番組の紹介とゲストの経歴
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はい、こんにちは。NIKKEIリスキリング編集所の桜井陽です。
この番組では、ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回は、様々なジャンルのゲストから学びのヒントを探る異分野トークシリーズをお届けします。
ゲスト2、バドミントン女子ダブルス元世界ランキング1位永松ペアで知られる永原和可那さんをお迎えして、
コミュニケーションで世界を制したダブルスペアというテーマでお話を伺っています。
重要な試合で勝てなかったことをきっかけに本音をぶつけ合い、
結果として世界選手権で優勝するまでに成長したといいます。
ビジネスシーンでもチームビルディングに悩む人にとってヒントになると感じました。
そんなところもぜひ聞いてみてください。
それではどうぞ。
一緒にお話を聞いていくのはコミュニティエディターの曽田雄志です。
そしてゲストはバドミントン女子ダブルス元世界ランキング1位永松ペアの永原和可那さんです。
永原さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
無事会えてよかったですね。
無事会えてよかったです。
たどり着けないかと思いました。
はいね。
なんかすごい。
どんな状況だったんですか?
鹿かなんかがぶつかったみたいな。
最初雪の影響かと思ったんですけど。
秋田から来られたんですよね。
秋田が雪すごかったので飛行機は結構なってしまって。
新海線に切り替えてよしこれで行けるって思ったら。
まさかのなんか機材のトラブル異常が出たみたいで。
最初止まって1時間半ぐらい止まったんですけど。
その後動き出してよかったと思ったらまた1時間ぐらい経ってからまた止まって。
2度もなんかアクシデントに巻き込まれてしまって。
7時間半ぐらいかかりましたね。
いやー本当に申し訳ないなって気持ち。
なんかこっちもなっちゃいますよね。
いえいえこっちがですよ。
長い時間かけて来ていただいてありがとうございます。
いえいえこちらこそ無事収録できてよかったなって思ってます。
お腹空いてません?
お腹の音が鳴ったすみません。
お腹空いてません。
その2人は空いてますもんね。
そのさんお腹空いてないですか?
僕は消食なんで。
そのさん消食なんですよ。
意外とよかったね。
本当ですよ。
そんな話じゃなくて。
というふわっと今日はお話ししてるんですけど。
中原さん改めてご経歴とか見させていただくと、
世界ランキング元1位で東京パリと2度のオリンピック出場で、
世界選手権2連覇ですよ。
この経歴だけ見るとクイーン・オブ・バトミントンじゃないですか。
いや本当に本当に。
いえいえ全然そんなことないんですけど。
なんですけどこのホワットやってくださいという。
ホワットが私には合いますね。
世界ランキング1位でホワットっていう、
ちょっとそのギャップにまだ僕の脳がアジャストしてないんですけども。
これからわかっていただければ。
僕もだから本当に昨年ですかね。
ちゃんとコミュニケーション取らせてもらって、
お仕事ちょっと依頼させてもらって。
柔らかい感じの人だなとか優しそうだなって雰囲気としては思っていたんですけど、
どこかで鋭さっていうか、隠せないじゃないですか野生の本能みたいなのは。
だけどいい意味で全然出てこないですね。
出てこないんですか。
僕その後何度か何度もお会いしてね、
一緒に過ごさせてもらったんですけど出てこないですね。
だから本当なのか隠すのが条件か。
そうですね。
どっちなんですか。
素です素です。
そんな器用じゃないですよ。
騙されやすいタイプでもあります。
ポロッと騙されますんで。
じゃあ騙されたまんまホワッと進めたいと思います。
いきましょうそれで。
バドミントンでダブルスで世界ランキング1位ということで、
ちょっとダブルスをあまり知らない方、僕も含めてですけどもちょっとそのあたりをお伺いしたくて、
ダブルスとシングルス両方あって最初から基本ダブルスなんですか。
わかりやすく言うとシングルスっていうのは一人で1対1で戦って、
ダブルスっていうのは2人で戦うんですけど、
小学生の時にバドミントンを始めて最初はダブルスを主にやっていたんですね。
でもその後に中学校に進学した時にはシングルスという種目に転校して、
シングルスをメインにやっていて、
高校に入学した時は、高校っていうのはどっちもできるんですね一応シングルスもダブルスも両方やることができるんですけど、
成績が主に出たのがダブルスで、ダブルスの楽しさっていうのをだんだん高校生の時に覚えて、
ダブルスをメインにやるようになったので、気づいたらダブルスの選手になっていたっていう形なので、
それぞれバドミントン選手はシングルスとダブルスの向き不向きっていうか、
自分はどっちが合ってるっていうのがだんだんやればわかってくるっていうのがあるので、
私はダブルスだったのかなっていうのがありました。
会ってるっていうのはどういうことなんですか?ダブルスに合ってる人?
プレースタイルって言ったら、サッカーとかで言うとポジションとかもあるじゃないですか。
一緒で、どこが得意かっていうか、自分の得意なところがダブルスに合うのかシングルスに合うのかっていうので、
私はダブルスに合ったのかなっていう感じですけど。
ダブルスってシングルスと比べてどういうところに面白さがあるものですか?
シングルスは自分一人なので、自分の調子で良いところも悪いところも良ければ勝てますし、悪いとそのまま負けてしまうっていうのがあるんですけど、
ダブルスっていうのは、自分がもし仮に調子が悪かったとしても、もう一人ペアがいるので、
ペアが引っ張ってくれたりして、なんとか勝てる試合もあったり。逆を言うと、自分が調子良かったとしても、もしかしたらパートナーがっていうのはあるかもしれないんですけど、
でもそうやって、自分にない力を持ってるペアと一緒に組むことで、自分が持ってる以上の力を発揮できたりっていうところがダブルスの良さかなと思ってます。
今日のテーマの方にどんどん導いていただいてますね。
初めてとは思えないですね。
ありがとうございます。
今日のタイミングの後とは思えないですね。
さっき上野に着いて、タクシーで来られたんですね。
そうです。着いてまだ間もないですけど。
突き立てホヤホヤでこの…
理解力。
あ、もう言った。
今日、日経理スキリングというメディアで、で、菊日経理スキリングというポッドキャストなんですね。
で、メインで聞いてくださってる方はビジネスパーソンの方が多くて、
アスリートから学んで、自分の仕事に生かそうとか、ヒントになる言葉ないかなって、そういう気持ちで聞いてらっしゃる方が多いんですけど。
今日、僕この前半でお話聞いていきたいなと思うのは、まさに今おっしゃっていただいたそのペアについてなんですよね。
仕事の中でも一緒に組んで、目標に向かって頑張ろうとか達成しようと。
でも、なかなかそのコンディションが合わないとか、目線がなかなか合わないとかで結構苦労したりするんですけども、
そのあたりをどうやって合わせて、どうやって戦ってきたのか、どうやってその成果を出してきたのか。
あるいは、どうやってこういろんな困難を乗り越えてきたのかとか、そのあたりを伺いたいなと思いますけど。
まさに〇〇ペアってね、オグシオペアぐらいからですか?
そうですね。そういうふうにバトミントンのダブルスのペアは、オグシオさんから結構ペアの名前が付いていて、
そこから藤垣さんだったり、末前さんだったり、高谷さんだったり、いろいろ歴代の先輩方がダブルスでそういうふうに呼ばれていたので、
私たちも組んだ時から長松ペアというふうに呼んでいただいてて。
ペア組まれたのが高校卒業して。
北都銀行という秋田にある会社に所属しているんですけど、そこに入ったのが高校卒業して2014年ですね。
11年前に入校して、その当初から松本も、ペアの松本も同い年だったので、一緒に入って、その時から組んでいました。
ずっとですね。
はい、もう10年半ぐらいですね。組んでいた、活動していたのは。
いわゆるだから高校卒業して、現役でプレーをしている間はずっとということですよね。
ずっとでした。
サッカーではちょっと、なかなか。
そうですね。
この感覚。
キャンプ期間は僕たちも2人部屋が多いので、言っても2ヶ月ぐらいはプライベートもなく2人でずっとって感じではありますけど、ずっとですもんね。
まとめると、遠征だ、合宿だ、試合だっていうのが。
私たちは海外遠征に行ったりする機会も多かったんですけど、海外のホテルでもダブルスは必ずペアで一緒の部屋になるんですね。
決まっているんですか?
決まっています。なので、365日の200日程度は多分海外に行ってて、同じ部屋で過ごしていたので、家族とか誰よりも松本と一緒に同じ時間を同じ部屋で過ごしたのが長かったですね。
想像がつかないんですけど。
そうですよね。
友達ってわけじゃないじゃないですか。仕事相手、どういう相手なんですか?バドウィントンのペアって。
私はよく聞かれたときに思ってたのは、戦友かなっていう風に言ってて、やっぱり友達ではなくて、一緒に勝負する。
まあでもビジネスパートナーって言いたくないっていうか、そうではなくて仲間だしっていうので戦友かなっていう風に言ってました。
ペアとしての相性と再結成の可能性
お互いそういう感覚だったんですか?松本さんの方も。
そうであってほしいなって思ってますけど。
ビジネスパートナーだったらちょっと正しいと。
これでも素人質問ですけど、一回組んでも相性が必ずしもいいとも限らないじゃないですか。成績も含めて。その場合って解散して再結成っていうのもあるんですか?
ありますね全然。長くずっと組んでいるペアがやっぱ少ないかなとは思いますね。
やっぱりみんな組んで、ペアが変わっていくっていうところも結構周りには多かったりして。
あとは日本の特有なところなんですけど、同じ企業じゃないと昔は組めなくってダブルスのペアが。海外とかだと他の人と組み替えとかって結構あったりしたんですけど、
日本っていうのはいろんな企業に所属しながらバトミントンをやっていくので、それぞれ違う企業の人と組んだりはできないんですね。
なのでその企業にいる人がもし引退をしてしまったりとかすると、またそこでペアが変わったりとか。
っていう中で企業の中で組み替えっていうのが主にだったので、ここ数年最近やっと企業が違くても組めるっていう風になってきたので、
ちょっとそのペアとしての幅は広がったんですけど、当初私たちがやってたときはそういうのがなかったので、やっぱりその中でペアを変えたりとかっていうのは多かったなと思いますね。
ペアを決めるときって自分で決めるんですか?
いろいろなタイプがあるんですけど、私たちの場合は本当にたまたま同じチームに入ってきて、他の先輩方のペアはもう出来上がってた状態。
ペアがもうできてて、私と松本はペアがいなくて、ちょうどそこで組むっていうような流れで、偶然というか必然的にそういう風になったっていうのがあったんですけど。
でも他のペアでは例えば最初から高校生の時に組んでいて、まだ社会人に入っても組みたいっていうので一緒に行く人もいますし、それは人それぞれいろんなパターンがあるんですけど、私たちの場合は偶然組むっていう形になりました。
監督とかがこの二人は相性が良さそうだからとか、そういうものなのかなって聞かれてるんですけど。
それもあります。
それもあるんですか?
それもあります。
永田さんの場合は?
私たちはたまたま一緒に行くっていう風になって、でもその中でも私と松本が背が大きいっていうのもあって、組んだら面白いんじゃないかっていう当初の監督が言ってたのもあって、いろんな縁があったんですけど、最初から組むことを前提に一緒に行こうっていう風になったわけじゃなかったので、たまたま組むことになりましたね。
最初から独自性ありますよね、お二人とも170センチ以上あって。
そうですね、大きい方ではありましたね、日本の中で。
日本の中で大きい方で。どうだったんでしょうか、最初組んでみて、すぐそのペアっていうのは相性とかなんか分かるものなんですか?
やっぱり組んだ時に、組みやすいなとかっていろいろ感じるところあるんですけど、私と松本って北海道出身で、小学生の時から顔見知りだったんですね。
なんですけど、お互いに結構人見知りで最初。組み始めた時も同級生だし、自分たちの思ってることを伝えるっていうところが結構苦手で、プレーの部分ではすごい噛み合ってるなっていうのはあったんですけど、コミュニケーションっていう壁に相当ぶち当たりまして。
本当に最初組んだ1年目、2年目っていうのは、全然コミュニケーションの部分でうまく取れなかったので、巻き始めたらそのまま巻けちゃうみたいなことは多かったです。
コミュニケーションの質が高まって、どうなんでしょう、巻けるじゃないですか。巻けると話しますよね。でもコミュニケーションはないとなかなかそこにも行けないし、どうやってこう。
なので最初はそこをどうやってやっていったらいいかっていうので、すごいお互い悩んでというか、そこをお互いに信頼してっていうのができてなかったので、
でも2人の目標として確認した時に、東京オリンピックっていうのが私たち組んだ時の2人の目標で、っていうのを考えた時に、東京オリンピック出るために果たしてこのままではいいのかっていうふうにお互い思っていたんですよ。
で、勝たなくちゃいけない試合の時に負けてしまったっていうのがきっかけで、これはやっぱり一度しっかり思っていることをぶつかってでも話さないといけないっていうふうになって、
長い時間取って2人で話したんですね。お互い思っていることを。それをきっかけに2人の中で一番大切にしないといけないのはコミュニケーションだっていうところにお互いしっかり気づけて、
なのでそこからはかなりコミュニケーションを取るようにお互い意識してやるようになりました。
それってどういうシチュエーションだったんですか、長い間話をしたり。
練習の前に連絡を取って、明日の練習の前に2人で1回話そうっていうふうに決めて、練習の早1時間2時間くらい前に体育館に行ってギャラリーで2人で話しましたね。
目標共有の重要性
それは永田さんの方から言ったんですか。
その時どっちから言ったかちょっとはっきり覚えてないんですけど、たぶんお互いに前の視点で負けてしまっていて話さなきゃっていうのはあったので、私から言ったような気がするんですけど、それで一緒に話しましたね。
その時ってどういうものが見つかったんですか。つまりコミュニケーションは私たちは取れてないというところは分かったけど、
その後ですよね、目標を共有して、じゃあそのためにはどうするかとか結構深い話になっていくじゃないですか。その辺り実際いかがでしたか。
やっぱりまず一言目確認したのは目標でしたね。お互いの目標が一致してない限りは、そこに向かってやっていくっていうのはやっぱりズレが生じちゃうと思ったので、
まずはお互いの本当にどこを目指したいかっていうところの確認で目標を聞いて、そこが東京オリンピックのメダルだっていうふうに一致していて。
そこからお互いにじゃあどこが足りないかなっていうところを話して、今まで組んでた中でこういう時こう思ってたんだよねとかっていうのを素直に話したり、
練習の中でもっとできることないかなっていうので、練習中ももう少しコミュニケーション増やした方がいいんじゃないかとかいろいろ話しましたね、その時に。
じゃあ見えてないものがだんだん見えてきたんですか。
やっぱり長く組んでても、長くじゃなくてもこの人こうやって考えてるだろうなとか、なんとなくこうそういう感覚はあるじゃないですか、みんなこう普段生活してても。
でもそのだろうなが、だろうなで終わってるとわからないんですよ。
自分はそう思ってたとしても、もしかしたら相手はそう思ってなかったかもしれないなっていうことも、実際話してみたら、あ、全然違ったみたいな。
私が思ってたことと松本が考えてることって、実際話聞いたら違ったんだっていうのがやっぱりあるんですよ。
だから私ももしかしたら、こういうふうに伝わっててねって思ってることがあっても、松本には口に出して伝えないと、私の思ってることもきっと伝わってないんだなっていうふうに思って、
何でも分かってほしいとか伝わってほしいじゃなくて、口に出すようになるべく意識するようにしました。
これビジネスにめちゃくちゃ学び深いんですけど、結構ですね、ワンオンワンっていう言葉がよくあるんですよね。
それはだいたい、いわゆる上司とかリーダーが自分のチームの部下とか面倒見てる人と一対一で話しましょうと。
ワンオンワンブームなんですよ、今ビジネスワールドでは。
なんでこんなことが出てきたかっていうと、やっぱり世代間のギャップもあるし、色んなギャップがある中で、お互いの前提が違いすぎるっていうことが今まで明らかになってなかったので、そこ埋めましょうっていう。
でもワンオンワンって、こんな感じで、じゃあこれからワンオンワンを始めますって言って。
で、なんか上司の方はほぐそうと思って、なんか最近週末遊びに行ったの?みたいな。
そんないきなりプライベートに踏み込まれてもな、みたいな。結構ワンオンワン地獄なんですよ。
緊張しますよね。
ワンオンワン地獄なんですけど、変な質問ですけど、このワンオンワン地獄に悩んでるマネージャーとかリーダーに、
ちょっとこうやったらいいんだよっていう、何さんなりのコツみたいな、ちょっと変な質問なんですけどね。
そんな私が言えるあれじゃないですけど、自分が意識してたのは、相手の本音聞きたいんだったら、自分がまず自分の思っていることを言わないと言えないかなっていうのはあって、
自分も対人と話すってなった時に、相手の人から聞かれるだけで、自分しか答えられなかったら、どこまで言っていいのかなとかって、なっちゃいやすいかなって思うんですけど、
最初に自分の本音とかを話すと、相手もそこから本音とか言いやすいかなっていうのは思っていたので、
私はコミュニケーション取る時に、相手に先に聞くより、私はこういうふうに思ってたんだよね、みたいな感じで、どうだった?みたいな感じで聞くように意識はしてました。
そうですね、なんか質問になっちゃうんですね、ワンオンワンで、どうなの?みたいな感じ。
いや、でもあなた、どうなの?って言ったら、あなたのこと分かんないんで、怖くて開示できないって、やっぱりそうかなっちゃうってことですよね、たぶんね。
そうですね、やっぱりそこは一度自分の弱みを見せてあげるっていうのも一つんじゃないかなと思います。
そうですね、なんか弱みを見せるコミュニケーションの話なんかさっきもしませんでしたっけ?
ちょっとしました。
これはやっぱりそこになるんですね。
その手法手段が全てではないとは思いますけど、やっぱりコミュニケーションにおいて僕一番大事なのは、どんな前提を作るかだと思うんですよ。
やっぱりなんか自分はさっきね、おっしゃってたようにこう思ってる、でも私もはこう思ってるみたいなそのすり違いをなくすために、やっぱりその前提で大事だなと。
で、中田さん今前提の話っていうつもりでは話してないですけど、でもお互いね、求めるところが、目指すところが同じなんだったら、
まずお互い本音で話し合おうよっていう意味を込めて、自分から本音を言うっていう、ある意味前提的な。
そうすると相手も安心しやすいかもしれないし、でも多分その先ってまだ見ぬ世界も多分多々あったと思うんで、
いや思ったことを言おうよって言ったとして、例えばミス連続したとか、なんでそんなこともできないの?みたいなことを言い始めると、もともと想定してないことにもなりかねるじゃないですか。
だからその辺の確認をいろんな言葉を交わしながら、お互い自分たちのコミュニケーションってこうだよねっていうような、自分たち流のルールを作っていったのかなみたいなのをちょっと感じました。
コミュニケーションの重要性
そうですね、やっぱりコミュニケーションってその本音を言いましょうなんですけど、何でもかんでも言葉ってやっぱりナイフになるので、思ったことをズバッて何でも言っていいってことじゃないと思うんですね。
相手の立場になって自分の思っていることをどういうふうに伝えれば相手が受け取りやすいかとか、でもそれを優しく言い過ぎても多分自分の思っていること伝わらないので、そこが一番多分難しいところで、
それは結構意識して学びながらですけど、やっぱり自分が言ってしまった言葉で傷つけてしまったこともありますし、それを経てじゃあ次はどういうふうにして伝えたらいいのかなとかっていうのが結構コミュニケーションで一番意識して大事なところかなというふうに思っているので、何でもかんでも言えばいいっていうものではないかなと思っています。
ですよね。前提が作られて、信用がないとちょっと不要意に言ったことが誤解されたりとかないふうになっちゃう。一方でその前提をきちんと作れれば結構そういう意図で言ってるんだなって分かると思うんですけど、さっきの曽田さんの話からの流れでどうやって前提を作るのかっていうところですね。ここもすごい知りたいなと思って。
あとそうですね、私は自分の中でもすごい思ってたのが、自分が発言するっていうことイコール、自分も相手から言われたことは全て受け入れようって思ってたんですよ、スタンス的に。なので相手に求めることをやっぱり言いがちじゃないですか。
こここうしてほしかったよとか。でもそれを言う代わりに、もし相手からこうしてほしいって言われたときは、自分もそれをしっかり100%受け止めますっていう感じでスタンスとしてはとっていましたね。でなるとやっぱり伝える方も伝えたときに多分相手が受け入れてくれるっていうのと、逆にこっちが伝えるときもそれを受け入れてくれるっていうふうなのが分かっていれば発言しやすいと思うんですね。
でもやっぱりこれを言ったときに言い返されちゃうんじゃないかとか、そういうのを考え始めるとお互いまたそこって本音言いづらいかなっていうのがあるので、お互い本音で話すけど、ちゃんとそこをお互いにしっかり受け入れましょうねっていうスタンスの方が話しやすいかなとは思います。
ありがとうございます。なんかホワットっていうふうにホワットモードでおっしゃったじゃないですか、ちょっともう駆け抜けちゃいましたね。
すみません。
25分、25分ほぼ駆け抜けてしまいましたので。
多分センスがあるって言うとちょっと失礼かもしれないですけど、感覚がいいと思うんですよね。僕らみたいな解説者からすると、自分が言っていることをきちんと自分はやりますってこの一致、これがまず人との信頼関係を築くのが最も重要な一つなので、
それはだからもう感覚的に感じて、そうなんであろうということをやっているとやられてきたからこそ、多分階段を2人で、同じ方向を多分進む階段を別々で登ることもできたと思うんですけど、同じ階段、一緒の階段を多分登るっていうフェーズに行かれたんじゃないですかね、それでね。
ありがとうございます。同じ階段を登るその前提が作られたっていうところまで一旦前半にさせていただいて、後半じゃあその前提の上でどういうプレイをして、そして引退を去年ですよね。
はい、発表したのはそうですね。
そこから先の引退を発表されてからのキャリアとか、そっちの話に後半つなげてまいりたいと思います。
はい。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
何分だと思いますか。見ました?
見ちゃいました。
見ちゃいましたね。
25分くらいかな。
25分ですよ。
大倍しちゃいました。
いやいや、これちょうどなんですよ。
ちょうどなんですよ。
ちょうどなんですか。
駆け抜けちゃいました。
ということで前半ここまでにさせていただきます。
ちょっと前文じゃないですか。
ポッドキャストの詳細欄にメッセージフォームのリンクがありますので、
今日今長田さんのお話を聞いて、感想等ありましたらぜひメッセージをお待ちしております。
SNSハッシュタグもございます。
ハッシュタグKikunrでお願いいたします。
Kikunrは耳辺のKikunrはローマ字です。
感想などどんどんポストしてください。
それではまた後半お会いいたしましょう。
相手は日経理スキリング編集長の桜井洋と、
コミュニティエディターの蘇田と、
長原若乃でした。
ではまた後半お願いします。ありがとうございました。