2025-05-19 16:41

夜間中学とメタバース:外国ルーツの子ども、若者の学びの場はどこにある?☕️コーヒー片手に日本語教育ニュース💬250519

spotify apple_podcasts youtube

☕️コーヒー片手に日本語教育ニュース💬 @okmymiki   

この配信ではコーヒー片手に私が選んだ、この一週間の日本語教育や多文化共生のニュースをゆるく語っています。


今朝はこんな話をしています。(リンクは切れていることがあります)

↓ ↓

外国人増加、夜間中で日本語指導 文科省、実践例集め指針作成へ

https://www.minyu-net.com/newspack/detail/2025051701000120


「自分らしさ」に悩む 日本語勉強中 家ではスペイン語 沼津在住 日系ペルー人・エイジさん

https://www.tokyo-np.co.jp/article/405428


JMC、東京都34自治体等に展開 不登校・日本語指導が必要な子どもたちを支援する3Dメタバース

https://ict-enews.net/2025/05/16jmc-edu/


--------------------------------

🆕メッセージを送る

https://bit.ly/44IQ0mX


X

https://twitter.com/okmymiki

Threads

⁠https://www.threads.net/@miki_onigiri_sensei⁠


Youtube

https://www.youtube.com/@mikisensei


Buy me a coffee

https://www.buymeacoffee.com/okmymiki


kofi (donate) 

https://ko-fi.com/okmymiki


MIKI senseiの にほんごラジオ for learners

https://anchor.fm/miki-okmy

サマリー

このエピソードでは、夜間中学における外国ルーツの子どもたちの日本語指導について、文部科学省の取り組みや実態を探ります。また、3Dメタバースを利用した不登校児童支援の新しい試みについても触れています。夜間中学やメタバースを通じて、外国ルーツの子どもたちの日本語学習の場が広がっており、先輩たちの体験から得られるインスピレーションが重要視されています。

夜間中学の日本語指導
みなさんこんにちは、MIKIです。
2025年5月19日月曜日、今週のコーヒー片手に日本語教育ニュースです。
この配信では、コーヒー片手に私が選んだ、この1週間の日本語教育や多文化共生のニュースをゆるく語っていきます。
それでは、1週間のニュースを見ていきましょう。
こちらです。福島民有というネットニュースになります。
5月17日の記事になります。
外国人増加、夜間中で日本語指導、文科省実践例集め指針作成へ、です。
文部科学省は、夜間中学での日本語指導を充実させるため、カリキュラムやクラス編成など効果的な実践例の調査に乗り出す。
在留外国人数が最多を更新する中、夜間中学でも外国籍の生徒の増加に伴って、日本語の授業が必要なケースが多くなっており、調査結果を基に指導指針を作成したい考えだ。
これから指針ができていくということですね。もう少し記事いきましょう。
文科省の2024年5月時点の調査によると、夜間中学53校の生徒数は、10代から70歳以上の1969人。
もともとは義務教育を十分に受けられなかった人が対象だが、外国籍が約6割を占めた。
約6割だそうです。すごいな。
日本国籍でも外国にルーツを持つ生徒は、日本語能力が不十分なケースが多い。これ大事ですね。日本国籍でも外国にルーツがある生徒いるんですね。
入学理由は、日本語会話能力の習得27%が最も多く、中学校程度の学力の習得25.3%を上回っている。
一方で日本語指導員は15校の22人にとどまる。中学教員に日本語の免許はなく、国語や数学などの教員が教えているのが実情だ。
そのため、文科省は夜間中学での日本語指導の実態調査を大学や企業に委託、使用する教材や指導員の確保方法、地域の日本語教室との連携といった講じ例を収集して指針に反映させるということなんですね。
この指針にどうやってできていくのか、注目していきたいところなんですけれども、この記事の中にもあるように、これびっくりですね。夜間中学に入学する理由が、この日本語会話能力の習得だそうです。
もともとは十分に義務教育を受けていなかった。比較的、戦争中だったりとかっていう方たちが十分に受けられなかった。だからもう一回勉強したいっていう方たちが、高齢の方が行くというイメージだったんですけれども、今は外国籍の人がほぼほぼ多いということですね。
27%の方ということだそうです。6割が外国籍ということで、ちょっと考えさせられますね。また、中学に入ったとしても、日本語の教員免許があるわけではないので、教えられる人が特にいるわけでもないと。
中には中学校の教員の皆さんの中にも、日本語教師登録日本語教員になる方もいらっしゃるとは思うんですけれども、まだまだ数が足りないということだそうです。そして実情を反映させた指針を作成していくということで、これちょっとで期待して見ていきたいなと思います。
日本語勉強中の子どもたちの実情
では次の記事に行きたいと思います。こちらも同じ日に出ているものです。5月17日の記事になります。やはりちょっとテーマが似ています。ちょっと行ってみましょう。
こちら東京新聞からです。5月17日の記事です。自分らしさに悩む日本語勉強中家ではスペイン語沼津在住日系ペルー人エイジさんということでこちら会員限定の記事なのでちょっと途中までしか読めないんですけれども、それでもどういう状況かわかるので皆さんとシェアしたいと思います。
記事いきましょう。在留外国人が増えている。県東部でもその姿を見かけることは少なくないが、どのように暮らしているのか知る機会は少ない。ともに生きるために何が必要か現場を歩いて考える。
4月中旬、静岡県三島市内のカトリック教会、沼津市在住の日系ペルー人のベラスケスエイジさんが弟2人と一緒にボランティアから日本語の指導を受けていた。今は日本語能力試験で中から上級レベルとされるN2の合格に向け勉強中だ。
母方の祖母が日本人で、自身も日本生まれだが、家族の都合で幼い頃から日本とペルーを行き来してきた。簡単な日常会話なら日本語でもできるが、読み書きはおぼつかない。家庭での会話はペルーの公用語のスペイン語を使っている。
日本で中学を卒業したものの、日本語があまり習得できないまま高校受験をすることになり、2度失敗した。夜間中学にも通ってみたが、なじめずに中退。現在はコテンバ市内の大型商業施設でアルバイトをしている。
ペルーで生まれた高校3年の弟も将来の進みたい道が定まらない。英二さんと同様に日本語はまだ使いこなせない。
この場合ですと、あまり日本語が習得できないまま高校受験を経験した。しかもそこで2度失敗した。この2度がどういう2度なのかわからないんですが、2年間続けて挑戦したけれども失敗してしまったのか、それとも1年目で2回どこかに2つの学校を受けたけれども失敗してしまったのか、
ちょっとその辺ねわからないんですけれども、そこをきっかけに夜間中学にも通ってみたと。だけれどもそこにはなじめずに中退ということだったんですね。
中学を卒業したけれども、やはりもう少し日本の社会で勉強、日本の社会で生きていくためには日本語が勉強しなきゃいけないって思ったんでしょうね。そこで夜間中学を選んだというところで、そうかと思いつつちょっとこの記事を読んでいました。
皆さんはいかがお考えでしょうか。こういう方たちが諦めずにその先を進んでいこう。そのために日本語を勉強していこう。日本語がどうにしても必要なんだっていうところになって勉強していくところを応援したいですね。
先ほどの夜間中学の件、気になるところですね。
はい、というわけでもう一つの記事いってみたいと思います。こちらです。こちらはですね、ICT教育ニュースになります。ちょっとがらっと変わります。でもちょっと関係するかな。ちょっといってみましょう。
こちらは5月16日の記事になります。JMC東京都34自治体等に展開。不登校日本語指導が必要な子どもたちを支援する3Dメタバース。
3Dメタバースちょっと見ていきましょう。記事です。JMCは14日、同社が事業プロモーターを務める東京都のバーチャルラーニングプラットフォームVLP事業が2023年度に旧自治体等で運用がスタートし、2025年度は34自治体等に拡大したことを発表した。
おお、すごいですね。23年、2年前は旧自治体だったのが、今は4倍近くの34自治体に拡大したと。2年間で。おお、すごい。ちょっと見ていきましょう。
東京都VLPは、東京都が不登校の児童生徒や日本語支援が必要な児童生徒に対して、3Dメタバースを活用して、新しい居場所学びの場を提供する事業。JMCは事業プロモーターとして大日本印刷レノボジャパンと連携し、事業を推進している。
なるほど、大企業と一緒にやってるんですね。不登校の児童生徒の中には、VLPがきっかけで学校に登校できるようになった子どもが増えてきた。オンライン支援員、同世代の子どもたちとのコミュニケーションを取ることで地震につながったという声もあったという。
子どもたちの新たな居場所として、コミュニケーションの新たな手法として、VLPは各自治体で効果的に活用されている。
夜間中学とメタバースの学び
都内では外国をルーツに持つ子どもたちが急増している。それに伴い、日本語講座を定期開催している自治体もある。画面共有機能を使った一斉授業や、ボイスチャットを使って日本語を話す機会を増やす工夫などがされている。
また、日本語学習をテーマにVLP内で実施したイベントでは、外国をルーツに持つ先輩たちに体験談を話してもらった。
イベントに参加した児童生徒からは、高等学校で活躍する先輩たちの姿を見て、今後の参考になった。前向きな気持ちになれたという声が聞かれたという。今後も子どもたちの学びを止めないために同事業を推進していくという。
ということで、記事はここまでです。本当にこれいいですね。何がいいかって、自分たちと同じようにルーツを持つ先輩たちの話を聞くって本当に大事で、やっぱり自分と似たような環境だったりとか、自分と同じような背景を持った人の話って本当に入ってくるんですよね。
自分のロールモデルになるんですよ。それまではロールモデルがないと、自分たちの親だったりとか家族しかいなかったりする場合だと、自分もこの仕事に就くのかな、こういうのが当たり前なんだなっていって、いろんな目が向かなくなっちゃうんですよね。
それが外国っていうルーツというつながりだけで、でもこういうふうに先輩たち楽しんでるんだ、活躍してるんだっていうのが見えるのはすごくいいなと思いました。
また、今の子たちにはメタバースとかってすごく身近なんじゃないかなって思っていますので、こういうつながりいいなって思いますね。東京都でやってるんですね。
あともう一点気になったのが、このVLPがきっかけで学校に登校できるようになった子どもが増えてきたということなんですね。増えてきたことが、良い傾向だとか良い結果につながってるっていう認識なんでしょうけれども、
学校に行くことだけが、登校することだけが良いことではないって私は思うので、いろんな学び学ぶ場がある、提供できるっていうのは本当にすごく良いことだと思うので、一概に学校に行けるようになった、登校できることが良いことだなんていうふうに捉われないような支援の仕方が進んでいくといいのかななんていうふうに思いました。
というわけで今日はここまでにしたいと思いますが、久しぶりのコーヒー片手に日本語教育ニュースいかがだったでしょうか。
実はですね、2025年になって今日が初めての収録になります。すごく間が空いてしまったし、私自身も仕事が忙しくなってしまったということでお休みしていたんですけれども、私も仕事柄、日本語教師やっていたりとか地域の日本語教育に関していろいろやってはいるので、
日本語教育ニュースだったりとか多文化共生関係のニュースっていうのはすごく自分でも必要であるし、キャッチアップもしていきたいところなので、毎日、2024年までみたいに毎日はできないんですけれども、
こうやって一週間まとめてお伝えするとか、シェアしていくということはしていきたいと思います。
今日一発目で来週できるかどうかもわからないんですけれども、比較的月曜日は時間がありそうなのでできるかなって思っております。
皆さんももしよろしかったら登録していただき、火事の合間とかに聞いていただけると嬉しいなと思います。皆さんからのこういう感想とかもいただけたら嬉しいなと思っておりますので、ぜひぜひお寄せください。
というわけで今日はここまでにしたいと思います。それではまた来週かなということで、また来週です。バイバイ。
16:41

コメント

スクロール