八女茶の魅力
こんにちは、日本茶インストラクターのねもとです。
この番組は、日本茶インストラクター資格を持つ私、ねもとが、日本全国あるいは世界のお茶にまつわる話を緩くお届けする番組です。
本日は、八女茶が美味しすぎるというテーマでお話ししていきますので、よかったら最後まで聞いてください。
私、ねもとは普段は音楽関係の会社でプログラマーとして働いておりまして、本業とは別に個人事業主としてお仕事の依頼も受け付けております。
例えば、カフェとか飲食店で日本茶を仕入れて何かしてみたいけど知識がなくてよくわからないんだよねとか、あるいはお茶の会社やってるけど店舗のウェブサイトを作りたいんだよねとか、オンライン販売してみたいんだよねといった方に向けてお力になれるかと思いますので、お気軽にご相談ください。
それでは本題なんですけれども、今日は福岡県の八女茶について語っていきたいと思います。
僕、今も飲んでるんですけど、今も1週間ぐらいずっと八女茶ばっかり飲んでて、めっちゃ美味しいです。毎日ごくごく飲めるんですよ。美味いですね。
八女茶の何がすごいって、まず甘みがすごいんですよね。
千茶なのに、砂糖を入れたんじゃないかっていうくらい甘いんですよね。砂糖って言うと聞こえ悪いかもしれないんですけど、本当に甘いんですよね。実際に飲んでみないとわからないんですけど、本当にびっくりしました。
で、新茶とかね、よく甘いって言われたりしますけど、僕はその季節の縁起物として捉えていて、そのフレッシュさを楽しんでるんですけども、新茶って秋頃のお茶に比べたら味わいがちょっと薄いとも感じる時があって、渋みがほとんどないから甘く感じるという感じ?僕の感じ方ですけど。
でも八女茶は全然違って、明確に明らかに下の上が甘くて、気になって、その八女茶がどんな産地なんだろうって思って調べてみました。
八女茶は産地は福岡県の八女市とその周辺地域なんですけども、この地域の特徴として、昼夜の寒暖差が大きいので霧が発生しやすく、上質なお茶の栽培に適しているらしいです。
なるほどなーって思いました。これ見て。他のお茶の名産地と呼ばれる地域もこういう特徴を持っている地域がありますね。標高が高くて、山の上で霧がよくかかるとか。
やめ茶。やめもそういう感じなんですね。きっと。
お茶の種類の話をしますけど、玉露とかぶせ茶と普通煎茶っていう種類があるんですけど、この玉露とかかぶせ茶っていうのは直射日光を遮って栽培をするんですね。
日光を遮るのを被覆って言って、被覆をしてお茶作りをするのを大石田栽培って言うんですけど、この直射日光を遮るとお茶の甘み、旨味が増すって言われてます。
ちょっと何が起きてそうなってるかは、僕は分からないんですけど、専門ではないので不思議ですよね。
要は、天然の霧が発生する気候そのものが直射日光にお茶の木が照らされる時間を減らして、上質なお茶作りに適した気候になっているみたいなことみたいです。
ヤメって玉露が有名なイメージはあって、ヤメの伝統本玉露とか聞いたことあるだけで飲んだことないんですけど、普通煎茶でこんなにうまいんだったら、玉露ってどんなレベルなんだろうなっていうワクワクが止まらないですね。
こうやってどんどん芋づる式にお茶のことが気になっていって、いろんな産地のお茶を開発されるのが楽しいので、皆さんもお茶ハマってみてください。
深蒸し茶の特徴
ヤメ茶についてさらに調べると、二番茶で収穫を止める茶園さんが多いらしいです。
今、6月中旬から7月上旬で、今収録しているときがまさに芽が伸びてきた二番茶の収穫時期なんですが、三番茶は1月下旬から8月ぐらいに収穫をするんですね。
なんですけど、ヤメではそれを収穫しないらしいです。
玉露とか抹茶の原料になる天茶栽培って、さっき言った被覆をして育てるんですけども、お茶の木に負担がかかるっていうのを最近、Xでお茶農家さんがポストしているのを見ました。
お茶の木に具体的にどう変化するのか僕はわかんないんですけど、そうらしいです。
ヤメはお茶の木を休ませるためにあえて二番茶まで止めるっていうことみたいですね。不思議ですね。
今飲んでいるヤメ茶が一袋だけじゃなくて、いくつか複数の銘柄を買ったんですけど、どれも深蒸し茶で作られているみたいですね。
深蒸し茶っていうのはお茶を作るときの蒸し時間、お茶の葉っぱを蒸していく時間が通常の普通天茶の2倍ぐらいあるかけて蒸す製法なんですけど、
そうすると普通は葉っぱが崩れて、お茶を入れたときにお茶の微粒子がけんだくって言うんですけど、濁ってというか、それがいい意味でまろやかで濁る感じになるんですね。
だからこそ、あまり時間をかけずにお茶をサッと入れるって言ってもすぐおいしく飲める、濃いお茶が飲めるよみたいなのが深蒸し茶なんですけど、
でもヤメの深蒸し茶は全然普通の天茶みたいに見た目がクリアで、これも驚きでしたね。
お茶の木を休ませて、木と葉っぱを太く強く育てているからこそ、蒸し時間が長くても負けないんじゃないでしょうかね。
だから深蒸しで作るのが適しているってことなのかなって思います。
というわけで今回はヤメ茶についてのお話でした。
本当においしいので皆さん飲んでみてほしいです。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。
ではまた。