トランプ大統領の政策分析
はい、こんにちは、清鷹です。今日はですね、トランプ大統領が何をしようとしているのか、というお話をいたします。
まあ、とはいえですね、僕は経済の専門家でもないですし、金融の専門家でもないですから、はっきり言って分からないんですけど、
分からないんですけれども、少なくとも今その日本のマスコミの報道だけを見てたら分からないじゃないですか、
トランプさんがまた無茶なことをしてきたみたいな、そんな論調ばっかりじゃないですか。
だけども、やっぱりあの人はあの人なりの考え方とか、理屈なり、行動原理なりがあって、ああいうことをしているわけですよね。
で、それが一体何なのか、という話なんですよね。で、僕もそんな専門家じゃないんで、分からないですけど、
で、なおかつそんなその一時情報に当たるほど根性もないんですけども、ただそういう一時情報に近い立ち位置の方が発信しておられる情報っていうのは取り入れるようにしてるんですよね。
で、具体的にはですね、沢谷学長っていう方がポッドキャストを配信されてまして、僕はYouTubeで聞いてるんですけれども、
その方のお話の内容っていうのがすごくこの参考になるんですよね。また概要欄にはリンク貼っておきますけれども、
沢谷さん、高五郎も沢谷さんっていう方で、海外の外資系の投資銀行とか資産運用会社で証券アナリストとか、そういうことをやられてた方なんですけれども、
今はそういう仕事は辞められて、どっちかというと人生をデザインするみたいな、そういう方向性でやっておられるんですけど、
その方が発信しておられるポッドキャストですね、これが非常に役に立つんですよ。
裏側の情報とか、あるいは金融知識を基にした解説とかですね、そういうのがすごく勉強になるんですよね。
具体的にトランプさんが何をしようとしているかというと、一言で言うと、この方の解説によるとですね、
ドルの価値を下げるんだと、ドル安に導くんだということで過度な輸入を防ぐわけですよね。
この沢谷学長がおっしゃるには、部品とかそういうものには関税かけてないんですって。
こういうのって全然報道されないですけどね。実際には1000ページにも及ぶ除外リストがあるんだということなんですよね。
だから輸入する部品については関税はかからないし、アメリカ国内で組み立てをして、アメリカ国内で販売をされる、
そういう部分に関しては基本的に関税がかからないということで、国内産業を保護するということなんですよね。
一方で非常に沢谷学長がおっしゃるには、離れ技的なことをやろうとしているという部分もあって、
それは何かというと国債の金利は下げたいということなんですよね。国債というのは借金ですよね。
その利子の払い、支払いをできるだけ低くするために金利は下げたいと。
ドルの価値を下げつつ金利を下げるということっていうのは、これは相反する方向性のものということなんで、
相反する方向性をうまくブレーキとアクセルを踏みながらコントロールしようとしているんじゃないかということなんですよね。
だから時々、どっちか片方、この構造が見えていないと、どっちか片方の予想外の展開が出てくるわけです。
今回みたいな発動速、90日間の延長みたいな、そういうことをする、それが唐突に見えるわけなんですよね。
だからマーケットもすごく混乱するということなんですけど、
そういうふうに時々ブレーキとアクセルを踏み分けて逆方向に動かそうとすることがあるんで、
そういう意味でこの先もかなり市場がパニックになる場面というのは出てくるだろうなという、そういうお話なんですよ。
関税と消費税の関係
なるほどなぁと思いましたね。
あともう一つ、関税10%という話に今なってますけども、有料期間中、90日の。
これもそれなりに理屈はあるっていうことらしいんですよね。
この蔡学長の、これは何回か前のポッドキャストでそういうお話をされてたんですけども、
それは結局消費税の問題なんですよね。
アメリカの国自体は消費税をかけてないらしいんですよね。
実際僕もアメリカに昔旅行に行ったときには消費税あったんですけど、
それは週ごとにかかっている消費税で、国単体では消費税がないということなんですよ。
一方で消費税のある国って多くて、日本もそうですけども、
実際日本なんかでは輸出する企業というのは、輸出品の消費税って国からバックされるんですよね。
輸出企業は輸出品に対して消費税がかからないので、その分国からカンプが受けられるわけなんですよ。
これは実質的な補助金じゃないかみたいなことをトランプさんの側では考えておられるわけなんですよね。
だからその分関税をかけるんだと。
その分安くで輸出ができているから、
それは競争上アメリカの方が不利になっているんだという、そういう発想らしいんですよね。
だから関税をかけるというのは、消費税を持っていない国としてはあり得る話ということなんですよね。
こういう構造なんかも、日本のマスメディアなんかを見ているだけでは全然わからないですよね。
日本の専門家とかを見ている限りではわからないですよね。
でもこの構造を知っておくと、この先トランプさんがどういう手段に出ようとしているのかというのがわかるので、
焦りは減るのかなと。
投資と資産管理の重要性
見てて慌てることもない、この人何考えているんだろうみたいな不可解なことはなくなる。
その行動原理が見えてくるんでね、ということだなというふうに思っています。
もう一つこの沢谷学長がおっしゃっているのには、
トランプさんの行動原理になっているマニュアルというのがあるみたいなんですよ。
それはスティーブ・ミランさんという経済学者の方が書かれた本みたいなんですけども、
そのタイトルが世界貿易システムの再構築のためのユーザーズガイドという本みたいなんですよ。
本なんか論文なんかじゃない、論文なのかな。
これが一つタネ本になっていて、このマニュアルに従って展開をされているんじゃないかという話なんですよね。
概要欄のリンクに僕は検索AIのジェンスパークというので検索をさせて要約をしてもらったんですよね。
それで読んでいるんですけど、実際ドルの価値を下げるというアプローチについて具体的に書かれているので、
よろしかったらこれも概要欄にリンクを貼っておくのでご覧いただければと思うんですけど、
要は基軸通貨であるドルの役割を終えようということみたいなんですよね。
基軸通貨だとドルのニーズが高くなるので、だから勢いドル高になると。
だから基軸通貨になるのをやめてしまって、極度に高まったドルの価値を適正な位置にまで下げて、
それで輸入品がたくさん入ってくる、そういう構造を改めようと。
たくさん入ってくるところは取りもなさず中国だったようなんですけれども、
そういう動きになっているということなんですよね。
その構造が見えれば、僕らは不可解な行動だと思っていた部分がある程度通常だって見えるわけなので、
すごくこの先落ち着いていけるんじゃないかなというふうに思います。
とはいえですね、さすがに僕は投資というのが、投機ですよね、株式とか債権とか。
沢谷学長は投資のアドバイス的なことも法律の範囲内でやられているんだと思うんですけれども、
今も債権を買ってみたいなことはおっしゃっていますけれども、
僕はもうさすがにそういうところまではやらないでおこうと思っているんですよね。
こんな素人がやったらやけどするに決まっているんで、というのが一つですよね。
絵としてですね、こういうのって資産が減りそうみたいな、めべりしそうみたいなので何とかとどめたいみたいなところでですね、
そういうその資産がめべりする不安とか恐怖とか、そういうのをベースに行動しちゃうんですよね。
そういうその不安をベースにした行動というのは、まあまあ失敗しますよ。
その失敗するのがほぼ見えているのでやらないというところなんですよね。
この辺の不安をベースにした行動が失敗しやすいという話は、今ちょうど表紙を作っているんですけど、
Kindleの新しい本の中ではひもといてみたいなというふうに思っています。
あとはですね、金融資産を保全したいとか増やしたいとか、そういうのもいいんですけど、
もっと自分自身という資産を育てていくことが大事なんじゃないかなというふうに思っていて、
この辺はですね、つい先日出した有料ノートの方ですね、有料でちょっと出させてもらったんですけど、
そこにも書いているんですけど、自分のための投資、自分を育てるための投資というのをやったほうがいいですよね、
みたいなそういう提案をしてまして、よろしかったらそちらも読んでいただければと思います。
有料とも言ってもですね、300円。
SNSでシェアしていただいたら100円になるというそういう価格設定にしておりますので、
気軽に読んでいただけるかなと思います。
ということでですね、なんか宣伝みたいにもなっちゃったんですけど、
とにかく今非常に不安定な状況にあるんですけれども、
トランプさんの行動原理が見入ればですね、ある程度落ち着いていきますし、
なおかつお金が減るとか資産が減るとかですね、そういう不安、
こういうものにですね、打ち勝つというのではないんですけれども、
それをベースにですね、行動せずにもうちょっと違うアプローチで、
資産というのを育てていくということが大事なんじゃないかなというふうに思いまして、
今日はですね、トランプ大統領は何をしようとしているのかということに絡めてですね、
お話をさせていただきました。
それではまた次回お耳にかかりたいと思います。さよなら。