1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #621 【談】具体的な話か..

僕がなぜこのPodcastを続けているのかについてお話します。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


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をご覧ください。

サマリー

【談】具体的な話から聞きたいだろうけどそうもいかない。 彼/彼女は、にゃおのリテラシーを考えるラジオを聞いています。 彼/彼女は、内言、電話、抽象化、経験、メタファー、話す練習、コンプレックス、ITリテラシーについて話しています。

【談】具体的な話から聞きたいだろうけどそうもいかない
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、具体的な話から聞きたいだろうけどそうもいかない、というものです。
木曜日は日頃考えていることを話しています。
今回の配信は621回目になります。
数値自体には全然意味はないのですが、我ながらよく続いているなぁと思います。
ご飯は毎日食べますが、それは生きるのに必要だからですよね。
そういう必要性が全くないことをこれだけ毎日続けたことは、長い人生の中ではなかったように思います。
このポッドキャスト配信が続いている理由はいくつかありますが、
その中でも大きいモチベーションとなっているのが、上手に話せるようになりたい、というコンプレックスから来る希望なのです。
実はこれ、僕にとってはかなり根深い願いなのですね。
僕はお調子者ですが、極端な上がり症でもあります。
人前で話そうとすると、キュッと心臓が締め付けられるような感じになって、言葉が上手く出せなくなってしまいます。
この感じを意識したのは、小学校1年生の頃でした。
言いたいことはたくさんあるのに、言葉が出てこなかったのです。
もう50年も経つのに、その感覚は今でも変わりません。
内言という言葉があります。
内側の内という字と、言語の言という字を組み合わせたものです。
物事を考えるために頭の中で使っているものですね。
人前で話そうとするときに、この内言が頭の中を駆け巡るというか、頭の中に充満してしまって、外に出す言葉がなかなか出せないのです。
僕はこの言葉が出ない瞬間がとてつもなく怖く感じるのですね。
たぶん、上がり生の方はだいたいそんな感じではないでしょうか。
例えば、お店で店員さんに声をかけるときも、頭の中で言うことを組み立てて、ものすごくリハーサルをして、意を決して話しかけたりしませんか?
だから、かかってきた電話を取るのはめちゃくちゃ怖く感じますよね。
そんな調子ですから、10人程度の人の前でも大変で、ずっとドキドキして、終わったらものすごい疲労感に襲われます。
この背景には色々な課題があります。
発声、発音もその一つですが、話す内容、順番をどうするかも大きな課題ですよね。
言いたいことが頭に充満してしまうと、何をどう話していくかの組み立てがうまくできないのです。
ただ、これは訓練で変えられそうですよね。
例えば電話がそうでした。
サラリーマン時代、所属する課の電話を取りまくっていたことがありました。
新人さんが入ってきたら、電話に出るのはぐっと我慢する、というくらいに出ていました。
慣れてしまえばそんなもんです。
まあそんな感じで、話す練習をするというのが、このポッドキャストの割と大きな目的なのです。
ビジネス的なコミュニケーションの基礎として、結論から話すというのがあります。
事実に即して話すことが徹底できているとき、これはとても大切です。
ただ、この話し方は、誰かを育てる、みたいな場面ではイマイチなのです。
多分これには具体と抽象の問題が関わっています。
具体的な話だけで済むときは、結論からがいいです。
でも、抽象的な話をする必要があるときは、これでは通じません。
そして、経験を積んだり年齢を重ねたりすることは、抽象化された知識が増えてくることなのです。
抽象化された結論を先に言っても、同じレベルの知識を持たない相手には全く伝わらないのです。
こういうときは、相手がわかる効果的なメタファーを使うか、そもそもというところから順を追って説明することが必要になります。
僕の場合は、これらがバーッと頭の中に広がって、うーん、何から話していいかわからないってことになっているみたいなのですね。
そんなわけで、素振り壁打ち的に話をする練習をしているのがこのチャンネルで、コンプレックスとの戦いが600回以上も続いているということになります。
あなたはいかがですか?話すということに同じような苦心をしていませんか?
こんな経験があるよという方、ぜひコメントで教えてください。
今回は、具体的な話から聞きたいだろうけどそうもいかない、という話をしました。
にゃおのリテラシーを考えるラジオ, 内言, 電話, 抽象化, 経験, メタファー, 話す練習, コンプレックス, ITリテラシー
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、「読書と編集」と検索して、ネコがトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
06:12

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