2025-04-12 14:32

新・プラザ合意は“Japan as No.1”の再来か?暴落後の今こそ日経平均の黄金期復活を読む|2025/4/12 相場雑感

トランプ関税による大暴落があった今、あえて日経平均黄金期復活のシナリオを予想。新・プラザ合意は“Japan as No.1”を再来させる日本株へのエクイティストーリーを生むか。海外拠点を整備した大企業は円高下でも強く、内需企業は円高恩恵で好業績?足元インフレも通貨高により抑制し、参議院選挙を見据えたカンフル経済施策が弱った消費マインドを下支えする。賃金上昇圧力や相続サイクルの本格化も消費を強化か?日銀の緩やかな利上げもあり、円高・株高・債券高の可能性を示唆。

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Following the Trump Tariff Crash, we dare to envision a scenario for the Nikkei's golden age to return.
Could a "New Plaza Accord" spark an equity story for Japanese stocks reminiscent of the "Japan as No.1" era?
Japanese multinationals with global footprints remain resilient even amid yen appreciation, while domestic demand-driven firms may benefit from the stronger currency through improved earnings.
Currency strength also helps tame inflation, while pre-upper house election stimulus measures—such as cash handouts and tax breaks—could support weakened consumer sentiment.
Structural factors like wage pressures and the acceleration of the inheritance cycle may further boost consumption.
With the Bank of Japan gradually tightening, we explore the potential for a rare convergence of a stronger yen, rising equities, and firming bonds.

サマリー

新・プラザ合意が日本経済に与える影響について議論が行われており、過去のプラザ合意からの教訓を踏まえ、輸出産業への影響は限定的である一方、内需の強化につながる可能性があると考えられています。政策的な措置として現金給付や減税が提案されており、これが日本の消費にポジティブな影響を与える可能性があります。新しいプラザ合意によって、日本経済には「ジャパンアズナンバーワン」の再来が見込まれています。特に内需の活性化が株高をもたらすシナリオが考えられ、これを背景に日本株に注目が集まると予測されています。

新・プラザ合意の影響
はい、こんにちは。今日は2025年の4月12日、日本時間の17時25分ですね。
今日は日本は土曜日になります。
ちょっと今日はですね、今回のトランプ大統領がやっている
トランプ関税というものが生み出すドル安政策の
日本に対する影響みたいなところを、ちょっと自分の中で考えていたので
ちょっとその話をしようかなと思います。
おそらく僕の推測ですけど、トランプ関税というものは基本的には
ドル安の政策の交渉材料だと思っています。
なので、一部残るとは思いますけど
今のすごい高い交換税がずっと継続するかというと
そうではないかなというのが僕の想定ですね。
トランプさんは結構非関税消費期ですかね
というところにかなり注目をしていて
これがアメリカに対して不利に働いているというようなことをおっしゃっていると
特にその中で日本においては消費税というところとかが
注目を浴びていると思うんですけど
日本の政府はですね、4月の17日頃に交渉に行くということなので
おそらくその交渉の場で非関税消費期であったり
ドル安政策というところをやってくれるのであれば
この交換税に関しては取り下げるとか
そういった交渉がなされるんじゃないかなと考えています。
そうなった時にドル安になって円高になるんだろうなと考えると
歴史を振り返るとプラザ合意というのが1980年代にありまして
その後ですね、日本は円高不況に陥り
それによって日銀が金融緩和をしてバブルに突入していったというところがあるんですね。
なのでその歴史を振り返ってみると
そういった過去にも貿易摩擦からドル安にしろというような
圧力がかかった時期がありました。
それを参考にするとですね
どうなってくるのかというのが若干予想できるんじゃないかなと思って
その歴史を踏まえてですね、ちょっと考えていこうかなと思います。
プラザ合意の時は日本は圧倒的な円安だったので
輸出産業が非常にかなり儲かっていたと
それによって貿易摩擦が起きたわけですけど
それでプラザ合意によって円高になることで
日本の輸出産業は大打撃を受けるわけですよね。
なので今回もそうなのかというと
そうではないと思うんですね。
その当時は日本に製造拠点があって
それが輸出されていたので
通貨高っていうのが非常に大きなインパクトがあったと思うんですけど
今はファーストリテーリングもそうですし
トヨタもそうですけど
海外にもちろん拠点を持っているので
その影響というのは昔ほど影響を受けないんじゃないかなと思っています。
なので今回の新しいプラザ合意というものが
日本の円高不況を招くかというと
必ずしもそうはならないんじゃないかなというのが
僕の現時点での推測ですね。
政策の提案と日本経済
そうなってくると
次に考えられるのは
輸出産業は影響を受けないとした時に
円高によってくると
となるとですね
今日本はかなりインフレが進んでいるので
この円高によって
輸入においてはかなり
良い影響があると思うんですね。
なので輸入のところで
物価が下がるというところがあるので
インフレが円高によって抑えられるという意味では
かなり今
CPIも上がっていて
PPIも上がっていてという中で
日本の内需をサポートするという意味では
円安でいいと思うんですね。
その中で今小売の
売上の増加率というところは
月で見るとかなり弱くなってきているので
どういうふうなカンフル剤を打ってくるかというのが
政策的な論点になってくると思っていて
そうなってくると
日本は夏に参議院選挙がありますので
そこで今かなり衆議院のほうで
議席を減らしてしまった自民党は
かなりの経済政策を打ち出して
票を集めするんだろうなと思っています。
今まだまだ確定していないんですけど
出ている話というと
現金給付
これは1人当たり4万から10万という話が出ているというのと
消費税の減税ですね
これはおそらくアメリカのトランプ大統領から
圧力がかかっている非関税障壁の取り除くという観点でも
そういう話が出ているというところです。
なので現金給付と減税を行えば
今のインフレで終わっている日本の消費というものを
カンフル剤として
もう一度底上げする材料にはなるのかなと思っているんですね
なのでそのあたり考えると
結構今の日本というのは
強い経済を生み得る可能性があるんじゃないかなと思うんですね
今回の新プラザ合意があったとしても
整理するとですね
前回のプラザ合意と比較すると
新プラザ合意においては
特段輸出産業は影響を受けないと
一方で内需は輸入物価が下がってくるので
非常にコストが下がってくるというところで
物価が下げられる
その下げた中で
消費のカンフル剤として
政策的に現金給付や減税をやり得る可能性があると
その消費を支えることになる
仮にそれでインフレになってしまうケースももちろんあると思うんですけど
ただそこは日銀は引き続きですね
利上げを緩やかにやっていくという方針ではあるので
そうすると利上げ用地ももちろん十分にありますし
インフレを抑える武器としての金融政策というところもあるので
かなり円高ですし
おそらく金利も安定的に緩やかに上がっていくとなると
債権も高くなってくると思いますし
次が株ですよね
株もですね
割と内需が強くなってくるという意味では
今まで外需に依存していましたけど
外需も内需も
今よりは外需はちょっと落ち込むかもしれないですけど
内需が強くなり
それが日本経済全体を仕上げるという意味では
株高にもなり得るんじゃないかなと思います
もう一つ付け加えるとすると
日本においては今かなり相続というのが
徐々に徐々に増えているというところがありまして
直近でいうと相続件数でいうと
6年前から比べると3倍ぐらいに増えているというのがあるんですね
なのでそのあたりも考えると
資産の若者世代に対するシフトが起きていると考えられます
なので若者といっても40,50代だと思いますけど
そのあたりの層に
高齢者で眠っていたアセットが振り分けられてくるので
そこも消費が支える要因になるのかなと考えているんですね
なので何と言いますか
かなり日本株において追い風が吹いている
その中で今回の話で
米国一変と米国株が最強だというのも
若干落ち着いている傾向もあると思うので
そのあたり考えると
新しいプラザ合意の影響
日本株のターンというか
ジャパンアズナンバーワン2みたいなのが
来る可能性はあるんじゃないかなと思います
歴史って一定繰り返すというのはあるので
この通貨安ドル安政策によって
新しいプラザ合意が発せられ
それに対する円高不況というのは
今の環境下においては日本においては起こらずに
内需が活性化してそれを大きく伸びると
株高になると
そういうシナリオはありそうな気がするんですよね
今回の暴落というのは
そこまで多分
2024年の1月からにかけて
バーッと上がっていった時に
変われていた方は参加していないと思うんですよ
あの時はどちらかというと
相場における渡り鳥みたいな人たちが
来ていたと思うんですね
その人たちが去ったから8月の暴落があって
そこから切り返したんですけど
また今回のトランプカーズで落ちたと
ただこの落ちた瞬間に渡り鳥が
また日本株に来ている可能性は
ちょっとあるんじゃないかなというのは
僕の推測としてはありますね
今金がすごく高いですけど
おそらく渡り鳥は金と米国株に行っていましたけど
米国株が強すぎるというのも
弱ってきていますし
金もさすがにそろそろ天井だと僕は思っているので
かつそういった経済環境が
いいのであれば金を買っていく必要もないと思うので
そうなってくるとやっぱり
そういった渡り鳥たちは
また新しいアセットに
飛んでくるわけですから
それの対象として日本株というのが
面白いんじゃないかなと思っています
そのあたり考えると日本株におけるオプショントレード
というのはかなり厚いようにも思っています
なので今回の暴落というのは
あまり悲観しなくても
いいんじゃないかなと思いますね
皆さんのポジションが解消されて
非常にフレッシュな目線で日本株を見れるという意味では
非常にいい機会だと思いますし
渡り鳥が入ってくる上での
水準感としても今BR13倍とか
それくらいですよね
そのあたりでも入りやすいと思いますし
これから決算スケジュールにも入ってくるので
ファーストリテリングはそんなに悪くなかったと思いますし
そのあたりの
日本企業の業績の改善性
それは内需外需という両方ですけど
出てくると日本結構いいじゃんって
なるんじゃないかなと思っています
というのが歴史を
振り返って考えると
こういうシナリオもあるのかなというのが
ちょっと今日考えていました
日本株への期待と市場環境
なので売り目線から一点にして
割と
日本株においては
いいチャンスなんじゃないかなと思っていますね
あとあれもありますね
賃金の上昇圧力ももちろん出てきているので
そのあたりも
あるんじゃないかなと思っています
あとはあれですかね
中国も中国で
中国はデフレもあるし
デフレーションの環境にもあるので
アメリカ一辺島でもないし
中国もちょっとそこまで
めちゃくちゃ強いかってそうじゃないし
インドはインドでいいんですけど
まだ新興国の域を超えないかなっていうのもあると思うので
その辺の
各国との比較でも見ても
日本って
変わりやすい環境にあるのかなと思っています
あとインバウンドも
円安ですごい入ってきてくれたとは思うんですけど
その人たちが円高になったからといって
来なくなるっていうのもあんまない気もしてるんですよね
一回日本来て日本っていいなってなったら
多少円高でも
来るんじゃないかなと思っているので
その辺の影響もそんなに心配するほどでもないのかな
っていう感じですね
なので非常に
この新しいプラザ合意は要注目ですし
4月17日の交渉内容ってすごく大事だと思いますし
それによって発表されることによって
新しい
ジャパンアズナンバーワンっていう
エクイティストーリーが生まれる可能性っていうのは
十分あるんじゃないかなと思っています
今日は以上になります
最後まで聞いていただきありがとうございます
それではもしよろしければフォローの方よろしくお願いします
また明日
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