市場のレビューと日銀の会合
マクロオプショントレーダーのYahoです。今日は2025年9月19日、日本時間の20時8分です。
今日は、日経壁の方をレビューしつつ、今回の日銀の会合のところに関してお話をできればと思いますけれども、
まず、マーケットレビューですね。日経壁の終わりには45,046円となりまして、前日時0.57%の下落というところになりました。
朝はですね、45,800円、900円ぐらいまで行きましたかね。で、そこから日銀の会合を踏まえて、
44,500円ぐらいのところまで落ちていったというところになっています。 ただまあパッと見、すぐ落ちたんですけど、
今週月曜日の方に買ってた値段なので、今週の週始めに
売買してた方の平均取得単価ぐらいに戻ってきた感じになるので、そこでまた反発したので、
そんなに騒ぐほど動いたかというと、そうでもないかなというふうには思いますね。
一瞬ガッときたので、多分お動揺された方も多いかなと思いますけど、そんなにすごい大きな動きでもなかったというふうには思います。
一見平均はそうですね。ただまあ、売買代金は6.6兆円ということだったので、この急落によってですね、多分
週始めの売買代金を十分に超えたというところになるので、多分今週の初めに買われていたポジションは
理論上全部解消されて、またリセットされた動きになるのかなと思いますので、そういう意味では割とその上は軽い
可能性もあるなというふうには思っています。値上がりメガレスは1591と、ちょっと動揺した数字が
ありまして、値下がりの方が多かったというところになっています。 ボラティックインデックスが24.00というところで、日経のPRは18.07ですね。
EPSでいうと2492円なので、2500円目前で止まっているというところになっています。
基本的には涼しくなってきたので、遠慮価格も最低面になってきてまして、10円台ですかね、10x価格は。
そうですね、そんなに指数事情を騒がしいところはないかなと思ってまして、
金利も末置きということで、日本の30年金利も3.15%までじわじわと下がってきているというところになっていますので、
今やっぱりもう一回ね、自民党の総裁選が重要かなと思いますので、まあまあそれを様子見しつつ、ラリーが続いている中での一瞬の
急落があったっていうふうに、個人的には解釈している感じですね。日銀に関しては金利は末置きなので、そこに関してそこまでサプライズはなくて、
ETF売却の詳細
ちょっと動揺が広がったのはETFの売却の件ですよね。前々から言われてましたけど、明示的に決定しましたっていうニュースは結構強烈なヘッドラインだったのかなというふうに思ってまして、
あの、まあ急落を誘ってしまったのかなというふうに思いますけど、ただまあ、あの
ボカベースで30兆あって、まあそれをまあ多分今含み合わせると、あの7千億…70兆ぐらいですかね、70兆ぐらいで、で、
まあそれをですね、まあボカベースで毎年3000億ほど売るというところになりますけども、
3300億ですかね、3300億売ることになりますけど、まあこれをね、どう判断するかなんですけど、
3300億って言ってもね、日時で、1日で営業日数250日と仮定したら、1日あたり13億なんですよね。で、プライメイガラスが1616メーガラありまして、
そうすると1メーガラあたり、大体日時で出てくる売りの量って80万ぐらいなんですよね。で、平均株価が2500円だとすると300株かな、300株。
だから毎日、プライムのメーガラに300株売り注文が増えるっていうだけなんですよね。
ただまあこれ100年かかるんですけど、この売買計画だと100年かかるわけですけど、あのですと。
なので、こう、まあ、なんと言いますか、売買代金から考えるとすごく小さいと思うんですよね。
なのでなんか、あんまなんかこう明示された割にはちゃんとした出口戦略ではないし、あんま売る気ないんじゃないかなっていうのがまあ個人的な感覚です。
100年かかるってなると、まあ普通に考えると多分ね、まあ10回は言い過ぎかもしれないですけど、6、7回ぐらいは、
いわゆるその金融危機、金融危機かわかんないけど、まあその金融緩和として必要なタイミングが、まあヒストリカルに見れば起こるはずじゃないですか。
ってなった時に、100年かけてこのリーマンショックから始まった領敵緩和をやめる、
やめるというかそれを全部ね、エグゼットするって考えた時に、まあ無理でしょっていうふうになりますよね。
なので、まあそう考えると、まあなんか日次でね、300部売ってきたとしても、まあまあそもそも小さいしね、その売却プラン自体が100年かかるので、
まあ、こう出口戦略を見せましたって明示的にアピールはしているんですけど、
いやこれが、こう、本当の出口戦略というか、本気で売る気にあるかというと別にそんなものは多分ないんだろうなっていうふうに思ってます。
で、まあその、歴史を振り返るとですね、今の1万円って昔の100円ぐらいです。100年前ぐらいって100円ぐらいなんですよ。
100倍インフレしてるわけですよね。って考えたら、まあ日次銀が今持っている株式も100年経っちゃえば、
経済環境とリスク
多分インフレして、なんていうんですかね、インフレしてるんで、まあ壮絶な含み行きになってるわけですね、おそらく。
うん、まあだからなんか、まあその辺のインフレを考えると、別に今急いで売らなくてもいいっていう、
まあそれをある種の国の資産として保有し続けた方が、国としては何かその金庫株として、まあ
何らかある時にできるっていう、まあ国というか日次銀なんですけど、まあただ日次銀の株保有者は国なんで、
政府なんでね、まあ うーん
って考えると、まあまあ、どうなんすかね、出口戦略は明示されたんですけど、で、それはあくまで
ポーズで別に本当に売る気があるか、本当にそれで株式市場を壊すほどのインパクトがあるかっていうと、
僕はちょっと懐疑的ですね。ヘッドラインとしては強烈ですけどね。ただまあ、こう逆に考えると、もしかしたら上乗せで売却っていう可能性が出てくるっていう意味で、
あの、そっちのシナリオもちろんあるんですけど、ただ言葉だけを
汲み取ると、別にすごく売る気はないし、あの
実際、売買ベースで見たら、売買代金ベースで見たら、本当に小さいので、
まあこの今の日経費45,000円のラリーを 一気に消し去るほどのインパクトがあるかっていうと、
まあそれはないかなというふうに思います。っていうのが今の感覚です。 なので、なんかこう
今強いんですよね。やっぱり買い手側の取得コストに対して含み益がすごい乗ってるんで、モデル上もね。だから
なんか、これでどこって話なのかなっていうふうには思いますね。
もちろんね、自動車のサブプライ問題とかはあるんですけど、
まあただ、今はね、やっぱり買い手の、買い手サイドの
圧倒的パワーというかね、含み益のパワーかつ売り手側の
あの、含み損の額の大きさ
って考えると、まあまあちょっと、そう簡単には崩せないでしょうねというふうには思いますね。
あとはやっぱりFRBの金利の利下げも始まりましたから、そうやって考えるとやっぱり
あのマーケットとしては非常に強気にならざるを得ない局面なんだろうなとは思いますけど
ただまあ、ポジティブなことばっかり言ってますけど、とはいえ、利下げがあるってことは
中央銀行の視点で見れば、何らかのそのリスクがあるっていうふうに感じてるわけですよね。
ヒストリカルに考えれば。もちろんそのトランプ大統領の圧力ってのもあったのかもしれないんですけど、
やっぱり何らかこう、別のまだ公約に出てないリスクっていうのはあるんだろうなぁと思ってますし、
まあそれがもしかすると自動車のサブプライム問題の可能性もあるかもしれないですけど、
まあそのあたりで考えるとですね、利下げがあるということは実際経済はやはり中央銀行的にも弱いと認めざるを得ない部分があって、
それはいずれどこかで何かのトリガーで破裂して、
まあね、何らかの流動性危機を起こし得る可能性もあると思いますし、今やっぱりその経済環境を変え得るAIの成長、
まあこれは良い面でも悪い面でも新しいものにリセットしていく上でも、何らかのトリガー、イベントがあると思うので、
まあそういうことが起こり得る前の、
まあ利下げラリーはあるんですけど、まあちょっとそういう利下げがあったら絶対何か悪いことありますよっていうのは心にとっておく必要があるんじゃないかなっていうふうには思いますね。
ということで、ちょっと長くなりましたけど、日銀はそういう感じになります。
今日夜間また米国市場は動きますので、まあちょっとその辺も見ながらではあるんですけど、ただFRBもね終わりましたし、日銀も終わりましたし、まあまあ
そんなに大きい金曜日の動きってないんじゃないかなというふうに思いますね。 金も、エサの瓶もね、まあざっくり言うとそんなに大きな動きも今ないですから、
まあまあそういった上で、来週に向けてしっかり休んでいければなと思います。
本日は以上になります。それでは私のコンテンツ、ロングプットスリム時点をご覧いただければと思います。 また明日。