これね、ちょっと注目したいなっていうのは、新春、県知事が新春の挨拶の中で、夜間中学についてお話をしていたということなんですね。
その中でも特に、日本語だけを勉強したい外国人にとっては馴染みにくいよね、なんていうふうにお話をされているんですね。
その中で、地域の日本語教室とも連携しながらやっていきたいなんていうふうに、
お話が出ていたということなんです。
ここでちょっと注目していきたいな、なんていうふうに思っております。
で、地域の日本語教室、また地域の日本語教室かって私思ったんですね、一瞬。
またボランティアに頼むのか、頼るのかと思っていたんですよ。
まあそれも現状としてはしょうがないのかな、なんていうふうにも思います。
っていうのも、地域の日本語教室って、
日本語学校とはまた違ったつながりがあるんですよね。
やっぱり地域に住む人たちの外国人について、
いろいろと情報を持っていたりとか、つながりがあったりとかするので、
そこを大事にしていくっていうのは、本当に大事なことだな、なんていうふうに思うんですね。
で、一方で、やはり長らく言われている、
その日本語教育に対しての専門的な知識、
だったりとかは、どうなの?っていうところは、かなり気になるところではありますよね。
で、こちらお聞きの皆さんは、地域の日本語教室の役割、
なんていうのも、多分承知されているかと思うんですけれども、
文化庁で毎年出されてますよね、調査、実態調査の結果、
結果が出されていますよね。
で、私、今朝少し調べてみたんです、もう一回ね。
で、平成25年、約10年前ですね、約10年前の調査を見てみたんですよ。
で、日本語教師の数についてちょっと調べてみたら、
前から言われているボランティアの数、
ボランティアの数が教師数に入ってしまっているっていうのもちょっと問題だよね、
なんていうふうにみんなで問題。
はい、指摘されてはいるんですけれども、そこちょっと見てみましょう。
平成25年のボランティア数、1万7673人だそうです。
ごめんなさい、全体ですね、全体の数、日本語教師の全体の数、
平成25年は3万1174人、3万1174人です。
で、その中でボランティアさんが1万7673人、
ということで、56.7%だそうです。
で、最も多いそうです。平成25年ね。
で、非常勤講師が9408人、で、30%、30.2%だそうです。
で、まあ、常勤が4093人で、一番少なくて13.1%だそうです。
これが平成25年の数です。
で、まあ、ボランティアさんの中で、まあ、有資格というか、まあ、要件を満たしている、
日本語教師の要件を満たしている人が、まあ、ボランティアさんの数に入っているのか、
まあ、そこ、入っている人もいると思うんですが、
まあ、ボランティア任せだよねっていうのが浮き彫りになっているよっていうのがよく見えるかと思います。
で、では、最新のものですね。
で、令和5年。
令和5年度のものは、今、あの、年度末に、あ、ごめんなさい。
年内、去年ですね。
昨年末に、えっと、締め切りになって、今、多分、集計しているところだと思うので、
最新のものは、令和4年度のものになります。
ちょっと、令和4年度を見ていきましょうか。
えっと、令和4年度はですね、えっと、日本語教師の全体の数は44,030人ということで、
ということで、ちょっと増加して、
増加しているんですね。
えっと、先ほど平成25年は31,174人だったので、
まあ、1万人以上ね、増えているところなんです。
多いですよね。
で、でです。
でです。
ボランティアの数、ボランティアの数、ちょっとね、これびっくりしました。
21,568人です。
21,568人です。
10年前、平成25年は、1万7,673人だったので、増えているんです。
ボランティア数が増えているんです。
あの、まあ、分母が増えているから増えているでしょってなるんですけれども、
それでも増えているなあっていうのがありますね。
で、割合を見てみると、全体のまあ、49%になっているんですね。
平成25年の56.7%よりは、パーセントは減ってはいるんです。
まあ、でも半分はボランティアさんがやっているんですよね。
で、まあ、とりあえず、あの、非常勤が1万5,891人と、
常勤が6,571人ということで、非常勤が36%、常勤が14.9%という風になっているんですね。
何が言いたいかっていうと、私ここでね、ボランティアの数が多い、まだまだ多いっていうことは、
まあ、まだまだボランティアさんに頼っているんだなっていうことなんですよ。
で、先ほどの記事に戻ると、やはりその行政だったりとか、まあ、県知事でもそうですよね。
あ、外国人のことは、じゃあ地域の日本語教室にと連携していきましょう。
連携本当にうまくできているかはちょっとわからないですけれども、
まあ、ボランティアさんに任せようっていうのがちょっと見えてくるのが、
ああ、もやもやするなって思うんですね。
とはいえ、認識としてはこうなんだっていうのが、やっぱり、あの、今朝のこの記事で思ったんですね。
なので、じゃあ、私、地域日本語教育コーディネーターということで、長野県の地域日本語教育コーディネーターをやっているんですけれども、
だとしたら、そういう認識だったら、もっとこの地域の日本語教育を活発化させるだったりとか、その専門性をもっと認知させる。
あの、責任があるなっていうのも感じました。
ね、なので、うーん、頑張っていかなきゃなっていうところなんです。
うん、認識がまだまだこう、こういうのだったら、もっとその地域の日本語教育にもっと専門性の知識をね、必要なんだよっていうのを訴えかけたりとか、
そういう場になっていくようなことが大切だななんていうふうに思っております。