アメリカ市場の現状
マクロオプショントレーダーのYahoです。
本日は2025年8月16日、日本時間の9時16分になります。
今日はマーケットレビューと、今のマーケット状況を振り返れればと思います。
昨日のアメリカから見ていければと思いますが、昨日はS&Pが6,450ポイントということで、マイナス0.29%の下落ということになりましたね。
アメリカはそこまで強くないですね。6,400台S&Pが付けているということで高いは高いんですけど、日本ほどの強いモメンタムがあるかというと、そうでもないのかなというふうには思ってまして──
やはり今、日本が主役になっているというところはここからも見て取れるのかなと思っています。
ただ、恐怖指数はアメリカはかなり低くて、今15ぐらいですかね。14、15ぐらいウロウロしているので、引き続きアメリカマーケットも強気だなというのは感じるところではありまして、非常に強いと思いますね。
最近市場はムーブ指数が76.6まで来ていて、最近もかなり落ち着いているので、非常に株にとっては輝かしい局面なのかなというふうに思っています。
一方で、コモディティであったりビットコインですね。金が今3,335ドルですけど、かなりモメンタムが落ち着いてきていてですね。
ちょっとこの辺りでどうなるかというところではあるんですけど、株と比べるとちょっと弱いなというふうには感じずにはいられないところではあるのかなと思っています。
ビットコインも12万ドルを超えたこともあったんですけど、また落ち着いてきていて、こちらもちょっと弱いかなというふうに思いますので、
ベッセントさんの追加コインをしないというようなお話もありましたが、そういったところが影響しているのかどういうところなのかなというふうに思っています。
ただ、かなり前に言いましたけど、ビットコインこの辺はコロナショックと同水準ぐらいのバブルになっているというふうにも言えるような指標も出ているので、
ちょっとこれ以上上に行くのは今の時間軸の観点で見ればやや厳しいのかなというのは個人的には思っていたところではあるので、
そういったところがしっかりと整合するのであれば、ちょっとビットコインは今の局面においてさらに上抜けるというのはちょっとないんじゃないかなというふうにも思っています。
アメリカからもやはり金、ビットコインから資金が抜けて株式市場にお金が来ているというのは見て取れるのかなと思いますので、非常に強いなと思いますね。
トランプ大統領のアラスカでの会談もありまして、それも結構順調に進んだみたいですし、先行きとしての利下げという材料もありますから、
非常にマーケットは強気になっているのかなと思いますね。結構日経新聞なんかでもコロナショックの後の買い返しみたいな流れがあるんじゃないかとか、
そういったお話も出てきていて、全体的に非常に強気ムードになってきているんじゃないかなと思いますね。
日経平均はやや43,500円くらい。昨日違和感は強かったですよね。43,500円くらいまでいって、ただ44,000円を目前にしてやや足踏み状態が続いていますけど、
日本市場の強さ
ここに日銀の利下げがあるのかないのかというところではあるんですけど、もしあるとPRの拡張を平常時点で18倍というような目線から、
これが20、22倍とか25倍とか、そういったところまで買い上げられる可能性もあるので、そういったところも見ながらマーケットを見ていく必要があるのかなというふうには思いますね。
ただ今はやっぱり日本株が強いなと思います。ちょっと後、日本のグロースも動き始めているので、
全体的にこういうままでグロースも出番がなかった中で、そちらにも資金が来るというのは、日本に対する注目度というものが全体として強くなっているのかなというふうに思いますね。
木野内さんアナリストのIMFの指標が非常に今日本にとってはポジティブに働いているのではないかというところもありまして、そういうのも歓迎しているのかなと思いますね。
その辺りも頭に入れながらちょっとマーケットを見ていく必要があるのかなと思いますけど、全体的にやっぱり日本は強いなと言わざるを得ない状況なのかなというふうに思っています。
ここまでがマーケットレビューで、ちょっと私が危惧している問題に関して最後お話しできればと思ってまして、
トランプ関税とかいろいろありますよ。いろいろありまして、この雇用の失業ですね。大量雇用がどんどん失われていき、AIによって切り替わることで失業率も上がりますよねという話もありますし、
なので大きな流れとして関税はドルを回収することで、世界全体としてデフレーションの方向に進み、消費というものも活動として落ち込んでくるので、企業業績にとってはちょっとネガティブには移っていると思います。
ただ一方でネガティブの部分を打ち消す形で中央銀行の利下げというものが一応材料としてはありますというところではあって。
もう一つあるのは雇用の失業ですよね。これも大量雇用がどんどん失われていき、失業率もおそらく上がるだろうなと。
一方で企業の業績はすごく良くなるので、たぶんいずれのタイミングで法人税の引上げというものが出てくるんじゃないかなというふうには思います。
これもある意味デフレーション、ドルの回収として進んでいくので、全体としてやっぱり消費が減退していく流れになるのかなというふうには大きなビューとしては思っていまして。
ただ一方で株価はまだインフレというか通貨寄存という形で動いているというところがややギャップがあるなというふうには思っています。
もちろんタイムラグがあるものなのでとは思いますけど、ちょっとそのあたり大きなマクロビューと考えると株価はやはりちょっと加熱しているよねというのも見方としてはあるのかなと思っていまして。
もちろんここから利下げで上にギュンと消費が減退しても株価が上がるという区別もあるので、そういったシナリオも十分あるんですけど、やはりちょっと言及せざるを得ないところは、
そういった実体経済という意味において材料を並べていくとすごくポジティブかと言われるとそうではないかなというふうに思っています。
ただもう一つあるとするとイグライナとロシアの問題が今回アラスカでの会談がありましたけど、あのあたりがポジティブに方向に進みコストプッシュ型のインフレが落ち着くという可能性もあるので、それはそれでいいと思いますよね。
だからデフレーションの方向に進むんですけど、コストプッシュ型のインフレも落ち着き、減退する消費に関しては金融緩和によって下支えをする。だからこそこの株価というものはいいんだというふうにもあると思いますし、
法人材が増えたとして、別に企業の本質的な営業活動がネガティブかどうかというところにおいてはネガティブでもないのかなと思うので、本質的な意味においてはやっぱり強いなというふうになる可能性もありますので、両種なりはあるなとは思いますね。
ただ、僕が思うのは、いろんなトランプ関税とか、こういうの失業とか、そういうニュースが出ても、あまりみんな同時にないのは株高だからと思うんですよ。株が高いから、いろいろな資産、不動産もそうですし、資産が高いからこそ、別に足らなくなったら株を売ったり、
なんか現金化したらまあ大丈夫だよねっていうふうに思っているマインドが絶対どこかにあると思うんですね。全体的に、世界全体としてね。なので、もしそれがなかったらどうだろうなっていうのを考えた方がいいのかというふうに思いますね。資産高がなくなったらどうなりますか。
もう本当にこの十何年間、この資産高によっていろんな家計が支えられていて、資産高によって家計の計画が作られてきた時代だと思うので、それが悪いことだとは思いませんけど、
やっぱりそういう視点でも物事を見ておかないと、乖離を見つけることができないのかなと思いますので、ちょっとその辺りも心に留めながらマーケットを見ていければと思います。
本日は以上になります。それでは私のコンテンツ、ロングプットするイメージでフォローいただければと思います。また明日。