新聞とかニュースってフローで流れていくものなので、
ちゃんと自分としてピン止めしておく。宝探し。
毎日宝が目の前に流れてるのに、ピン止めしないともったいない。
一つは情報収集としてピン止めをする。
それはどのカテゴリーのどんな仕事人にも必要なことですよね。
仕事に役立つ情報としても切り抜くのはもちろんだし、
あとは、さっき話してみた精神面。
例えば、勇気をもらえる言葉がいっぱい載ってる。
いろんな経営者とか、スポーツ選手とか、偉人とかの名言が載ってる。
それを自分なりにカスタマイズして宝を探して残す。
なので、あとは仕事感。
そういう価値観で仕事をするっていうのは素晴らしいな、みたいな
共感したり、知らなかった心の持ちをっていうのも残せる。
なので、名言として役に立ちますよね、まず。
普通にね、ストックするから。
それと、あと、なんで僕はこれをやってるかっていうのは、
もともとコピーライターだったからっていうのがあると思うんですよ。
どこを切り抜くかっていうのは、
めちゃくちゃ言葉のセンスを磨くっていうことになると思うので、
いろんな方、言葉のセンスって必要じゃないですか。
企画書を書く、プレゼンをする、タイトルをつける。
もしくは朝の部長会とか、いろんな課長会とか一言言う。
うん、わかる。
ときに聞く。一言。なぜなら短いから。
それはどういうふうな言葉が聞くかなっていう、
チョイスのレッスン。
僕は別にレッスンしようと思ってやってるわけではないんですけど、
一言切り抜きフロム日経をすごく読んでくれてる30歳ぐらいの女性がいて、
なんでそんな毎日見つけられるんですか、みたいなこととか聞かれたんですけど、
絶対あるからやってみたら磨かれていくと思うんですね。
すぐ向こうから呼んできてるな、みたいな。
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この子とか俺を呼んでるみたいな。
そうなんですか。
ビジネスパーソナーにどう聞くかっていうところを
もうちょっと深掘りしたいなと思いつつ、
多分皆さんどういうものを選んでるかっていうのを聞きたいなと思うんで。
具体例をね。
せっかく300以降、3123と最近も選んでいただいたんで、
どうでしょう、最近のものから。
最近のからいきますか。
そうですね。
せっかくオリンピック。
オリンピックもあったから。
あったからスポーツ周りから。
いいですね。
いきますか。
いきましょうか。
そうですね。
まず今パラリンピック中なので、
パラリンピック関連の記事からいくと、
これは9月1日の日経スポーツ弁長官からの一言切り抜きで、
声の力で守備を変えたいっていう一言があったんですよね。
面白いじゃないですか、言葉の並びとして。
声の力で守備を変えたい。
これ何の記事かと言いますと、
ブラインドサッカー日本代表に
ボイストレーナーがサポートチームとして入ってるっていう話なんですよね。
新城さんという方みたいなんですけど。
その方が、
ブラインドサッカーって声を出さなきゃいけないスポーツみたいなので、
それが姿勢も悪い中で声を出さなきゃいけないので、
どんな風に出していったらいいかっていうのを依頼されて、
ボイストレーナーを始めたと。
日本人は声がコンプレックスという人がとても多くて、
声の響きが変わると気持ちがポジティブになって人生が変わる、
みたいなことも書いてあるんですよね。
これからすごい学びがあると思うんですけど、
ボイストレーナーを受けたいなみたいな。
毎日声を出してるものだし、
今流行りの言葉で言うと、
声の出し方によって自己肯定感が変わるっていうことですよね。
そうですよね。そういう話ですよね。
なので社会人もぜひやったほうがいいし、
子どもの自己肯定感がなんだって悩む教育機関があったら、
ボイストレーナーを教育委員会に入れてみたらいいじゃないですか。
小学校にボイストレーナー。
面白いですよね。世界中のニュースになる。
工夫もビジネス上生まれるし、
あとはやっぱりボイストレーナーが
このブラインドサーカーチームにいるっていう、
スタッフィングの面白さ。
なるほど、こういう役割の人を入れると、
こんな成果が出るんだって。
明らかに面白いじゃないですか。
15:01
この2つの学びがあるなって、この一言から。
一言ですけどね。
こんな喋っちゃったら一言だけど。
一言から。面白い。
ていうこととかですね。
もう一個オリンピックの方の記事で、
8月4日フェンシング女子大団体銅メダルを
フェンシングが取った時の記事で、
形からでも笑顔で入ろう。
自分のできることをやろうっていう一言があったんですよ。
これは、
江村美咲選手が個人戦で金メダル候補ながら
メダルを逃した。
なのでちょっと沈んでる。
自信を失っている時に、団体戦の前に
ジェローム・グースコーチが形からでも笑顔で入ろうと、
自分のできることをやろうと言った時に、
最後の最後で江村の腹は決まった。
って日経新聞に書いてあって、
コーチのこの言葉の力すげえなみたいな。
すごい。
形からでも。
形からでも笑顔で入ろう。
そこだけ切り抜いてもよかったかもしれないですね。
もっとミニマムにしてね。
できるぐらいのインパクトなんですね。
そうですね。
なんで今日僕はこのブースにお腹が空いてても
笑顔で入ろうと思ってこの収録ブースに来ました。
そこでどら焼き。
どら焼きを頂きまして、今元気になったところです。
お腹空いてたんですね。もう1個あるかな。
ですね。
この番組は横道にそれながらOKということなんですけど。
ちょっとですね。
コーチの名言多いんですよね。
スポーツのコーチ。
今フェンシングのこの間の成果を出したコーチについてのお話をしたんですけど。
もっと前もスポーツのコーチの記事ってめちゃくちゃ切り抜いてまして。
これはですね。これは2021年5月3日の日経朝間に
上田桃子選手。
ゴルフ。
ゴルフのコーチがめちゃくちゃ風の強い日の大会で一言言ったらしいんですよ。
前衛の半分ぐらいしか風は吹いてないよって。
逆境を跳ね返した。
その前提がありますよね。前衛の半分ってことは上田桃子さんが勝った前衛のっていうそういう意味かな。
その時はどうでしょうかね。
前衛は6位に入ったらしいですね。
もっと前に行きますとですね。
18:02
フィギュアスケートの鈴木昭子さんのコーチが言った一言。
これは2020年の8月18日のこういう章って読むんですか。
こういう章ありますね。文化面のですね。
僕はいつも紙で読んでるんで一番後ろの。
一番後ろのですね。
でこういう章で見た一言。
鈴木昭子さんの振付師パスクワーレカメレンゴさんが言った一言。
秋子は今から鳥だって言ったらしいんですよ。
こんなコーチ側に居てほしくないですか。
居てほしい。
収録でなかなか乗ってこない時に。
よう今からお前はタモリだみたいな。
ちょっとメガネかけるところが始まった。
サングラスないけど。
ようお前は今からタモリだか。
サンマさんの方がいいですか。
サンマですか。関西人ではないのでタモリさんで。
っていう魔法使いだなと思って。
秋子は今から鳥だっていうのって文字数でしても9文字ですよ。
1行で収まってる新聞の横7ミリ縦3センチ4センチぐらいのちっちゃな紙編だけど、
これがあるかないかで全然なるほどコーチってこんなに言葉で
戦士とか部下とか社員を勇気づけることができるんだっていうのを言葉の魔法使いだなと思って。
こういう言葉の出会いをするとやっぱり人生変わりますよね。
それはやっぱストックできてストックできるっていうのがまあいいですよね本当にコンパクトに。
確かさっきもおっしゃってましたけども手帳に貼るとか前机に貼るとかもおっしゃってました。
そうですね机に貼ってるやつもあります。今も2枚貼ってます。
そうなんですか。
毎日見てるわけではないけどこれは宝物だなと思って。
そうですよねそういう使い方だから言葉を持ち歩けるその言葉は自分が発見した言葉でもありますよね。
そうですねそこは結構鍵だなと思ってやっぱり自分で探した宝なので価値がちょっと違うっていうか
その本屋の横で売ってる名言集とかはもちろんいいんですけど
21:01
やっぱり編集されて出版されているのでみんなが見てるものじゃないですか。
新聞もみんなが見てるけどその宝を見つけられるかどうかっていうのもあるし
自分がやっぱり欲してるものその時に必要な言葉オリジナルカスタムなんですよね。
それがやっぱりこの一言切り抜いていくっていうところで愛着が湧くっていうか
自分オリジナルのヒント集勇気をもらえる言葉集を過去の自分が作っておいてくれてるっていう感じですよね。
面白いですね本当一言できるビジネスパーソンを支える言葉の力っていうそういうタイトルで始まりましたけれども
誰かに支えてもらってるんだけども自分でも支えてるっていう感じがあってすごい面白いですねこれは。
誰かの言葉でもあるけどそれを選んだら自分でもあるっていうこの二重のところがいいなって思って。
これ日経リスキリングなんですが本当広い意味で社会人の学びを応援するというそういうメディアですので
日々学びのヒントが新聞にはあるっていう。
そうですね。
あと今自分についてのみの話をしたんですけどこれそのノートにアップしてツイッターでもシェアしてるのは
知ってほしいからっていうのはあるわけじゃないですか。たくさんの人に。
それでどなたかがいいなと思って日常変わってたらもちろん嬉しいんですけど
これはね身近な人にも言葉のプレゼントができるっていうのは最近気づいたことでして。
後半に行きますか。
身近な人にも言葉のプレゼントできる。
ちょっと後半にそれ伺おうかな。
じゃあとっとく。
そっから行こうかな。
そうですか。
ということで今回前半言葉のプレゼントというところで一旦終わらせていただいて後半に続きたいと思います。
ニッケリス・ギリギリ編集長のサックライオンでゲスト、倉奈里秀俊さんに来ていただきました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ご報道お聞きください。
23:43

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