その中で、このトランプ大統領昨日の発言であったり、ベイセントさんの発言であったりというところの──
真相真理を読み解いていこうかなと思いまして──
昨日トランプ大統領はFRBのパウェル総裁の解任は考えていないと──
という発言があったと思います。
ベイセントさんからも対中貿易戦争、貿易摩擦の部分の論争に関しては──
解決の方向に向かっているみたいな発言もあったと思うんですけど──
そのあたりの発言をちょっと真に受けるのはやっぱり危険だなと思っています。
まず僕が思うに、そもそもこのトランプ大統領って──
今、売り手側なのか買い手側なのかというところを考える必要があるなと思ってまして──
要は買い手の見方なのか売り手の見方なのか。
やっぱりここまでのトランプ関税の話であったり、そういったアクションを考えると──
もともと彼が掲げているオールドエコノミーの復活であったり──
製造業の復活、金融資本に勝つというか──
金融資本を倒すといった考え方を考えると──
彼らは基本的には金融資本とは反対側にいると考えた方がいいのかなと思います。
要は反ウォールストリートというか──
そういった考え方で戦っていると考えた方がいいのかなと思ってまして──
そう考えるとトランプ大統領が一番考えているのは──
おそらくウォールストリートの資本家たちに損をさせる──
というところが彼の狙いなんだと思います。
なので基本的には今彼は売り手側になっているというところなので──
このマーケットという戦場の中でいろんなニュースが出ますけど──
彼が緩和的に発言するということに関しては──
基本的にはフェイクムーブである可能性が十分にあるのかなと思ってます。
要は敵に対して油断を与えるためのアクションなんじゃないかなというのがあるので──
その前提で彼の発言を受け取る必要があるなと思ってまして──
要はベンセントさんであったりナバロさんであったりラトニックさんとの──
その恩賢派と強硬派の論争というか対立というか──
そういったところをメディアで報道されてますけど──
そういったメディアの報道でさえも彼は誘導的に利用しているというか──
フェイクムーブとして利用している可能性が十分にあるのかなと思ってます。
話に戻るとそもそも今このトランプ大統領の戦いというのは──
おそらく金融資本対実物資本の戦い。
それがいわゆる言葉を変えるとオールストリートとオールドエコノミーの戦いなのかなと思ってまして──
おそらくトランプ大統領が考えているのは──
そもそもリーマンショックの話もそうですし──
ルイス・ラニエリが作った商権化の考え方、デリバティブの考え方というところもそうなんですけど──
実体経済よりも金融経済の方が大きくなり──
彼らがバブルを生み出しお金を吸い上げているということが──
おそらくトランプ大統領が考えている問題点なのかなと思ってまして──
それを実物経済というか実物資本にパワーバランスを戻すというのが──
彼の考え方というか重視しているところなのかなと思ってます。
そこに対して最近トランプさんのところにイーロン・マスク氏であったり──
大統領就任した直後に関してはソフトバンクループのソン・マセルさんとかも駆けつけてまして──
どんどんアメリカにも通しますよというような発言をされていたと思うんですけど──
ある種その金融資本対実物資本のところの戦いに対して──
このテック資本というか無形資本というところが加わって──
ある意味この実物資本に対してテック資本・無形資本が加成する形で──
この金融資本と戦っているような構造になっているんじゃないかなと思ってます。
なのでここの金融資本の弱体化を狙うと考えたときに──
ウォールストリートに損をさせる考え方の中で──
このメディアにおけるいろんな政権内での対立であったり──
トランプ大統領の一度言ったことを引っ込めるとか──
そういったところっていうのは基本的には妖動作戦というか──
フェイクムーブに近いんじゃないかなと思ってます。
要はおそらくトランプ大統領が今考えていることというのは──
敵である金融資本に対してトランプ大統領の力を見誤らせることだと思うんですよね。
戦争でもそうなんですけど──
やっぱり敵の戦力を見誤ると負けると思うんですね。
日本がアメリカに負けたように──
それはアメリカの製造業の当時の力を見誤った結果──
見誤ったというかその辺りだと思うんですね。
なのでそういう意味で言うと敵に対して我々の戦力──
トランプ大統領の戦力を過小評価させるというところが──
最も重要だと思ってます。
なのでそういう意味で言うとトランプの発言は2点3点するし──
再建市場に対して不安が広がるとすぐ引っ込めるとか──
彼の弱みは再建市場だとか──
そういった論調が繰り広げられていると思うんですけど──
それこそが彼の狙いであって──
油断を作らせる狙いなのかなと思ってます。
要は彼は本気でやれば再建市場を崩壊させるということさえも──
考えていると思うんですね。
なのでその辺りを考えながら──
ある種今というのはマーケットが戦場であって──
そこでの資本闘争が──
まさに繰り広げられている瞬間であるというふうに──
考えながら戦っていくのがいいんじゃないかなと思ってます。
おそらくこのインフレが今すごく続いている中で──
金融資本がそのところの利益を──
資本化として吸い上げているというところで──
それを割り送っているのが労働者であって──
バブル経済でもしバブルが崩壊したときも──
労働者が割り送るというところがおそらく──
トランプ大統領が問題視しているところでして──
それが何で問題かというと──
今ってすごく人々って短期的な思考になっていると思うんですよ。
短時間で大きな利益を得られるということが──
最大限いいことなんだという考え方で──
ファイヤーとかいう言葉も流行りましたけど──
要は労働価値が過小評価される時代になっていると──
思うんですね。
おそらくトランプ大統領はその考え方自体が──
人類の発展に良くないと思っている。
時間をかけていろんなことを成し遂げる──
何かを作り上げるということ自体が──
人類の発展において重要で──
それが過小評価されてしまう社会というのは──
全体的に考えた時に良くないと思っている。
その考え方にトランプ大統領に対して──
イロン・マスク氏が課成した背景なんじゃないかなと──
イロン・マスク氏も人類全体のことを考えて──
宇宙開発とかいろんなことをやられていると思います。
その観点で見ると──
彼が課成した理由も何となく見えてくるのかなと──
思ってまして──
そこが狙いなんじゃないかなというところです。
要は彼がやりたいことを端的に申し上げると──
労働価値の過小評価をやめる。
労働価値を昔のような価値に取り戻すというところが──
彼の考え方なんじゃないかなと思っています。
この資本闘争というのは非常に──
相場だけで見ると数字でしか見えないんですけど──
情報戦であったり──
思想というか考え方の部分での戦いであったり──
非常に複数のカテゴリーにおいて──
戦いが繰り広げられているなと思ってまして──
その巨大なある種の戦争の中で──
僕らがマネゲームをしているということに過ぎないんじゃないかなと──
いうところですね。
まとめると──
このマーケットにおいてこういったトランプ大統領との──
言話的・緩和的発言というのは──
僕らは敵じゃないかもしれないですけど──
金融資本家という敵に対する──
油断を与えるための論調であり──
それがメディアを使って拡散している──
それに過ぎないので──
そういったことも考えると──
この一つ一つのトランプ大統領の発言というものに惑わされずに──
彼が何と戦っているのかというところが──
本質なんじゃないかなというところですね。
いろんな数字のモデリングも重要ではあるんですけど──
それ以上にこのトランプ大統領の真相真理というところが──
重要かなと思いましてというところですね。
本日は以上になります。
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それではまた明日。