2025-06-15 10:01

中東が世界の主役に?"メソポタミア文明"の復活─ イラン・イスラエル衝突の裏にあるAI成長戦争|2025/6/15

石油の時代は終わっていなかった。むしろ、AI時代の起爆剤になる。

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はい、今日は2025年6月15日、日本時間の9時25分ですね。
ちょっと今日はですね、日曜日ということもありまして、中東情勢についてちょっと深掘りしたいなと思っています。
かなり、なぜここまで今、イランとイスラエルというところが争い始めているのかというところは、
非常に今の世界の発見を占う上で、非常に重要な戦いなんだろうなというところが見えてきましたので、
ちょっとそこを僕なりにここで記録できればと思っています。
そもそも、イスラエルとイランって地理的に見ると別に特段国境が隣接しているとか、そういうわけではないんですよね。
その中でイスラエルがイランを攻撃するというところがなぜ起こっているのか。
端的に申し上げると、たぶんこれはアメリカが、アメリカかわからないですけど、
第二次戦争というところに直結する出来事なんだろうなというところがありますね。
それはAIの成長における重要な鍵を握っているのが中東にあるからだと思うんですけど、
そういう背景があるんじゃないかなと思っています。
今、石油というものが基本的にはアメリカでも取れますけど、中東でも取れるというところで、
中東の中でも石油って質が2つに分かれるみたいで、スイート原油とサワー原油というものがあるようで、
それが要は何かというと、硫黄の含有量が多いか少ないかで決まるみたいなんですけど、
含有量が多いとそれを除去する必要があるので、ちょっとコストが安くなって、
その分除去するコストがかかるというところなんですけど、
スイートの方は硫黄が少ないので生成コストが低いということで、
そもそもそれだけで高く売れるというのが、この2つの原油の構造みたいなんですね。
このスイートの原油の方はサウジアラビアでかなり取れるようで、
基本的にはサウジアラビアを中心として取れていて、
あとはアラブ諸国連邦とかカタルとかで取れるみたいなんですね。
それ以外にもアフリカとかでも取れるんですけど、
基本的にはサウジアラビアが一番強いというところなんですね。
一方で、このさっき申し上げた硫黄がやや多いサワー型の原油というところがどう取れるかというと、
イランであったりイラクが取れるというところなので、
このイランというのはサワー型の原油においてはかなりの埋蔵量を持っていまして、
世界でも第4位ぐらいのところなんですね。
なのでイラクと聞くと2000年代のイラク戦争を思い出すんですけど、
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ブッシュ大統領が9.11をポッタンにイラクを仕掛けたと思うんですけど、
その繋がりで見るとちょっとデジャヴ感がありまして、
このイランというところで戦争というか抗戦状態に入るというのは、
2001年から考えるともう24年ぶりなのでだいぶ時間も経過しましたけど、
そんなような記憶がありますと。
そういった形で中東はやっぱり石油がすごく多くてですね、
今特にイランとイラクというところが結びつこうとしているというところもあるみたいで、
なのでそういう意味でいうとイランとイラクが結びつくと石油の埋蔵量というと、
世界でもう多分トップに出てしまうというところがあるので、
そういったところをもしかするとイスラエル使ってアメリカを阻止したいというのがあるのかなというところをちょっと推察してました。
その中でこの石油というものがこれからどれだけ重要かというところの話に移るんですけど、
脱炭素が話に上がったのはだいたい2020年くらいですよね。
バイデン大統領が都選して、そこから脱炭素バブルが起きましたけど、
その当時ってまだAIなかったんですよね。
2022年にGPTが出たので、その当時はまだ電力というものが余剰していた時代だったと思うんですけど、
その中で脱炭素をすること自体は別にそこまで問題ではなかったと思うんですけど、
これからそのAIによって電力消費が活性化していく中で、
この脱炭素によって電力消費を制約してしまうと、結果としてAIの成長を阻害してしまうことになりかねないんですね。
なので世界各国が脱炭素によって鎖をつなげればつなげるほど、
それの枠の外にいる中東情勢、中東勢力というのはジャンジャン火力発電を使って電力を使えるわけですから、
結果として彼らがAIを使った成長の中心地になり得るんですよね。
なのでそういった意味において、この中東というのはまさに今新しいプレゼンスを獲得する可能性がある領域なんだろうなと思います。
なのでそのあたりにも背景もあって、ガザ地区の話とかが国際的なテーマになるというのは、
そういった背景が隠されているんじゃないかなというところなんですね。
石油というのは化石燃料ですから、数億年前から蓄積された油が今現文明が使っているような形ですけど、
すごく昔にさかなぼると、人類の発炭というのはメソポルタミア文明から生まれたと言われていまして、
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それがだいたい中東に起源があるというところなので、
世界の発展サイクルが移り変わっていく中で、
昔はスペインとかがすごく発展していて無敵艦隊があったとか、
そこからイギリスに渡って、もともとはオランダとかスペインとかが発展して、
次イギリスになってアメリカになって、中国になって、インドみたいな形で、
世界の中心地というのはグルグルグルグルサイクルのように回っていると思うんですけど、
それがついにもしかするとAIの成長と電力消費という関係性と、
世界が脱炭素によって制約をつけている中で、
中東というところがAI電力消費によって非常に強く成長し得る場所になり得るんじゃないかなと思っています。
そういった意味でイランとかイラクはかなりAI投資を活発にやっているみたいですね。
そういったところも観察すると非常にリンクするところでして、
GoogleとかオープンAIとかもこういった中東に対してデータセンターを作るとか、
クラウド拠点を作るとかっていうのは結構今やっているみたいで、
非常に企業側に関してもこのAI電力投資において、
中東というものは原油を使って火力発電ができるかつ、脱炭素社会という考え方の外側にいる存在として、
ある種のユートピアになり得ると考えているんじゃないかなと思っています。
だからこそトランプ大統領は脱炭素なんてクソくらいっていう感じになっているのかなというところで、
やっぱりトランプ大統領は基本的にはアメリカファーストなので、
米国の発展に忠誠を尽くしている存在ですから、
AIの発展を米国に取り込む上で何をすべきかというところで、
脱炭素という制約を取り除かなければならないというふうに考えますし、
なおかつその電力消費というものを活性化するためにエネルギー安全保障を確保する。
それは自国の安全保障もそうですし、
その中で中東というところが油田としての鍵を握るというところで、
中東情勢にしっかりとアメリカを関与する。
その上でイスラエルを使ってイラン、イラクという国に対して何をしかけるというところが考えられるんじゃないかなと思っています。
なので非常にこのまま中東を放置すると、
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おそらくある種のメソポタミア文明の復活というか、
油田を使って過去発展した文明の起源が戻る形で、
中東に世界のプレゼンスが集中する可能性があるというふうにアメリカは見ているんじゃないかなと思っているんですね。
なので非常にこのイランとイラクの戦い、
イランとイラクというかイスラエルとイランの戦い、
これはイランとイラクの結びつきを阻止するものだと推測しますけど、
そういった戦いというのはこのAIと電力商品におけるこれからの世界の成長において非常に重要な鍵を握る戦いなんだと思います。
なので非常にトピックスとしては注目に値するトピックスなんだろうなというのを考えていました。
本日は以上になります。
それでは私のロングプットするイメージでフォローいただければと思います。
それではまた明日。
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